米国国家安全保障局が開発したSELinuxが注目されています。SELinuxを導入すれば、高価な軍事レベルのOSを動かしている高信頼セキュリティシステムにしかなかったような高度なセキュリティ技術をLinuxシステムで利用できるようになります。つまり、攻撃や侵入の危険性を大幅に低減できるわけです。ただし、これは適切に管理されたSELinuxを使っていればの話です。SELinuxを適切に管理するためには、SELinuxが持つ複雑な機能、独自の考え方、ポリシー設定を理解する必要があります。本書では、SELinuxの概念・導入・設定方法をわかりやすく解説します。これからSELinuxをはじめる技術者にとって必須の入門書となるでしょう。
すべてのDebianユーザーに要望の高い各種設定&カスタマイズのための情報を満載した、たいへん使いやすく便利な1冊。
あの本格OSが無料でパソコンで動く。
初代SL-C700から話題のSL-C1000まで幅広く対応。Linuxザウルスの素朴な疑問から標準機能を超えた高度なテクニックまで106の項目で気になっていたあのこと、知りたかったあの方法がわかる。
本書は、システム管理のツールとしてのKnoppixの使用法を詳しく解説し、Knoppixの力を最大限に引き出します。その内容は、緊急用サーバ(ファイルサーバ、Webサーバ)の構築、ネットワークセキュリティ監査の方法、破損したWindows/Linuxシステムの修復、パーティションのサイズ変更、ファイルの復旧、パスワードのリセット、ウイルススキャンなど。KnoppixをカスタマイズしてオリジナルのCDブータブルLinuxを作成する方法も詳しく解説します。付録CD-ROMにはKnoppix3.8日本語版を収録しました。
Tigerの謎を暴くUNIX的超活用。コマンド操作からサーバ構築まで俺流Tigerにカスタマイズ。
本書は、LinuxのひとつであるFedora Core 4をインストールし、個人が普段利用するOSとして活用する方法を解説しています。グラフィカルなインターフェース上でWebやメール、音楽、DVDムービー、周辺機器による機能拡張など、Linuxでさまざまなことが楽しめます。また、Windowsパソコンとのファイル共有の方法や、Webサーバーを個人で手軽に構築する方法なども記載しており、サーバーOSとしてのLinuxの基礎知識も同時に身につく構成になっています。
本書は、代表的なオープンソースデータベースであるPostgreSQLの入門書です。最新バージョンのPostgreSQL8に対応し、初心者にも優しく、さらに利用時に役立つ情報も盛り込んだ解説書です。新しいPostgreSQLでは、ユーザー待望のWindows版が提供されました。本書ではLinux版とWindows版それぞれの導入について解説し、GUIアプリケーション(pgAdmin3)による操作、SQLによる操作の両方を網羅しています。また、PHPとJavaによるアプリケーションの構築も解説し、1冊でPostgreSQLを十分に利用できるように配慮しました。付録として、PostgreSQLのSQLと関数のリファレンスも収録し、CD-ROMにはPostgreSQL本体はもちろん、Windows用インストーラ、pgAdmin3、サンプルコード、日本PostgreSQLユーザ会の翻訳ドキュメントも収録しています。
これまではパソコンの能力も弱く、辛うじて動く程度だった「仮想コンピュータ」も、パソコンの能力が格段に向上したことによって、実用的な速度で動作するようになりました。「VMware」は、高機能な「仮想コンピュータ・システム」ですが、それだけに運用には知識やノウハウが必要になることもあります。そこで本書では、「VMware」を利用する上で分かりにくい独特の操作や設定方法などについては、実例を挙げて詳しく解説しました。
インストールから基本操作までフルカラー図解で解説。Linux初心者向け。
史上初!各分野の第一線で活躍するライター陣が、独断とこだわりに基づき、IT・コンピュータ用語を“オレ流”に語る、知っておいた方がよい用語を厳選した画期的な用語事典。スラスラ読める、重要用語が一気にわかる、プロが厳選した14分野863用語収録。
本書では、まず、データベースの概念やデータベースを使う意義から始まり、PostgreSQLのインストール方法や各種機能の解説、Webアプリケーションの作成、そして最後に管理技法やパフォーマンスチューニングまでを解説しています。取り上げるバージョンは8.0.xを対象にしています。
本書は、大学学部生・大学院生が、卒業研究や修士・博士の研究で使用するロボットから、ロボカップの中型ロボットリーグで実際に活躍するレベルのロボットを製作する際の参考書として、ロボット製作に必要なさまざまな予備知識からロボットのハードウェア・ソフトウェア作成までの内容を網羅している。
第1章 ロボカップ・サッカー中型ロボットリーグ
1.1 はじめに
1.2 現在のロボカップ戦略構想
1.3 ランドマークプロジェクトとしての意義
1.4 なぜサッカーか?
1.5 ロボカップ・サッカーのリーグ構成
1.6 ロボカップ・サッカー中型リーグにおける基本研究課題
1.7 本書の構成
第2章 ロボットの構成
2.1 全体の構成
2.2 視覚センサ
2.3 レンジセンサ
2.4 タッチセンサ
2.5 独立2輪駆動型移動機構
2.6 全方向移動機構
2.7 キックデバイス
2.8 通信器
2.9 モータ制御器
2.10 OS(Linux)
2.11 OS(Windows)
第3章 Linux
3.1 Linuxの種類と特徴
3.2 Linuxの使い方
3.3 ロボット制御のためのリアルタイム処理
3.4 マルチタスクプログラミング
第4章 ロボットの視覚情報処理技術
4.1 画像取り込み
4.2 画像処理装置
4.3 ロボカップでの画像処理技術
4.4 今後必要とされる視覚情報処理
4.5 お手軽画像処理プログラミング
第5章 台車制御
5.1 制御系
5.2 移動ロボットの運動学・逆運動学と経路生成・追従
第6章 行動生成
6.1 衝突回避
6.2 協調行動
第7章 関連事項
7.1 リーグ内の構成
7.2 ルールの制定手続き
7.3 参加表明と資格認定
7.4 会場へのロボットの搬送
7.5 会場にて
7.6 ロボカップ日本委員会
7.7 JapanOpen
わが国の産業界を支え順調に成長してきた業界の姿と主要企業のプロフィール、最新動向を詳説。
「日経エレクトロニクス」誌と「日経バイト」誌は、危機的な状況にある組み込みソフトウエア開発の現場に取材し、多くの記事を掲載してきました。また、開発の最前線にいる方々を講師に招いて、専門セミナーを繰り返し開催してきました。本書は2004年7月以降に両誌に掲載された記事と、この期間に開催したセミナーから計10本の講演録を書き起こし、整理・分類して収録したものです。
LDAPディレクトリサービスの最新動向に焦点を当てた技術情報ガイド。三大特集では、オープンソースのOpenLDAPの実践的な使用法を徹底解説します。その他、Fedora Directory Server、Active Directory、クライアントプログラミング、Berkeley DB、サービスの新規導入/移行の企画立案術など、注目の話題も満載です。
ソフトウェア産業からひも解く中国社会の最新事情。日本が知るべき重要ポイントを完全網羅。