○1例から数例のサンプルに対する処置の有効性を評価する研究デザインの入門書.
○リハビリ,看護,心理療法,行動療法などの分野で「根拠に基づく実践(EBM)」を目指す人の最良のスタートガイド.
○基本的な考え方,研究実施の具体的なノウハウに加え,実際にSCDを応用した研究論文11編を紹介.それぞれの著者がポイントを解説する.研究レポートや論文を書くためのヒントが満載の実践的な内容.
【主な目次】
【基礎編】
1. シングルケースデザインの概要
2. シングルケースデザインの質を高めるために
【実践編】
1. 理学療法分野への応用(1)
2. 理学療法分野への応用(2)
3. 作業療法分野への応用(1)
4. 作業療法分野への応用(2)
5. 言語聴覚療法分野への応用
6. スポーツ分野への応用
7. 看護分野への応用
8. 心理臨床分野への応用(1)
9. 心理臨床分野への応用(2)
10. 教育分野への応用(1)
11. 教育分野への応用(2)
【基礎編】
1. シングルケースデザインの概要
2. シングルケースデザインの質を高めるために
【実践編】
1. 理学療法分野への応用(1)
2. 理学療法分野への応用(2)
3. 作業療法分野への応用(1)
4. 作業療法分野への応用(2)
5. 言語聴覚療法分野への応用
6. スポーツ分野への応用
7. 看護分野への応用
8. 心理臨床分野への応用(1)
9. 心理臨床分野への応用(2)
10. 教育分野への応用(1)
11. 教育分野への応用(2)
経営戦略にマッチした育成施策を行いたい人事担当者、必携!必読!
大手企業からの引き合いが絶えない経営コンサルティングファームによる、人材育成本。
人材教育施策に大切なのは「Off-JT=教える」と「OJT=育てる」のバランスです。
・人事部門に就いたが、何をやればいいのわからない
・研修体制は作った、スキルマップは用意したけれど、それが現場で活用されているように見られない
・形だけの仕組みづくりから抜け出せない
研修体制をつくること、スキルマップを用意することがゴールになってしまいがちな人事育成。
人事担当者の中には、このような課題を抱えている方も多いのではないでしょうか。
しかし本当のゴールはそれらが現場に活用され、自社にとっての「求める人材像」を育成し、社員の成長につながることです。
そこで本書では「求める人材像とは何か?」の解像度を高めつつ、社員の成長を効果的に加速させる仕組みづくりから、評価のしかたまで図解でわかりやすく解説しています。
実践に即した仕組みづくりと評価の方法を、「ここまで開示していいのか!?」というほど余すことなく伝える一冊。
研修体制とスキルマップに特化した本書を用いて、人事育成を形骸化させないノウハウを学びましょう。
また、自社で活用できるオリジナルのフレームワークを収録しています。
さらに、記載例とワンポイントアドバイスも添えてあるため、すぐに実践できます。
STEP ZERO はじめに なぜ“今さら”人材育成なのか
STEP1 すべての起点となる求める人材像と育成方針の策定
STEP2-1 研修体系の策定(Off-JT)
STEP2-2 スキルマップの策定(OJT)
STEP3 研修体系とスキルマップの運用と改善
おわりに
運営母体が100周年を迎えた兵庫県・甲南女子大学の教職員が、「女性という記号」をもつ学生と向き合い、女子大学の存在意義、女性教育の取り組み、自身の専門領域と女性教育との関わりについて記述し、今後の女性教育について問題提起する。
刊行に寄せて 女子大学と女性教育の未来[森田勝昭]
序論 本気で女性を応援する女子大学の探求[野崎志帆]
1 甲南女子大学の女性教育のこれまでと今
1 甲南女子大学の歩み[米田明美]
2 女性教育カリキュラムの意義と可能性[野崎志帆]
3 図書館における女性教育の展開[中岡妙子]
4 保健センターの取り組みーー女子学生のからだとこころの健康への支援[八木麻理子]
5 リーダーシップ教育[佐伯勇]
6 キャリア支援体制[前川幸子]
7 女性教育プロジェクトーー女子大学の存在意義への問いかけと対話の軌跡[野崎志帆・ウォント盛香織]
2 各学問領域における女性教育
〈女性教育と人文科学〉
1 日本古典文学の中の女性ーー『無名草子』作者の叫び:「女ばかり口惜しきものなし」[米田明美]
2 日本語教育は日本社会を変える!をめざして[和田綾子]
3 女性写真家とセルフ・ポートレイト[馬場伸彦]
4 マンガが示す多様な生き方のモデル[増田のぞみ]
5 北米先住民女性の役割と「力」に学ぶーー過去から現在まで[岩崎佳孝]
6 文学に広がる女性の多様な生き方ーーアジア系アメリカ文学を例に[ウォント盛香織]
〈女性教育と社会科学〉
1 コロナ禍の授業を通して女性に関わる課題と未来を考えるーーSDGsの視点から[高橋真央]
