1.生物にとって環境とは何か 2.気候と生物 3.地形と生物 4.植生と植生遷移 5.植生と動物の関係 6.水域生態系における生産者と分解者 7.生物的環境 8.生態系における撹乱 9.景観生態学的要因 10.人間による環境改変1:都市化 11.人間による環境改変2:農村の場合 12.人間による環境改変3:河川の改変とその生物への影響 13.生物多様性の考え方 14.生物の進化1:種分化と種間関係 15.生物の進化2:孤立した生物生息場所が持つ意味
生物のそれぞれの個体を取り巻く環境は、生物の生息のありようを大きく左右する。環境の構成要素として非生物的な条件がもっぱら認識されるが、周囲にいる他の生物も環境の構成要素である。というのは、生物はほとんどの場合単独では生きておらず、同種あるいは他種の生物と密接な関係を保ちながら生きているからである。本書では、生物の生息に影響を及ぼす環境条件について、生物的条件や景観に関わる条件なども含めて解説する。さらに長期的な視点に立った場合に、環境が種分化や進化にどのように関わるのかの概要も紹介する。
1.生物にとって環境とは何か 2.気候と生物 3.地形と生物 4.植生と植生遷移 5.植生と動物の関係 6.水域生態系における生産者と分解者 7.生物的環境 8.生態系における撹乱 9.景観生態学的要因 10.人間による環境改変1:都市化 11.人間による環境改変2:農村の場合 12.人間による環境改変3:河川の改変とその生物への影響 13.生物多様性の考え方 14.生物の進化1:種分化と種間関係 15.生物の進化2:孤立した生物生息場所が持つ意味
1893年、御木本幸吉が世界で初めて成功させた真珠養殖は、今日新たな段階に入っている。遺伝子、ゲノム情報を適用することによって、より高品質な真珠生産を目指し養殖技術の革新が図られている。本書は真珠養殖125年を記念して行われたシンポジウムを基礎に、新時代に突入した今日の真珠養殖技術の最先端を、真珠研究の第一人者が紹介する。主な目次 1章 養殖真珠研究の歩み 2章 真珠や貝殻はどのような細胞が作っているのか 3章 ゲノムから探るアコヤガイの多様性と進化 4章 アコヤガイ母貝の系統保存 5章 真珠層の色調関連成分の化学分析 6章 真珠層の色調を決定する遺伝子 7章 真珠層形成の機能タンパク質 8章 アコヤガイの赤変病研究の現状 9章 アコヤガイの真珠収穫後の有効利用
さまざまな環境問題の発生メカニズムを経済学の予備知識がなくとも理解できるように,分析フレームワークを基礎概念から丁寧に解説。プラスチックごみ,カーボン・プライシング,生態系サービスへの支払(PES),ESG投資などの新しい動向も多数紹介。
第1章 経済と環境
第2章 外部性と市場の失敗
第3章 汚 染
第4章 地球温暖化
第5章 エネルギー
第6章 廃棄物
第7章 枯渇資源
第8章 再生可能資源
第9章 生物多様性
第10章 企業と環境配慮
現代社会の食料の生産・貿易・消費の構造は、グローバルな環境システムとどのように関わっているか。「環境と親和的な美しい産業」としての農業は単なる幻想か、農薬や化学肥料は環境を破壊するのか。食料自給率や飢餓や貧困というグローバルな問題を農業経済学はどのように問うてきたのか。これから我々はどのように食べ生きるべきか。「持続/維持可能」な「開発/発展」をめぐって繰り広げられる全14章。明治大学食料環境政策学科の専任教員全員による多彩かつ総合的なテキスト。
序章 Sustainabilityと農業、農村、食ーーーー廣政幸生
第1部 環境編
第1章 農業は環境にやさしいかーーーー藤栄 剛
第2章 持続可能性と会計ーーーー本所靖博
第3章 コモンズとしての農村環境ーーーー市田知子
第4章 エシカル消費を楽しんでもらう3つの方法ーーーー岡 通
太郎
第2部 食料編
第5章 飢餓の撲滅は可能かーーーー池上彰英
