国内の主要な環境法を中心に取り扱う。GX,自然再興,循環経済といった環境法政策の目まぐるしい動きを的確に反映したほか,環境をめぐる紛争についても丁寧に解説。各所に配置した設問や,重要用語・重要センテンスの明示など,学習に配慮した一冊。
第1編 環境法総論
第1章 環境法と環境訴訟──イントロダクション
第2章 環境法の基本理念・原則,各主体の役割
第3章 環境政策の手法
第4章 環境基本法
第2編 環境法各論
第5章 環境影響評価に関する法 第8章 自然環境・生物多様性に関する法
第6章 汚染排出の防止・削減に関する法 第9章 環境保護の費用負担に関する法
第7章 循環管理法 第10章 地球温暖化問題に関する法
第3編 公害・環境事件の司法・行政的解決
第11章 公害・環境訴訟と公害紛争処理 第12章 各種の環境訴訟
「共生社会の実現」が提唱される現代では,薬剤師や薬局にもユニバーサルデザイン(UD)の取組が求められている.本書では,UD誕生の背景から日本における発展,さまざまな障害のある人の基本的知識とサポート方法,さらに服薬場面や薬局での困り事に対するハード面,ソフト面での支援を解説.UDにかかわる具体的な事例,周辺情報,最新の商品紹介も盛り込んだ.
第1章 ユニバーサルデザイン(UD)の成り立ち
1.1 ユニバーサルデザインが生まれるまで
1.2 日本におけるユニバーサルデザインの広がり
1.3 情報提供のアクセシビリティ
第2章 日本で発展するユニバーサルデザイン
2.1 日本社会とユニバーサルデザイン
2.2 カラーユニバーサルデザイン
2.3 色弱について
2.4 高齢者の色覚変化
2.5 国内錠剤の色
第3章 患者の多様性(ダイバーシティ)と求められる対応
3.1 高齢者について(加齢による身体能力の低下)
3.2 障害のある人への対応
3.3 肢体不自由
3.4 視覚障害
3.5 聴覚障害
3.6 内部障害
3.7 オストメイト
3.8 知的障害
3.9 精神障害と精神障害者
第4章 患者と薬剤師の間のユニバーサルデザイン
4.1 期待される薬剤師の役割
4.2 内用薬:錠剤・カプセル剤・散剤
4.3 外用薬:点眼剤
4.4 外用薬:貼付剤
4.5 外用薬:軟膏
4.6 市販薬
4.7 子どもと薬の安全
第5章 薬局のユニバーサルデザイン
5.1 薬局機能情報提供制度:自分に最適な薬局選び
5.2 薬局のユニバーサルデザインとは
5.3 駐車場から薬局に入店まで(往路・復路)
5.4 入店から受付
5.5 待合室:設備
5.6 待合室:五感を生かした環境
5.7 一部負担金の徴収
5.8 事前の情報提供
日本初の公立総合植物園として知られ、国内最多の約1万2000種類を保有する京都府立植物園は、絶滅危惧植物の保全活動をおこなう拠点園の一つとしても知られている。
本書は同園の元園長が約30年にわたって日本各地で撮影した絶滅危惧植物の写真を中心に、代表的な種の生態や特徴を解説する。
そのほか、生物を取り巻く環境の変化や保全活動の現状、レッドリストや生物多様性など、私たちが知っておくべき問題点や取り組みをまとめた、日本における希少植物を知るための恰好の案内書。
話題のSDGs関連本としてもオススメ。
【本書の特長】
◆代表的なものから愛好家の多いものまで112種を紹介
