「応用行動分析学」で教室の特別支援の対応がガラッと変わる!
「何度注意しても離席する」「いきなり暴力をふるう」などの不適応行動。特に若い教師の間でこれらの子どもへの対応に苦慮しており、著者への講演依頼の半分以上が、この不適応行動となっている。不適応行動は「できない子」というレッテルで厳しく叱られがちであるが、実はそれでは改善しない。「応用行動分析学」の観点から不適応行動を捉え直し、明日から使える技を「見取りのモノサシ」として、実際のエピソードをイラスト付きで解説する。著者がSNSで行ったの「読みたい本アンケート」で最も求める声が多かった企画を堂々書籍化!
第一章「見取りのモノサシを手に入れよう」
第二章「見取りのモノサシを磨こう」
第三章「見取りのモノサシを深めよう」
第四章「行動分析学のツールを手に入れよう1」
第五章「行動分析学のツールを手に入れよう2」
第六章「モノサシとツールを使いこなせる姿を目指して」
『横尾忠則 記憶の遠近術 篠山紀信』(1992年、講談社)から貴重な写真を厳選。その後に撮影された写真、関連作品なども加えた。
デザイナーとして世に知られているウィリアム・モリスですが、その人生の後半を社会変革に献身したことは、あまり知られていません。工芸職人であり芸術家であるからこそ、すべての人間が地球上で楽しく美しく生きる平等な社会を願ったモリス。その実現をめざして、全国を駆けめぐっておこなった講演の代表的なものを、この本で取り上げました。
本書の翻訳にあたっては、ノーマン・ケルヴィン編集の『William Morris on Art and Socialism』、メイ・モリス編集の『The Collected Works of William Morris』22巻、23巻、メイ・モリス著の『William Morris:Artist, Writer, Socialist』2巻、フィリップ・ヘンダーソン編集の『The Letters of William Morris to his Family and Friends』所収の論文を底本としました。
1 私はいかにして社会主義者になったか(1894年)
2 小芸術(1877年)
3 不当な戦争ー英国の労働者たちへ(1877年)
4 民衆の芸術(1879年)
5 金が支配する世の芸術(1883年)
6 意味のある労働と無意味な労苦(1884年)
7 芸術の目的(1886年)
8 未来の社会(1887年)
各論文の背景と解説
訳者あとがき
ウィーンの音楽家グスタフ・マーラーの妻アルマ、オーストリア=ハンガリー帝国の伯爵クーデンホーフと国際結婚した青山みつ(ミツコ)、さらにウィーンを放浪していた若きヒトラーの青春は、極めて対照的であった。ウィーン・モダニズム成立の起爆剤となったアルマ、「婦徳の鑑」ともいえる古い日本的な生き方をしたミツコ、モダニズム芸術への怨念を抱いていたヒトラーという三者が展開した人間模様を活写する。
あるところにとってもヘンナコがいました。シカのような角、ラクダのような顔、ヘビのような体、トラのような足……どんな動物にも似ていなかったので、みんなからはヘンナコ、へんてこなこと呼ばれていました。そんな中、ある日の出会いが、ヘンナコを変えていきます。第13回えほん大賞絵本部門大賞受賞作品。自分に自信を持てるようになる物語。
77年に発売されたアルバムのCD化。「恐山」は地声発声による合唱、ロックバンドとの共演、ケチャヘの挑戦、と話題を呼社だデビュー盤。「やまと幻唱」はわらべ唄、声明、三味線音楽など新境地を開拓した3枚め。(5)のウィットは抜群だ。故小泉文夫の解説も付いている。
冴えない人生を送っていた30代の独身女、坂倉葵。 同窓会での帰り道、階段から転落し目を覚ますと…なんと高校生時代にタイムスリップ!! しかも自分の体は何故かチ●コをはやした男子高校生に!! 「男の子の体って、しゅごいぃ? 男の子ってサイッコーー!!!!」 男女逆転で新たなる性春がリスタート!!