第6章 生乳のフードシステムと有機牛乳ーーーー大江徹男
第7章 食料貿易と持続可能性ーーーー作山 巧
第8章 食ビジネスと持続可能性ーーーー中嶋晋作
第3部 農業・農村編
第9章 世界農業の起源と多様性ーーーー暁 剛
第10章 農業政策の展開と日本農業の持続可能性ーーーー橋口卓也
第11章 農業における家族経営の重要性ーーーー竹本田持
補章 農業への企業参入ーーーー古田恒平
第12章 地方に放置された資産の対策とそのゆくえーーーー片野洋平
第13章 農村の内発的発展ーーーー小田切徳美
地球温暖化、オゾン層破壊、生物多様性の喪失、放射能汚染、マイクロプラスチック汚染など、環境問題は地球規模で広がり、その解決・改善は喫緊の課題となっている。
地球全体で何が起こっていて、どの程度深刻なのか。またそれらは何に起因し、どのように解決できるのか。
本書では、信頼性の高い科学データを多数交えながら、いま取り組むべき課題を明らかにする。
その客観性、網羅性、平明さによって30年にわたり読み継がれてきた基本図書の最新版。
まえがき
第1章 地球の自然環境の進化と構造
1 地球における物質進化と生命の起源
2 生物と自然環境の相互作用と進化
3 地球における物質の循環バランス
第2章 オゾン層破壊と紫外線増加
1 地球のオゾン層と紫外線
2 オゾン層破壊問題の起源
3 南極のオゾンホールと地球のオゾン層破壊
4 オゾン層破壊による人間と生態系への影響
5 オゾン層破壊物質 35
6 オゾン層保護の取り組みの経緯とオゾン層回復の可能性
7 オゾン層の現状と今後の予測
第3章 危機に直面する地球温暖化・気候変動
1 地球の気温と温室効果ガス
2 温暖化の進行とその影響
3 温室効果ガス濃度の急増
4 地球温暖化の進展による影響予測
5 温暖化防止のための国際的取り組み〜パリ協定発効まで〜
6 日本の温暖化防止対策と今後の課題
第4章 大気汚染と酸性雨、深刻化する浮遊粒子状物質被害
1 大気汚染と酸性雨、酸性降下物
2 地球規模の大気汚染、酸性雨問題
3 環境の酸性化による生物への影響
4 酸性化防止のための国際的取り組み
5 浮遊粒子状物質による大気汚染と人間の健康被害
6 浮遊粒子状物質による大気汚染の防止
第5章 残留性汚染物質とプラスチックによる海洋汚染
1 残留性有機汚染物質(POPs)
2 POPs 汚染の地球規模汚染と生物影響
3 POPs 汚染の軽減・防止対策
4 合成高分子材料の種類と特性
5 合成高分子材料の生産と利用の問題点
6 合成高分子材料による海洋汚染
7 合成高分子材料による海洋汚染予測と防止対策
第6章 原子力利用と放射性物質汚染
1 放射線と放射性物質、放射能
2 放射線の人体に対する影響
3 核兵器による放射能汚染
4 原子力発電による汚染
5 放射能汚染の防止
第7章 進行する生物多様性の損失
1 生物多様性とその価値
2 生物多様性の損失の現状
3 生物多様性の減少の原因
4 生物多様性の保全策
5 国内および国際的な取り組み
6 生物多様性と持続可能な社会形成
7 最近の新たな動向
第8章 地球環境危機を克服しうる持続可能な社会
1 地球環境問題の本質と特徴
2 持続可能な生産消費体系
3 再生可能エネルギーを中心とするエネルギー生産への転換
4 持続可能な生産消費活動ー物的生産消費活動
5 生産の民主的コントロールによる持続可能な社会の実現
あとがき
プロのエコノミストが解き明かす。アームズレングズ価格をいかに導出するか。個別性の極めて強い争点を産業別。ケース別の視点から詳解。
生きる力が湧く、心にしみるー激動する時代を生き抜く糧となる賢人たちの肉声。
三年前に盗まれた時下二億円のエメラルド<森の妖精>の行方を追う特捜刑事・香月功は、犯人と目される男の愛人に近づくため、新宿歌舞伎町に潜入する。暴力団蠢く裏社会で香月が辿り着く衝撃の真相とは!?