絶滅危惧植物の象徴のようなホテイアツモリソウをはじめ、人気のラン科や愛好家の多いカンアオイまで“知っておきたい”種や属を多数収録。
◆日本各地で撮影した貴重な写真を掲載
絶滅危惧植物の保全拠点園の一つとして知られる京都府立植物園の元園長が約30年にわたって撮りためた写真を一挙掲載。花のアップや自生地の様子も。
◆知っておきたい関連情報も網羅
危険度ランクやレッドリスト、種の保存法、生物多様性を守る意義など、重要な基本項目の解説も充実。実際の保全活動の方法や事例も紹介。
Part1 絶滅危惧植物とは何か
日本の絶滅危惧種の半分以上は植物
危険度を示す3つのランク
定性的な評価と定量的な評価
レッドリストとは何か
植物ではいまや調査員が絶滅危惧
もう一つの絶滅危惧種のカテゴリー
私たちを取り巻く環境の変化
生物多様性とは何か
多様性はなぜ必要なのか
単一の植物で構成される森や畑は弱い
多様性がもたらす利益
絶滅危惧植物を守る方法
域外保全で最も気をつけること:善意による多様性の低下
地域の協力でより良い域外保全を
植物たちの声なきSOSを聞く
Part2 絶滅危惧植物図鑑
アツモリソウ属
アマミアセビ
アマミカジカエデ
ウケユリ
エビネ属
オオキンレイカ
オグラコウホネ
カイコバイモ
カミガモソウ
カンアオイ属
カンラン
キブネダイオウ
キレンゲショウマ
クモイジガバチ
コウシュンモダマ
コケセンボンギク
コケタンポポ
コブシモドキ
コブラン
サクライソウ
サクラソウ属
シソバウリクサ
シマオオタニワタリ
シマタキミシダ
シモダカンアオイ
ショウキラン属
ジョウロウホトトギス類
スゲ属
ソナレセンブリ
タキミシダ
タヌキノショクダイ
テンナンショウ属
トキソウ
トキワバイカツツジ
トクシマサイハイラン
トビカズラ属
トラキチラン属
ハナノキ
ヒメシラヒゲラン
ヒメハイチゴザサ
ヒロハタマミズキ
ホシクサ属
ホテイラン
モダマ
ヤクシマヒメアリドオシラン
ヤシャビシャク
ヤドリコケモモ
ワダツミノキ
対馬の植物 など
本書は、エンジニアカルチャーを根付かせ、採用力を劇的に高める「技術広報」のノウハウを、実践的かつ網羅的に解説します。
本書では、テックブログの具体的な運営ノウハウに加え、エンジニア同士が自然に集まり、互いに刺激を与え合いながら共に成長していくような活気あふれるコミュニティを創るためのイベント企画や運営手法についても解説しています。さらに、著者が実際に大手自動車メーカーの子会社で取り組んだ、テックブランド確立のための活動事例や、ゼロから技術広報組織を立ち上げるまでの具体的なプロセスも紹介します。
第1章 企業成長の鍵はカルチャーにあり
第2章 カルチャーは待っていても育たない
第3章 組織内外との連携
第4章 コンテンツの質と多様性
第5章 社外への発信強化
第6章 テックブログの未来
教育的配慮が行き届いた学部生向けテキストの9年振りの改訂.細胞生物学の基本原理(各章タイトルの前半に提示)を身につけることに重点を置き,細部の知識に留まらず,細胞の総合的な理解を促す.第3版では,この分野の研究の進展が反映され,進化の視点も取り入れられている.また,教育経験豊富な共著者が加わり,本書の特長がより強化された.コラムの各種BOXは充実し,章末問題は大幅に追加されている(解答は巻末に掲載).本来の細胞生物学の魅力を学生に伝える好著.