ピンセットで活字をつまんで食べてしまいたい。そんな思いにとらわれる美しい小説にたまに巡り合います。古川きょうさんの第三作品集がまさにそれ!ういういしく瑞々しいい青春小説の誕生です。
日本の文字は、大陸からの漢字移入に始まり、やがて日本語にあう文字を工夫する。漢字の草書の略化を利用した、新しい文字、平(*ひら)かなが作り出されていき、平安時代中期には、かなの全盛期を迎える……。本書は、さまざまな略形、略化の範囲、伝統的か一時的使用かの分別、さらに希少字母等を明らかにしていく。当時の書き手に影響を与えた王羲之との対比など、広大な文献を広く深く探り、整理・解析。かな文字を理解するための、ハンドブック。かなの美、かなの成立と変遷に迫る。ロングセラー「かな字典」の編者による、姉妹編。
瀬戸内海の島々を舞台に、3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭。約100万人が国内外から訪れる日本を代表する国際的な芸術祭です。
本書は芸術祭の魅力をぎっしり詰め込んだ公式ガイドブック。作品の紹介と解説、詳細マップ、島のみどろこや交通案内、船やバスの時刻表まで充実した1冊。
吝嗇家の夫との田舎暮らしの虚しさを埋めるため、詩を書きはじめたディナ。それが話題となり、批評家ルーストーの愛人となった彼女は、とうとう夫を捨て、パリへと出てくるが…。ジョルジュ・サンドを彷彿させるような女作家を主人公とした表題作など、「文学」と「狂気」が交錯する2篇を収録。すべて新訳の新シリーズ第3弾。
手あらいソングに合わせて一生けんめい手を洗っていると、「マジメか!」って背中をたたかれた。チャラチャラしたふんいきの拓斗で、コンビを組んで、ふたりで未来のお笑い芸人をめざそうって言い出した。テレビでみた芸人さんの姿を思い出したぼくは、「かっこ悪いし、はずかしい」って答えた。そうしたら、あれだけしつこかった拓斗は、うつむいて駆けだしていったんだ……。マンガ家の魚戸おさむさんがイラストを手掛けます。
さあ、これから給食! ぼくは手あらいソングに合わせて、一生けんめい手を洗うのが大好き。すると、いきなり後ろから、「マジメか!」と言われてバーンと背中をたたかれた。チャラチャラしたふんいきのクラスメイト、拓斗だ。たたいたばかりか、拓斗は、コンビを組んで、ふたりで未来のお笑い芸人をめざそうって言い出した。拓斗のさそいを断り続けているなかで、テレビでみた芸人さんの姿を思い出したぼくは、「かっこ悪いし、はずかしい」って言ってやった。そうしたら、あれだけしつこかった拓斗は、うつむいて駆けていってしまったんだ……。
お笑い芸人って、明るいお調子者なら誰でもできるんじゃないの? そんなふうに考えていたのなら、大間違い! 芸人さんたちのかげの努力が楽しく読めて理解できる物語です。
イラストは、ドラマ化もされた『家栽の人』や、現在、ビッグコミックで連載中の『はっぴーえんど』などで知られる人気マンガ家の魚戸おさむさんが手掛けました。魚戸さんは、ベストセラー&ロングセラーとなった『絵本 いのちをいただく』『絵本 はなちゃんのみそ汁』も描いており、いま、児童書業界に新風を送り込んでいる注目の描き手です。
●シリーズ「おしごとのおはなし」(第2期)のラインアップ
2017年11月刊
パイロット(吉野万理子)
まんが家(小林深雪)
2017年12月刊
保育士(井上林子)
お笑い芸人(安田夏菜)
2018年1月
新聞記者(みうらかれん)
美容師(市川朔久子)
看護師(いとうみく)
2018年2月
声優(如月かずさ)
プロ野球選手(くすのきしげのり)
スクールカウンセラー(戸森しるこ)
ガブリエル・ゲイルは風変わりな詩人画家であるが、いくつかの怪事件を解決した名探偵でもあった。「もし、あたり一面についた誰かの手の跡を見せられたら、その男がなぜ逆立ちをして歩いたか教えてあげましょう」彼自身狂人で逆立ちをよくするから、それがわかるというのだ。奇怪な事件を解決するゲイルの幻想的な探偵作法。全8編収録。