●生物の個体レベルから分子レベルまで、カラーの美しい図版により生物学への興味を引き出します。
●写真を随所に配置し、視覚的にも興味をもたせられる紙面構成にしました。
●学生のつまずきやすい代謝について、より学生が理解しやすい構成にしています。
●分子生物学の進展に伴うトピックスも取り上げ、わかりやすく掲載しています。
●生物の進化と種の多様性を、ストーリーをもたせた展開で説明をしています。
●巻末に生物学を学ぶにあたって必要となる物理・化学の基礎知識をまとめています。
生物学、化学、物理学、生命科学、天文学…各分野のトップランナーが集結。最新成果をもとに、究極の謎に出した答えとはー。科学者自筆の宇宙人イラストも収録!
森林と流域圏の再生をめざして、森林ボランティア・市民・研究者の協働で行なう、手づくりの人工林調査のためのガイドブック。
主要目次:
1. 免疫学のあらまし
2. 免疫学を担うさまざまな細胞群
3. 食細胞による異物の排除:自然免疫から獲得免疫への橋渡し
4. 抗体の働き:抗原に結合する多機能タンパク質
5. 抗体の構造と種類:多様な機能を支えるタンパク質の構造
6. 抗体を得る方法:アジュバント,ワクチン,モノクローナル抗体
7. 抗体の生合成:多様な抗体を生み出す遺伝子
8. 補体系の働き:抗体に協力する血液タンパク質
9. 抗体と抗原の結合反応:検査試薬としての応用
10.抗体産生におけるT細胞とB細胞の相互作用
11.抗体産生とマクロファージ・樹状細胞
12.免疫担当細胞間のネットワークとサイトカイン
13.細胞性免疫の機構(1):キラーT細胞の働き
14.細胞性免疫の機構(2):細胞内寄生菌との闘い
15.アレルギー:免疫による身体の傷害
16.自己免疫:自己が自己を攻撃する病気
17.移植と拒絶反応:自己と非自己を区別する主要組織適合抗原
18.免疫不全症とエイズ:免疫系の障害による重篤な病気
19.がんと免疫
20.抗体医薬と免疫療法
コラム
日本経済史の研究とはどのような研究分野か、実証の基礎となる資料とはどんなものか、論文を書くときにはどんなことに注意すべきかなど、経済史研究を志す若い世代に贈るガイドブック。
精神医学界に大きなインパクトを与えるナシア・ガミーが現代の気分障害医療の問題点を歴史的,哲学的,科学的観点から読み解く。DSM疾病分類や精神科薬物療法の現状はこのままでよいのか。精神科医や患者は今どこにいて,この先どこへ向かえばよいのかを示した。幸福について本を書こうとした著者は,思索の末,絶望やうつ,躁に向き合うことなく幸福へは辿り着けないという結論に達した,その軌跡を共に見つめてほしい。現代の精神科医療における羅針盤となる一冊。
かつては身近な野草でありながら、絶滅危惧植物となってしまったものは数多い。その中のシンボルとも言えるサクラソウを主人公に、野草の暮らしぶりや花の適応進化、虫や鳥とのつながりを生き生きと描き出し、野の花と人間社会の共存の方法を探っていく。保全生態学の入門書としても大好評だった初版に、大型プロジェクト研究による分子遺伝生態学的成果を加え、植物の繁殖と保全の取り組みの方向性を示した。保全生態学の基礎解説も最新の記述に改めた。
なぜ、あの人の話には納得できるのか。21組のディストリビューターの行動に見る相手に自然と伝わるための知恵と工夫。
私たちの未来が危ないーグレタにつづけー
仏題 L'Avenir de notre planète
いま、地球規模で考えることが求められています。
人口、食糧、エネルギー、戦争など、
さまざまなグローバルイシュー(地球規模の課題)が
ありますがこの教科書では気候変動を扱っています。
国連の17のSDGs「持続可能な開発目標」が
示す通り、みなさんの将来に関わる喫緊の課題です。
グローバルイシューを
日本語の報道に頼っているだけでは
内容を正しく理解できないだけでなく、