江戸後期から現代にかけて成立した謙譲語について、個々の成立事情とその特徴、背景にある論理とはどのようなものか。各形式はどう変化し、今後どういう方向を辿るのか。本書では補語(敬意対象)への働きかけと被影響の内実について丁寧に分析・検討しつつ、参与者の関係の多様性もふまえた体系的記述を試みる。統計解析の手法も用いて近代以降の謙譲語の成立とその展開に焦点を当てて論じた、初の研究書。
"著者である大庫直樹氏が開発した、地域経済の潜在力を見出す手法、ILO産業分析は、内閣府特命担当大臣(地方創生担当)から「特徴的な事例」として表彰を受けました(2015年度)。その手法に着目した北洋銀行と大庫氏はタッグを組み、広い北海道を各地方に分け、それぞれの地域に最適な方法で、今後の地方創生をどのように進めていくべきかを分析しました。
ILO産業分析とは、その地域における産業を「Inbound型・他地域から需要を呼び込む」「Local型・地産地消」 「Outbound 型・他地域市場を狙う」に分けて、それぞれの付加価値を分析し、地域の産業別特徴や成長産業を明確化する手法です。一口に北海道といっても、さまざまな地域があり、地域ごとの長所が ILO産業分析で見えてきました。これは全国のさまざまな地域でも応用可能な分析手法です。その内容を豊富な事例とともに収録しています。"
エコノミストたちが格闘してきた「危機の資本主義」-経済理論、経済史、社会史、地政学、経済政策を俯瞰する教養としての経済思想。
陸生から水生まで、カメムシの全分野を網羅。
■日本原色カメムシ図鑑(陸生カメムシ類)全3巻を発行している全農教が「より入門的なカメムシの本を」との読者の声に応えてお届けする総合的なカメムシ学の基本図鑑。
■分類図鑑では掲載が難しい生態的な写真、細部の拡大写真など斬新な切り口の画像を豊富に登載しました。
■陸生カメムシから水生カメムシまで、分類から生態まで、採集から同定まで、カメムシの基本をすべて網羅し、多様性に富んだカメムシの理解に最適な入門書です。
現代の日本は、経済や社会の縮小・衰退に伴って発生する諸問題に直面している。現代の日本が必要としているのは、拡大・成長路線に復帰することではなく,経済や社会の縮小・衰退を受け入れる価値観を育み、当面する課題に対処することができる新たな理論や概念を構築していくことではないか、こうした問題意識に立ち、文字通り「ポスト拡大・成長の経済地理学」を検討する。
第1部 地域構造の過去と現在/第1章 戦後日本の地域構造・都市構造と再生産 /第2章 ポスト拡大・成長社会における労働市場の地理的多様性/第3章 若者のライフコースからみた大都市圏と地方圏をめぐる地域格差/第2部 地方創生と再生産をめぐって/ 第4章 「地方創生」の目的論/ 第5章 政治経済学的人口地理学の可能性 /第6章 融けない氷河 : 「就職氷河期世代」/第7章 再生産の困難性,再生産と主体性/終章 資本主義の危機としての少子化
【日本の未来を読み解くシンクタンクが描いた、AIによる近未来の全貌】
AIが社会に深く浸透する2030年代の姿を考察した、すべてのビジネスパーソン必読の啓蒙書
野村総合研究所(NRI)が、2030年代のそう遠くない未来を「AI拡張社会」と称してAIが深く社会に根付いた時代の可能性について考察した1冊。
AIによって社会は何が変わり、人や企業はどう動いていくべきなのか。
豊富な調査データと的確な分析に基づいた、経済社会の新たな潮流を提示します。
◆AIは「何」を拡張する?
・AIは単に仕事を代替するものではない。人間の能力を拡大し、「知性(知力)」「労働」「経済」を拡張する
◆AIによる「知力」の拡張
・これからは「+AI」が働き方のキーになる。プログラミングなら「Coder+AI」、医療なら「Dr+AI」に象徴されるように、人間の能力をサポートするようになる
・AIの知力の1つ「会話力」が進化することで、人間はAIを介して動物ともコミュニケーションできるようになるかもしれない
・イタリアのポンペイ遺跡から発掘された炭化した巻物の解読にAIが活用されるなど、肉眼では不可能だった文字の識別が増えていく
◆AIによる「労働力」の拡張
・AIエージェントの登場により、あらゆる面で業務の創造性が高まり、企業の生産性が向上する
・AIロボット、特にヒューマノイドロボットは、人手不足が深刻な製造業や小売業の現場で活躍する
・単純作業や反復的な業務をAIが代替することで、人間がより価値の高い創造的なタスクに集中できるようになる
◆AIによる「経済」の拡張
・AIの登場は、情報化社会の次の「第4の波」として「創造化社会」をもたらす
