一九九四年、国連開発計画によって「人間の安全保障」が提唱された。国家ではなく、一人ひとりの人間を対象とするこの概念は、頻発する紛争や暴力、世界を覆う貧困や飢餓からの「自由」を目的に発展を遂げてきた。本書では、最前線で緊急人道支援、地雷禁止条約策定交渉などの活動を長年続けてきた著者が、自身の経験と国際政治学の知見をふまえて解説する。全面的にデータを刷新し、「人間の安全保障」の最新動向を解説する新章を加えた増補版。
1945年頃から1990年頃にかけて、アメリカ中心の西側陣営とソ連中心の東側陣営が対立した「冷戦」。その影響は21世紀の今日にも色濃く残っている。本書は米ソ超大国やヨーロッパの対立のみならず日本を含む東アジアの展開にも力点を置いた通史である。上巻では、1945年に第二次世界大戦が終わり、大国の協調が崩壊して冷戦が始まる経緯から、朝鮮戦争、脱植民地化の進展、さらに62年のキューバ・ミサイル危機までを描く。
蘇我氏が武力で排除された乙巳の変。その真の目的は何だったのか。政変にひそむ謎を検証した旧版『大化改新』の全面改訂版。
海跡湖に共通して見られる砂州、湖岸低地、三角州に注目し、第1部から第3部では、上記の3種類の地形について、それぞれ最初の章で、その地形が最もよく発達している湖を紹介し、なぜそこでそのような地形が作られたのか、地形学的な視点からその謎を探る。続く章で、その地形と人々が具体的にどのように関わってきたのかについて解説する。第4部では、海跡湖の起源と生い立ちを探り、砂州、湖岸低地、三角州における人為的地形改変の影響を検討し、生物多様性の保全や自然再生の取り組み、地球温暖化と海面上昇に伴う自然災害への対応策について考察する。
第1部 湖と海をへだてる砂州
第1章 サロマ湖の砂州は、なぜ日本一長いのか?
第2章 サロマ湖の砂州に付されたアイヌ語地名
第3章 人は砂州をどのように利用してきたのか?
コラム1 悩ましい砂州と砂嘴
第2部 湖岸をふちどる段丘と湖棚
第4章 霞ヶ浦にはなぜ、多くの湖水浴場があったのか?
第5章 海跡湖の湖盆を取りかこむ更新世段丘と湖岸低地
第6章 人は湖岸をどのように改変してきたのか?
コラム2 タイ・ソンクラー湖と八郎潟の浜堤列
第3部 湖奥にひろがる三角州
第7章 網走湖にはなぜ、日本一の鳥趾状三角州があるのか?
第8章 海跡湖に特徴的な鳥趾状三角州
第9章 人は三角州をどのように広げてきたのか?
コラム3 沙漠や火星にもあった鳥趾状三角州
第4部 湖の生い立ち
第10章 海跡湖の起源ー海跡湖は、いつ生まれどのように変化してきたのか?
第11章 ヒューマンインパクトー人為的地形改変による湖沼環境への影響
第12章 海跡湖の今後ーこれから海跡湖とどう付き合うのか?
