人工知能は経済をいかに変容させるのか。歴史や理論、データに基づいた客観的なエビデンスを踏まえて、学術的な議論を展開する。
経済学の多様なフィールド(マクロ経済、労働、教育、金融、交通、生産性、物価、再配分、歴史)を取り上げ、過去から最新の技術進歩のエピソードや研究動向を整理し、さまざまな知見をもとに今後の技術進歩の社会経済に与える影響や留意点、政策含意を検討する。現在の経済学研究の到達点を示す「学術書」。
変形性膝関節症(膝OA)は痛みや腫れ,可動域制限などの症状によりQOLを損なう,ロコモティブシンドロームの代表的な疾患の一つである.本ガイドラインは,2010年・2015年に公開された日本語版OARSIガイドラインから内容を刷新し,欧米の最新のガイドラインを踏まえ,Mindsの推奨する作成基準に沿って膝OAの疫学・病態・診断,生活指導や薬物療法から手術療法およびリハビリテーションまで多様な治療法を詳細に分析し推奨度を示した.
もっと身近に!
サクッとわかる医療情報
発刊から10数年経っても、戦うために必要な武器(知識)は同じ。システム構築や日常管理を、関係者のハラハラするような本音や実践的な事例から学べる、医療情報システムのバイブル。新たな情報も大幅に追加!!
医療関係者には“医療情報システムの構築・運用・更新の具体的なポイント”を,企業スタッフ(SE)やベンダ関係者には“臨床現場のユーザーの思いと医療のなかのニーズ”を提示。医療情報分野の矢面に立つ“すべての医療スタッフ”をサポートする入門書の改訂版。
・近年の情報処理技術,法令・ガイドラインの変化に対応
・システム導入に加えてリプレイスにも対応
収載:Q&A ここがポイント 用語集 付録資料
1.構想・計画(奥田 保男)
構想段階/プロジェクト推進体制/スケジュール/ベンダ選定/要求仕様書/ワークフロー
2.設計・構築(田中 雅人・谷川 琢海・横岡 由姫)
ネットワーク/医用画像管理システム/放射線部門を取り巻く情報システム/法令・ガイドライン
3.教育・運用(中元 雅江)
教育/リハーサル/運用マニュアル
4.保守・管理(林 哲也・小杉 壮・谷川 琢海)
5.相互運用性(中島 隆・奥田 保男・横岡 由姫)
標準化/DICOM/HL7/IHEと要求仕様書/JJ1017コード
6.用語(原瀬 正敏・谷川 琢海・横岡 由姫)
2023年1月に発刊された東洋経済ACADEMICシリーズ【次代の教育・研究モデル】シリーズの第三弾。
生成系AIの台頭により、大きく変容する社会と教育業界。複雑化する国際情勢とも絡み合い、先行き不透明の時代性は深刻化しつつある。こうした時代を生き抜く上で鍵となり得るのは、学問の枠組みや文系・理系といった縦割りの構造を超越する「新しいサイエンス」だ。高等教育業界においては、データサイエンスを中心に新進気鋭の知見を活かした教育・研究のモデルの構築が各大学により推進されている。いかに多様なグローバルイシューに対峙するイノベーションを創出し、持続可能な社会を構築するか。各大学のモデルを通して、深まりつつある次代の教育・研究の価値を紐解く。
■Message
小説家 平野 啓一郎
「今、人間はどうあるべきか。人間を映す「鏡」として現れたAI--」
■巻頭特集
01アドビ株式会社 教育事業本部 執行役員 本部長 小池 晴子
「追求せよ、AIの透明性」
02特別対談:東京大学 大学院 松尾 豊 教授 × 東京大学 大学院 高城 頌太 さん
東京大学 松尾・岩澤研究室
「なぜ、日本は世界に負けるのか。AIの進化に取り残される日本の現実」
■CASE STUDY 最先端に触れる
01「空間」の最先端
一橋大学×三菱地所
「社会課題に対峙するソーシャル・データサイエンス。東京“大丸有”を舞台に「空間」の価値を創造。」
02「医療」の最先端
大阪大学
「ヒューマン・メタバース医療が告げる医学新時代の到来。」
03「研究」の最先端
理化学研究所第5期ICT戦略タスクフォース構成員/関西学院大学 副学長 巳波 弘佳
「真のDXを実現する、分野横断的知性とは。理化学研究所が掲げる「つなぐ科学」に迫る。」
■教育論考 世界と日本の新しいサイエンス
国際連合大学学長 国際連合事務次長 チリツィ・マルワラ
