二〇世紀から現在にいたるまで、多様化していくデモクラシーの潮流を捉える。指導者、競争、市民参加、熟議・闘技、現代思想、ケアなど多様な論点を通して、民主主義の現在地とこれからを展望する。
当財団主催のシンポジウムでは、旅行市場の分析に加え、時代を強く意識したテーマを設定したパネルディスカッションを行ってきました。事前の取材や調査研究に取り組み、実践家をゲスト講師に招いています。成果をあげる発想力や行動様式は、時や情勢を超えて役立つ多くのヒントを含んでいます。
1:ラデツキー行進曲
親鸞の教えが、和讃にはこめられています。
浄土真宗本願寺派(西本願寺)の第24代門主である大谷光真門主は、2014年6月の法統継承をもって、37年務めた門主の座から退任します。
本書は、大谷光真門主の最後のメッセージを巻頭に掲載し、それとともに、親鸞聖人が最晩年に残した和讃を手がかりに、この息苦しい時代にいかに生きるべきかを説いていきます。
和讃とは?
親鸞聖人は、生涯に五〇〇余りの和讃を残しました。なかでも『浄土和讃』と『高僧和讃』は七十六歳、『正像末和讃』は八十五歳のときの成立で、八十八歳まで加筆・補正を続けました。
晩年を迎えた親鸞は、和讃を通して、共に生き、悩み、苦しみ、立ち尽くす人々に向かって、
「私も同じ苦悩するものだ。しかし嘆くことはない。仏の温かなまなざしに気づいたなら、必ず人生は転換される」
そう語りかけています。
和讃とは苦悩する人々への、励ましのうたなのです。
目次より
はじめにーー退任のあいさつに代えて
第一章 阿弥陀如来の願いに出遇う
第二章 生死(しょうじ)を超える道
第三章 阿弥陀如来と浄土
第四章 末法の世を生きる
第五章 本当の救いをもとめて
第六章 お念仏のある生活
あとがき
浄土真宗の教章(私の歩む道)
労働時間管理、給与と賞与の計算、退職金の支払方法など、給与・賞与・退職金に関する法律と実務手続きの基本を具体例と書式で実践的に解説。採用、退職の際に必要となる各種届出から算定基礎届、月額変更届、退職手続きに必要な離職証明書の書き方までわかる。取締役など会社役員の報酬や退職慰労金の議事録議案例も掲載。給与計算、社会保険実務に関わる経理担当者必携の書。
第1章 最初に知っておきたい!賃金・給与・手当の基本
第2章 さまざまな働き方に対応!労働時間をめぐる法律知識
第3章 具体例でわかる!給与を計算してみよう
第4章 計算の仕方や支払い方法など
賞与・退職金・役員報酬の支払いと書式
第5章 年度更新・年末調整など社会保険と税金の事務手続きn
第6章 知っておきたい社員の採用と社会保険・税金
第7章 ケース別 算定基礎届・月額変更届の書き方
第8章 ケース別 離職証明書の書き方
分子生物学、考古学、言語学の学際研究により明かされる日本人と日本語の成立の真相。Y染色体、ミトコンドリアDNA、成人T細胞白血病ウイルス、ピロリ菌、すべての分析が、日本人集団の移動が北ルートであることを示し、後期旧石器時代、新石器時代の文化的多様性を証明している。日本列島の多様なヒト集団のルーツとルートを解明し、従来の定説を覆す。
金融市場は地域の機能や景観にどのような影響を及ぼしているのか? 2000年以降の日本における不動産市場の動向をふまえ、大都市圏における投資対象としてのオフィスビル開発の特徴と空間構造、地方都市における不動産投資の現状(岡山県津山市のメガソーラー開発、北海道ニセコ地区のリゾート開発)など、金融市場に支配される地域の姿を経済地理学の視点で描く。分担執筆者:手島健治,新見祐樹,吉野 薫。
【第1部 不動産投資市場の形成】
第1章 不動産投資の地理学
1.経済地理学における不動産
2.不動産の金融化の研究
3.不動産投資市場の拡大
4.不動産投資と地域
第2章 金融商品としての不動産
1.不動産投資市場の位置づけ
2.金融市場を通じた不動産投資
第3章 日本における不動産投資市場
1.Jリートの確立と発展
2.Jリートの構造
3.Jリートの投資戦略
4.Jリートと日本の不動産投資市場
【第2部 不動産投資と都市空間の再編
第4章 21世紀のオフィスビル開発
1.東京圏におけるオフィスビル開発
2.オフィスビル開発を取り巻く構造の変化
3.オフィス開発による都市空間の再編
第5章 オフィスビルの大型化とその影響
1.東京都心5区における大型オフィスビル開発
2.大型オフィスビルの周辺エリアへの影響
3.大型オフィスビルの「街化」
第6章 都心外縁部における都市空間の更新
1.都市空間の更新と不動産所有者
2.都心外縁部の空間変容
3.都市空間と不動産投資主体
【第3部 拡大する投資空間
第7章 周辺地域における不動産投資市場
1.不動産証券化の阻害要因
2.公的主体の役割
3.周辺地域における不動産投資市場への視座
第8章 メガソーラー開発の地域構造
1.投資対象としての太陽光発電
2.メガソーラー開発の地域的展開
3.津山都市圏におけるメガソーラー開発と土地利用
4.メガソーラーを取り巻く主体間の関係
5.周辺地域の土地は金融化されるのか?
