フジテレビ事件と「報告書」を独自の観点で振り返り、全ての日本人への警鐘と打開策としてまとめた〈新・社会派ビジネス書〉。
江戸後期から現代にかけて成立した謙譲語について、個々の成立事情とその特徴、背景にある論理とはどのようなものか。各形式はどう変化し、今後どういう方向を辿るのか。本書では補語(敬意対象)への働きかけと被影響の内実について丁寧に分析・検討しつつ、参与者の関係の多様性もふまえた体系的記述を試みる。統計解析の手法も用いて近代以降の謙譲語の成立とその展開に焦点を当てて論じた、初の研究書。
"著者である大庫直樹氏が開発した、地域経済の潜在力を見出す手法、ILO産業分析は、内閣府特命担当大臣(地方創生担当)から「特徴的な事例」として表彰を受けました(2015年度)。その手法に着目した北洋銀行と大庫氏はタッグを組み、広い北海道を各地方に分け、それぞれの地域に最適な方法で、今後の地方創生をどのように進めていくべきかを分析しました。
ILO産業分析とは、その地域における産業を「Inbound型・他地域から需要を呼び込む」「Local型・地産地消」 「Outbound 型・他地域市場を狙う」に分けて、それぞれの付加価値を分析し、地域の産業別特徴や成長産業を明確化する手法です。一口に北海道といっても、さまざまな地域があり、地域ごとの長所が ILO産業分析で見えてきました。これは全国のさまざまな地域でも応用可能な分析手法です。その内容を豊富な事例とともに収録しています。"
エコノミストたちが格闘してきた「危機の資本主義」-経済理論、経済史、社会史、地政学、経済政策を俯瞰する教養としての経済思想。
漢字、特に近代以降の漢字新語、訳語の創出、普及に関する最新研究。翻訳論、文体論から漢字訳語の造語法、新漢語の語構成、「牛津」「剣橋」「恋愛」「難民」などの個別語誌まで多角度からアプローチし、近代語形成の諸問題を漢字文化圏における言語接触・語彙交流というバックグランドにおいて考察する論文集である。
序
序説:言語接触研究の過去・現在・未来
近代漢字訳語の研究について
ロプシャイト英華字典と英和対訳袖珍辞書
意訳地名「牛津」「剣橋」の発生と消長
近代訳語「恋愛」の成立とその意味の普及
七曜日における伝統から近代への軌跡
「難民」とフィルモア大統領国書の翻訳
近代韓国語における外来の新語新概念の導入について
「世界史地」と「国際法」知識及び近代東アジア
漢訳聖書における音訳語の継承と創造
西洋料理と近代中国語
『唐話纂要』の不均質性
語構成パターンの日中対照とその記述方法
日中二字法律用語の語構成特徴にみえる影響関係
現代中国語にどれくらいの日本借用語があるのか
国字(日本製漢字)と誤認されてきた唐代の漢字
あとがき
微細藻類の一種である珪藻〈ケイソウ〉は、淡水から海水まで広く分布し、世界中に約10万種が生息すると言われる。ガラス質の体を持ち、その幾何学的ともいえる形状は種類によってさまざまで、さらに細部をみると規則正しく整列した穴や突起などにより繊細な装飾もほどこされている。
珪藻はどこにでもいる普通の生き物でその量も多く、実は地球上の酸素の5分の1を光合成で生み出すほど重要な役割を果たしているが、その小ささ故に見過ごされがちである。だが、ひとたび顕微鏡で観察すると驚異のミクロの世界が広がっており、その美しくも摩訶不思議な姿に息を呑むこと間違いなしである。
謎多きミクロ生物の知られざる「微」と「美」の世界に迫る、かつてないビジュアルブック。
【日本語/英語併記】
Fascinating micro-beauty of nature
Diatoms are microscopic algae widely distributed in marine and freshwater environment, with an estimated species number of about 100,000. Their cell wall is made of silica, with various species-specific, almost geometrical shapes, and close-ups show their fabulous decoration with finely sculptured ornaments and regularly arranged pores and projections.
Diatoms are everywhere around us and easily ignored, even though they give us the oxygen in every fifth breath we take, but once you look at them under a microscope, an extraordinary and mysterious world is revealed ? one whose beauty will undoubtfully make you hold your breath.
