自然や科学的な現象、物質の性質の理解に欠かせない「物理化学」の基礎をわかりやすく解説した大学生のためのテキスト。論理的思考と本質を見抜く力を養い、科学技術社会で主体的に活躍できる基礎力を身につける。
■本書のポイント
・全体と各項目の内容が一目でわかるチャート
・各項目ごとに学習目標を明示
・学習目標に沿った演習問題と詳しい解説で理解が深まる
・理解の到達度がわかるルーブリック表を掲載
・充実したAppendix(付録)
2010年4月施行の法改正に対応した改訂版。
細胞分裂おさえて細胞寿命をのばす!?植物乳液の防虫効果と利用方法!?身近な素材で太陽電池のコストを99%カット!?化学の甲子園をめざす海外・国内の高校生の奮闘記第14弾。
【読者対象】
バイオマスを一通り学びたい学生,社会人,研究者
【書籍の特徴】
この1冊を最初から最後まで読み,内容を習得すれば,バイオマス分野での学術的な活動を進める上での基本的な知識が身に付けられるよう,各分野で取りこぼしがないよう項目を検討し,基礎事項から専門的な事項までを丁寧に解説。それぞれの執筆内容に関連がある場合には相互に参照を促す記述を加えた。また,記述の根拠となる文献を豊富に示し,必要に応じて参照できるようにした。
【本書の構成】
1章でバイオマスの意義を説明し,2章,3章で後の章を理解する上で必要な大まかな基礎知識を説明した上で,4章で発生と生産,5章から8章で前処理を含む変換,9章でシステムを議論している。
1章「バイオマスの意義」:これまでのバイオマス研究の経緯と,現在バイオマスに求められていること,そして将来の方向性について解説する。
2章「基礎知識」:バイオマスの分類を示し,バイオマスを議論するときに必要となる各分野の基礎的な知識を説明する。
3章「物理化学的性質」:バイオマスを有効利用するために理解しておきたい,バイオマスの組織構造と成分,性質,規格と評価手法について解説する。
4章「バイオマスの発生と生産」:バイオマスの適切な利用システムを構築するために理解しておきたい,森林系バイオマス資源,農業系バイオマス,水生バイオマスの発生と生産について解説する。
5章「バイオマスの前処理」:バイオマスを変換,加工しやすくする前処理である,物理的前処理,熱化学的前処理,生物化学的前処理を解説する。
6章「バイオマスの物理的変換」:バイオマスの物理的変換(physical conversion)には,製材などへの加工,成形燃料化,成分利用がある。 各項目について詳しく解説する。
7章「バイオマスの熱化学的変換」:バイオマスの熱化学的変換(thermochemical conversion)の主要なものには,燃焼,ガス化を含む熱分解,水熱処理,バイオディーゼルなどの液体燃料生産がある。これらの各熱学的変換と用いられる触媒について詳しく解説する。
8章「バイオマスの生物化学的変換」:バイオマスの生物化学的変換(biochemical conversion)の主要なものには,メタン発酵,エタノール発酵,アセトンーブタノールーエタノール発酵,各種のマテリアル生産がある。これらの各生物学的変換と代謝と遺伝子工学について詳しく解説する。
9章「バイオマス利用システムの評価」:適切なバイオマス利用システムを構築するためには,プロセス設計を行って評価を行うが,このときに重要な観点となるライフサイクルアセスメントと社会システムとしての評価について詳しく解説する。
実用面で成果を挙げる物理学が、未だに宇宙の真理にたどり着けないのはなぜか?世界に関する知識の歴史・物理法則・人間の認知から浮き彫りになる「限界」を通して、科学がもつ力をとらえなおす。
液相中で気液界面を新たに形成しながら「蒸発」が起きる現象が「沸騰」です。液体の中にある加熱された固体の表面で、この「沸騰」が起きる際の伝熱過程が「沸騰熱伝達」です。この「沸騰熱伝達」では、気泡や蒸気膜といった新たな気液界面が形成され、これらが複雑な運動を行うことで熱伝達が行われる特別な「構造」を持つことになります。
この「沸騰熱伝達」、その「構造」に関する技術的な知識と正確な計算は、蒸留やボイラーなどの熱設計など、ありとあらゆる沸騰が関わる幅広い産業・技術分野で必須のものです。
この本は、この沸騰熱伝達とその構造についての概論としてまとめられた元・東京大学生産技術研究所所長・副学長 西尾茂文先生によるセミナー資料(1990年自主制作発行)を書籍化するものです。
これから沸騰研究に従事する若手研究者(学部学生や大学院生)や技術者が、沸騰現象の基本となる素過程の物理・化学的理解と沸騰熱伝達特性の概要を把握する際のテキストとなるものです。
1990年以降の沸騰に関する新たな知見は含まれていませんが、沸騰現象の素過程や沸騰熱伝達基本構造の内容は普遍的なものであり、特にこれから沸騰研究開発に取り組もうとする方にとって、非常に貴重な内容となります。
重要“33単元”をマスターして合格を目指そう!
