信託法で創設された新しい類型の信託を中心に、創設の経緯、理論・実務上の問題提起とその対応、活用・想定事例の紹介、税・会計を詳説。スキーム図も豊富に掲載。本書で新類型の信託がさまざまな形で活用できる。
誰でも光明の道に出られるのだ、 光ほとばしる自分に生まれ変われるのだ。 自分で気づかなくとも、 その人の真実は神であり霊であり、 その働きは人を救い世を救う菩薩行なのだから。
自分を光明の生活者たらしめる書。
思わず吹き出す!?おもしろテキスト&超丁寧!!手取り足取り解説の問題演習&過去問!!
明治に入り、日本は欧米列強に対抗すべくさまざまな近代化を推し進める。音楽も例外ではなく、外国人音楽家の力を借りて国歌『君が代』が誕生、さらに『陸軍分列行進曲』が、フランス人音楽家の曲をもとに、編曲を繰り返すことで陸軍が制定する行進曲につくり上げられていく。太平洋戦争へと突き進むなかで敵性音楽は禁止される。だが、「出陣学徒壮行会」の場で、作曲者の名を伏せて行進曲は使用されたのだ。
敵性音楽を平気で用いるしたたかさは、どこからくるのか。音楽史の視点からその?闇?を明らかにする!
《目次》
はじめに
第1章 『陸軍分列行進曲』とシャルル・ルルー
シャルル・ルルーは、なぜ日本国に招聘されたのか
パリ音楽院で学んだすべてを日本陸軍軍楽隊に注ぎ込む
鹿鳴館の完成とルルーの存在意義
新生日本国がまずやらなければならなかったこと
軍歌『抜刀隊』の誕生
『抜刀隊』の調性と転調について
第2章 『陸軍分列行進曲』はなぜつくられたのか
ルルーには『陸軍分列行進曲』を作曲(編曲)した痕跡はない
小雨煙るかなでの「出陣学徒壮行会」
敵性音楽禁止令のもとで
「軽佻浮薄で頹廃的」な音楽は、なんでも禁止された
『南洲残影』にみる『陸軍分列行進曲』の神髄
第3章 ふたつの『君が代』
国歌も国旗もない!
フェントン作曲の『君が代』に不満が充満
2代目『君が代』に隠された調性の秘密
異文化を取り込んで共存させるしたたかな日本人
『君が代』の歌詞に秘められた謎
第4章 奮闘! 伊澤修二の心意気
学校教育も、外国人音楽家に頼るしかなかった
音楽取調掛に求められたもの
伊澤修二と『君が代』
『サザレイシ』「小学唱歌『君が代』」「ラッパ譜『君が代』」
「和洋折衷」こそ新生日本が目指したもの
第5章 新国歌制定のむずかしさ
国旗「日の丸」と国歌『君が代』の迷走
極東委員会では、「新国歌」制定を望む国もあった
「第2国歌」をつくればいいじゃないか
新国民歌『緑の山河』を誕生させてはみたものの
第6章 新国民歌『われら愛す』のまぼろし
壽屋が募集した「新国民歌」
『われら愛す』はなぜ歌われなくなったのか
芳賀秀次郎と『大日本の歌』
模倣することで日本の伝統音楽は生き延びてきた
第7章 伝統音楽にみる日本人のDNA
「大仏開眼会」を仕切ったのは、南インド出身の僧正だった
外来の音楽の模倣なのに消滅しなかった“雅楽”
声明がつくり出した“単旋律音楽の美学”
永長元年の「田楽さわぎ」はポリスまでもが踊り狂った
秀吉はお伽衆に「能」をつくらせ、自分が主人公として舞った
信長がキリスト教を禁止しなかった理由
聚楽第で秀吉が聴いた西洋音楽
第8章 日本人が発明した邦楽器
胡弓はバイオリンか
三味線は日本人が発明した邦楽器である
三味線の怪異
三味線に代わる楽器は誕生しなかった
おわりに
参考文献・CD
未来のSEは、SEにあらず
6つのスキルで変身!
