中上健次はなぜこんなにも衝撃的なのか。いまだに深い問いを投げかけ続ける巨星の生誕80年を機に新世代の書き手たちが新しい魅力と可能性を開く。これからの読者と、中上を愛する読者のための一冊。
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◎新発掘資料 初公開!「枯木灘」自筆入稿原稿
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○特別寄稿
紀和鏡 『十九歳の地図』周辺のこと
中上紀 三十歳の中上健次
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○中上健次エッセイ・マスターピース・セレクション
犯罪者宣言及びわが母系一族/親爺を殴り殺せ/紀州弁/詩は軽蔑に価する/夢の力
/風景を飲む/ 戦争を欲する子供たち/毒のある声が響く エルヴィン・ジョーンズ「ヘヴィ・サウンズ」/賤者になる/ 生(き)のままの子ら/〈場所〉と植物/朝未だき、世界中のすべてのものが……
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○熊野紀行
宇佐見りん(文・写真) 動物としての皮膚呼吸
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○エッセイ
星野智幸 優れた小説の核には詩があると、
瀬戸夏子 美しい男が死んでしまう前に
日比野コレコ 自己の血を狩りに出る
仁科斂 天皇が領らす時の果て
高山花子 一瞬
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○入門
渡邊英理 いま中上健次をいかに読むか
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○対談
安藤礼二×友常勉 文学とは「うつほ」の革命である 中上健次の新たな可能性と不可能性
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○論考
中村隆之 南の作家 中上健次 繁茂する世界に向けて
堀千晶 『千年の愉楽』の神話 〈外〉の音楽
松田樹 愛の作家 中上文学における垂直性と水平性
住本麻子 普通に読むなら
今井亮一 中上健次をふんわりとグローバルにつなぐために
野浪行彦 中上健次とふりかえる昭和一〇一年
浅野麗 一統の「垢」 中上健次『野性の火炎樹』
菊井崇史 名もなき炎の橋に立つ言葉 中上健次、中平卓馬の「視る」について
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主要作品ガイド 中里勇太ほか
十九歳の地図/岬/枯木灘/紀州 木の国・根の国物語/鳳仙花/千年の愉楽/地の果て 至上の時/日輪の翼/熊野集/野性の火炎樹/奇蹟/讃歌/異族
中上健次略年譜
土木作業員の祐一は、出会い系サイトで知り合った佳乃が山奥で置き去りにされているのを助けようとして殺害してしまう。時を前後し、同じサイトで出会った祐一と光代は互いに惹かれ合い、逃避行の旅に出る。加害者と被害者、その家族や友人。一体誰が悪人なのか。交差する様々な思いを克明に描いた不朽の名作!
第一章 彼女は誰に会いたかったか?
第二章 彼は誰に会いたかったか?
第三章 彼女は誰に出会ったか?
第四章 彼は誰に出会ったか?
最終章 私が出会った悪人
解説 斉藤壮馬
前作『吸血鬼の匣』に引き続き、スクエアシリーズの第3弾! 著者が長年愛着を持って描き続けてきた「髑髏」を今回も小さな匣に閉じ込めました。妖しく美しい作品の横に添えられた蠱惑的な文章がさらに作品の世界を広げていきます。(全文英訳付き)山本タカトの世界を思う存分お楽しみください。
仮説→交流→書くの3ステップで自分の考えが持てる新教科書対応道徳ワークシート!