電験三種の電力科目は、各種電気設備の電力系統における役割や、電力系統で起こる異常、故障に関する知識が問われます。このため、変圧器や同期機の知識がある程度必要になると共に、送配電線では電気的特性を理解する上で電気回路の知識も必要です。
本書では、過去問研究により重要単元を選抜し、各単元とリンクする電験三種レベルの例題を取り上げ、それを解答するための「問題の考え方・解き方」、その基となる「重要事項・公式」を、原理・法則からわかりやすく解説してあります。
本書は学生達への手助けとして各章の末に問題を提供している;この問題の解は分冊TID-26711-P2としてSolutions to ProblemsがNational Technical Information Service, U.S. Department of Commerce, Springfield, Virginia 22161より入手出来る(本翻訳書では章末の問題とその解答を分冊として纏めた).意図は本書と解答集の記号を一致させていることである.これ自体で過去数十年にわたる研究論文に表れた燃料と被覆管挙動の多くの理論間での連続性の糸を供給してくれる”と述べている.テキスト自体だけでなく,「問題の解き方」がセットと成る書が学習者にとって最良であると認識している訳者にとって,本書は燃料要素の照射過程の振る舞いを理解する最良のテキストと成っている.若き読者にとっても同様に最良のテキストと思う.原子力工学の学生だけでなく,原子力出身で無い原子力技術者達(私自身もそうである)にとっても必要な知識と理論であり,有効活用を願う.
第 1 章 統計熱力学:問題と解き方/第 2 章 固体の熱物性:問題と解き方/第 3 章 結晶構造:問題と解き方/第 4 章 固体の凝集エネルギー:問題と解き方/第 5 章 化学平衡:問題と解き方/第 6 章 固体の点欠陥:問題と解き方/第 7 章 固体の拡散:問題と解き方/第 8 章 転位と粒界:問題と解き方/第 9 章 UO2 の状態方程式:問題と解き方/第 10 章 燃料要素の熱挙動:問題と解き方/第 11 章 燃料化学:問題と解き方/第 12 章 酸化物燃料要素内の固体核分裂生成物挙動:問題と解き方/第 13 章 分裂ガスに依るスエリング:問題と解き方/第 14 章 ポア泳動と燃料再組織化の運動論:問題と解き/第 15 章 分裂ガス放出:問題と解き方/第 16 章 UO2 の機械的性質:問題と解き方/第 17 章 照射損傷:問題と解き方/第 18 章 金属の照射効果;硬化,脆化,破壊:問題と解き方/第 19 章 金属の照射効果;気泡スエリング,照射クリープ:問題と解き方/第 20 章 ナトリウムとステンレス鋼の相互作用:問題と解き方/第 21 章 燃料要素と集合体の機械的挙動モデル:問題と解き方
本書ではすでに一応確立された熱平衡系近傍の非平衡統計力学について述べるだけでなく、現在発展しつつある、熱平衡状態からはるかに離れた状態での非平衡系の統計力学への序論も含めている。非平衡系に特有な概念を平易に説明するためにできるだけ基本的な事柄についてまとめ、考え方の枠組みを中心にして解説している。
これから学習する初学者や、知識の再確認が必要な技術者に最適の一冊!