2 女性と持続可能な自然資源の利用ーーフィリピンに暮らす女性と水産資源との関わりから考える[瀬木志央]
3 「賢く生きる」の心理学的考察[山田尚子]
4 自由な女性であるためにーー共通科目「女子学」のねらい[池田太臣]
5 環境に配慮した暮らし[中野加都子]
6 企業と女性問題、さぁ、どうする?--わが国の企業におけるジェンダーに関する課題とその対応について[森本真理]
〈女性教育と保健医療科学〉
1 性の多様性の観点から学生が考える女子大学のあり方[川村千恵子]
2 世界にひろがる母子健康手帳ーー女性と子どものいのちと健康をまもる[中村安秀]
3 女性教育と理学療法[川村博文]
4 産後女性の体のケア[山本綾子]
5 生物学的・栄養学的な性差を理解してジェンダー平等の女性教育を考える[天野信子]
シンポジウム報告 甲南女子大学のこれから
本気で女性を応援する女子大学に向けて[ウォント盛香織・野崎志帆・前川幸子・米田明美]
あとがき
テレビは本当に「一億総白痴化」をもたらしたのか? それとも、「一億総博知化」をもたらし得るものなのかーー。戦前・戦後にまたがる「放送教育運動」の軌跡を通して、従来の娯楽文化論/報道論ではなく、〈教養のメディア〉としてのテレビ史を論じ、その可能性を浮かび上がらせた画期的著作。(解説=藤竹 暁)
91年の生涯を音楽的研究・活動に費やし、自らの意志を貫いたロシアの作曲家、アレンサンドル・グレチャニノフ。 彼は決して恵まれた環境ではなかったにもかかわらず、音楽へ導かれるように、その音楽的才能を開花させていきます。 同郷の作曲家たち、ラフマニノフ・カスタルスキー等と同じく、ドイツ・イタリア音楽の影響からロシア的なものへとする 取り組みを行い、持続低音の使用にたどり着きました。そして、何といっても彼の素晴らしい功績として、 ロシア中世き教会音楽への研究があります。周囲から理解されず、また何一つ援助も受けられない状況下で、 ただ一人ロシア正教の協会音楽を継承し発展させたことは、音楽家として称えられるべきことです。 そして、そんな彼の書いた子供のための作品には、豊かな古きよきロシアの伝統旋律があり、それは内面的で 美しい情景を思わせ、音楽の原点ともいうべき歌の素晴らしさ、祈り、浄化するような響きも存在します。
本書では、曲の清々しい響きや楽しいリズムを損なわずに、小さな手の学習者が弾きやすいような指使いを 書き加えました。また、ペダリングに関しては、ももともと記入されていたものに加えて、特に必要と思われる箇所のみ書き入れました。 グレチャニノフの紡ぎだす、優しく、時に叙情性を帯びた奥深い音楽作品は、子供たち(学習者)、音楽を愛する人にとって 実りあるものと信じ、そしてそれが人々の心を豊にしてくれることでしょう。
※監修者の意向により「アンドリューシャのアルバム(Op.133)」より8曲、「Willy Rehbergによる4手のためのアルバム(グレチャニノフの小品より)」より10曲を選曲して掲載しております。
※ 本書は「グレチャニノフ ピアノソロ&連弾曲集 初中級程度 模範演奏CD付」(GTP01089864)の、表紙デザインを一新したものです。曲目の変更はございません。
学校における方言教育や方言の教材作成といった教育と方言との関わり、また昔話の語り活動などの地域社会と方言との関わりについてその実践を紹介し、今後の展望を示す。
■「地域文化の多様性を守るためにー第2巻への招待ー」より
日本の近代史の中で、地域を越えて広域にわたるコミュニケーションに使用されるいわゆる「標準語・共通語」と、地域社会の中で使用される「方言」とは、標準語・共通語の方に教育的・社会的評価面での圧倒的な比重が置かれつつも、事実上は社会生活の中で共生関係に置かれてきた。その間、方言は豊かな地域文化の多様性を創成し、地域社会のアイデンティティーを表出するための重要な手段として、標準語・共通語ではなしえない役割を日本各地で果たしてきたといえる。しかしながら、戦後の高度経済成長にともなう都市部への若年労働人口の集中などにより地方社会は疲弊し、豊かな地域文化を支えてきた方言も、若い話し手たちを奪われ、各地の方言は衰退の窮地に追い込まれている。今日のようなグローバル化の進展する状況下にあって、日本各地で多様な地域文化を醸成してきた方言が失われてしまうことも、ある程度は仕方がないという意見もあるかもしれない。しかし、たとえば関西人から関西弁を取り上げるといったら、関西のみなさんはどう感じるだろうか。決して愉快なことではあるまい。関西弁ほど優勢ではない方言を話す日本各地においては、自分たちの言葉を奪われる危機の度合いははるかに高く、それ故に方言に対する愛惜の念は一通りのものではないだろう。あるいは、自方言が失われることをすでに諦めている地域もあるかもしれない。かつての言語研究者のように自然の成り行きに任せるのではなく、その方言の話し手の立場に立って、方言を残したいという地域社会の思いを受け止めて、方言が次世代に継承されるためのポジティブ・アクションを、多様な社会的立場から模索する時が来たのではないか。