小学校低学年の道徳では、教科書教材を読んだ後、道徳規範を「書かせる」ことに時間が多く取られてしまい、自分の意見を持つことや、その意見を友達と交流して深めることまで到達することは難しい。そこで、本ワークシートでは「自分の意見」を選択式とし、選んだ意見をもとに友達と交流、振り返りとして自分の意見を再形成する授業を提案する。コピーして使えるだけでなく、研究授業で必要となる指導案や板書計画、授業の流れをQRコードでダウンロードすることもできる。大好評の「道徳ワークシートシリーズ」第3弾。
1年生編
・よい ことと わるい こと
・ハムスターのあかちゃん
・きんの おの
・もうすぐ二ねんせい
2年生編
・二ねんせいになって
・おれた ものさし
・ありがとうの手紙
・黄色いベンチ
ほか
植民地時代の台湾に生まれた胡太明は、中国文化をルーツに持ちながら、近代的な教育を受けて成長するが、故郷では日本人と同等に扱われず、新天地を求めて渡った日本や中国でも、決して同胞とは見なされない。植民統治下の台湾人が生きた矛盾と苦悩を克明に描き、戦後に日本語で発表された、台湾文学の古典的名作。[解説=山口守]
第一篇
苦棟(せんだん)の花の咲く頃
雲梯書院
古きもの新しきもの
濁流の中へ
久子
思慕たちがたく
故郷の山河
嵐の季節
彭秀才を葬う
愛と告白
青春の慟哭(どうこく )
波濤を越え
第二篇
日本留学
異郷の花
ふたたび故国へ
救いなき人びと
阿玉の悲しみ
昏迷と彷徨(ほうこう)
新生活
流離転々
大陸の呼び声
第三篇
紫金山の見える家
淑春
その後に来るもの
愛情は回帰する
相剋
一夜
風暴の前
囚われの部屋
脱出
さらば大陸
第四篇
暗い故郷
戦いの陰に
強いられた征途
この悲惨
回復期
母の死
虐げられる青春
再会
第五篇
日米開戦
新たな職場
愚かしき銃後
范の操志
虎狼の府
皇民派の悲哀
ある決意
犠牲
狂乱
再刊に際して
解説 近代台湾人の精神史を巡る旅……………山口守
1941年12月8日、日本軍は真珠湾を奇襲攻撃した。なぜ「必敗の戦争」を始めたのか。9カ月に及ぶ熾烈な外交交渉の内幕、その果てに訪れた開戦の日の24時間の詳細な推移とは。膨大な公刊資料、証言、日記などを元に、東京、ワシントン、ホノルル、マレー半島と舞台を移しながら、克明に記録した傑作ドキュメント。解説・砂川文次(芥川賞作家・元自衛官)
「昭和史の語り部」が遺した、もうひとつの「日本のいちばん長い日」
ーー精緻に記録された「開戦の日」
付録[主要人名索引]を特別収録!
その安全のために、あるいは国益という名の打算行為から国家がなりふり構わず立ち上がることは、これからもありうるのである(「あとがき」より)
『日本のいちばん長い日 決定版』好評発売中!
プロローグ 9
第一部 ハル・ノート 43
第二部 開戦通告 125
第三部 輝ける朝 251
第四部 捷報到る 457
エピローグ 487
あとがき 497
参考文献 502
解説・砂川文次 506
主要人名検索 522
みなさんは、「落語」を知っていますか?
落語はおもしろい話をひろうして、観客を楽しませる「話芸」です。大笑いできるこっけい噺や、ほろっと感動できる人情噺など、さまざまな「噺」があります。
そのみりょくは、欠点や失敗などもふくめて、人間のおかしさや、陽気に生きるたくましさをえがいているところ。個性豊かな江戸っ子たちによる、おもしろおかしい噺がたくさんあり、登場人物はダメな部分がありながらも、どこかどこかにくめないキャラクターとして表現されています。
落語家は、たった一人で座布団に座り、観客の想像力をかきたてながら、物語を語って楽しませます。
この本では、落語の歴史や、衣装と小道具、動き(しぐさ)に加えて、人気の演目のあらすじをしょうかいします。
この1冊で、きみも「落語」がわかる!
落語家 柳家喬太郎氏のインタビューも収録。
(学校・公共図書館用の書籍です。)
倫理学の中心的な諸問題を深い学識と鋭い眼差しで再検討した現代における古典的名著。倫理学はいかに変貌すべきか、新たな方向づけを試みる。
西郷隆盛と大久保利通ーともに薩摩に生をうけ、維新の立役者となり、そして今や新政府の領袖である二人は、年来の友誼を捨て、征韓論をめぐり、鋭く対立した。西郷=征韓論派、大久保=反征韓論派の激突は、政府を崩壊させ、日本中を大混乱におとしいれた。事態の収拾を誤ることがあれば、この国は一気に滅ぶであろう…。
陰キャ特有思考回路全開!!もんもんラブコメ開幕!!
陰キャとして“わきまえ”てる杉村くん。 陰キャなので気になっている人との接し方がわからない檜(ひのき)さん。
これは、そんな2人の初々しき変態的な物語。 悶々が悶々を呼ぶ思考暴走ラブストーリー!