・これからは顧客との対話が増えるほどに顧客理解が深まり、提供価値が高まる「深さの経済」の存在感を増す
・非金銭的な価値を組み合わせた新しい経済指標である「GDPプラスアイ」に基づき、AIが社会に与える影響を測る必要がある
◆AIによる「拡張」リスクを考える
・AIはデータ、半導体、電気、水を大量に消費する存在であり、人間の日常生活を圧迫する可能性がある
・質の低い「ジャンクコンテンツ」や虚偽の「フェイクコンテンツ」を想定した、認証制度や倫理的教育の再検討が急務だ
・AIによる失業も見据え、AIと人間の役割分担を再設計するタイミングがきている
第1部 AI進化論
第1章 AI進化のロードマップ
第2章 拡張するAI:巨大化と多様化
第2部 AIが拡張する知力
第3章 AIが拡張する6つの知力
第4章 知力の拡張と新たな可能性
第5章 知力の拡張と新たな社会課題
第3部 AIが拡張する社会
第6章 創造化社会の到来
第7章 深さの経済
第8章 AIはどのように浸透するのか
第9章 AIと日本
漢字、特に近代以降の漢字新語、訳語の創出、普及に関する最新研究。翻訳論、文体論から漢字訳語の造語法、新漢語の語構成、「牛津」「剣橋」「恋愛」「難民」などの個別語誌まで多角度からアプローチし、近代語形成の諸問題を漢字文化圏における言語接触・語彙交流というバックグランドにおいて考察する論文集である。
序
序説:言語接触研究の過去・現在・未来
近代漢字訳語の研究について
ロプシャイト英華字典と英和対訳袖珍辞書
意訳地名「牛津」「剣橋」の発生と消長
近代訳語「恋愛」の成立とその意味の普及
七曜日における伝統から近代への軌跡
「難民」とフィルモア大統領国書の翻訳
近代韓国語における外来の新語新概念の導入について
「世界史地」と「国際法」知識及び近代東アジア
漢訳聖書における音訳語の継承と創造
西洋料理と近代中国語
『唐話纂要』の不均質性
語構成パターンの日中対照とその記述方法
日中二字法律用語の語構成特徴にみえる影響関係
現代中国語にどれくらいの日本借用語があるのか
国字(日本製漢字)と誤認されてきた唐代の漢字
あとがき
「アルムナイ」「ジョブ・クラフティング」「降職制度」「副業」などの先進的かつ特徴的な人事管理を実践する12の企業・組織の取り組みを気鋭の研究者が丹念にインタビューしその実像に迫る。
目次
第1章【人事システム】
人事機能の部門化とその発展(株式会社SmartHR)
第2章【社員等級制度】
外部労働市場の流動性への対応と内部労働市場のニーズの両立への挑戦(株式会社メルカリ)
第3章【雇用区分制度】
働き方に制約がある従業員の中核的活用(イオンリテール株式会社)
第4章【高齢者雇用】
キャリア後期の従業員の働き方の模索と試行(村田機械株式会社 研究開発本部)
第5章【副業・兼業】
副業から「福」業へー社会・会社・個人をつなぐ副業制度ー(ロート製薬株式会社)
第6章【労使関係】
労働組合のアイデンティティ再形成による労使関係の進化(三井物産労働組合/Mitsui People Union)
第7章【エントリー・マネジメント】
多様な労働市場からの人的資源流入のマネジメント(住友商事株式会社)
第8章【配置転換】
人材配置の最適化を可能にする人事施策と組織風土(トラスコ中山株式会社)
第9章【人材育成】
自己変容する学習共同体を通じた次世代リーダーの育成(ソフトバンクアカデミア)
第10章【パフォーマンス・マネジメント】
業績と成長の循環を生む人事評価コミュニケーション(コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社)
第11章【グローバルHRM】
国際的な人事管理の脱中心化に向けた取り組み(アステラス製薬株式会社)
第12章【データ活用】
適材適所を可能にする組織体制とテクノロジー(株式会社サイバーエージェント)
いまこそ必要なネットワーク技術の知識が身につく!
多様なデバイス,多岐にわたる通信規格,様々なサービスの要求など,IoTが当たり前のものとなりつつある現在,ネットワークは複雑化する一方に見えます.
本書は,プロトコルを中心にしてデータ転送という本質的な仕組みに焦点を絞ることで,IoTのネットワーク技術を関連する基礎知識とともに平易に解説します.
近年注目が高まっているQUIC,MQTT,CoAPなどの代表的なプロトコルと,それらの選定指針も紹介しています.
初級ネットワークエンジニアはもちろん,IoTの関連技術・サービスに携わる人々にとって,格好の入門書となっています.