This is a unique photobook revealing the amazing micro-world of diatoms as never before.
【Japanese/English bilingual book】
はじめに Preface
◆序章 珪藻について
Introduction to diatoms
01 珪藻とは Where are diatoms found?
02 生態 Life form
03 被殻の構造 Frustule structure
04 顕微鏡 Microscopy
05 細胞分裂 Cell division
06 生活史と有性生殖 Life cycle and sexual reproduction
07 相手を見つける Finding partners
08 学名 Scientific name
◆1章 形 - 被殻・殻の多様性
Part I: Shape - Diversity of frustules and valves
◆2章 模様 - 胞紋を拡大すると
Part II: Pattern - Detail within detail
◆3章 結合 - 細胞同士がつながる仕組み
Part III: Connection - How to be together?
◆4章 突起 - 複雑怪奇なパーツ
Part IV: Processes - Mysterious structures
◆コラム Columns
01 珪藻から形づくりを学ぶ Biomimetics: lessons from nature
02 敵の存在 Foes
03 大増殖 Blooms
04 珪藻土 Diatomite
05 新種 New species
06 生きている細胞:葉緑体 Living cells: chloroplast
07 生きている細胞:ピレノイド Living cells: pyrenoid
08 生きている細胞:核 Living cells: nucleus
09 珪藻の利用 Applications
10 生態的な役割 Roles in the global ecosystem
11 動く珪藻 Motility
12 細胞壁をどうやって作るか Morphogenesis
13 珪藻の毒による記憶喪失 Memory loss by diatom toxin
14 群れをつくる Forming colonies
15 海藻に付着する珪藻 Attaching to seaweed
おわりに Epilogue
付録 Appendix
謝辞 Acknowledgements
著者略歴 Biographies
企画部門系ビジネスパーソン、コンサル、SE・・・。ITをビジネスに活用する企業の経営者や企画部門の担当者、実際にITの開発や運用に携わる実務者。特に自社の技術戦略を検討・策定する企画担当者が年度計画や事業計画の「ネタ本」として使えると感じられる本です。
ロングセラーの定番本。野村総合研究所が、最新IT(情報技術)の動向を継続的に調査し、その結果を広く社会に情報発信した成果をまとめたもの。ターゲット読者が今後の技術戦略を検討・作成する際の指針となり、IT利活用のナビテーションとなる、バイブル的な本と位置づけられます。
野村総研による「ITロードマップ」調査をベースとし、これから情報技術がどう変わるのか、どのようにビジネス、経済、社会に受け入れられて行くのかを予測します。
第1章 ITロードマップとは
第2章 5年後の重要技術
第3章 複合的なITの活用による新サービスの可能性
第4章 次世代のセキュリティと守りの最前線
刺激的で普通でないものが溢れ続ける現代文明…このままでは、デザインの被害者が続出する。デザインの本来を問い、デザインの将来を読む…世界各国で行われたUCHIDAデザイン講演録。
世界的に多くの野生生物の絶滅が危惧されている。しかし、現在の野生生物保護理論は、こうした事態への有効な理論と対策を打ち出しているとは言えない。野生生物の保全は、地球上の自然の保全と一体に行われるべきで、自然を人類が可能な限り保全する上で、野生生物界は最も重視されるべきであり、人間の社会や文化の中にきちんと位置づけてなされねばならない。
本書は、野生生物界の課題を地球環境問題と捉え、10年余りの野生生物保全論研究会の論議をふまえて、それぞれの専門家が新たな保全論と対策を提起している。保全実践の進展のための書である。