海外でも人気の高い根付。この小さな細工物のデザインには、江戸の洒落や粋にとどまらず日本文化の多様なモチーフが刻まれている。根付研究会の初代会長として長くその鑑賞普及に努めた著者(故人)の含蓄に富む三章98話のエッセイと名品の写真で構成された本書は、付載した根付の貴重資料「装剣奇賞」と併せ、一冊で根付の主要な知識や鑑賞のポイントを得る格好の入門書として高評を得た。今回、装い新たな「新装増補版」として再刊。
設計者が炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を構造材に使用する場合,その指標となるのが耐久性である。本書は,CFRPの様々な条件下での耐久性設計のための試験法,構造評価法を豊富な実践データを用いて解説した。
1 序章
2 粘弾性
3 樹脂の粘弾性特性係数のマスター曲線
4 FRP の力学および熱特性
5 CFRP の静的および疲労強度
6 FRP の静的強度の定式化
7 FRP の疲労強度の定式化
8 FRP のクリープ強度の定式化
9 応用1:吸水環境における一方向CFRPの種々の負荷方向の静的強度
10 応用2:吸水環境における種々のFRP積層板の静的および疲労の曲げ強度
11 応用3:CFRP/鋼ボルト継手の寿命推定
12 応用4:MMF/ATM法に基づくCFRP構造物の寿命予測
本書では、できる限り国内外の土壌物理関係用語を集めて整理し、解説をつけた。土壌物理と関係の深い、土壌肥料、農業工学、作物栽培、ペドロジー、第四紀学、土壌動物、土壌微生物などの諸分野の用語のうち、土壌物理に関連するものを多く収録した。巻末のデータ集では、全国の代表的土壌の物理性を収録した。
総合プロデュース 西川貴教 × 企画・原作 志倉千代丸が送る
BIGアイドルプロジェクトのTVアニメ第3期!
★総合プロデュース 西川貴教×企画・原作 志倉千代丸が手掛けるBIGアイドルプロジェクト「B-PROJECT」のTVアニメ第3期がいよいよ放送!
総合プロデュースを西川貴教、企画・原作を志倉千代丸、キャラクターデザインを雪広うたこが担当し、2015年9月にプロジェクトが始動した「B-PROJECT」。
CDリリースや幕張メッセ イベントホールなどでの大規模ライブ開催をはじめとするアーティスト活動に加え、
2度に渡るTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、様々なメディアミックスを実現!
そして、この2023年10月には、トップアイドルグループとしての道を走り始めた「B-PROJECT」の新たな物語を描くTVアニメ第3期「B-PROJECT 〜熱烈*ラブコール〜」がいよいよ放送開始!
★実力派クリエイター陣が集結し、「B-PROJECT」の新たな物語を鮮やかに描き出す!
監督・武田睦海、シリーズ構成・小中綺ら/MAGES.、キャラクターデザイン・岩佐とも子といった実力派スタッフを起用!
また、アニメーション制作は旭プロダクションが担当!TVアニメ第3期「熱烈*ラブコール」のために新たに集った実力派クリエイター陣が、「B-PROJECT」の物語を鮮やかに描き出す!
★豪華声優陣が続投×新キャストも追加!いまを時めく人気声優陣が魅力的なキャラクターを演じきる!
これまで「B-PROJECT」のメンバーを演じてきた、小野大輔、岸尾だいすけ、豊永利行、花江夏樹、加藤和樹、上村祐翔、柿原徹也、
森久保祥太郎、大河元気、増田俊樹、西山宏太朗、八代 拓、千葉翔也、江口拓也ら豪華声優陣が引き続き続投!
また、興津和幸、浪川大輔、瀬戸麻沙美らお馴染みのキャストが脇を固める!
さらに、ガンダーラミュージックに新たに加入する「ウルトラズ」メンバーのA輔〔エースケ〕倉田永輔役に「東京リベンジャーズ」柴 八戒を演じる畠中 祐を
、B太〔ビータ〕柏木文太役に「【推しの子】」雨宮吾郎を演じる伊東健人を起用!
いまを時めく人気声優陣が、魅力的なキャラクターを演じきる!
★各卷には、アニメ描き下ろしデジパックやリーフレットなどが付属した豪華特典仕様!
<収録内容>
第10話
第11話
第12話
※収録内容は変更となる場合がございます。
数学、物理の基礎から熱機関のサイクルまで、幅広く学習できる1冊。基本問題を繰り返し解き、機械工学における基礎科目の工業熱力学をマスターしよう。
2015年刊「高分子材料・製品の長寿命化・安定化技術」の普及版。高分子材料の劣化・破壊のメカニズム、製品別の長寿命化・安定化技術および、熱可塑性樹脂、ゴム、エラストマーの最新動向を解説している。