第9章 投資対象としてのリゾート開発
1.観光地と不動産
2.ニセコ地区の概況
3.倶知安町およびニセコ町の観光客数と人口動態
4.ニセコ地区における不動産市場
5.ニセコ地区へのリゾート投資がもたらした影響
6.リゾート地としての発展と空間構造
第10章 不動産の金融化
1.不動産の金融化と不動産投資市場
2.不動産投資主体の選択
3.不動産投資市場の未来
自己管理から介護、看護、医療の現場まで。健康と心の深いつながりがよくわかる読むエクササイズ。
基本操作方法はもちろんのこと、Access2007の全機能を徹底網羅。データベース作成のコツやExcelファイルとの連携、使いやすいデータベース管理のコツ…などなど、懇切丁寧に紹介。
信仰を持たない人が大半を占める日本人。しかし他方で、仏教や神道、キリスト教などの行事とは縁が深い。こうした日本の不可思議な状況をどう見ればいいのだろうか。本書は、新宗教の退潮や、現代の葬式や神社、そしてスピリチュアル文化などを位置づける。日本の宗教の現在地と今後を示す試み。
写真家の遺児の元に現れるお化けの正体、老地主の奇妙な遺言ゲーム、亡き恋人からの最後のプレゼントの行方……和泉の鑑賞眼が遺品の謎を解き明かす! 生と死をつなぐゴシック・エンタテインメント。
世界に冠たる「鉄道大国」日本に、いま求められる「鉄道政策の改革」とは何か?日本の鉄道事業の現状、そして先進性と後進性をデータに基づいて明らかにし、欧米諸国・諸都市との比較を交えて、日本の鉄道事業・鉄道政策が抱える課題を複合的に捉え分析、その解決と改革に向けて5項目の提言を行う。
国家と宗教の関係はいかにあるべきなのか?元信者の碩学と宗教専攻の若手研究者が対論した宗教と現代思想の交錯点。
42年間、「患者自身が治療の主役」をモットーに「教育医療」を実践し、地域の人々の健康を支えてきた町医者・乾達先生が、多忙な診療の合間に院内紙「いのち」に綴った、健康・医療、教育、戦争と平和、原発事故など“今”を見据え未来にエールを贈るエッセイ。
男性君主のために集められた女性たちと、彼女らが住む空間を指す後宮。天皇家の安定した皇位継承のために作られた。
平安時代初期、桓武天皇、嵯峨天皇には各々35人、45人に及ぶ皇子女がいたが、そこには彼らを産んだ20人以上の妃・夫人・嬪・女御・更衣という後宮のキサキたちがいた。
日本では当初、男子禁制ではなかったが、中国由来の制度の影響を受け変貌していく。本書は起源から平安末期までの歴史を追い、その実態を描く。
ウィンフィール王国を出たロレンスたちは、北の大地の地図が描けるという銀細工師に会うため、港町ケルーベにある絵画商を訪れることになる。そんなロレンスたちの前に現れた銀細工師フラン・ヴォネリは、砂漠の民が持つという褐色の肌をした美しい少女だった──。
地図を描いてくれるよう頼むロレンスたちに対し、フランはある条件を提示する。それは、天使が舞い降りたという伝説がある村に同行し、その情報を集めること。しかしその村には、天使の伝説のほかにも、魔女が住んでいるという噂まであって……?
ヨイツを目指し、ホロとロレンスの旅が大きく動き始める!