第1章 生命とはチームスポーツであるーー細胞の多様性の進化
第2章 DNAは生命の教則本であるーー核酸の構造と組織化
第3章 タンパク質は進化の原動力であるーーポリペプチドの構造と機能
第4章 膜は区画の境界を定める複雑な流動体であるーーリン脂質と膜構造
第5章 細胞骨格は生命の構造的複雑性のための構築基盤を形成するーー中間径フィラメント,微小管,アクチンフィラメント
第6章 多細胞性の台頭ーー進化上の重大な転機
第7章 核は細胞の頭脳部であるーー核の構造とDNA複製
第8章 RNAはDNAの情報をタンパク質の活動に結びつけるーー転写翻訳タンパク質の選別
第9章 内膜系はほとんどの高分子の搬入と搬出のための装置として働くーー膜交通
第10章 化学結合とイオン勾配は細胞の燃料であるーー細胞の代謝とエネルギー貯蔵
第11章 シグナル伝達のネットワークは細胞における神経系であるーーシグナル伝達と細胞のコミュニケーション
第12章 タンパク質複合体は細胞の意志決定装置であるーー遺伝子発現の制御
第13章 細胞周期の進行時は細胞の一生のなかでもっとも傷つきやすい時期であるーー細胞の誕生と死
第14章 人間の活動は進化におけるパラダイムシフトを誘発するーーバイオエンジニアリングと人為的な選択の探求
人口減少下の地域社会は、いかに未来を描けるのか。外国人起業家・高度人材の実証分析を通じ、制度の課題と可能性を検証。地域と外国人がともに築く持続可能な未来像を提示する。
現代の日本は、経済や社会の縮小・衰退に伴って発生する諸問題に直面している。現代の日本が必要としているのは、拡大・成長路線に復帰することではなく,経済や社会の縮小・衰退を受け入れる価値観を育み、当面する課題に対処することができる新たな理論や概念を構築していくことではないか、こうした問題意識に立ち、文字通り「ポスト拡大・成長の経済地理学」を検討する。
第1部 地域構造の過去と現在/第1章 戦後日本の地域構造・都市構造と再生産 /第2章 ポスト拡大・成長社会における労働市場の地理的多様性/第3章 若者のライフコースからみた大都市圏と地方圏をめぐる地域格差/第2部 地方創生と再生産をめぐって/ 第4章 「地方創生」の目的論/ 第5章 政治経済学的人口地理学の可能性 /第6章 融けない氷河 : 「就職氷河期世代」/第7章 再生産の困難性,再生産と主体性/終章 資本主義の危機としての少子化
ビジネス×アカデミックの知見から生み出した、唯一無二のプロフェッショナルになる方法!
【どこへ行っても通用する人になれる!】
AI などのテクノロジーの進化が加速し、ジョブ型雇用が当たり
前の時代、代わりがきくジェネラリストでは生き残れません。
本書ではビジネスパーソン×研究者というハイブリッドキャリア
の著者が、スペシャリストになる学び方を伝えます。
並べたり、グラフを作ったり、野菜を観察したり。外に出なくても楽しい取り組みもたくさん。花・鳥・虫・獣から日食・月食まで、観察力と思考力をはぐくむアイデア集。
◯"Global Change Biology"(オックスフォード大学出版局,2021)の翻訳
◯地球環境の変動が生物に与えている影響をテーマに豊富な図で丁寧に解説
◯「学習成果」「事前チェック」「基本知識」「まとめ」など読者の理解を助ける構成
◯オールカラー.訳者による日本語版オリジナルのコラム付き
【主な目次】
◯ユニットI 背景
1章 グローバル変動生物学への招待
2章 生命の歴史
3章 人類の誕生
4章 人新世
◯ユニットII 地球変動ストレス要因に対する応答
5章 主要な応答:移動
6章 主要な応答:調節
7章 主要な応答:適応
8章 主要な応答:死滅
◯ユニットIII 地球変動に対する複雑な応答
9章 群衆レベルの反応
10章 生態系レベルの反応
11章 地球変動時代の環境保全
◯ユニットIV 将来への展望
12章 生物多様性と人間社会の利益を一致させるために
◯ユニットI 背景
1章 グローバル変動生物学への招待
2章 生命の歴史
