基礎用語理解度Check、理解度Check、重要知識の解説、実力Check、教採試験にChallenge。5つのステップで鍛える。
◆「包摂」と「排他」から「内なる国際化」を求めて◆
国際平和・途上国支援・経済社会開発。在留外国人・労働者や留学生、移民、国内社会の統合や社会問題解決の道のり。阪神淡路大震災や東日本大震災での国際協力・支援、難民、移民の現状等を直視し、「包摂」と「排他」から「内なる国際化」を求めて。せりけんシリーズ第3弾。
『国際協力と多文化共生(信山社新書)』
芹田健太郎 著
【目 次】
はしがき
序 多文化共生と国際協力の出会い(JICA基調講演)
1 NGO・市民社会・災害支援のこれからーー阪神・淡路大震災から二五年 四半世紀の歩みと「いま」(CODE「二〇一九年度CODE寺子屋 鼎談録」から)
2 ボランティアとNGO
一 ボランティアを問うー阪神・淡路大震災から
二 NGOとNPO-「排除の論理」より「包摂の論理」を
3 国際協力の意義
一 国際協力の基礎
二 政府開発援助
三 多国間協力
4 外国人労働者と移民
はじめに
一 カナダ、オーストラリア
二 イギリス、フランス、ドイツ
三 文化について
四 日本の課題
5 「住民として生きる」多文化共生社会の生活基盤の整備ー永住外国人の公務就任権・昇任権
はじめに
一 いわゆる「当然の法理」
二 平成一七年一月二六日最高裁大法廷判決と原審東京高裁判決との対比
三 個別意見・反対意見から浮かび上がる判決の問題点
四 兵庫県の現状と提言ー結びにかえて
五 地方自治体と「住民」の権利ーー大阪府「国際平和都市宣言」(一九八八年三月)に関する提言
結 「最後の一人まで」唱えた思いー救援の哲学、阪神・淡路後に浸透誰かが取り残されていないか問うこと
〈付1〉 二一世紀における国際法の役割(中国社会科学院)
〈付2〉 地球環境保全・生物多様性確保への道ー自然と人間
はじめに
一 自然と人間
二 文学作品に読む
おわりに
あとがき
気候変動への対策,生物多様性の確保,生態系保全など,地球環境を守るために私たちがいまなすべきことは何か.科学的知見から警告される環境問題への対処だけでなく,人びとが生きるための社会的・経済的条件の改善が組み合わさり課題解決に近づく.ブループラネット賞(旭硝子財団)を受賞した世界の第一線の知性が語る,知と活動が連携した政策提言.
第I部
12か条のキーメッセージ
1章 問題の所在
1 はじめに
2 変化を引き起こす基本的な要因
3 世界的な環境および地域的環境の現状と将来予測ーー気候変動と生物多様性および生態系サービスの損失が環境,経済,社会の持続性に与える影響
2章 解決に向けて
1 私たちのビジョン
2 行動の必要性
3 低炭素経済に移行するための技術上の選択肢
4 気候変動への適応
5 生物多様性の保護とその持続可能な活用に向けたアプローチ
6 食糧の安全保障
7 水の安全保障
8 リーダーの能力・適性
9 優れたガバナンスの重要性
10 地域協力
11 革新と草の根の活動
12 知識の創出と評価
13 結論
第II部
[現状を認識する]
1章 回復力のある人びと,回復力のある地球(グロ・ハーレム・ブルントラント)
2章 地球および地域の環境の現状と予測(ロバート・ワトソン)
3章 知られざる緊急事態(P・R・エーリック/A・H・エーリック)
4章 BRICSの台頭と気候変動(J・ゴールデンベルク)
5章 人口変化:変化に潜在する動因とその相関関係(R・メイ)
6章 地球温暖化と水資源(真鍋淑郎)
7章 農業と食糧安全保障(ロバート・ワトソン)
[気候変動]
8章 気候変動:生物多様性を守り,自然の気候解決策を利用する(W.R.ターナー:コンサベーション・インターナショナル,R.A.ミッターマイヤー:国際自然保護連合,J.M.ルフェーブル:国際自然保護連合,ほか2名)
9章 海水による炭素隔離:気候変動軽減と順応への鍵(G.H.サトウ:マンザナール・プロジェクト・コーポレーション代表)
10章 人為的な二酸化炭素増加に起因する気候変動の不可逆性(S.ソロモン:米国海洋大気庁高層大気研究所)
11章 気候変動への適応(S.ハク:国際環境開発研究所)
[生物多様性と生態系サービス]
12章 生物多様性:持続可能な開発の基礎を守る(W.R.ターナー,R.A.ミッターマイヤー,J.M.ルフェーブル,ほか7名)
13章 環境問題の解決と生態系アプローチ(G.E.ライケンス:ケアリー生態系研究所)