序 章 野生生物保全学のために
第1章 野生生物保全の意義とその論理
第2章 野生生物の保全とは
第3章 野生生物とは
第4章 野生生物と自然環境
第5章 生物多様性について
第6章 野生生物保全Sustainable Development(SD)概念
第7章 野生生物の保護管理
第8章 ペットと野生動物保全
第9章 野生生物保全と里山
第10章 環境倫理と野生についての倫理
第11章 野生生物と人間世界
オープンサイエンスや、研究データといったトピックスを交えながら、高等教育機関、自然史・理工系博物館、研究機関が開発・運用している各種データベースやWebサイトを紹介し、天文学、生物学、地球惑星科学、環境学など、自然科学分野における取り組みの事例を一望。
今後の研究の一助となる情報が満載の一冊。
序論 自然史・理工学デジタルアーカイブの今日的意義 井上透(岐阜女子大学)
第1部 研究データの活用にむけて
1.科学データのデジタルアーカイブにおける必須条件「オープンデータ」 大澤剛士(首都大学東京)
2.研究データ利活用の国際的動向ー世界の自然史・理工学DA活用 南山泰之(国立情報学研究所)
第2部 自然史・理工学DAの社会的活用
3.オープンサイエンスと天文学 玉澤春史(京都市立芸術大学/京都大学)
4.自然史博物館×デジタルアーカイブーオープンサイエンスを拓く一例としての魚類写真資料データベース 大西亘(神奈川県立生命の星・地球博物館)
5.自然史情報のデジタルアーカイブとその社会的問題への利用ー地球規模生物多様性情報機構GBIFの機能とそのデータの利用 細矢剛(国立科学博物館)
6.環境学×教育ー森の感性情報アーカイブ・サイバーフォレストを用いた環境教育 中村和彦(東京大学)
第3部 自然史・理工系研究データの学際的利用
7.南方熊楠データベースー文理統合・双方向型デジタルアーカイブ 岩崎仁(京都工芸繊維大学)
8.異分野融合で切り拓く歴史的オーロラ研究ーオーロラ4Dプロジェクトの経験から 岩橋清美(国立国文学研究所)
9.東京大学工学史料キュレーション事業の展開ー工学・情報理工学図書館を実例に 市村櫻子(東京大学)
あとがき 中村覚(東京大学)
さまざまな環境問題の発生メカニズムを経済学の予備知識がなくとも理解できるように,分析フレームワークを基礎概念から丁寧に解説。プラスチックごみ,カーボン・プライシング,生態系サービスへの支払(PES),ESG投資などの新しい動向も多数紹介。
第1章 経済と環境
第2章 外部性と市場の失敗
第3章 汚 染
第4章 地球温暖化
第5章 エネルギー
第6章 廃棄物
第7章 枯渇資源
第8章 再生可能資源
第9章 生物多様性
第10章 企業と環境配慮
「ディテール」からひもとく近代建築の思考の痕跡。100を超える図版・写真とともに読む。
中国経済減速の懸念が高まる一方、ASEAN経済は堅調な成長を遂げている。中国との連携を深化させることでASEAN経済は次の発展段階へと進みつつある。経済規模は2025年にも日本を超えると見込まれ、こうした変化を正確に把握することが、日本企業の長期的な成長に必要不可欠である。ASEANの専門家が緊密化する中国関係を多角的に検証!
第1章 米中対立下のASEAN-均衡戦略の現状と展望ー(石川幸一)
第1部 経済統合
第2章 ASEAN中国自由貿易地域(ACFTA)をインフラに南進する中国(助川成也)
第3章 緊密化する中国とASEANの貿易(宮島良明)
第4章 中国企業の対ASEAN投資の現状ーASEANが「最大の投資先」にー(牛山隆一)
第5章 ASEAN金融統合の展望ー中国,そして日本とどう付き合うかー(赤羽 裕)
第2部 経済協力
第6章 「一帯一路」とメコン協力の実態(藤村 学)
第7章 ASEANのエネルギーとラオスにおける電力事情ーASEAN各国の多様性と環境・経済発展のジレンマー(春日尚雄)
第8章 カンボジアに対する中国の影響力ー経済的プレゼンスと話語権ー(鈴木亨尚)
第9章 中国・ASEANの経済展望と日本の稼ぐ力(大泉啓一郎)
持続可能な社会を目指し、投融資は社会問題の解決に資するかという視点をもつことが重視される。「リターン」だけでなく社会への影響を考慮したSDGs時代の新たな投資の意義を探る。
第1章 インパクト投資 投資における新たな燈明の出現か?