日本語研究の最前線をゆく執筆陣による「キャラ」と「日本語」をめぐる論文集。「さまざまな「キャラ」」「物語世界のキャラ論」「現実世界のキャラ論」「キャラ論の応用」の4章、縦横無尽に論じる11篇。
わが国の科学技術イノベーション政策の根幹を規定した「第4期科学技術基本計画」(2011年8月19日閣議決定)には、「社会と科学技術イノベーションとの関係深化」という一節が設けられている。そこには、国民と政府、研究機関、研究者との間で認識を共有することができるよう、双方向のコミュニケーション活動を積極的に推進していくことが重要であると記載されている。
このような国民と科学研究の担い手をつなぐ双方向のコミュニケーション活動は、一般的に「科学コミュニケーション活動」と呼ばれている。そのような活動を活発化させることによって、国民の科学技術理解が増進され、研究者など科学研究の担い手の側は社会的リテラシーを増大させることができると期待されている。
では、どうすれば、そのような双方向の科学コミュニケーション活動を活発化させることができるのだろうか。特にわが国の大学及び公的研究機関の内部ではどのような努力が求められるのだろうか。これらを明らかにすることが、本書の目的である。
はじめに
序 章 二代目経営者はどのように“家業”から“企業”へ脱皮したのか
父が創業した小さな印刷会社に戻った時の従業員は一名/借金がなくなったら家業をたたむ予定。ビジネスの未来は見えなかった/代表となり迎えた第二創業期。印刷通販で成功を収める/会社設立9年で1.5億円から、30億円企業に急成長した戦略とは
第1章 二代目の鉄則1今まで進出しなかった分野にまず手を出してみる
第二創業期。売上の足しになればとインターネットビジネスに進出/創業者がやってこなかった新規ビジネスに手を出してみる/これだ、と思ったらその分野をやりぬく覚悟を持つ/プリントネットは社員全員で「印刷通販」に方針転換/納期・品質には徹底的にこだわり信頼を維持する
第2章 二代目の鉄則2劇的な転換よりも、地道な社員教育
第二創業期を乗り越え、事業が拡大傾向にある中で必ず陥る「社員との歪」/人材の成長に沿った成長戦略を描かないと利益が付いてこない/プリントネットも売上が倍増した時期、一時的に利益が出にくい企業体質に陥った/二代目社長が考える「理想的な人材」を明確にして企業の方向性を定める/社長自らが自社に対する思いや方向性を熱く語り続ける
第3章 二代目の鉄則3他社にもない、創業者にもない独自性を生みだす
社員が一つになったら、次は会社としての独自性を打ち出す/「他社には絶対に負けないポイント」を生み、会社と経営者の特色を出す/プリントネットは「時間軸への徹底的なこだわり」を社内外に掲げた/簡単なことではないが、追求し続けることで必ず答えは出るはず
終 章 社長業に、近道はない
社長として「引き継ぐもの」「改革するもの」の見極め方/他社の真似をしない経営スタイルを貫く
おわりに
?日中対照言語学研究の最先端の論文集
日中対照言語研究の第一線で活躍する大学院担当教授・博士などが執筆する豪華版。文字・語彙・文法・語用・言語行動・コミュニケーション・日本語と中国語教育、認知言語学、コーパス言語学など、様々なジャンルの斬新な説を展開し、日本語と中国語の特徴について解き明かす。
「知的資産」をどのように経営に活かすのか。事例をもとに独自の分析方法、表現方法を紹介。知的資産経営の手法を体系的・論理的に解説。
1979年「養護学校設立義務化」をピークに日本各地で展開された,「がっこの会」「青い芝の会」などの共生教育運動.この闘争が提起した「障害」や「分けない授業」をめぐる真摯な試行を,当時の運動資料や取材から再発見する本書は,今日のインクルーシブ教育を照射する.
共生・協働のヒントがここに!
多様性を強みに変え、インクルーシブな共創社会の実現に向けた課題解決の手がかりとなる提言集。30人の著者が、コミュニティ、保健・医療・介護、教育、雇用、ダイバーシティ、SDGsなどについて、問題の本質に鋭く切り込んだ。学生、自治体、企業、NPO必携の書。
第1部 共創社会の有効性
第2部 共創社会に向けた政策課題
第1章 外国人受入れ政策
第2章 地域コミュニティ
第3章 保健・医療・介護
第4章 外国人雇用
第5章 住民サービス
第6章 教育政策・言語教育
第7章 日本語教育
第8章 人権と権利とは
第9章 諸外国の取り組み
●役に立つ巻末資料