14章 生態系サービス:自然が人類にもたらす利益(W.R.ターナー,R.A.ミッターマイヤー,ほか4名)
15章 われわれの遺産と生命維持システムの保護(H.ムーニー:スタンフォード大学)
[政策と経済社会との連携]
16章 炭素排出料と配当の必要性(J.E.ハンセン:NASAゴダード宇宙科学研究所)
17章 化石燃料の先へと移行する世界(E.B.ロビンス:ロッキー・マウンテン研究所,J.ゴールデンベルク)
18章 気候変動,経済学,新しいエネルギー産業革命(N.スターン:LSE)
19章 グリーンで公正な経済の追求(E.サリム:前インドネシア共和国環境大臣)
18章 政策と科学の連環:新たなリーダーシップの確立(K-H.ロベール:ブレキンゲ工科大学)
21章 優れたガバナンスの重要性(K.トールミン:国際環境開発研究所)
22章 革新と草の根の運動(B.ロイ:ベアフット・カレッジ)
23章 Rio+20:包括的成長によるグリーンエコノミー(M.S.スワミナサン:M.S.スワミナサン財団)
監訳者解説(松下和夫)
縦割り組織は変えられない。すごい人材も望めない。では、どうすれば今の組織とメンバーで最大の成果を出せるのか?カリスマに頼らず、個を生かす。チーム組織のメカニズムを大解明。
ーーー
千姿万態・自由自在な発想の数々、商空間はさながら「魔窟」である。
アカデミックな概念では決して絡め取ることができない“魔窟の秘密”が初めて解き明かされる。
インテリアデザイナー・飯島直樹さん推薦!
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時代をつくる商空間デザインの切り口と手法を読み解いた、設計に役立つヒント集。日本の商空間デザインに注目し続ける著者が3つの分類で事例を厳選。設計者への聞き取り・図面・自身の体験から、具体的に解説。インテリアデザイナー・飯島直樹氏との対談では2000年前後〜現代までのインテリアデザインの軌跡をたどる。
地球上には150万もの種が生息するが,これら多数の種はどのようにつくられたのだろうか。ピーター・グラントとローズマリー・グラントの夫妻は,1973年以来40年もかけてこの問いに迫ってきた。その精力的な研究の成果が,32頁におよぶ鮮やかな口絵写真とともに本書にまとめられている。研究対象となったのは,南太平洋のガラパゴス諸島に生息する一群の鳥,ダーウィンフィンチである。
本書では,種分化にかかわる数多くのプロセスが一つ一つ検討され,ダーウィンフィンチの長期野外研究の結果に基づいて検証されていく。たとえば以下のようなものだ。
・何年かに一度,急激に変化する自然環境下で,自然淘汰によりフィンチの嘴の形態とサイズが急速に進化することを,自然淘汰のはたらく条件や原因も含めて詳細に実証した。
・子どもは父親からさえずりを学習する。これは雌による配偶者選択にはたらく。結果,種間の交雑を避けることになり,生殖隔離機構として重要な意味をもつ。また,学習の相手を間違えることで異なる種の間での交雑が生じる。これは鳥類では一般的なことらしい。
・交雑は結構頻繁に生じていて,雑種形成による遺伝子浸透のため種間の区別が消失してしまうこともある。そうでない場合には,交雑は形質の遺伝的なばらつきを増やして自然淘汰がはたらきやすくし,環境への素早い適応的進化をもたらす。
翻訳出版にあたり,グラント夫妻から寄せられた日本語版へのあとがきには,ガラパゴスのダーウィンフィンチのすべての種について,全ゲノムが解読されてわかったことや最近のフィールド調査の成果など,本書を出版した後の研究の進展が書かれている。この分野の研究の進展についての興奮を読者に伝えたいという著者達の意気込みが伝わる。
(ピーター・グラントとローズマリー・グラントの夫妻は,2009年に,基礎科学部門における第25回京都賞を共同受賞している。進化生物学や生態学,動物行動学といったいわゆるマクロ生物学では,京都賞が最高の権威をもつ)
長期にわたる野外研究の重要性とともに,他方でゲノム研究や発生の分子生物学,学習などの進歩と,生態学や動物行動学,地理学などとが結びつくことによって生命現象が深く理解されうることが,本書により実感できるだろう。
[原著:How and Why Species Multiply:The Radiation of Darwin's Finches. Princeton University Press.]
