血友病を背負って生まれ、血液製剤により、理不尽にもエイズに感染。ふたつの苦しみを抱いて、なお失わぬ人生への愛と感動。赤瀬範保が淡々と語る自らの半生。
ターミナルケアの第1人者がエイズ患者と周囲の苦闘を描く感動のヒューマン・ドキュメンタリー。
街角に見るニューヨーカーの夢・ことば・アート。
命への悲痛な叫びを聞け。人体実験は今も続いている。日本のエイズ感染者を激増させたのは医学界に君臨する731部隊の医学者たちだった。綿密な取材と膨大なインタビューが、今、明らかにする衝撃の事実。
今世紀末には、感染者が世界で3000万人にも達するという“現代の黒死病”エイズ(AIDS)。われわれのすぐ目の前に迫ってきたエイズは、果たして恐怖の病なのか。発見の歴史、メカニズムをもとに、「どうしたら感染しないか」「もし感染したときはどうするか」までを詳しくアドバイス。
エイズ感染を告白し、突然現役引退をした米プロバスケットボールのスーパースターによる「エイズを理解する書」。
人類を滅亡に導く恐怖の病原体エイズ。そのウイルスは米国防総省の実験室(フォート・デトリックの550番建物)で密かに製造されていた。
エイズ患者の運命は、決して『死』ではない。ホリスティック医学と傑出せる医学透視者とのタイアップによって生まれた、エイズ治療の最先端を紹介する。
先天的な血友病患者として生まれ、心ならずも輸入血液製剤によりHIVに感染した著者が、絶望に打ちのめされながらなお希望を失わずに撮り続けた写真と、生きる喜びを素直に綴ったエッセイ。実名を公表してエイズ患者の先頭に立ち、病める人も同じ人間として生きられるよう訴える著者の熱い思いが伝わる秀作。
何故彼らはエイズに感染したのか?世界の血液ビジネスそして日本の厚生省と医薬品メーカー、医師たちの行った前代未聞の医療犯罪の全貌を明らかにする。
世界のエイズ・アクティヴィズムの最先端を紹介し、解説する、絶好の入門書。
世界の法廷・病院・企業・行政などで交わされてきた多様な議論を総点検。最新の資料をもとに、エイズの時代を生き抜く企業・社会のありかたを追求する。
生きものは「謎」のかたまりです。利き手と脳にはどうして深い関わりがあるのか。かかりにくい病気とかかりやすい病気があるのはなぜか。本書は、生命体・人体の不思議な現象や、さまざまな特徴的な行動の本質に、コミュニケーションの謎、脳の謎、免疫の謎などの「なぞ解き」をとおして迫ります。
アメリカ・フィラデルフィアでエイズ医療にかかわった著者が、患者自身の本心、患者の家族、医師、看護婦などの本音・実態を明らかにする。
「私と一緒にエイズで死んでください」法廷に悲痛な叫びがこだまする。1800人もの罪なき人々がなぜエイズに感染しなければならなかったのか。国と製薬会社の責任を問う「東京HIV訴訟」を追い医の倫理に鋭く迫る。