部屋は、住人の内的世界に呼応する。先延ばしや収集癖で散らかったり、不安やトラウマから要塞化したり。そんなことがよく起こっている発達障害や精神疾患を抱えた当事者10人が語る部屋への意識から、内側に広がる論理をさぐる生活史。不器用な軌跡が残る部屋には、〈わたし〉にしかわからない秩序と安らぎがあった。
はじめに
ルーム1
書道が部屋を飲みこんでしまいました
ー laylaさん【自閉スペクトラム症/ADHD/鬱病】
ルーム2
力とか知性とか監視カメラとか、ルサンチマンを乗りこえる部屋です
ー みちるさん【自閉スペクトラム症/双極症/不安症】
ルーム3
部屋が散らかっているときは、じぶんの頭がすっきりしているときなんです
ー キューピーさん【双極症1型】
ルーム4
精神科病棟から帰ってきたあとの自分の部屋は、いっそう好きです
ー ユリさん【鬱病/摂食症/市販薬・処方薬依存症/複雑性PTSD】
ルーム5
放ってあるのではなく、保存してるんです
ー しのぴーさん【自閉スペクトラム症/ADHD/聞き取り困難症】
ルーム6
完全な秩序のなかにいたいけど、それをいちばん邪魔しているのはじぶん自身です
ー はじめ・まことさん【自閉スペクトラム症/ADHD】
ルーム7
本とビーズと、ずっとここにいてもいいと思っています
ー 詩歩子さん【自閉スペクトラム症/双極症2型/複雑性PTSD/解離性障害】
ルーム8
汚部屋からヲ部屋になる日を夢みています
ー みーふーさん【鬱病/不安症】
ルーム9
私が私を引きうけるためにつくった、サバイバル部屋です
ー 石田月美さん【鬱病/パニック症/過食症】
ルーム10
内面を支配する悪夢に対応した部屋です。それ以外は研究室に放りこみます
ー 横道誠【自閉スペクトラム症/ADHD/アルコール依存症】
おわりに
最新情報を盛り込んだ,待望の第2版!
2000年を超える歴史と世界各地の多彩なオルガン文化。
第一線のオルガニスト,ビルダー,研究者ら18名が執筆。
【内容】
第1章 オルガンとは
第2章 オルガンの構造と作りかた
第3章 オルガン演奏の基礎
第4章 オルガンとその音楽の歴史
第5章 日本のオルガン史
【執筆(50音順)】
浅井寛子
今井奈緒子
金澤正剛
小林英之
Scott Shaw
須藤宏
Andres Cea Galan
千田寧子
Steven Dieck
廣江理枝
廣野嗣雄
深井李々子
深堀彩香
松居直美
馬淵久夫
Jean-Philippe Merckaert
保田紀子
横田宗隆
第1章 オルガンとは
1 オルガンのしくみ(廣野嗣雄)
2 鍵盤からパイプまで(廣野嗣雄)
3 音色を変えるには(廣野嗣雄)
4 ストップの基礎知識(馬淵久夫)
5 オルガン用語(馬淵久夫)
第2章 オルガンの構造と作りかた
1 オルガンができるまで(廣野嗣雄)
2 パイプ(横田宗隆)
3 風箱(横田宗隆)
4 送風装置(横田宗隆)
5 鍵盤(須藤宏)
6 アクション(須藤宏)
7 ストップ・アクション(須藤宏)
8 補助装置(須藤宏)
9 デザインとケース(須藤宏)
第3章 オルガン演奏の基礎
1 音楽を読む(廣野嗣雄)
2 鍵のタッチとリリース(廣野嗣雄)
3 フレージングとアーティキュレーション(廣野嗣雄)
4 レジストレーション(今井奈緒子)
5 デュナーミク(強弱法)(今井奈緒子)
6 アゴーギク(速度法)(今井奈緒子)
第4章 オルガンとその音楽の歴史
1 起源から西ヨーロッパ中世盛期まで(馬淵久夫)
2 中世後期とルネサンス(馬淵久夫)
3 イタリア(金澤正剛・浅井寛子)
4 ネーデルラント(Jean-Philippe Merckaert)
5 スペイン(Andres Cea Galan)
6 フランス(馬淵久夫・深井李々子)
7 ドイツ(松居直美・廣江理枝)
8 オーストリア・東欧諸国とスイス(小林英之・馬淵久夫)
9 イギリス(Scott Shaw)
10 アメリカ合衆国(Steven Dieck)
11 その他の地域(松居直美・小林英之)
北ヨーロッパ/ロシア/バルト三国/メキシコと中南米/アジア諸国
12 19〜20世紀の演奏様式(廣野嗣雄・馬淵久夫)
第5章 日本のオルガン史
1 キリシタン時代(深堀彩香)
2 明治時代〜第二次世界大戦(千田寧子)
3 第二次世界大戦後の復興期(馬淵久夫)
4 オルガン文化の受容と同化(馬淵久夫)
5 日本のオルガン作品(保田紀子)
’70年代末、『錯乱のニューヨーク』で建築界の寵児となった鬼才コールハース。以来、建築家として一作ごとにセンセーションを巻き起こしてきた彼がブルース・マウと組んで’95年に刊行した『S,M,L,XL』は、1300ページを超える途方もないヴォリューム、圧倒的なヴィジュアルとあいまって、たちまち伝説の書となった。その『S,M,L,XL』の核となっているテクストをセレクト、あわせて「ジャンクスペース」などその後の問題作10篇を収録する。世界の都市の変化の最前線を深い洞察力でとらえたその思想の核心を凝縮、現代都市論/建築論にまったく新しい次元を開く衝撃の書!