地域コミュニティを通じて多様な人びとがつながり「持続的な」地域の将来像をともに構築していく新たな試み
防災・環境・文化をテーマにさまざまな地域コミュニティと協働で取り組んだ事例からは、大学が地域に集まる多様な主体をつなぎ、ときに人材不足やアイデアを補い、地域におけるハブ機能としての役割を浮き彫りにする。また、「フューチャー・デザイン」という、地域社会の将来ビジョンを多くの参加者と構想し選択していくための新しい考え方を紹介し、宇治での取り組みについてもていねいに解説する。
明治時代、京都府の3代目府知事を務めた北垣国道(きたがき くにみち、1836-1916)は、1881年〜1901年までの20年間に及ぶ日記『塵海』を残しており、当該期の京都を研究する上で必須の史料である。
本書は、『塵海』を読み解き、明治期の京都について学ぶための、関連人物や当時の京都府の行政・人事、および北垣や『塵海』に関連する文献など、基礎的な情報を提供する。
刊行に寄せて
序 論 本書の意図と構成
表1 明治中期までの京都府政年表
表2 現京都府域にあった藩と石高
表3 明治期の京都府行政区画の変遷
表4 現在人口変遷
表5 京都不可郡部の町村合併数
表6 郡長補任録(明治期まで)
表7 明治期京都府会議長・副議長一覧
表8 明治期の番組小学校一覧
表9 京都府幹部職員の変遷
第1部 『塵海』関連人物辞典
凡 例
人物写真の出典一覧
コラム 新島襄の妻女・八重
コラム 北垣知事の一日
第2部 草莽の志士北垣晋太郎に関する史料
永々取究制約規定之叓
北垣晋太郎ヨリ久坂玄瑞ニ送ル書
解題:「永々取究制約規定之叓」「北垣晋太郎ヨリ久坂玄瑞ニ送ル書」
北垣国道が使用した変名一覧
コラム 池田家を支えた人びとーー池田家協議会
コラム 龍馬や同志達と夢見た「蝦夷地開拓」
第3部 『塵海』を読む際の主な参考書・論文
『塵海』講読のための文献等
【論説】 北垣国道『鉄道問答』にみる京都舞鶴間鉄道構想と誘致運動
コラム 波乱に富んだ北垣の人生は「出世魚」のごとし
コラム 二条離宮の保存と京都府庁移転
謝 辞
史跡マップ 北垣時代の京都を歩く
「一見さんお断り」はサービス精神の裏返しだった!「遠回しなモノ言い」は「よそさん」への気づかい?「いけずな町」に飛び込んだ外国人学者、「悪戦苦闘」の30年。
底なしのニッポンを底ぬけに楽しもう!さおりとトニーが、いにしえの都で学んだ「和のココロ」とは?知らなかった歴史と伝統、そして今の姿がわかる知的好奇心本。
比叡の山々を望む大原の里。静寂のなか、建礼門院は生涯を閉じるまで我が子と平家一門の菩提を弔った。時代を越え『平家物語』が語る。
外の「眼」から見えるもうひとつの日本。京都を舞台に「門」や「塀」、「床」、「襖」など、私たちにとっては当たり前の日本を独自の切り口で読み解く。『美しき日本の残像』で第七回新潮学芸賞を受賞したカー氏が、長年かけて執筆したエッセイ集。
西田幾多郎に始まる「京都学派」の思想は、西洋哲学にも匹敵するオリジナルな哲学として、高く評価されています。しかし一方、戦前日本の海外侵略的姿勢に思想面からのお墨付きを与えたとして、厳しい批判にもさらされています。本書では、いったん彼らの「政治的な誤り」はカッコに入れた上で、客観的なその哲学的評価を試みます。その上で、なぜ彼らは過ちを犯すことになったのか、その深い理由に迫ります。
西田幾多郎に始まり、田辺元、三木清、そして「京大四天王」と呼ばれた高山岩男、西谷啓治、高坂正顕、鈴木成高と、戦前、匆々たる哲学者を輩出した「京都学派」。彼らの思想は西洋の「受け売り」ではなく、むしろ西洋哲学に伍し、さらにはその乗り越えさえも目指したオリジナルな哲学的思考として、今も高く評価されています。