植民地時代の対日協力者で「売国奴」とされた親日派。
独立後の韓国は「反民族行為処罰法」を制定し多数検挙するが、反日闘士だった初代大統領・李承晩は事実上廃案にする。国家機能維持のためには親日派の協力が必要であり実利を取ったのだ。そのため戦後も政治や軍の中枢を親日派は占め続けた。
だが民主化後、親日派への批判が始まる。21世紀以降は、政治がその清算を強く求め、「日帝強占下反民族行為真相糾明に関する特別法」を制定、民間でも『親日人名辞典』アプリが配信されるなど、子孫を含めた糾弾が続く。しかし、その内実は現代政治に強く影響され、「政治カード」として大きく変質している。
一見すると明確な利益が見出せない問題に、なぜ韓国は1945年の「解放」から80年にわたって莫大な労力を割いてきたのだろうか。親日派から描く韓国近現代史。
「患者が主役」の医療を実践する静岡市清水の一開業医が、健康、医療、その時々の社会情勢について思索したあれこれを、院内紙「いのち」をとおして語り続けている。本書は、04年2月から08年4月までの「いのち」と、精神障害者生活支援のNPO法人機関誌「よもぎ会通信」を収録した、乾達医師と医療スタッフたちの4年間にわたる活動の記録である。
中高生も楽しめる少し異国情緒も感じられる吹奏楽曲!日本初出版のスコア。第1曲 ウズベク・マーチ/第2曲 プリャソヴァヤの2曲からなっています。全体の演奏時間は約5分。↲↲
三方を山に囲まれ、水に恵まれた盆地・京都。米や酒は上等で、野菜や川魚などの食材にも恵まれた。それだけではない。都であった京都には、瀬戸内のハモ、日本海のニシンなど、各地から食材が運び込まれ、ちりめん山椒やにしんそば等、奇跡の組み合わせが生まれた。近代以降も、個性溢れる珈琲文化、日本一のパン食、さらにはイタリアンやラーメンまで、新たな食が生まれている。風土と人が織りなす食文化を探訪する。
2008年4月「外来化学療法加算1」が新設!従来の施設基準+レジメンを審査、承認、登録する委員会が必須。レジメンの申請からレジメン管理委員会による審査、承認、登録、申請後の評価、更新まで、段階を追って解説。
人間は誰しも内に素晴らしい力を秘めている。だがしかし、その力をフルに発揮するためには、真理に目覚めなければならない。
あなたが真理に目覚めた瞬間、いかなる苦悩といえど消え去り、歓喜と至福の人生が開かれる。
狼と香辛料Spring Log編、コミカライズ!
賢狼を故郷へと送り届ける長い旅を終え、はれて夫婦となったホロとロレンスが、温泉地ニョッヒラに湯屋『狼と香辛料亭』を開いてから十数年。幸せと笑いがわき出ると言われる湯屋で紡がれる、幸せであり続ける物語。
聖王城女子大、二年の春華は国文学を研究する先輩三人とある日、ゼミ加入の歓迎会後に自宅マンションへ彼女たちを迎え入れ
た。そこに兄の隼人が帰ってくる。兄妹ふたりだけの住まい。早々に寝床につく隼人を尻目に、なにやら先輩たちが蠢きはじめ…全
員、未経験の若い男女が繰り広げる、淡くも、罪深い狂騒曲!
1977年に還暦祝いの記念版として出版され、多くの方に愛されてきた五井昌久の詩集が、生誕100周年を記念する2016 年、装いも新たに刊行。 自然の生命を透明にうたいあげたもの、身辺を明るく暖かくうたった詩…その他、神と人間のあり方や人間の真実の生き方を示した詩などを収録。
透徹した生命観から溢れ出る詩情を、ぜひ肌で感じてください。
広大なユーラシア大陸は中央の乾燥地帯を境に生態環境が二分される。
日本列島を含む東側では古来、遊牧・農耕・海洋の諸文明が興亡。
シルクロードほか陸海の路を介して多彩な物産、また宗教・文化が東西を往来した。
ソグド商人やペルシア・アラビア商人の活躍、モンゴル帝国の隆盛と解体、明の鄭和の南海遠征、大航海時代の展開から、欧米列強の極東進出、アジア・太平洋戦争までーー。
交易をキーワードに壮大な歴史をたどる。
日本とその周辺で同定記載された第四紀のテフラについて、その分布と性質を総合的にまとめた集大成カタログ。「新編」刊行後20年間の研究成果をまとめる。各テフラの最新年代値、中・前期更新世テフラについての新知見、環境の変遷と人類活動への影響など、全面改訂された。