第2章 黎明期のインパクト投資 市場規模・投資タイプ・リターン
第3章 インパクト投資のベンチマークに関する初期の取組みについて
第4章 社会的に再注目されるベンチャーキャピタルとしてのインパクト投資成熟経済の展望
第5章 インパクトの測定─利益と価値の概念に関する議論─
第6章 インパクト投資の未来
第7章 社会的企業
第8章 伝統的な慈善活動からベンチャー・フィランソロピーへ
第9章 官民コラボレーションによる社会的インパクトの創造
第10章 共創価値学 ─企業活動と社会分析論の統合─
第11章 インパクト投資のためのイノベーション─金融機関の枠を超えて─
第12章 インパクト主導のポートフォリオの展開
第13章 助成から投資に至る社会的インパクト
第14章 インパクト投資のエコシステムの形成
第15章 成長のためのエコシステムの活用 ─インドのケーススタディー
第16章 主流へのパイオニア ─インドのインパクト投資エコシステムからの教訓─
第17章 中米におけるインパクト投資 ─新興市場における新たな投資戦略の可能性,多様性そして成長性の分析─
第18章 アフリカにおけるインパクト投資
いかなる環境下でも、生き残るために
新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受けてニューノーマルへの移行が求められる状況において、中小企業はいかにして事業継続し、雇用の確保や地域経済の振興・発展に寄与していくべきか。事業の持続性や付加価値生産性を向上させる手法から、事業継続計画/事業継続力強化計画の策定・実施方法まで、中小企業が事業を継続するためのノウハウを詳細に解説。
中小企業の経営者のみならずそのサポートを行う金融機関の担当者、弁護士、税理士にとって必携の1冊!
第1章 事業継続力強化の必要性
1 多様な危機の顕在化・深刻化
2 激変する外部環境
3 脆弱な中小企業の財務基盤
第2章 事業継続力を高めるためには
1 事業継続力とは
2 劣化する内部環境
3 事業の「持続性」の向上
4 事業の「付加価値生産性」の向上
第3章 事業継続に必要な検討・実施事項
1 長期的な事業展開/態勢整備の検討
2 事業・経営上のリスクの評価
3 事業継続力強化計画の策定・実施
第4章 いかなる環境下でも、生き残るために
1 危機の発生は「チャンス」〜これを契機に改革・改善を推進〜
2 必要なのは「想像力」〜過去の経験や前例にとらわれない〜
3 危機の発生は「所与」〜あらゆることを想定し、必要な準備を〜
4 事業継続は「経営者の責任」〜他に依存せず、自律的な取組みを〜
5 事業継続を支えるのは「金融機関の使命」〜地域中小企業と運命を共に〜
英語はイギリスやアメリカ、カナダといった母語圏だけでなく、アジア、アフリカ、カリブなど世界各地で公用語となっている。
その形は一様ではなく、発音や綴り、語彙、文法が地域ごとに異なる。
本書では、世界各地で使用されているさまざまな英語や、その多様性の背景にある歴史について詳細に描く。
さらに、グローバル化する世界の中で共通語(リンガ・フランカ)として話されている英語のあるべき今後の姿も記す。
まえがき
第1章 複数形の英語ーー世界に広がる多様な英語変種
第2章 ブリテン諸島ーー英語の形成と浸透
1イングランド 2ウェールズ 3スコットランド 4アイルランド
第3章 北米ーー新大陸での定着と拡大
1アメリカ合衆国 2カナダ
第4章 オセアニアーー南半球へと広がるフロンティア
1オーストラリア 2ニュージーランド
第5章 アジアーー多文化を結ぶ第二言語
1南アジア 2東南アジア
第6章 カリブ海地域とアフリカーークレオールと共通語のダイナミズム
1カリブ海地域 2アフリカ
第7章 世界の英語の繋がりーー変種を超えた共通性
1綴りと発音 2語彙 3文法
終章 英語の未来ーー分裂か収斂か?
1リンガ・フランカとしての英語 2EnglishesかEnglishか? 3どのような英語を学習・教育すべきか?