1:■目次
2:■指番号と手のかたち
3:■鍵盤と五線譜・楽譜の読み方
4:■音符と休符の長さ・音の大きさをあらわす記号
5:■この本に出てくる主な記号など・くり返し記号と演奏順
6:【曲目】
7:恋
8:Butterfly
9:愛にできることはまだあるかい(Movie edit)
10:HANABI
11:ひこうき雲
12:さくら(独唱)
13:負けないで
14:M
15:未来予想図II
16:世界に一つだけの花
17:My Revolution
18:TOMORROW
19:空も飛べるはず
20:フレンズ
21:SAY YES
22:TRUE LOVE
23:君がいるだけで
24:Tomorrow never knows
25:Time goes by
26:Best Friend
27:ひまわりの約束
28:マリーゴールド
29:高嶺の花子さん
30:まちがいさがし
31:小さな恋のうた
32:紅蓮華
33:イエスタデイ
34:ドライフラワー
35:裸の心
36:あなたがいることで
37:夜に駆ける
38:アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)
39:うっせぇわ
40:炎
41:怪物
42:虹
43:猫
44:Habit
45:W/X/Y
46:Subtitle
47:カナタハルカ
48:絆ノ奇跡
49:Magic
50:ちゅ、多様性。
51:花になって
52:青のすみか
53:Anytime Anywhere
54:第ゼロ感
55:オトナブルー
56:地球儀
57:アイドル
58:唱
59:勇者
60:新時代
61:劇場
サハリン島で見られる維管束植物の最新「国勢調査」のモノグラフ。ロシアと日本の間での学名見解の違いも明らかにした。自生植物1,186種,分類に課題がある18種を「検討種」として解説し、保全生物学につながる絶滅危惧種・外来種の現状も取り上げた。「調査」は,日本側に残されている戦前の樺太(主に南サハリン)標本,2000〜2007年におこなった北サハリンを含む日ロ共同サハリン島調査での採集標本,そしてロシア側に保管されている標本や,これまでの日本・ロシアから出されたフロラ・レヴィジョン・図鑑・論文などに基づいておこなった。採集年・採集者名、採集地の和名・ロシア名・場所、サハリン州の絶滅危惧種のリストも追加した。北方地域に興味を持つ植物のみならず動物や昆虫の研究者必携の書。大学図書館や地域の博物館・標本庫、天然記念物保存・調査に関わる文部行政「機関」や教育委員会にも必要不可欠な書。
Plate
要約
Summary
はじめに
第1章 サハリン島の自然環境
1.地理・地形と地質・地史
2.気候環境
第2章 サハリン島の植物
1.植物研究史
2.地域フロラ
3.種数と多様性
4.島内の植物地理区
5.植生・植生史
第3章 サハリン島の維管束植物リスト
凡例
シダ植物
裸子植物
被子植物・基底群
被子植物・単子葉類
被子植物・真正双子葉類
第4章 サハリン島の植物分類地理
1.植物調査の量,密度と範囲
2.地理分布
3.染色体数と分子系統地理
4.保全生物学:「絶滅危惧種」と「外来種」
Appendix
Appendix1 サハリン島の維管束植物標本採集者記録
Appendix2 サハリン島の植物標本採集地名索引
Appendix3 サハリン州(サハリン・千島)の絶滅危惧植物リスト
Appendix4 Plateデータ一覧
引用・参考文献
おわりに
事項索引
和名索引
学名索引
言語表現の背後には、普段あまり意識されることがない多種多様な要因が複雑に絡み合っています。本書は主に英語を考察対象言語とし、好まれる表現と好まれない表現について、語・句・節・談話の各レベルに加え、文化的側面にも踏み込んだ研究を含むものです。形式化には馴染みにくい、構造構築のレベルを超える接近手法の面白さと可能性を感じていただければ、執筆者一同の喜びです。
第1章 大津由紀雄・吉田研作
第2章 尾島司郎・中川右也
第3章 柴田美紀・冨田祐一
第4章 白畑知彦・松村昌紀
日本のクラシック音楽、100年の軌跡を可視化する!
