入会研究の水準を高めた著者の集大成!入会を歴史学・経済史学・法制史学・林政史学・民俗学・法律学と多彩な領域から検討し、法社会学に独自の研究分野を打ち立てた全貌である。法社会学・民法学者はもとより関連諸学者・実務家の必読の書。
『資本論』によるマルクス学派の特質が、新古典派経済学、不均衡累積的動学理論、現代オーストリー学派、新リカード学派、貨幣数量説の現代的諸類型、シュンペーター、ケインズとポストケインズ学派などの広範な現代的非マルクス学派との緊張関係のなかで再考されている。前著『現代資本主義のダイナミズム』の姉妹編。
本書は、介護支援専門員(ケアマネジャー)の受験資格をお持ちの方々で専門員の資格を得るため試験を受けたいという人たちのための受験教科書です。単なる受験のための教科書ではなく、介護保険制度そのものを理解するための手引き書です。
インドという「国民国家」が21世紀にどのように変容していくのか?-人口10億人、有権者数が6億人を超える「世界最大の民主主義」インド政治の全体像を浮き彫りにする。
社会主義体制の枠内で進める「自由化」とは-。カストロのヒューマニズム思想は堅持できるか。
ダーウィンの『種の起源』執筆に多大な影響を与えたアルフレッド・R・ウォーレスはダーウィンよりもはるかに広範な分野の問題を取り扱った作品を発表している。思索的で組織的な博物学的旅行記のほかに、貿易不振の原因を論じ、土地国有化論を提唱したりもした。進化の理論とその詳細な事実に関しては疑いもなく非のうちどころのない傑出した思想の持主であった。本書は生物進化の起源を求めての旅行記である。
過去50年間の中国の教育を多方面から詳細に分析。21世紀に中国が目指す「教育立国」へ向けた提言。
マルクス主義における最も詳しい、民族問題の体系的な理論化の試み。
四十数年に亙って書きつづけてきた労働問題・社会政策と福沢諭吉をはじめ、日本経済学史・思想史にかんする研究集成。
介護保険制度が利用者にとって本当に良いものかどうかは、ケアマネジャーの質の高さにかかっているのです。そこで本書は、基本テキストに準拠したうえで全ての範囲を偏りなく網羅しています。試験に出題される可能性の高い重要な箇所を厳選し、本番さながらの60問の模擬試験を4回こなせる構成になっています。
ファシズムと群衆の関係を論じて、ドイツの思想界に一石を投じたエリアス・カネッティの『大衆の力』から四十年が経った。ポスト・モダンのIT社会において、近代市民社会の主権者であった「大衆」はどこに向かっているのか?一昨年『人間界の規則』でドイツに一大論争を引き起こしたスローターダイクが、ホッブス、スピノザ、ニーチェ、ハイデッガーを結ぶ「主体性」論の系譜から、影の近代史としての「大衆」の歴史を再構成していく。
「現在」の現状分析を試みる以上は、市場や産業の動きや経済政策の移り変わりだけを追いかけるのでは、複雑な世の中をきわめて局所的にしか観察していないということになる。そこで、社会的・文化的なコンテクスト(文脈)というものを視野に入れた「現在」へのアプローチが必要になってくる。
社会人入試の主要大学・大学院の英語の過去問題を選び解答・和訳と解説をつけて編集。合格のための貴重な一冊。