由鷹がラブホテルから出てきたところを見つかった。入院中の本命のコがいるくせに…。僕のやりきれない想いはふくらむばかり。
こんな恋愛だったら終わらない。『ビートたけし論』の著者による21世紀の恋愛のバイブル。
心理テストで彼と、友だちと、楽しい毎日すごしちゃお。あこがれの彼の心理をつかんで急接近。
阿沙子と伸行。一度は傷つけ合い、別れた二人が、夕方のラッシュの駅でバッタリ再会した。ビデオ作家として不安定ながら自分の世界で生きていた伸行。別々の道を歩いていた二人の道がまた重なり合った時、その世界が揺れ始め、阿沙子はN.Y.へと飛び立とうとする。心模様を見事に描いた、長編恋愛小説。
麦倉先生の両親に挨拶するため、伊豆大島を訪れたノリミ。親戚一同大歓迎のなか、うららおばあさんだけが、ノリミに冷たい態度をとるのだった。うららおばあさんは、その昔ノリミのおばあちゃんの恋敵だったのだ。そんな時ノリミは康子から、家に爆弾入りの封筒が届いたことを知らされる。康子は成績が学年のトップクラス。それから、つぎつぎと成績優秀者を狙った事件が起こりはじめた。
智也と健太、性格も容貌も全く違う二卵性双生児。兄の智也は落ち着いた風貌の理論派。弟の健太は野性的な感情派だ。そんな兄弟の共通の悩みは女の子に興味が持てないことと好きになる人がいつも同じだということだった。折しも高校の入学式も終え、二人は部活見学に余念がない。バレー部、バスケ部、柔道、陸上。いろんな部活を見たがピンとこない。そんな二人がテニス部の先輩のプレーを見た途端…。コートにいる人物は男だった。
ハロルドと離婚して帰国した長女夕香は、2度入院騒ぎを起こし、2度恋をし、2度婚約破棄し、同じく離婚した次女の朝子は、設計事務所の男と不倫をし、なんとなく見合いをし、もう二度と結婚は考えられないと思い、3女の雅江は、2人目の子供を出産し、相変らず主婦として振るまい、4女の美由起も、妊娠して仕事を辞め、1児の母となった。そして、4人姉妹の母親は絶えず一緒に一喜一憂していた。恋の悩みが尽きなければ、愛のかたちは千変万化。時代の深層を写した、限りなくリアルな恋愛風景画。
とうとう裕と一線を越えてしまった。僕-神木和己-は、富士見が丘高校生徒会副会長。会長の彼-都築裕一とは、皆が認めるコンビで…そして秘密の恋人同士。ときどき、次第に近づいてくる別れの時期・卒業。いつまでも、ふたりきりではいられない。裕のそばにはいられなくなるんだ。せつない愛がきらめく、人気シリーズ完結編。
ひとりのミラネーゼへの小説的で、激しい恋。そして…「恋愛論」の誕生。文献の再構築をつうじて復元されるスタンダールの恋の伝記。
これで解決。恋の現役必読の恋愛マニュアル。恋愛への思考能力をチェックする単元クリア問題つき。
古代から中世を経て今日にいたるまでの西洋の詩の歴史的特徴を視野におさめ、ローマ・エレジー(恋愛詩)のステイタスを改めて定義し直す。