その重要性も正確に判断することができません。
バイアスがかかったものの見方を
してしまう危険性があるのです。
それを避けて
情報を相対化するために
フランスから発信された報道に接したり
フランス語で書かれた文書を読むことは有効です。
しかし、私たちがこれを実践するには限界があります。
正しい理解、判断のための十分な量の情報に
接することができないからです。
このような場合に瞬時にフランス語
日本語に翻訳してくれる
AIは私たちの強い味方となります。
翻訳AI・生成AIは実力以上のフランス語力を
発揮するためのパワードスーツです
しかしながら、AIによる翻訳は
かならずしも
100パーセント完璧な翻訳ではありません。
点検が必須です、ときには手直しも必要です。
この教科書は気候変動の問題に関する理解を深めつつ
翻訳AI・生成AIを使いこなす力と
どれほどAIが進化しても不要にはならない
フランス語の語彙力と文法の知識を同時に
習得できるように工夫されています
慣れない作業も多いと思いますが
ぜひ新たなチャレンジとして取り組み
楽しんでください。
語尾のバリエーションを増やし中級文法をマスター!実用性の高い75課600例文を掲載!
甦る日本企業ーーDX時代の戦略経営で価値創造企業に改革する!
近年のデジタル技術革新に、世界から周回以上の遅れがあるといわれる日本企業であるが、精査すると従来日本企業が持つ強みはDX時代に求められる組織能力との親和性が高い。戦略経営の諸理論に対して、日本企業の経営特性は多くの領域で整合し、DX時代の日本型企業再生は「温故知新」で臨む必要がある。価値創造企業に改革するために、日本企業のどの強みを活かすことが有利なのか、経営の標準理論の理解を通して考察する。
第1章 経営理論と戦略経営のフレーム
第1部 企業の本質と企業を経営することの意味
第2章 企業の形態・種類と仕組み
第3章 コーポレート・ガバナンスの考え方と仕組み
第4章 企業のステークホルダーである社会を意識した経営
第5章 企業の境界と中間組織に関する考え方
第6章 日本的経営の特徴とその根底にある要素
第2部 経営戦略に関する諸理論
第7章 戦略と戦略理論の多様性
第8章 規範的な戦略理論
第9章 規範的な戦略理論の限界とダイナミックな戦略理論
第10章 戦略策定へのアプローチ方法
第3部 戦略のマネジメント・コントロール
第11章 戦略マネジメント・コントロールの考え方
第12章 経営における組織理論の進化
第13章 組織の基本構造と組織開発
第14章 グループ経営
第4部 戦略経営を実現するための重要テーマ
第15章 成長志向の経営への転換
第16章 価値創造におけるサービス事業化
第17章 国際事業展開
第18章 イノベーションを加速する経営
第19章 戦略マネジメント・コントロールの高度化
第20章 日本型企業再生のための経営資源と組織能力の進化
部下や後輩は自分がその気になって初めて、上司や先輩の言うことを聞くようになるが、多様性重視の現代では一筋縄ではいかない。しかし、みなっち先生の「感動コーチング」の手法を使えば、スムーズにコミュニケーションがとれ、後輩たちをその気にさせ、心を動かすことができるようになる。
本書は、応用科学としての生物学を背景にしたさまざまな立場からの分析結果とこれまでの知見にもとづいて、栽培植物の本質とその自然史を論考しようとするものである。栽培植物の成立にかかわるさまざまな科学領域のうち、とくに植物学と遺伝子科学にかかわる内容を中心として構成した。
複雑さを増す競争環境において、企業の求めるアライアンス戦略は多様化している。企業の競争力を高めるためのアライアンス戦略とは何か。
「理論」と「実践」を両輪に、いま注目されるアライアンス研究の最新成果と実務上のポイントをまとめたアライアンス論の決定版。
序章 アライアンスの潮流:なぜ今、アライアンスか
