「お金は貰うけど体はあげないよ」江戸の下町、さくら長屋で暮らすよろず屋・瑠璃は、生まれは高貴でありながら、あまりの美貌ゆえの将軍の寵愛が災いを招き城を追放された身だ。二度と城内へ上がらぬこと。仕官せぬこと。役者陰間にならぬこと。本名を名乗らぬこと。妻を娶らぬこと。それを条件に死罪を免れたのだ。そんな瑠璃を女と間違い一目で恋に落ちたのは侍・女池龍之進だ。純情一路、まっすぐな瞳で自分をみつめてくる龍之進に瑠璃の心は揺れる。だがそんな時、瑠璃を狙う新たな陰謀が!?笑いと涙の純情艶恋物語。
ガーデニングにジャムづくり、フィッシングに骨董探し、そして「世界一美しい」田園風景といわれる湖水地方への旅ー。スコッチ・ウイスキーの伝道師として知られる著者が、カントリーサイドの街・ペッツウッドで暮らした五年間の四季折々の楽しみを、美しい写真と文でつづったイギリス田舎暮らし日記。
亜熱帯の島・八重山諸島。そこには豊かな自然がいっぱいある。そんな八重山の石垣島に移り住んで25年。人も生き物もいっしょに生きている八重山。そのシマの暮らしで体験した、人と自然との関わりをエッセイでつづる。
四季、琴線にふれた“命”の物語。相和して生きる“友”の詩。「家庭画報」好評連載を含む、待望の書。温もりと瑞々しさに酔う随筆56篇。
胡麻・桟切・緋・緋襷・牡丹餅・伏せ焼・青備前…名品の数々で鑑賞出来る。釉薬を使わず高温で焼いた焼き締め陶器・備前焼はどのような歴史と技法で今日まで育ってきたのかを理解したら、備前焼を見る・買う・作るで楽しんでみよう。備前焼のテキスト。
おだやかな釉の色合い。高麗茶碗と深いかかわりをもつ、さまざまな器形と高台。何よりも、温かで親しみあふれる萩焼の、初期から近代・現代に至るまで約80点の名品の鑑賞を中心に、歴史・技法・使って楽しむ萩焼、そして見る、買う、作るのコーナーなど幅広く紹介します。
世界的に有名なロビンス・ワールドカップの日本版で、優勝、準優勝に輝いた2人の一般投資家が実際のトレードを解説。
絢爛豪華な九谷焼の魅力満載!古九谷から現代の九谷までの色絵、青手、色絵金彩などの名品を満載。華麗な赤絵細描の技法や、釉裏金彩、上絵付、彩釉磁器から轆轤曳きの技法まで、九谷焼の技術を詳しく紹介。
狸のやきもので代表される信楽焼。荒々しい肌の中に浮かぶ美しい窯変の伊賀焼。歴史・風土・技法・焼成法・製品と、それぞれの異なった「美」を持つやきものですが、見たところ見分けがつきません。さあ、信楽焼・伊賀焼の特色・魅力を本書でマスターしてみませんか?あなたは、信楽焼・伊賀焼の達人です。
一枚のきものが語る日本の美。古来からの風習やしきたりを語りながら、季節ごとの、きものの着こなしを提案。和の精神を伝える珠玉の随筆集。
あのカレー事件で使われたヒ素、ナゼ恐いの?地球の温暖化、ナゼ牛のゲップまで問題になるの?古い蛍光灯にはPCBが残ってる、ナゼ?などなど化学のナゼに答えます。
ザリガニやカエル、ヤゴ、カメ、カニ、メダカ…水べにすむ生きものの写真がいっぱい。生きものの体のしくみやつかまえかた、かいかたをくわしくせつめい。
生きものを愛する人へ。ときには、ホロリ、きのうは、ニヤリ。思わぬところでたまらなく可愛い動物たち。そんなあなたが見つけるように、日本列島のあちこちで出会った生きものと人との物語。
桃山時代、茶の湯を中心に美濃焼が華ひらきました。黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部。「破格の造形」といわれる桃山茶陶の世界をお楽しみ下さい。
着物で子育て!お掃除&洗濯…古くて新しい、きもの暮らし。着物生活実践の記。
役立ちミミズの素顔、生活史、生態などミミズの自然史を解説する。