あとがき
文献案内/図版出典/世界英語対照年表/用語解説
人名・作品名・事項索引/語句索引
1:はじめに
2:■前5〜後8世紀(古代ギリシャ・ローマ時代を中心として)
3:時代と社会/音楽史の流れ
4:古代ギリシャ演劇の発達
5:ムーシケーの概念
6:古代ギリシャの音楽理論
7:古代ギリシャ哲学における音楽
8:地中海地域のキリスト教聖歌
9:キリスト教における音楽
10:〈コラム〉
11:古代ギリシャの楽器
12:ピュタゴラスによる音程の発見 ☆ピュタゴラス
13:古代ギリシャ語起源の音楽用語
14:聖書と音楽
15:まとめと今後の勉強のために
16:■9〜14世紀(中世)
17:時代と社会/音楽史の流れ
18:修道院・聖歌学校の設立
19:グレゴリオ聖歌
20:大学の設立
21:騎士歌人の音楽 ☆ヴェンタドルン
22:パリのノートルダム大聖堂
23:ノートルダム楽派 ☆レオニヌス/ペロティヌス
24:ヨーロッパ大陸とイングランドの文化交流
25:アルス・ノヴァ ☆マショー
26:イタリアのトレチェントの音楽
27:〈コラム〉
28:ドレミ・・・の成立
29:〈聴いておきたい名曲〉
30:4声オルガヌム『地上の国々は見た』 ペロティヌス作曲
31:ノートルダム・ミサ曲 マショー作曲
32:〈知っておきたい音楽用語〉
33:教会旋法
34:ネウマ譜
35:モテット
36:まとめと今後の勉強のために
37:■15〜16世紀(ルネサンス)
38:時代と社会/音楽史の流れ
39:ブルゴーニュ楽派
40:フランドル楽派 ☆ジョスカン・デプレ
41:ルターの音楽観
42:プロテスタントの音楽
43:楽譜の印刷技術の開発
44:ヴェネツィア楽派 ☆A.ガブリエーリ/G.ガブリエーリ
45:ローマ楽派 ☆パレストリーナ
46:〈コラム〉
47:楽譜の歴史
48:ルネサンスの楽器 ☆ダウランド
49:〈聴いておきたい名曲〉
50:バラード/ミサ曲『もしも顔が青いなら』 デュファイ作曲
51:ミサ曲『パンジェ・リングァ』 ジョスカン・デプレ作曲
52:モテット『アヴェ・マリア』 パレストリーナ作曲
53:コンソート《涙のパヴァーヌ》 モーリー編曲
54:〈知っておきたい音楽用語〉
55:模倣様式
56:計量記譜法
57:オラトリオ
58:マドリガーレ
59:マニエリスム
60:まとめと今後の勉強のために
61:■17世紀(バロック)
62:時代と社会/音楽史の流れ
63:イタリアの「新音楽」 ☆カッチーニ
64:オペラの誕生と普及 ☆モンテヴェルディ/A.スカルラッティ
65:フランス:ヴェルサイユの宮廷音楽 ☆リュリ/クープラン
66:ドイツ:三十年戦争時代の音楽 ☆シュッツ/フローベルガー
67:器楽の隆盛
68:〈コラム〉
69:イギリス:シェークスピア時代の音楽 ☆パーセル
70:ヴァイオリンの歴史
71:〈聴いておきたい名曲〉
72:モノディー《麗しのアマリッリ》 カッチーニ作曲
73:オペラ『オルフェオ』 モンテヴェルディ作曲
74:オペラ『アティス』 リュリ作曲
75:クラヴサン曲《シテール島の鐘》 クープラン作曲
76:合奏協奏曲 ト短調〈クリスマス〉 コレッリ作曲
77:〈知っておきたい音楽用語〉
78:通奏低音(バッソ・コンティヌオ)
79:旋法,音階,調,調性
80:まとめと今後の勉強のために
81:■18世紀(バロック〜古典派)
82:時代と社会/音楽史の流れ
83:イタリア:ヴェネツィアとナポリ ☆ヴィヴァルディ
84:フランス:パリ ☆ラモー
85:ドイツ:ハンブルク,ライプツィヒ,ベルリン,マンハイム ☆J.S.バッハ/C.P.E.バッハ
86:イギリス:ロンドン ☆ヘンデル/J.C.バッハ
87:前古典派
88:オーストリア:ウィーン ☆ハイドン/モーツァルト
89:〈コラム〉
90:ピリオド(古楽)演奏
91:啓蒙主義と音楽
92:古典派ソナタに至る歴史 ☆D.スカルラッティ
93:古典派の交響曲
94:〈聴いておきたい名曲〉
95:ヴァイオリン協奏曲〈四季〉 ヴィヴァルディ作曲
96:幻想曲とフーガ ト短調 J.S.バッハ作曲
97:マタイ受難曲 J.S.バッハ作曲
98:フランス組曲第5番 ト長調 J.S.バッハ作曲
