「グッドモーニング」は、単なる「おはよう」ではない。「よい朝でありますように」との願いがこめられている。ことばの裏には、それを使う民族の心と感情が秘められているのである。「うつくし」「きよら」など、日本語独特の表現を題材に彼我のことば感覚の相違を探り、英語苦手を克服する秘訣を解き明かす。
神秘にあふれる生命の不思議と人類の起源を求めて、今、進化の跡をたどる旅が始まる。さあ、大古の海へタイム・トラベル!
1億5000万年の間、この地球に君臨し、栄え、進化し、そして突然滅んだ恐竜たち。その謎に満たち歩みを追って、過去への旅は続く。
今、図書館があぶなくなっている。国家機密法、行革による図書館財政の圧迫と民間委託問題-図書館をとりまく暗黒の正体を探り、全国各地の動向や、歴史を通して、現在、図書館員に与えられる教訓は何かを考える。
もうふぶきの1月の夜、いじわるなまま母にいいつけられて、女の子はマツユキソウをさがしに、森に出かけました。こんな冬のさなかに、春の花が見つかるはずもありません。ところが森の中で、女の子は、ふしぎな12人の人びとに出会いました。そして、そこでー。12の月全部と、一度に出会った女の子の、この魅力的な物語りは、ボヘミアの民話を、サムエル・マルシャークが、再話したものです。
「セックスは愛しあっていれば自然なことだわ。あんたの考え、ちょっと古いんじゃない?」と親友のヴィダ。「どうしてまだ経験したくないっていうとみんなバカにするの。バージンのどこが悪いの。興味はあるけど、まだ早すぎるわ」とフィン。そんなフィンにBFができた。ちょっと年上で、学校も中退したけれどとってもステキな人。まわりは反対するけれど、フィンは彼だけをみつめていた-。恋することへの不安とときめきに揺れる15歳の少女の心をいきいきと描く、さわやかなラブ・ストーリー。
クリスマスの前の週、最初の雪がふわりとふった。こギツネたちは大よろこび。外にでてあそびたい。でも、おばあさんはゆるしません…。愛らしくユーモラスなこギツネたちの様子が楽しい心あたたまる絵本です。
ハンコの歴史は古い。メソポタミアのシュメール人が発明した財宝封印用の円筒印章に始まる。以来、ハンコは、東漸・西漸を繰り返しつつユーラシア全域に広まって行った。ヨーロッパで、中近東で、中国で、そして日本でハンコはいかに作られ、使われてきたのか。そのルーツと変遷をたどる。
カブト山はわたしに、いろいろなことを教えてくれました。今まで、枯れ木が落ちていても、ただの枯れ木としか見ていませんでしたが、今では、生きものの“生活の場”として見るようになりました。小さな枯れ木の中にも、たくさんの生きものが生活していること、そしてそれらが、食べたり食べられたりしながら-つまり食物によってつながってくらしていることを理解していただきたいと思います。
本書は図書館を愛する住民、労働者、図書館員が共に立ち上がり、ねばり強く闘った記録であり、当局とのはげしい理論闘争の集約でもある。文書、チラシ、発言などの資料も多数収録。全国で行革と闘う住民、労働者に贈る。