3章 人類の誕生
4章 人新世
◯ユニットII 地球変動ストレス要因に対する応答
5章 主要な応答:移動
6章 主要な応答:調節
7章 主要な応答:適応
8章 主要な応答:死滅
◯ユニットIII 地球変動に対する複雑な応答
9章 群衆レベルの反応
10章 生態系レベルの反応
◯ユニットIV 将来への展望
11章 地球変動時代の環境保全
12章 生物多様性と人間社会の利益を一致させるために
個体レベルから分子レベルまで、ストーリー性をもたせた記述と、カラーの美しい図版により、生物学への興味を引き出します。生物学の発展や高等学校での教育内容をふまえ、細胞レベルや神経系の記述、染色体・遺伝子・DNAの説明の流れを充実させています。また、古典的な遺伝学や物理・化学の基礎知識をまとめた巻末資料や、随所に設けた側注により、専門用語でつまずかないように工夫されています。
*本書は「系統看護学講座」の1冊として刊行されたものを、装丁を改め「基礎教養コレクション」としたものです。
中学校で日本語支援を受ける、外国につながりのある生徒を対象とした日本語教科書シリーズの第二冊目です。
本シリーズは、短期間で各教科の授業に参加できるようになることを目標として作られています。また、生徒が自分で考える力を養い、学習に主体的に取り組めるようになることを目指して、「生徒が自分で考え、理解する」ことを重視しています。
本書は、教科学習への橋渡しを目指して、教科を学ぶ際に必要な「改まった日本語」を学びます。
学校生活編ではテスト、部活、文化祭など学校生活に関わりのあるテーマを取り上げましたが、社会生活編では、生徒たちが日本の文化や社会へ意識を向けられるよう、ポップカルチャー、ことわざ、地震、環境問題などをテーマとした文章を読み、自分の感想・意見を考える構成になっています。
生徒の理解を助けるイラストや図を多用していますので、先生・支援者とともに楽しくお使いいただけます。
対象:日本語支援を受ける、外国につながりのある中学生(初級を学習した生徒)
レベル:初中級〜中級
構成:全16課
表記:漢字かな混じり ルビつき
翻訳:英語・中国語・スペイン語の語彙訳付
地球の陸地の4分の1を占める『山岳』。山は、主要な河川の源で、私たちの生活に欠かせない水を供給しています。山の存在は、気象パターンに影響を与え、生物や文化の多様性をはぐくむ中心的役割を担ってきました。地下資源鉱物の宝庫で、レクリエーションの場も提供しています。いま、気候変化の影響を強く受け、山は急激に変化しています。本書は、山に関して、私たちが知っておくべきことを国際的な視点で非常にコンパクトにまとめています。そして、山の恩恵を受けてきた私たちの社会が、山の変化に対して地球規模で取り組むべき課題を提示しています。本書を読み終わった時、山の見方が変わっているかもしれません。
有機農業に取り組む農家(経営体)は現在、全国に約6万9000戸(2020年センサス)。しかし、その63%は65歳以上で、うち7割は後継者がいない。一方で、新規就農者の約20%が有機農業に取り組んおり、先駆者の知恵や技術が失われてしまう前に有機農業技術を伝承することは喫緊の課題である。
本書は「共通技術編」「作物別編」の2巻セット。執筆者は合計350名を超え、所属は農林水産省はじめ、各都道府県の農業試験場、普及センター、各市町村役場、大学や農研機構、日本有機農業研究会、日本有機農業学会、民間稲作研究所、自然農法国際研究開発センター、そして農家も100名以上登場!農文協の機関雑誌『現代農業』に登場する農家たちにも、試行錯誤して磨き上げた農業技術を紹介していただく。
有機農業にはさまざまな農法や考え方があるが、本書はそれらの違いを乗り越えた1冊。ベテランも新人も、農法の違いも関係なく、循環型で持続可能で生物多様性で脱炭素を目指す、すべての農家が有機的に繋がる本という思いを書名に込めた。
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目次