大正期から今日までの演奏会データを徹底分析し、
わたしたちの音楽文化形成の過程を実証する。
ベートーヴェンなどドイツ音楽への傾倒、
カルメン人気にみる大衆音楽への接続、
そして「正典」を中心に均質化するレパートリー──
大正時代から21世紀初頭まで、
100年間にわたるプロ・オーケストラや
学生オーケストラの演奏会データを分析し、
人気レパートリーの形成と、
一部の作品が「正典」として権威を獲得するまでのプロセスを追い、
さらにヨーロッパやアメリカとの比較をつうじて、
日本人がクラシック音楽とどのように向き合い、
受け容れてきたのかを解き明かす。
日本の音楽文化の真実に実証的にせまる意欲的な研究!
黒潮と日本の魚類相。黒潮が南から北へベルトコンベヤーのように魚類を運搬すると同時に、魚類の分布を分断する障壁にもなっているという仮説を探る。
「社会的企業」という新しい概念から、EU全15カ国の事例を詳細に分析、ポスト福祉国家におけるサードセクターを再定義して、経済と社会の転換と再生を理論的実証的に展望する意欲作。
単なる就職活動のノウハウではなく、長期的なキャリア形成の指針として大学生や同世代の若者が就活とともに、その後の人生を幸せに送るためのベースになる考え方を紹介する。
実用面を意識したASRに関するコンクリート診断,および基盤技術としての骨材の岩石学的評価を記した専門書.
主にASRについて詳細に解説しているが,ASRと区別するために,塩害や中性化などのほかの劣化機構についても解説している.
また,ASR劣化をより正しく分析し,原因解析するために必要な岩石学的評価についてまとめた,初の書籍である.多数の岩石の顕微鏡写真を収録したCD-ROM付き.
第I部 ASRに関するコンクリート診断学
1章 ASR研究の系譜と展望
2章 ASR劣化に対する維持管理
3章 ASR診断のフローの実際と詳細
4章 骨材のアルカリ反応性評価と抑制対策
5章 新しい方法の提案
第II部 ASR診断に必要な基盤技術と専門知識
6章 ASRの作用機構
7章 多様化する骨材に起因するさまざまな問題
8章 コンクリートと骨材および混和材の詳細分析・評価方法
9章 骨材の岩石学的評価
10章 骨材の地質学的産状とASR の可能性
19世紀のパリのアパルトマンや、使用人のいる上流階級の住宅の台所から、C.ペリアン、P.シャロー、レンゾ・ピアノら建築家が手がけた台所など、フランスを中心とした西欧の台所の変遷からみる近代史。
家事労働の能率化によって獲得した時間と、機能的でコンパクトになり、合理化されたことにより失われた空間を問う。
目次:ミシェル・ブラスによる序文
序章 1 はじめに 2 本書の趣旨 3 研究の方法
第1章 台所空間の縮小化ーー失われたテーブルと椅子
1 進歩として扱われる移動可能なセンターテーブルの消失
キッチン・カード:ビーチャー姉妹とアンクルトムの台所
2 フランス20世紀初頭の台所の建築的レシピーー類型の多性様
キッチン・カード:パリにおけるブルジョワのアパルトマンの台所
キッチン・カード:慈善財団の台所
3 台所の建築的レシピ 1920〜1930年ーーモデルの発明と展開
キッチン・カード:リリアン・ギルブレスによる有名な台所
4 建築家たちのライバル意識ーーモデルの伝播とテイラーリズムの普及 1920〜1930年
キッチン・カード:かの有名なフランクフルト・キッチン 1926年
キッチン・カード:最小限の台所の大コンペティションーーフランクフルトCIAM 1929年
キッチン・カード:パリ市の台所のタイプ 1920〜1930年
キッチン・カード:ヴィラE1027の台所 1926〜1928年
キッチン・カード:ピエール・シャローとガラスの家の台所 1928年
5 アナザー・レシピ:ユートピア、余暇における居住環境
キッチン・カード:モスクワの共同サービス付きの小さな台所
第2章 窓がなくなりリビングに開かれた台所
1 窓がなくなりリビングに開かれた台所