「デジタル技術の進化に伴い複雑化が進む社会 新時代に適応する教育のあり方とは」
文部科学省
「文理の壁を越えて、次代を生きる人材を育てる」
「大学・高専機能強化支援事業」選定校の取り組み
中央大学/宇都宮大学/滋賀大学
■Reportage 変革の「今」に迫る
立命館大学/目白大学/成城大学
■DX・AIの深化 「新しいサイエンス」の可能性に迫る 次代の教育・研究モデル
生成AIの利活用ハウツー
編集完了に当たって
東洋経済ACADEMICシリーズ
少子高齢化、家族構造の変化、雇用の不安定化、格差の拡大……変容する日本社会において社会保障制度が担う役割は極めて大きい。「成長」ですべてが解決するのか。消費増税の使い道は、社会保障の充実なのか。短期的な「成長」思考を越えて、環境・福祉・経済が鼎立する「定常社会」という新たな日本社会の姿を考える。
人を支え、繋げる音楽。特別支援教育における音楽活動など、さまざまな場面の実践の技法と音楽療法の原理。
これから資産運用を始める人のために、運用の基本からベストな商品選びまで、オールカラーでやさしく解説。
「資産運用とは何か?」「資産運用する必用があるの?」から始まり、リスクとの付き合い方、金融商品の解説、ライフプラン別の制度の活用方法などを紹介。
巻頭や各章の冒頭には導入マンガを掲載。主人公と一緒に資産運用について学びましょう! 最新の制度変更についても解説した、改訂版。
大学入試における「主体性」および「主体性評価」とは何か。大学・高校の現場からの論考を交え、その理論を思考する。
第1部 大学入試における主体性の理論と主体性評価
第1章 「主体性」評価の課題と展望ー心理学と東北大学AO入試からの示唆
第2章 教育心理学から見た「主体性」-自己調整学習の観点から
第3章 主体性評価にどう向き合うか
第4章 大学入学者選抜における評価尺度の多元化と選抜資料としての調査書
第2部 高等学校における主体性評価への対応
第1章 学びの中の主体性ー生徒の日常生活と真の学力
第2章 「主体性評価」と「学力形成」のはざまで
第3章 「主体性評価」導入をどうとらえるかー「本当に大切なものは目に見えない」
第4章 討議
第3部 主体性評価の動向
第1章 台湾の2022年の入試改革ー学習ポートフォリオを活用する「個人申請大学」を主流に
第2章 我が国の近年の教育改革ー初等・中等教育から高等教育へのつながり
監修者はしがき
まえがき
第1章 大学経営国際化の必要性
第2章 高等教育を取り巻く外部環境
今後のグローバル環境
(1)PEST分析による外部環境
高等教育を取り巻く環境と課題
(1)日本における大学を取り巻く環境と動向
(2)世界の大学を取り巻く環境と動向
(3)世界大学ランキング
(4)経済的要因(Economy)
(5)技術的要因(Technology)
第3章 大学経営国際化の先行事例
スーパーグローバル大学の取り組み
(1)三つの大学の基本情報
(2)「スーパーグローバル大学創成支援」構想調書に掲げる
指標の比較分析
(3)スーパーグローバル大学の数値目標に対する達成状況
大学の地域貢献に関する先行研究
(1)地域貢献に関する大学の類型化
(2)地域貢献への経済効果
大学経営に必要な財務の視点
(1)大学経営とバランス・スコアカード
(2)シナリオ・プランニングとバランス・スコアカード
(3)バランス・スコアカードを用いた大学経営
第4章 シナリオ・プランニングとバランス・スコアカード
1 不確実性社会と大学の国際・グローバル戦略
(1)インタビュー調査からの将来予測
(2)シナリオ・プランニングの試行
2 国際・グローバル戦略とバランス・スコアカード
(1)バランス・スコアカードの試行
(2)学校法人の収支構造の特徴
(3)財務分析の目的
(4)特に重要と考えられる三つの指標
3 新たな価値を創造する国際・グローバル戦略
(1)国際・グローバル戦略と地方創生戦略との統合
(2)国際化・グローバル化と地域貢献のあり方
(3)国際・グローバル戦略と財務戦略
第5章 大学経営の国際化とグローバル化
1 大学経営戦略としての国際化とグローバル化
(1)シナリオ・プランニング
(2)重要なマーケットとしての欧州とアジア地域
2 国際・グローバル戦略を推進していくための財務戦略