2分冊・内容
第1巻 共通技術編(約1100頁)
■第1部 有機農業とは何か
■第2部 有機農業と炭素貯留、生物の多様性
■第3部 有機農業の共通技術
■第4部 農家の有機資材
■第5部 減農薬の技術
■第6部 話題の有機栽培
*付録 天敵に影響の少ない農薬一覧/有機JASで使える資材一覧/有機農業の推進に関する法律ほか
第2巻 作物別編(約1100頁)
■水稲
■畑作・転作作物
■野菜・花
■果樹
■茶
■畜産
*索引
生物界の基礎生産を行い、酸素の供給源ともなっている植物に関して、その多様性、生理、発生、生化学、生殖、成長、他の生物との相互作用について説明する。さらに、合わせて医薬、食料や環境修復、園芸など暮らしとの関わりに関する応用植物科学の側面も解説する。植物について、その生物学的な基礎を理解するとともに、環境や他の生物との関わりを理解する、また私たちの暮らしと植物の関わりについても、理解と関心を深めることが目標である。
1.さまざまな植物たちーその多様性と暮らし 2.光合成と一次代謝 3.発生・成長(1):植物の体制と胚発生 4.発生・成長(2):休眠・発芽と伸長 5.発生・成長(3):根 6.発生・成長(4):シュート 7.発生・成長(5):花芽形成 8.発生・成長(6):受粉と受精 9.形態の可塑性と環境適応 10.動物との相互作用ー食害、送粉、種子散布 11.植物間の相互作用ー競争、寄生、生殖隔離 12.微生物との相互作用ー病害、共生、寄生 13.特化代謝と私たちの暮らし 14.現代社会と植物科学ー農業・健康・環境 15.最後に:植物と植物学ーまとめと復習を兼ねて
現代社会の食料の生産・貿易・消費の構造は、グローバルな環境システムとどのように関わっているか。「環境と親和的な美しい産業」としての農業は単なる幻想か、農薬や化学肥料は環境を破壊するのか。食料自給率や飢餓や貧困というグローバルな問題を農業経済学はどのように問うてきたのか。これから我々はどのように食べ生きるべきか。「持続/維持可能」な「開発/発展」をめぐって繰り広げられる全14章。明治大学食料環境政策学科の専任教員全員による多彩かつ総合的なテキスト。
序章 Sustainabilityと農業、農村、食ーーーー廣政幸生
第1部 環境編
第1章 農業は環境にやさしいかーーーー藤栄 剛
第2章 持続可能性と会計ーーーー本所靖博
第3章 コモンズとしての農村環境ーーーー市田知子
第4章 エシカル消費を楽しんでもらう3つの方法ーーーー岡 通
太郎
第2部 食料編
第5章 飢餓の撲滅は可能かーーーー池上彰英
第6章 生乳のフードシステムと有機牛乳ーーーー大江徹男
第7章 食料貿易と持続可能性ーーーー作山 巧
第8章 食ビジネスと持続可能性ーーーー中嶋晋作
第3部 農業・農村編
第9章 世界農業の起源と多様性ーーーー暁 剛
第10章 農業政策の展開と日本農業の持続可能性ーーーー橋口卓也
第11章 農業における家族経営の重要性ーーーー竹本田持
補章 農業への企業参入ーーーー古田恒平
第12章 地方に放置された資産の対策とそのゆくえーーーー片野洋平
第13章 農村の内発的発展ーーーー小田切徳美
近年、生物科学は、遺伝子科学、ポストゲノム研究、そして他の自然科学分野の新しい成果を取り込むことで大きく変容した結果、生物の理解をめざす基礎科学にとどまらず、産業分野、医療分野で革命をもたらしつつある。本書は、生物科学を理解するうえで必要な基礎知識から最先端の話題までを概説した教科書である。まず細胞や組織の構造、物質代謝、遺伝情報などの基本を修得し、続いて内分泌系、神経系、胚発生など生物個体の制御系を学ぶ。その後、生物進化や生態系、そして産業応用、環境保全、生物倫理についての最新の話題にふれる。生物学の各分野の第一線で活躍している研究者らが長年の講義等での経験をもとに、わかりやすく解説した一冊である。
「似ている」からこそ「違い」がわかることがある。霊長類に学ぶことで「人間とはなにか」という本質を考える。