しかしその一方では、日中戦争以降の日本の海外侵略的政治姿勢に思想面からのお墨付きを与えたとして、厳しい批判にもさらされています。本書では、いったん彼らの「政治的な誤り」はカッコに入れた上で、極力、客観的なその哲学的評価を試みます。その上で、なぜ彼らは過ちを犯すことになったのか、その深い理由にも迫ります。
じつはそこには日本の思想、いえ、思想のみならず「後発の近代国家」として出発せざるを得なかったという近代日本の宿命が、構造的に関わっているのではないでしょうか。そしてその問題は、今なお克服されることなく、ことあるごとに日本人の思想の中に回帰してくる。例えば近年の柄谷行人氏の思想などにも、著者は思想の「形」としての同一性を見ています。その意味において、京都学派をどう捉えるかは、私たちにとっても過去の問題ではなく、まさにアクチュアルな問題なのです。
本書は、今なお毀誉褒貶あい半ばする京都学派の思想を、「われわれ」の問題として再提起する試みです。
プロローグ───なぜ今、京都学派なのか
第一章 それは東大から始まった───フェノロサから綱島簗川
第二章 京都学派の成立───西田幾多郎と田辺元
第三章 京都学派の展開───京大四天王の活躍と三木清
第四章 戦後の京都学派と新京都学派───三宅剛一と上山春平
エピローグ 自文化礼賛を超えて───京都学派のポテンシャル
運動ぎらいでもOK! かけっこで一番になれる!!
はじめから運動が苦手な子どもはいません。
たとえ親が運動音痴を自認していても、
「遺伝だから…」と考えるのは、実はナンセンスです。
たしかに筋肉の質や骨格などは遺伝的な要因ですが、
運動能力自体は育った環境によって、
発達度合いが大きく変わってくるのです。
つまり、運動が得意か苦手かは、
運動を「しているか」「していないか」に
よるものといえます。
とはいえ、運動をさせるのにも、
何をやらせていいものか。
嫌がる子を無理やり習い事に通わせても…と
思う親御さんは多いでしょう。
そこで本書では、ゴールデンエイジと呼ばれる
運動神経が飛躍的に向上する年代の子どもたちに
適したトレーニングを掲載しています。
どれも簡単な動きで、親御さんが手本を
見せるのにもラクなものばかり。
しかも多くは室内でできるものです。
そのトレーニングを実践することで、
子どもたちの柔軟性を高め、
思い通りに体を動かす能力を育み、
「走る」「跳ぶ」「投げる」といった動作の
能力を向上させることができます。
実際に本書のトレーニングをやって
「かけっこが学年で1番になった」などの
報告もありました。
もともと運動が得意という子も、
本書のトレーニングで基礎的な運動能力を
高めることができます。
その結果、専門的なスポーツの技術を
スムーズに習得することができます。
運動の習慣が身につくと、
適切な筋肉がつき、
正しい姿勢が取れるようになります。
そして呼吸が深くなり、十分な酸素を
脳に取り込むことができます。
運動ができるようになると、
集中力が培われ、記憶力がアップし、
学力の向上も望めるといいます。
CONTENTS
CHAPTER1 のびる子どもの基本
●子どもにトレーニングは必要か?
●ゴールデンエイジまでにやっておくことは?
●成長痛の仕組みと対処法
●運動が集中力を高める…ほか
CHAPTER2 ぐんぐん育つ体をつくる
基本エクササイズ
●ゴムのようにやわらかい体をつくる
●ジャンプ
●三軸体操
●モビリティとスタビリティ
●腹圧
CHAPTER3 運動神経をのばす
ボディコーディネーショントレーニング
●コーディネーション能力とは
●声がけや補助の必要性
●コーディネーショントレーニングのポイント…ほか
漫画で読むと哲学はこんなにわかりやすい!
第5回京都本大賞受賞の同名小説がコミックに!京都在住の女子高生の前に現れた爽やかニーチェが優しく、そして時に厳しく人生指南。哲学アレルギーもこれを読めば完全克服!他の哲学者も次々(彼らすべてがいわゆるイケメン軍団!)降臨してラブコメ哲学漫画が繰り広げられます!