日本のIT化を推進してきた「SE」にも、いつかは“冬の時代”がやって来る。現在の環境を冷静に分析すれば、それは遠い未来ではないかもしれない。ITが廃れるわけではない。「SE」というスタイルが廃れるということだ。
本書の筆者は元ITエンジニアであり、今は戦略コンサルタントを務める。その筆者が現在のSE(ITエンジニア)に警鐘を鳴らすとともに、「SE(ITエンジニア)のスキルは応用が利く」とエールを送る。
筆者が本書で訴えていることは、未来が求める「人材」への変身だ。そうした人材を筆者は「戦略型ITマネジャー」と呼んでいる。企業の経営層ときちんとビジネスの話ができ、それを実行に移すことができる人材である。現在のビジネスはITと切り離すことはできない。そういう点でも、SEにはアドバンテージがある。
もちろん、戦略型ITマネジャーになれるのはSEだけではない。今ではビジネスパーソンにもプログラミングスキルが重要と叫ばれているが、本当に役立つのは「ソフトウエアエンジニアリング」である。これを見つければ、未来が求める人材に一歩近づく。
本書は、未来が求める「戦略型ITマネジャー」になるには、どんなスキルが必要で、そのスキルを身につけるにはどうすればいいかを解説している。
第1章 戦略型ITマネジャーのマインドセットとスキルセット
1-1 現状のITマネジャー
1-2 戦略型ITマネジャーとは
1-3 戦略型ITマネジャーのマインドセット
1-4 戦略型ITマネジャーのスキルセット
第2章 事業戦略スキル
2-1 ビジネスヒエラルキー
2-2 事業戦略5つの要素
2-3 独自資源を分析するバリューチェーン
第3章 戦略数字スキル
3-1 経営層と話をするための「会計」の知識
3-2 結果を見る「財務会計」を理解しよう
3-3 経営のための「管理会計」で考えよう
第4章 戦略実行スキル
4-1 戦略を現場の言葉に翻訳する
4-2 戦略マネジメントシステムを構築する
4-3 戦略実行のプロセス
4-4 実行とモニタリングの体制を整える
第5章 ソフトウエア工学スキル
第6章 変革管理スキル
6-1 変革のアンチパターン〜8つのエラー〜
6-2 変革推進をドライブするリーダーシップとカレンシー
6-3 変革管理8つのプロセス
第7章 自己更新スキル
人は心に荷物を持ちすぎている。 だから自由に動けないし、 生きられない。 重荷を下ろして、 身も心も軽く人生を生きる秘訣を平易に説く。
アジア・太平洋戦争による壊滅から、高度成長を経て、1970年代には経済大国化した日本。80年代以降は国際的地位を不動にした。だがバブル崩壊を受け「失われた30年」によって低迷が続く。
豊かにはなったが、所得や地域間格差、世界の“最先端”を行く高齢化、少子化など「課題先進国」でもある。
本書は、この戦後日本の軌跡を描く。特に東アジアとの関係、都市と農村、家族とジェンダーといった大きく変貌した状況に着目。激動の80年をマクロとミクロの両面から描く。
【目 次】
はじめに
序 章 帝国日本の惨状 最末期の戦い
第1章 廃墟からの出発ーー1945〜60年
1 帝国解体による混迷
2 占領と解放ーー日本国憲法制定へ
3 民主化という変革ーー教育・農地・財閥
4 冷戦の翳ーー 独立から60年安保闘争へ
第2章 経済成長と国民統合ーー1960〜72年
1 高度経済成長 60年代の飛躍
2 社会運動の高揚ーーベトナム戦争と全共闘
3 格差の統合・均等化ーー年金・保険・受忍論
4 激変する生活ーー都市化と消費・流通革命
第3章 「豊かさ」の獲得と国際化ーー1972〜89年
1 西欧並みの先進国へーー自民党政権の動揺から安定へ
2 噴出する歴史・社会問題ーー戦争の記憶と女性たち
3 バブルの時代へーー 国際化と向き合う社会
4 豊かさは何をもたらしたか
第4章 グローバル化と平和主義の相剋ーー1989〜2008年
1 世界を覆う民主化ーー問われる帝国日本の過去
2 戦後50年の転換点ーー政治・行政の再編
3 新自由主義という血路ーー小泉改革とその余波
4 つながりを求めてーー災害・事件続発と家族の変容
第5章 動揺する世界、新たな統合ーー2008年〜
1 グローバル化の弊害ーー二度の政権交代と新型コロナ
2 原発事故とデジタル化ーー危機からの新しいつながり
3 老いゆく日本のなかで
おわりに 帝国の歴史を乗り越えて
あとがき
<コラム>
1 プランゲ文庫(日本占領関係資料)/ 2 戦後歴史学/ 3 地域資料のゆくえ/ 4 自分史/ 5 アジア歴史資料センターなど/ 6 オーラルヒストリー/ 7 歴史修正主義
