標準語制定への動きは、すでに江戸末期に始まっていた。そのころすでに、商人や武士たちの常用語として江戸ことばは、共通語化しつつあったのである。その江戸ことばが、どのような経緯を経て「標準語」になったのか。戦国末期から江戸、明治、大正、そして現在まで日本語をめぐる様々なドラマを追いつつその成立事情を解き明かす。
豊臣秀吉は、日本だけでなく世界に通じる“名君”である!ニッポン人は残忍で、快楽主義者である!16〜7世紀にかけ、商人として世界を1周したカルレッティ。彼の著書『世界周遊談』を読み解き、宣教師たちの“日本記”とは一味違った日本と東洋の姿を描き出す!