99:オラトリオ『メサイア』 ヘンデル作曲
100:弦楽四重奏曲第77番 ハ長調〈皇帝〉 ハイドン作曲
101:交響曲第41番ハ長調〈ジュピター〉 モーツァルト作曲
102:オペラ『魔笛』 モーツァルト作曲
103:〈知っておきたい音楽用語〉
104:バロック組曲
105:ギャラント様式
106:まとめと今後の勉強のために
107:■19世紀(古典派〜ロマン派)
108:時代と社会/音楽史の流れ
109:ウィーンとベートーヴェン ☆ベートーヴェン
110:ウィーンのビーダーマイヤー時代と検閲
111:ドイツ音楽の隆盛 ☆シューベルト/シューマン/メンデルスゾーン
112:音楽のロマン主義 ☆ベルリオーズ
113:サロンとヴィルトゥオーソ
114:ウィーンのリングシュトラーセ文化と擬古典主義 ☆ブルックナー/ブラームス
115:ヴァーグナーの「楽劇」 ☆ヴァーグナー
116:イタリア・オペラ ☆ロッシーニ/ヴェルディ
117:オペレッタ,ウィンナ・ワルツの隆盛
118:民族主義運動の勃興
119:国民楽派 ☆ムソルグスキー/リムスキー=コルサコフ/スメタナ/ドヴォルジャーク
120:バレエ音楽の確立 ☆チャイコフスキー
121:フランス国民音楽協会 ☆サン=サーンス/フォーレ
122:後期ロマン派と世紀末 ☆マーラー/ R. シュトラウス/ラフマニノフ
123:象徴主義・印象主義の音楽 ☆ドビュッシー
124:〈コラム〉
125:ベートーヴェンの交響曲
126:フランス革命と音楽
127:パリ国立高等音楽院と各国の音楽院
128:ピアノの歴史 ☆ショパン/リスト
129:バイロイト祝祭劇場
130:イギリスの作曲家
131:ジャポニスムと音楽
132:ドビュッシーの和声
133:時代を先取りした作曲家サティ
134:〈聴いておきたい名曲〉
135:交響曲第9番 ニ短調〈合唱付き〉 ベートーヴェン作曲
136:連作歌曲集『冬の旅』 シューベルト作曲
137:ピアノ曲集『謝肉祭』 シューマン作曲
138:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 メンデルスゾーン作曲
139:幻想交響曲 ベルリオーズ作曲
140:エチュード〈別れの曲〉/スケルツォ第2番 ショパン作曲
141:交響曲第1番ハ短調 ブラームス作曲
142:オペラ『椿姫』 ヴェルディ作曲
143:交響詩《ブルタバ(モルダウ)》 スメタナ作曲
144:交響曲第9番ホ短調『新世界より』 ドヴォルジャーク作曲
145:バレエ音楽『白鳥の湖』 チャイコフスキー作曲
146:交響曲第1番ニ長調〈巨人〉 マーラー作曲
147:牧神の午後への前奏曲 ドビュッシー作曲
148:〈知っておきたい音楽用語〉
149:イデー・フィクス(固定楽想)
150:交響詩
151:ライト・モティーフ(示導動機)
152:標題音楽と絶対音楽
153:トリスタン和音
154:まとめと今後の勉強のために
155:■20〜21世紀(現代)
156:時代と社会/音楽史の流れ
157:表現主義の音楽 ☆シェーンベルク/ヴェーベルン/ベルク
158:無調音楽 ☆スクリャービン
159:音楽のフォーヴィスム(原始主義)
160:ヴァイマル文化
161:新古典主義 ☆ストラヴィンスキー/ヒンデミット
162:民族主義的音楽 ☆バルトーク/コダーイ/ラヴェル/ファリャ
163:12音技法の音楽
164:ロシア・ソ連の音楽
165:ジダーノフ批判 ☆ショスタコーヴィチ
166:ユダヤ人音楽家の亡命
167:アメリカにおける亡命文化
168:冷戦と音楽家
169:ミュジック・コンクレートと電子音楽
170:トータル・セリー ☆メシアン/ブーレーズ
171:偶然性の音楽 ☆ケージ/シュトックハウゼン
172:新ロマン主義と多様式主義
173:コンピュータ音楽
174:サウンドスケープ
175:ネット配信からアクセスの時代へ
176:〈コラム〉
177:20世紀の絵画と音楽
178:戦争と音楽
179:ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会
180:トーン・クラスターの響き ☆ペンデレツキ