主要参考文献
巻末資料 日本国憲法/サンフランシスコ平和条約/日米安全保障条約/日米相互協力および安全保障条約/日中共同声明/村山談話/安倍談話
戦後史年表
索 引
著名アナリストの円安株高予想はなぜ外れたのか。
金融市場は地域の機能や景観にどのような影響を及ぼしているのか? 2000年以降の日本における不動産市場の動向をふまえ、大都市圏における投資対象としてのオフィスビル開発の特徴と空間構造、地方都市における不動産投資の現状(岡山県津山市のメガソーラー開発、北海道ニセコ地区のリゾート開発)など、金融市場に支配される地域の姿を経済地理学の視点で描く。分担執筆者:手島健治,新見祐樹,吉野 薫。
【第1部 不動産投資市場の形成】
第1章 不動産投資の地理学
1.経済地理学における不動産
2.不動産の金融化の研究
3.不動産投資市場の拡大
4.不動産投資と地域
第2章 金融商品としての不動産
1.不動産投資市場の位置づけ
2.金融市場を通じた不動産投資
第3章 日本における不動産投資市場
1.Jリートの確立と発展
2.Jリートの構造
3.Jリートの投資戦略
4.Jリートと日本の不動産投資市場
【第2部 不動産投資と都市空間の再編
第4章 21世紀のオフィスビル開発
1.東京圏におけるオフィスビル開発
2.オフィスビル開発を取り巻く構造の変化
3.オフィス開発による都市空間の再編
第5章 オフィスビルの大型化とその影響
1.東京都心5区における大型オフィスビル開発
2.大型オフィスビルの周辺エリアへの影響
3.大型オフィスビルの「街化」
第6章 都心外縁部における都市空間の更新
1.都市空間の更新と不動産所有者
2.都心外縁部の空間変容
3.都市空間と不動産投資主体
【第3部 拡大する投資空間
第7章 周辺地域における不動産投資市場
1.不動産証券化の阻害要因
2.公的主体の役割
3.周辺地域における不動産投資市場への視座
第8章 メガソーラー開発の地域構造
1.投資対象としての太陽光発電
2.メガソーラー開発の地域的展開
3.津山都市圏におけるメガソーラー開発と土地利用
4.メガソーラーを取り巻く主体間の関係
5.周辺地域の土地は金融化されるのか?
第9章 投資対象としてのリゾート開発
1.観光地と不動産
2.ニセコ地区の概況
3.倶知安町およびニセコ町の観光客数と人口動態
4.ニセコ地区における不動産市場
5.ニセコ地区へのリゾート投資がもたらした影響
6.リゾート地としての発展と空間構造
第10章 不動産の金融化
1.不動産の金融化と不動産投資市場
2.不動産投資主体の選択
3.不動産投資市場の未来
地方創生やまちづくりにおいて、観光が大きな役割を占める地域は多いですが、コロナ禍によって、観光(地)はこれまで以上に高度な経営が求められています。地域の活性化やまちづくりに、大学の重要性が増している、と言えるでしょう。では、地域社会や企業等から期待される大学の役割とは何でしょう。また、観光教育、地域と連携・協力する大学の取組とはどんなものでしょうか。今回の特集では、地域の観光振興に貢献する大学の中でも、公立大学に注目しました。公立大学は、地方公共団体が設置・管理するという性格から、地域への貢献が特に期待されているからです。具体的には地域における高等教育機会の提供、地域社会での知的・文化的拠点、地域における社会・経済・文化への貢献、若者の地域への定着などが挙げられます。観光でいえばより地域に根ざした観光教育です。公立大学を取り巻く現状と課題、期待を公立大学10校の取組事例をもとに考えました。
この一冊にカシミール3DのGPS機能を使いこなすための知識と関東甲信越の山300コースのデータ&登山ガイドを凝縮。
「働き方改革」でルールが変わる!1時間で学ぶアウトとセーフの境界!
世界中で使われている定番のSQLリファレンス!
現場で重宝するSQLリファレンス。ソフトウェア開発の現場では、「SQLの構文をすぐに確認したい」「データベースによって異なるSQLの書き方を知りたい」「久しぶりにSQLを使うので簡単に復習したい」といったことがよくあります。本書では、仕事でSQLを利用しているプロの開発者を対象に、主要な5つのデータベースーーMySQL、SQL Server、Oracle、PostgreSQL、SQLite--で使われるSQLの構文およびデータベースの基本を簡潔に解説します。PythonやRからSQLを利用する方法も解説しているので、データアナリストやデータサイエンティストなど、開発者以外のSQLユーザーにも有用でしょう。