戦後文学の旗手・椎名麟三の文学世界に、学界の第一線で活躍する14名の論者が結集!未だかつてない伝記的、演劇的、比較文学的領域にまで迫る。
96歳の長寿を全うした元日本ペンクラブ会長芹沢光治良の、習作期から晩年の『神シリーズ』に至る代表作を詳細に分析。その真摯な生き方と高邁な文学理念、そして現代への警鐘を浮かび上がらせる。
7つのテーマからはいる心理学の世界。心理学をまなぶ前に読む本。
説得的コミュニケーションの効果を研究する上で、基本的かつ重要な「Communication Discrepancy」の問題に解決を与えようとしたのが日本生れの「態度変容理論」であり、本書で提唱しようとする理論である。
絵を書くことでわかった今までの自分、今の自分、そしてこれからの自分…。103枚の作品を通して見つかる「過去」「現在」「未来」の本当の自分。
本書は、十七世紀の東北地方の俳諧史を「仙台」を中心にまとめたものである。
古代における人々は人間の目の生理的な機能の限界を超えて、何を見ようとしたのか。何をとらえていたのか。その陰なる存在態“影”の歴史を考察し、文学とのかかわりを論ずる。