カラー口絵
1 基礎編
第1章 テフラを生む噴火ー噴出,運搬,堆積,分布特性
第2章 テフラ層の単位と名称
第3章 テフラの同定法
第4章 テフラの噴出年代測定法
第5章 日本列島の第四紀テフロクロノロジー
2 日本のテフラ各論
第1章 広域テフラとは
第2章 完新世・後期更新世の広域テフラ
第3章 日本各地の完新世・後期更新世テフラ
第4章 中・前期更新世の広域テフラ
第5章 日本列島周辺の海底テフラ
付1 海外の大規模テフラ
付2 火山ガラスの化学組成
付3 日本の代表的広域テフラの顕微鏡写真
文献
一般事項索引
テフラ名索引
テフラ略号索引
I 測定法の基礎を学ぶ
1 心理測定・アセスメントの基礎
1.1 健康心理学における人間理解の枠組み
1.2 健康心理学における心理測定・アセスメントの測定指標
1.3 健康心理学における心理測定・アセスメントの測定方法
1.4 健康心理学における心理測定・アセスメントの実践
1.5 心理測定・アセスメント実践の倫理
1.6 まとめ
2 評定尺度法の基礎
2.1 はじめに
2.2 信頼性と妥当性
2.3 尺度を開発する
2.4 日本語版を作成する
2.5 日本語版尺度を作成する意義
2.6 論文を執筆,投稿することの重要性
3 行動の測定法および行動分析の基礎
3.1 はじめに
3.2 行動を測定する
3.3 行動を分析する
3.4 まとめ
II アセスメントの実際
4 成長発達の測定と評価
4.1 はじめに
4.2 成長と発達
4.3 知能,言語,身体運動の発達の評価
4.4 認知発達の評価
4.5 発達障害と障害の鑑別
4.6 まとめ
5 健康関連のパーソナリティの測定と評価
5.1 健康とパーソナリティ
5.2 パーソナリティ
5.3 健康に関連したパーソナリティ
5.4 ビッグ・ファイブモデル
6 ストレスの測定と評価(1)自己報告による主観反応
6.1 はじめに
6.2 ストレスの心理学的理解
6.3 ストレッサーの測定
6.4 ストレス反応の測定
6.5 認知的要因の測定
6.6 行動的要因の評価
6.7 サポートの測定
6.8 まとめ
7 ストレスの測定と評価(2)生体反応
7.1 ストレスに対する生理学的反応
7.2 交感神経系の反応
7.3 内分泌系の反応
7.4 生理指標を利用する際の留意点
8 メンタルヘルスおよび精神症状の測定と評価
8.1 はじめに
8.2 全般的な精神症状の測定と評価
8.3 疾患特異的な精神症状の重症度評定
8.4 まとめ
9 対人関係の測定と評価
9.1 健康心理学・行動医学における対人関係
9.2 対人ストレスコーピング:質問紙法の例として
9.3 親密な男女関係における行動:観察法の例として
9.4 対人関係の測定・評価における留意点
10 健康関連行動および認知の測定と評価
10.1 はじめに
10.2 身体活動
10.3 睡 眠
10.4 食行動
10.5 喫煙行動の防止(防煙)
10.6 ストレス・マネジメント
10.7 感染症
10.8 おわりに
11 生活の質や人生の価値の測定と評価
11.1 はじめに
11.2 QOLおよびウェル・ビーイング研究の潮流
11.3 QOL評価の難しさ
11.4 QOLの測定
11.5 幸福感の測定
11.6 おわりに
12 ポジティブ心理学の測定と評価
12.1 ポジティブ心理学の研究領域と測度
12.2 主観的ウェル・ビーイングの測度と評価
12.3 幸福のマクロとマイクロ
12.4 文化と幸福
12.5 幸福の測定と政策
13 情動と感性の脳活動の測定
13.1 はじめに
13.2 情動,感性とは何か
13.3 脳活動の測定
14 健康心理学におけるアセスメントの実際と臨床応用
14.1 ヘルスプロモーションのアウトカム
14.2 身体的アセスメント
14.3 心理面の質問紙アセスメント
14.4 生活習慣のアセスメント