山の分校、サーカス、天王寺さん、かざぐるま、幸福駅、離れ小島。昭和30・40・50年代の生活を綴った心温まる6作品。
大都会に似合わぬ素朴さ上海ー個性豊かな香港ータイ王朝の末裔かバンコクー気品漂うハノイー“猫市”クチンー家の守り神バリ島etc.
C62は、戦後生まれの旅客用蒸気機関車で主要幹線での使用を目的として製造されたものです。「特急」が真の特別急行列車として運転されていた時代に、その牽引の大役を担ったこの機関車の人気は常に高く、今も注目する多くの鉄道ファンがいます。活躍の様子を記録した写真集も過去にいろいろと出版されていますが、これまで未発表の写真をもって、ここに新たな写真集を出版することとしました。
浜之郷小学校・大瀬学校長の実践は、どの公立学校にも潜在する改革の可能性と教育の希望へといざなってくれた。この「いのちの授業」も大瀬学校長の魂の絶唱となって本書を読む人々に伝わり、静かな勇気を与えてくれることだろう。死の絶望の暗さを知っている人こそ語れる、みずみずしい希望の光に包まれ感動できる教育実践である。
グレートジャーニーとは、五百万年前に東アフリカで誕生した人類が、アジア、北アメリカを経由して南アメリカの南端にたどりつくまでの五万キロの旅のことです。一九九三年十二月、探検家・関野吉晴はこの人類の旅路を、徒歩、カヤック、自転車という、自分の足と腕の力だけでたどりはじめました。二〇〇一年五月、アフリカ大陸に到達、エチオピアでは先住民の村、ダナキル砂漠、エチオピア正教の聖地「ラリベラ」に寄り道をしました。二〇〇二年二月一〇日、タンザニア・ラエトリにゴールするまでを報告します。
人間の本来の姿は遊ぶ事だと説きながら、そして生き続ける人間の面白さと悲哀を描いた最後の文士団鬼六。珠玉の自薦エッセイ集。
金泳三政権から盧武鉉政権発足までの十年間の軌跡をコラムでつづる異色の韓国レポート。報道記事とはひと味違い、人情、風俗、グルメにいたるまで、在韓二十年、屈指の韓国ウォッチャーが見せるペンの冴え。
企業は、与えられた市場構造のもとで、ライバル企業とどのような関係を維持しようとするのか。またどのような戦略を用いるのが得策なのか。本書は、規制緩和や規制の強化が産業、消費者および社会全体にもたらす効果を明らかにし、政策のあり方に指針を提供するものである。
「心」を「個人の内面」と同一とする発想が生まれた近代。意識の重視、言葉と意識の結びつきへの信頼を軸とする理論は、歴史の中で初めて生まれた心の捉え方であった。西洋近代文明の申し子・臨床心理学の「意識」観が、中世の「認識」観に較べていかに際立つかを検証する。
子どもの人生が変わる、それがスポーツだ!いまどきの親がいまどきの子どもといっしょに学ぶ修造流スポーツ・サポートの秘訣。
命の「助かる道」でなく「救われる道」を信じて戦った一向衆。加賀・長島・天文の各一揆、石山戦争の実態を追究。一向一揆論を仏教史・真宗史の視点で捉え直し、宗教一揆論として位置づける。巻末に貴重な史料編を付す。
良家の子息が集う私立青桃院学園は、全寮制のアヤシイ男子校。翌日から夏休みが始まる学園は、興奮する生徒たちで落ち着かない。そんな中、先に催された『美少年コンテスト』で特別賞を受賞した剣は、ご褒美として、前青桃会会長帝貴人のプライベート・シップに招待されることになった。朱雀のほか、一学期の成績が悪かった剣には、お目付役として御霊寺も同行することになったのだが…。
アイヌ伝統文化の収集・記録を続ける民族文化研究家の自伝。
知らずにいた低体温が肥満・不調の原因!体温をちょっと上げるやせ方大発見!最短最速Dr.イシハラの健康回復ダイエット。脂肪がとれて、おまけに病気もなおるなんて。
陸軍特別攻撃隊の全容。秘蔵写真と新資料で構築した決定版!フィリピン航空決戦において誕生した陸軍特別攻撃隊ー昭和19年11月7日の富岳隊の初出撃から20年8月19日の神州不滅特別攻撃隊にいたるまで、調査・研究をかさねて完成した詳細なる記録。付・陸軍特別攻撃隊隊員名簿。
信仰と科学との矛盾、創造論と進化論、キリスト教の排他性、流血に彩られたキリスト教史、この世界に存在する悲惨…キリスト教の「難問」を解く。