【編集担当からのおすすめ情報】
原作者の原田まりる氏は元アイドルにして哲学ナビゲーター兼コラムニスト兼小説家。まさにマルチな才能を遺憾なく発揮しています。そんな原田氏の原点とも言える同名小説(ダイヤモンド社・刊)を完全コミカライズ!難しい漫画では決してありません。是非手に取ってください!
源氏物語に始まり、道元、世阿弥、頼山陽、鈴木大拙、三島由紀夫に至る様々な言葉と交錯し、その魂と交響する。古都をめぐり古今の思考の足跡を辿る京都思想案内。
本書のキーワードは、ネットワークである。
モノとモノ、コトとコトの関係も結局は人間が中心にある。ここで考えたいのは、人を中心とした、近代京都の美術工芸にまつわるヒト・モノ・コトのネットワークである。点でも線でもない、ネットワークという「面」からアプローチするこころみは、他の地域の近代を考えるときにも重要な手がかりになるだろう。
ビックネームだけでは構築されない美術工芸の現場をあぶり出すことにより、よりヴィヴィッドな美術史が見えてくる。
目次
1浅井忠
工部美術学校/アール・ヌーヴォー/関西美術院/水彩画/九雲堂
2飯田新七(四代)
高島屋/百選会
3池邊義象
浅井忠と池邊義象/京都高等工芸学校教員の文人趣味
4稲畑勝太郎
化学染料/京都染工講習所/京都織物会社
5小川治兵衛(七代)
第四回内国勧業博覧会/無隣庵
6神坂雪佳
琳派/図案集/競美会/図案科
7川島甚兵衞(二代)
川島織物/京都美術協会/武士山狩図/祇園祭
8河原徳立
瓢池園/京都瓢池園
9錦光山宗兵衛(七代)
京薩摩/大日本窯業協会/粟田焼/遊陶園/美工商社
10黒田天外
『日出新聞』/『京都美術協会雑誌』/『ほとゝぎす』/『方寸』
11高坂三之助
京都図案協会・晨紅会/京都図案会/図案団体
12幸野楳嶺
京都府画学校/如雲社/京都青年絵画研究会/円山・四条派
13杉林古香
『小美術』/小美術会/京漆園
14竹内栖鳳
後素協会/竹杖会/日本画/京都市美術工芸学校・京都市立絵画専門学校/文部省美術展覧展(文展)
15武田五一
近代建築/セセッション/古社寺保存/マルホフ式/『表現派図案集』
16龍村平藏(初代)
織物美術/時代祭/古代裂・名物裂の復元/織寶会
17伊達弥助(四世)
西陣織/帝室技芸員/ウィーン万国博覧会/京都博覧会
18田村宗立
洋画/西宗/関西美術会
19土田杏村
無名会/国画創作協会/美術史学/京都の美術館・博物館
20鶴巻鶴一
臈纈/道楽園と真美会/美術刺繍/墨流し
21富岡鉄斎
南画(文人画)/日本南画協会
22中澤岩太
内国勧業博覧会/1900年パリ万国博覧会/京都高等工芸学校/図案/購入資料・図案模写/農商務省図案及応用作品展覧会(農展)
23中村弥二郎
法隆寺金堂壁画複製製作/京都における写真の普及/ガラススライド(幻燈)/美術出版
24西川一草亭
京都における琳派顕彰/西川一草亭と浅井忠/挿花芸術/『瓶史』
25西村總左衛門(一二代)
千切屋(千總)/ビロード友禅/友禅協会
26西村彦兵衛(八代)
京漆器/五二会
27丹羽圭介
輸出工芸/商品陳列所/京都陶器会社
28廣瀬治助
染殿/写し友禅/ローラー捺染(機械捺染)
29藤江永孝
京都市陶磁器試験所/松風陶器合資会社/音羽焼
30ゴットフリート・ワグネル
化学用陶磁器/釉下彩/七宝
文献一覧
関連年表
図版一覧
索引
執筆者一覧