181:メルヘンと伝説を愛した作曲家 ☆オルフ
182:新しい音楽技法
183:〈聴いておきたい名曲〉
184:バレエ音楽『春の祭典』 ストラヴィンスキー作曲
185:バレエ音楽『ボレロ』 ラヴェル作曲
186:コントラスト バルトーク作曲
187:ピアノ組曲 シェーンベルク作曲
188:〈知っておきたい音楽用語〉
189:図形楽譜
190:プリペアード・ピアノ
191:まとめと今後の勉強のために
192:■明治(1868〜1912)・大正(1912〜1926)
193:時代と社会/音楽史の流れ
194:洋楽導入
195:音楽取調掛 ☆伊澤修二
196:東京音楽学校とお雇い外国人 ☆ケーベル/滝 廉太郎
197:鹿鳴館と西洋音楽
198:常設オーケストラの誕生 ☆山田耕筰
199:日本のオペラ
200:〈コラム〉
201:明治維新と日本の伝統音楽
202:東京音楽学校存廃論争
203:ドイツ人俘虜収容所と第九
204:〈聴いておきたい名曲〉
205:組歌『四季』 滝廉太郎作曲
206:歌曲『からたちの花』 山田耕筰作曲
207:まとめと今後の勉強のために
208:■昭和(1926〜1989)・平成(1989〜)
209:時代と社会/音楽史の流れ
210:戦時体制下の音楽
211:大学における音楽教育
212:大阪万博・鉄鋼館
213:空間音楽
214:新国立劇場
215:音楽による社会参加
216:日本のクラシック音楽の転換期
217:インターネット時代の音楽
218:初音ミク
219:〈聴いておきたい名曲〉
220:ノヴェンバー・ステップス 武満徹作曲
221:オペラ『夕鶴』 團伊玖磨作曲
222:〈知っておきたい音楽用語〉
223:現代邦楽
224:まとめと今後の勉強のために
225:おわりに
226:索引 人名索引
227:事項索引
228:編著者・執筆者プロフィール
循環型社会、生物多様性、気候変動と地球温暖化。
3つのテーマ、文理の双方から考える環境問題!
「本書を手に取ったみなさんは、どのような「環境問題」を思い浮かべるでしょうか。「環境」ということばそのものはニュートラルで、対象となるものの周囲を意味しますが、「環境問題」というときの「環境」は、人間を含む生物の周囲を指します。そして、人間の活動が影響を与えている、あるいは、人間の活動に影響を及ぼしている自然や社会の変化が、見過ごすことのできない状況に至ると、それが「環境問題」として人びとに認識されるようになるのです。
本書は、20世紀終盤から問題がより顕著にあらわれはじめて、現在も継続している環境問題である、「循環型社会」、「生物多様性」、「気候変動と温暖化対策」をテーマとして、それぞれを法学、経済学、自然科学の観点から解説しています。
なぜ、法学、経済学、そして、自然科学なのか。
現代国家は、法律というツールによって社会を運営します。社会の構成員である個人や企業の行動を決定づける大きな要因には、経済的動機があります。社会的にも経済的にも合理性のある政策が行われるべきですが、その政策は自然科学の知見にも裏打ちされたものであるべきです。
科学的に実現可能なことであっても、倫理的に許されず、法律が規制することもあるでしょう。他方で、法律の目標が科学的に達成不能であれば、意味がありません。ある問題に対して有効な科学的対策があっても、採算に見合わないことは実現困難でしょう。しかし、経済性が乏しいからといって、科学的解明をあきらめるわけにはいかないのです。
本書の読みかたは、みなさんの自由です。どこから読んでもよいし、どのような順番で読んでもよい。「循環型社会」、「生物多様性」、「気候変動と温暖化対策」のうち興味・関心のあるテーマから、あるいは、法学、経済学、自然科学のうち取り組みやすい学問分野から、読んでみてください。ところで、各章・各節の間で、内容の重複があるように見えるかもしれません。本書はあえて調整しませんでした。執筆者は、それぞれの専門分野に立って解説しています。同じテーマであっても、それぞれの専門分野から考えると、どのような説明がされるのかーー本書を読むときの楽しみのひとつにしていただきたいと思います。」(本書「はしがき」から)