桜田門外の変の翌・文久元年、開港直後の横浜でやくざ者と同心が相次ぎ短筒で殺された!外国との交易で一旗揚げようと集まる商人たちと激化する尊王攘夷運動。風雲急を告げる横浜を舞台に、神奈川奉行所の若き同心・神田源三郎が事件解明に挑む書き下ろし時代小説。シリーズ第一弾!
横浜地裁の裁判官たちは、拷問、長期拘禁、でっち上げで苦しんだ横浜事件の元被告人たちを救済せず、その職責を果たさなかった。また、見苦しいほどに先輩裁判官をかばう最高裁大法廷の裁判官たち。今、裁判官たちは、哲学も人権思想もなく、保身に走り好き勝手なことをしている。弁護士経歴40年余の著者が渾身の力を込めて著す司法病理告発の書。
県警の相次ぐ不祥事で警察への信頼が揺らぐなか、横浜市長は「犯罪のないクリーンな国際都市」を旗印に、地域密着型の自治体警察を復活させた。治安の悪い危険なエリア天国区は別名“ヘブンズスラム”と呼ばれ、貧困と暴力に支配されている。管轄するのは横浜市警第3分署。殉職率の高さと地名をかけて、ここへの異動は刑事たちの間で「天国行き」と囁かれていた。警察小説、堂々開幕!
天国区のデイサービス施設で、宿直員の若者一名と利用者の老人二名の死体が発見された。三人とも、刃物でメッタ刺しという惨状。横浜市警第3分署の杉山と鳴海が捜査にあたることとなった。やがて被害者たちがそれぞれ抱える問題や家庭の事情が浮き彫りになる。彼らに共通する接点は?撹乱のための猟奇殺人と指摘する署員もあらわれ…。注目の警察小説、血に染まった第二弾!
関西系の組長が殺された。捜査一課の方針にまったく納得できない諸橋たちは、独自に捜査を始めたがー。
横浜で、撮る、書く、奏でる、建てる、描く、演じる。「これから」の輝き。東京という「中央」から少し離れた土地・横浜。そこを軸にそれぞれの創作を続ける、映画監督、画家、演奏家など、10〜30代の若手表現者15名の思いを綴るインタビュー集。
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