花が咲き、四季が移ろう池泉庭園。日本の庭園史を彩る名庭の宝庫。
これまで京都特集などで京都のおいしいものをたくさん紹介してきたサヴィが京都のおやつだけを集めた別冊を発売! ぜんざいやあんみつなど和のおやつがいただける甘味処はもちろん、いまどきのカフェスイーツに手土産に最適なお菓子…などなど紹介しているおやつの数は300品以上! また、熱々とろとろの葛湯など冬限定のおやつから夏においしいひんやりかき氷までを掲載。一年中使える完全保存版です!
京女は、おばんざいよりアジア料理がお好き?京都のリアル、とことん教えましょ。
禅のもつ精神や自然観を作庭に反映した、抽象的で壮大な宇宙感が繰り広げられている禅の庭。本書は、京都の禅宗寺院の庭園を写真で紹介し、禅の基礎的な知識や座禅の組める寺、また宿坊などの情報も織り込む。
築年数不明の京都町家をリノベーションして6年。東京・京都と2つの拠点を持った永江さんは、ひと月のうち1週間から10日間を京都で過ごす「ときどき、京都人」となった。根っからの京都人ではない「よそさん」だからこそ見えてくる、京都人が気づいていない京都の魅力や怖さをつづったエッセイ集です。古都のしきたり、人間関係の妙、密集しながら暮らす都市生活の知恵、案外知られていない居心地いい場所等、京都のふだんの空気が詰まっています。
仕事一筋の男前杜氏と契約結婚ーー!?
「寺嫁さんのおもてなし」著者が描く、京都酒蔵のかりそめ夫婦生活!
京都の趣深い建物にあこがれ、リフォーム会社の契約社員として働く沙耶。
しかし、ある日生来のおひとよしから余計なお節介をやいてしまい、クビに……。
社宅も追い出されて、家ナシ、職ナシ、彼氏ナシで途方にくれていた時に出会ったのは、小さいながらも歴史のある酒蔵の杜氏・新堂だった。
酒蔵の存続のため嫁探ししていた新堂と、沙耶は利害の一致から契約結婚することにーー!?
隣のお寺の金髪イケメン坊主に変人だらけの職人たちと個性的な人物に囲まれながらも、沙耶は偽装夫婦だとばれないように蔵元の花嫁の仕事に奮闘する!
だが、最初は“酒造りにしか興味がないイケズな京男子”だと思っていた新堂の不器用な優しさを知り、嘘嫁なのに徐々に恋心をいただいてしまいーー。
京都出身・在住の人気作家が京都の魅力を存分に描いた、契約夫婦物語。
比叡の山々を望む大原の里。静寂のなか、建礼門院は生涯を閉じるまで我が子と平家一門の菩提を弔った。時代を越え『平家物語』が語る。
ほかほかごはん、あったかいおみそ汁、おいしいおかず。毎日でも通いたいカラダにやさしい街の食卓。
藤原氏の栄華を伝える宇治の御寺・平等院。平安の王朝美を代表する文化遺産と最先端の技術が融合して、頼通の夢見た浄土世界がここに甦る。
社会主義体制下にあったチェコスロヴァキア、ポーランド、ハンガリーでは、芸術家が公式な場で自由に表現活動を行なうことが許されず、ポスターなどのグラフィックデザインが芸術性を発揮できる数少ない場所でした。本書では映画、演劇など文化的なポスター233点を一挙掲載。想像力を刺激する、独自のポスター文化をご堪能ください。
米俵を積んだ馬、橋と中島、松の根元の石…上杉本『洛中洛外図』に描かれた小さな一齣から読者はいつのまにか中世京都の街頭につれ出される。米座と関、伊勢信仰と病、降格させられる神…史料の細部を読み抜く目が、洛中洛外の時代における都市の鮮烈な眺望をひらく。上杉本成立をめぐる卓論「公方の構想」を含み、音や匂い、手触りにいたるまで中世都市の具体を探りあてようとする名著の増補版。
北野天満宮を北に抱える京都・西之京で、毎年一〇月にずいき祭が行われる。主役は、住民が地元の野菜や乾物でつくる華やかな「ずいきみこし」だ。祭の準備やみこしの巡行の様子を生き生きととらえた写真のほか、神人が行う非公開の行事の貴重な写真も収載。天神信仰が息づく地域の過去と現在を考察した解説を付す。五穀豊穣への祈願を続けてきた祭の世界に私たちを誘う写真集。
日本最古の劇場を彩り400年、上方歌舞伎界の人間模様 各界の96人が語る南座秘話も収録
洛中の通り名の由来やそこに住む人の暮らしぶり、老舗の技を歳時記を交えて綴っているほか、隠れた史跡や名歌の舞台をめぐり、大路・小路に息づく四季の風光を紹介する京都エッセイ。散策の手引きとしても最適な一冊。