岩手県遠野ー山深き地でありながら、古くから交易の要衝として栄え、懐に豊かな伝承と記憶をいだいて生きてきた里。この地に生まれた佐々木喜善が柳田国男に故郷の伝承を語って聞かせたことから名著『遠野物語』が誕生し、日本の民俗学が出発した。喜善はその後も長い時間をかけて遠野の伝承・昔話を掘り起こし、記録しつづけ、のちに「日本のグリム」と讃えられる存在となる。その仕事の集大成といえる本書には、いにしえの日本に息づいていた不思議な、愉快な、奇想天外な、あるいは怖い物語がぎっしりと詰まっている。日本人の心の故郷ともいうべき珠玉の物語集。
目次:第一章 入木・臨池・手・手習・書芸・書道/ 第二章 書博士・能書・手書き・書家/第三章 三筆・三賢・三跡/第四章 秘伝/第五章 書の尊重、ほか
猫の足跡のついた弥生土器が発見された。現存最古の猫自慢は宇多天皇の日記。平安時代は猫の鳴き声を「ねうねう」と書いた。妖怪「火車」の正体は猫? 鹿児島県には猫を祀った猫神神社がある。などなど、古今東西の猫を愛した人たちの話から、怖い猫のお話し、猫にまつわる神社のはなしまで。日本の歴史に詳しい日本宗教史研究家にして愛猫家の著者による、古代から現代までの猫にまつわるエピソード集。
1943年、太平洋南方ガダルカナル島。
かつて乗艦する度にその船が沈み、
廃軍人と言われた菱垣少尉は、
この島で極秘任務を命じられる。
それは日本兵撤退作戦において不都合な
同胞・三蔵の暗殺という過酷なものだった。
だが真に過酷なのは、この死島の現実と
標的・三蔵との邂逅と壮絶な旅路……!!
圧巻の描写で迫る壮絶戦争譚、ここに開幕‼
「嫌だ」と言った、抵抗だってした。それなのに、どうして「同意」にすり替えられてきたんだろう。
マンガ家・菊池真理子が”不同意性交”をめぐって出会った8人との対話を通じ、被害の実態を描くノンフィクションエッセイ。
描かれるのは、被害の瞬間だけではなく、その後、被害者に向けられてきた
「同意していたはず」「嫌じゃなかったのでは」という声と、社会の不寛容についてだ。
また、当事者だけでなく、支援する側に立つ人々との出会いが、サバイバーである著者の心にもたらすものは…。
思い出さないことで生き延びてきた人たちの記録として、そして、被害を「なかったこと」にしないための一冊。
バドミントンの基本は正しいストローク。本書は、ストロークの構えからフィニッシュまでの動作をはじめ、打ち合いに必要なショットとレシーブをカラー写真でわかりやすく解説。試合に勝つためのシングルス、ダブルスの戦術も網羅する。
はじめに
バドミントンの特徴
強化のプロセス
強化の進行表
バドミントンコートについて考える
クロスへの返球について考える
★第1章 バドミントンとフォーム
★第2章 バドミントンの基礎トレーニング
★第3章 フットワーク
★第4章 ストローク
★第5章 パターン練習
★第6章 ユニークな練習法
★第7章 ノック
グリップの基本
基本ストローク
フットワーク
ストロークのテクニック
シングルスの基本戦術
ダブルスの基本戦術
上等戦術
最高の音で楽しむために!
ロシア軍進撃──今度は市街戦だ!!
累計3万5000部超の大ヒット戦争コミック、待望の続編スタート! 元自衛官の芥川賞作家、砂川文次が新たにオリジナル原作を執筆。戦場の“リアル”に戦慄せよ!!
──北海道東北部に上陸したロシア軍との戦闘で、陸上自衛隊27連隊は壊滅。死地を脱した安達3尉だが、新たな任務をおびて、部下の木村3曹とともに戦地へと戻ることになった。最前線の街・釧路は、自衛隊反乱部隊とロシア軍傭兵部隊らが対峙する〈無法地帯〉と化していた。壮絶な市街戦、逃げまどう市民たち。硝煙弾雨のなか、ロシア軍侵攻の真の〈目的〉が明らかになる──。
ミリタリーファン待望のオリジナル続編、ついに開幕!
〈原作者・砂川文次のコメント〉
続編の話をいただいたとき、実をいえば「難しいのではないか」と思った。しかし新たに立ち上がった物語とネームを見て、わたしはその続きを読んでみたい、と感じた。物語は、時に書き手が想像もしなかった「何か」を浮かび上がらせることがあって、この作品にもそんな「何か」が現れるかもしれない、といまは期待をしている。
〈漫画家・柏葉比呂樹のコメント〉
『小隊』続編の打診を受けた時、編集部から2つの選択肢をいただいた。1つは、主人公は違うにせよ砂川先生による『小隊』の続編であり、世界観を引き継ぐ小説『越境』の漫画化。もう1つは、『小隊』の主人公である安達の「その後」を描くという選択。僕は迷わず安達の物語を選択した。混乱を極める北海道、ロシア侵攻の真意、そして生き残った安達の未来……伝えるべき物語はまだ終わってない気がした。そして今作は、前作で砂川ワールドの全てを描き切れなかった自分への復讐劇でもある。頑張ります!