第1章 アライアンスの定義と分類:アライアンスとは何か
第2章 アライアンスの理論:企業はなぜアライアンスを行うのか
第3章 アライアンスの形態:どのような種類のアライアンスがあるか
第4章 アライアンス・マトリックス:アライアンスをどのように分析するか
第5章 最近のアライアンス事例から:このアライアンスはなぜ生まれたのか
第6章 アライアンスと企業競争力:強い企業は何が違うか
第7章 アライアンス戦略の立案:アライアンスで何を目指すか
第8章 アライアンス・パートナーの選定:最適な相手をどのように選ぶか
第9章 アライアンス条件の交渉:パートナーとどのように合意するか
第10章 アライアンス契約書の締結:パートナーと何を確認するか
第11章 アライアンス・ガバナンスの設計:パートナーをどのように統治するか
第12章 プロジェクトの運営とアライアンス能力:アライアンスを成功させる力とは何か
第13章 アライアンスの終結と評価:アライアンスをどのように終えるか
第14章 合弁会社(ジョイント・ベンチャー):強い絆をどのように作るか
第15章 M&A(統合・買収):M&A とアライアンスをどのように使い分けるか
第16章 グローバル・アライアンス:パートナーの多様性をどのように活かすか
終章 企業境界を超えて:再び、なぜ今、アライアンスか
アライアンス契約書サンプル
参考文献
索引
被害を抑え、被災後もこの地域で暮らし続けるための全国各地の実践集
2024年元旦に起きた能登半島地震は全国に衝撃を与えた。東日本大震災の教訓が生きて助かった命がある一方、地方都市・人口減少地域だからこそ避難生活と復興の状況は厳しく、被災後半年以上たった今も避難所生活者が続くなど、新たな課題が浮き彫りになった。地理的な特性や世界的な気候変動の影響で、日本における災害リスクは非常に高い今だからこそ、過去の大災害への対応をもう一度細かく振り返り、生かせるものは何でも使わなければならない。
日本の伝統的な集落はそれぞれの風土に適用し、暮らしと一体化した無理のない減災の知恵が、物理的な設えから文化に至るまで個性豊かに育まれてきた。時代が流れるにつれだんだんと失われてきたが、いつ起きるかわからない災害への備えにはこうした知恵がヒントになる。また、地震や津波を繰り返してきた日本だからこそ、かつての大震災と当時の状況をなるべく細かく振り返ることが、今後の備えとなる。
本書では、こうした事例を多数そろえ、細かく振り返り、コンテクストを裁ち切らずに、しなやかなに災害に向き合う取り組みを、ハード・ソフトの両面から、実践的な情報を踏まえて紹介する。
環境を巡る社会のあり方について、生態学、経済学、法学の3つの学問分野から取り上げ、環境問題に関して総合的に解説している。まずは、気候変動の原因と影響、生物多様性と生態系サービス、地域の持続可能性といった地球環境問題を取り上げる。次に、環境政策の経済的手段とポリシー・ミックス、FIT、環境問題と経済成長など、環境と経済を学ぶ。最後に、環境基本法と環境法の理念・原則、個別環境法の仕組みと環境影響評価法、環境訴訟、原発規制と放射性物質による汚染への対処など、環境における法の役割を考える。
1.さまざまな地球環境問題 2.気候変動の原因と影響 3.生物多様性と生態系サービス 4.森林の持続的利用 5.環境問題と地域の持続可能性 6.環境経済学の基礎 7.環境政策の経済的手段とポリシー・ミックス 8.環境政策における経済的手段の理論と実際 9.再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT) 10.環境問題と経済成長 11.環境における法の役割 12.環境基本法と環境法の理念・原則 13.個別環境法の仕組みと環境影響評価法 14.環境訴訟 15.原発規制と放射性物質による汚染への対処