キッチン・カード:ユニテ・ダビダシオンの台所 1947〜1952年
2 戦後の台所のレシピーーベビーブーム期における標準化
3 建築家の役割
4 シャルロット・ペリアンの多彩な台所
キッチン・カード:ベビーブーム期の台所の標準型
キッチン・カード:1950年代のアメリカの台所
キッチン・カード:1950年代のスェーデン・キッチン
5 1950年代の建築モデルは存続する
キッチン・カード:1960〜1970年代の台所
キッチン・カード:デザイナーとキュイジニストの台所
第3章 獲得した時間と失われた空間を求めて
1 時間との闘いのなかで何を獲得したのか
2 獲得した時間、失った空間、食事の準備
3 20世紀の男性、女性、子ども、そしてキッチン
付録 今日のキッチン・カード
キッチン・カード:3つのドアのある台所
キッチン・カード:台所ーー設備を埋設した壁
解題 「19〜20世紀の日欧における台所近代化」須崎文代
生ゴミを堆肥に変え、土を肥やし、作物を育てる。人が暮らすことで、微生物や生きものの多様性が生まれ、その土地がより豊かになる。人間本来の役割を考え、これからの暮らし方を伝える、パーマカルチャーライフの入門書です。
1章 人は地球のガン細胞なのか?
地球は巨大な生命体 ガイア理論
ウイルスは地球に免疫細胞
大量絶滅は進化のきっかけをつくってきた
人類の存在意義とは何か
2章 持続可能な暮らしができるまで
パーマカルチャーとは何か
パーマカルチャーとの出合い
山村の古民家でのパーマカルチャー
等身大のライフスタイルを求めて八ヶ岳へ
家族で始めた持続可能な暮らしの生活実験
林を開墾して得た気付き
農とは何か 植生遷移のコントロール
生活実験の中で気づいた人間本来の役割
竹林の存在で成り立つ持続可能な暮らし
持続可能な暮らしを作るということ
3章 持続可能な暮らしの仕組み
土をつくる(堆肥作り、堆肥小屋など)
農園をデザインする(コンターガーデン、コンパニオンプランツなど)
水をめぐらす(バイオジオフィルター、雨水利用など)
エネルギー&資源を活用する(太陽熱、竹、畑の恵みなど)
道具をあつかう(古道具、動力機など)
4章 いのちとは何か
持続可能な暮らしは「土ができる暮らし」(命とは集める。自己組織化)
いのちとは何か 40億年続く仕組み(命とは集め、蓄え、死は拡散する。この連続が自己組織化すると循環という持続する仕組みになる)
生物多様性の本当の意味(ポジティブフィードバックほか)
人間の本当の存在意義
巻末:これまでのおもな仕事集
建築家の希望はどこにある?槇文彦の問いに伊東豊雄、塚本由晴、藤村龍至ら17名が答える。
誰もが知っている「ホタル」について、生態や暮らしといった基本的な情報はもちろん、人がつくり出した場に生活する「人里昆虫」としてのホタル、人の心に残る「文化昆虫」としてのホタルなど、さまざまな視点からわかりやすく解説し、光るだけではない、奥深いホタルの魅力を紹介。
【本書のポイント】
●ゲンジボタルを中心に、卵から成虫にいたるまでのホタルの一生と、その暮らしを解説。
●日本に生息する代表的なホタルとその生活様式の違いを紹介。
●発光の仕組みや、光る目的、種によって異なる光り方などについて紹介。
●人が作り出した場で生活する「人里昆虫」としてのホタルについて、どんな場所を好むのか、人が手を入れた環境でホタルがどう暮らしているのか、さらには、水環境におけるホタルを含む生き物と人の共存についても言及。
●古くから人の身近な存在で、人の心に残る「文化昆虫」としてのホタルについて、さまざまな事例を挙げながら、人との関係やホタルにまつわる文化を紹介。
●「ホタルはきれいな川に住むというのはウソ」「ホタルの仲間のほとんどは光らない」といった明日誰かに話したくなるような話題を多数収録。
●ホタルの発生数の数え方や発生数、発生時期の年次変動データなどを掲載するとともに、著者も参加した実際の調査の様子や、そこからわかったホタルの寿命についても紹介。