第1章 IoTとネットワーク技術
第2章 IoT階層モデル
第3章 IoTの多様性とデータ転送
第4章 プロトコルスタック
第5章 IoT向けのプロトコル
第6章 IoT向けの無線通信技術
第7章 今後の展開
好評の「テーマで読み解く 生命倫理」を、新型コロナウイルス感染症のパンデミーや、先端医療技術の進歩に応じて改訂。生命倫理の伝統的な課題や時事的な諸問題についてできるだけわかりやすく解説した入門書であり、生命倫理を学ぶ高校生や大学生、医療・看護系の専門学校生だけでなく、そうした道を志す予備校生にも必携。
01 遺伝子・DNA・ゲノム
02 バイオテクノロジー
03 ヒトゲノム
04 ヒトと人格
05 生殖補助医療技術
06 出生前診断・着床前診断
07 優生思想
08 福祉と貧困
09 医療資源の配分
10 国際的生命倫理
11 脳死と臓器移植
12 人体の資源化・商品化
13 再生医療
14 安楽死と尊厳死
15 終末期医療
16 インフォームド・コンセント
17 エンハンスメント
18 医療倫理の四原則
19 看護倫理
20 ケアの倫理
21 動物愛護と倫理
22 セクシュアリティと性の多様性
23 東洋の生命観と医
24 西洋の生命観と医療
25 近代医学へのまなざし
26 健康と病気
27 病者への差別と排除
28 感染症の歴史
29 老いの価値と尊厳
30 環境倫理
用語・人物解説
巻末資料
微細藻類の一種である珪藻〈ケイソウ〉は、淡水から海水まで広く分布し、世界中に約10万種が生息すると言われる。ガラス質の体を持ち、その幾何学的ともいえる形状は種類によってさまざまで、さらに細部をみると規則正しく整列した穴や突起などにより繊細な装飾もほどこされている。
珪藻はどこにでもいる普通の生き物でその量も多く、実は地球上の酸素の5分の1を光合成で生み出すほど重要な役割を果たしているが、その小ささ故に見過ごされがちである。だが、ひとたび顕微鏡で観察すると驚異のミクロの世界が広がっており、その美しくも摩訶不思議な姿に息を呑むこと間違いなしである。
謎多きミクロ生物の知られざる「微」と「美」の世界に迫る、かつてないビジュアルブック。
【日本語/英語併記】
Fascinating micro-beauty of nature
Diatoms are microscopic algae widely distributed in marine and freshwater environment, with an estimated species number of about 100,000. Their cell wall is made of silica, with various species-specific, almost geometrical shapes, and close-ups show their fabulous decoration with finely sculptured ornaments and regularly arranged pores and projections.
Diatoms are everywhere around us and easily ignored, even though they give us the oxygen in every fifth breath we take, but once you look at them under a microscope, an extraordinary and mysterious world is revealed ? one whose beauty will undoubtfully make you hold your breath.
This is a unique photobook revealing the amazing micro-world of diatoms as never before.
【Japanese/English bilingual book】
はじめに Preface
◆序章 珪藻について
Introduction to diatoms
01 珪藻とは Where are diatoms found?
02 生態 Life form
03 被殻の構造 Frustule structure
04 顕微鏡 Microscopy
05 細胞分裂 Cell division
06 生活史と有性生殖 Life cycle and sexual reproduction
07 相手を見つける Finding partners
08 学名 Scientific name
◆1章 形 - 被殻・殻の多様性
Part I: Shape - Diversity of frustules and valves
◆2章 模様 - 胞紋を拡大すると
Part II: Pattern - Detail within detail
◆3章 結合 - 細胞同士がつながる仕組み
Part III: Connection - How to be together?
◆4章 突起 - 複雑怪奇なパーツ
Part IV: Processes - Mysterious structures
◆コラム Columns
01 珪藻から形づくりを学ぶ Biomimetics: lessons from nature
02 敵の存在 Foes
03 大増殖 Blooms
04 珪藻土 Diatomite
05 新種 New species
06 生きている細胞:葉緑体 Living cells: chloroplast
07 生きている細胞:ピレノイド Living cells: pyrenoid
08 生きている細胞:核 Living cells: nucleus
09 珪藻の利用 Applications
10 生態的な役割 Roles in the global ecosystem
11 動く珪藻 Motility
12 細胞壁をどうやって作るか Morphogenesis
13 珪藻の毒による記憶喪失 Memory loss by diatom toxin
14 群れをつくる Forming colonies
15 海藻に付着する珪藻 Attaching to seaweed
おわりに Epilogue
付録 Appendix
謝辞 Acknowledgements
著者略歴 Biographies