3 国際・グローバル戦略と地方創生戦略との統合
参考資料1
参考資料2
参考文献
中等学校社会系教科及び総合的な学習(探究)の時間における多文化教育の単元開発と実践研究。開発した単元を実践にかけ、マジョリティとしての意識変革を促す上での有効性を検証し、多様性の尊重と社会正義の実現の視点から分析し再構築した単元を提示する。
人口減少と高齢化が全国最速で進行している秋田県を事例に、「外国人介護労働者の受入れ」「外国人住民と地方経済」「日本語教育」「民俗文化の継承と外部参加者」の4つの切り口から、外国人労働者受入れの現状と共生社会の構築へ向けた課題を考察する。
民主主義は必ずしも持続可能な発展を保証しないし、民主主義が持続可能な発展の不可欠の前提条件というわけでもない。それどころか、ときとして相互に敵対しさえする。民主主義の制度の下で、民主主義の正規の手続きに則って、持続可能な発展を阻害する近視眼的な公共政策が次から次へと決定され実施されることがあるという、民主主義の「病理」をどうすれば克服することができるのか。本書は、この難問に挑戦しようとしたものである。
インドはICT産業を中心に経済が発展しつつあるが、その一方で貧困やカースト制度、インフラ整備の遅れなど課題が山積している。本書では、インドが単なる人材王国という立場から脱皮し強力な科学技術大国に転化できるのかという点に注目し、国情、高等教育、原子力宇宙開発などを中心に紹介している。
サステイナブルな地域社会をつくる鍵はスウェーデンにあった。過疎化、少子化、財政赤字はこうして解決する。
ビッグデータの時代を迎えた現代において,日本社会における統計科学の展開,統計教育の進化,公的統計の改革はどうあるべきかを,統計学の有識者18人が語る.今後のデータサイエンス展開の方策と諸問題を考察する上での基本資料となる一冊.
序 章 失われた50年ーービッグデータ時代における統計科学(国友直人)
第I部 日本社会における統計科学の展開
第1章 バイオ統計学ーーライフサイエンス研究の新潮流(柳川 堯)
第2章 日本的品質管理活動と統計科学(椿 広計)
第3章 マーケティング・リサーチにおける統計学の役割(鈴木督久)
第4章 ビッグデータ時代のマーケティングと統計科学(山口景子)
補論1 私の計量経済学50年(佐和隆光)
第II部 統計教育の進化への動き
第5章 日本初のデータサイエンス学部創設ーー滋賀大学による文理融合構想(竹村彰通)
第6章 「統計検定」の経緯と今後(中西寛子)
第7章 日本の中学校・高等学校における統計教育(青山和裕)
第8章 統計教育におけるe-learningコンテンツの制作ーーJMOOCにおける実際例(下川敏雄)
補論2 日本の私立大学文系の統計教育(山本 拓)
第III部 公的統計の改革への動き
第9章 サービス産業における計測ーー価格と生産性の正しい計測法(深尾京司・池内健太)
第10章 国民経済計算の平成23年基準改定ーー最新の国際基準への対応(多田洋介)
第11章 家計調査の改良と消費動向指数(CTI)の開発ーー公的統計の進化へのチャレンジ(阿向泰二郎)
第12章 統計制度の国際比較ーー日本の統計の特徴と課題(川崎 茂)
第13章 公的統計の課題と改革(美添泰人)
補論3 ビッグデータと経済分析(北村行伸)
STATISTICS AND JAPANESE SOCIETY:
Recent Developments in the Era of Date Science
Naoto KUNITOMO and Taku YAMAMOTO, editors
「論文」としては活字にできなかった論考や思い。日本語教育・日本語学の「これから」を考える、著者渾身のエッセー集。
言語教育の「教室」という場所から離れて、「評価」を考える。
出産間近の母親と末期ガン患者を小学三・四年生の教室に迎えてー「性」の教育を真正面からとらえようとすればするほど、「死」のことを考えざるをえなくなる。「死」を切り離した「いのちの学習」はありえないのではないか…。
「制度会計論」+「実験会計学」→よりよい社会を考究する!会計基準のコンバージェンスおよび会計不正等の問題をゲーム理論と経済実験により分析してあるべき制度を提示。