丸2年と4週間、《隠れ家》のアンネたちが曲がりなりにも“人間の生活”を続けられたのは、毎日パンやミルクを運び、花や本を届けた勇気ある友人たちのおかげでした。著者は、「物静かで、それでいて好奇心いっぱい」の4歳の女の子だったときからアンネを知り、アンネが『日記』に綴っている暗い日々を《隠れ家》の内と外で体験し、アンネがナチに連行されたあと、床に散らばっていた日記を拾い集めて戦後まで保管しました。『日記』公刊から40年、「わたしはヒーローなどではない」とことわりつつ、はじめてその間の詳細をあかした本書は、『日記』を補完する貴重な記録であるばかりか、それ自体、力強い感動的な物語となっています。
日本共産党の書記局長として精力的に活躍する著者が、庶民的な親しみと豊かな国際感覚で、各界著名人と縦横に語り合う情熱あふれる対談集。
明治、大正、昭和の元宮家の典雅な生活、いくたびも死線を越えた軍隊時代、終戦秘話、戦後のスポーツ界への貢献…つねに歴史の転換点に立って日本の進路を見つめ続けてきた著者が、激動の時代に生きた体験を淡々とつづる。皇族・軍人・スポーツマンとして波乱の現代日本を凝視した自伝。
財界御意見番が後事を憂えて縦横に語った情熱の“遺書”。国際化、飽和経済時代の日本経済が進むべき道を指し示す。
ポプリについて、もっと知りたいあなたに。花の故郷を訪ね、香りを愛した人々に触れ、今、その想い出を綴る。
キリシタンの魔鏡、民話に隠された黄金の謎。そして、深夜の山中でヤスコと魔天郎が目撃したものは…。ぼくらの“覇悪怒組”が、民話の里を舞台にハラハラドキドキの大活躍!
オペラ史上屈指のプリマ・ドンナとして評価の高いカラス芸術の真髄を探る。カラス自ら語る半生をはじめ、ドミンゴ、ティト・ゴッビらの回想。ヴィスコンティ、ガヴァッツェーニらが行なった「カラス討論」。公演記録と批評を網羅。没後10年記念出版。
村上春樹がおくるカポーティの最もピュアな物語。
戦前・前後の政財界に多大な影響力を持ち、多くの人に畏敬の念で見られていた安岡正篤氏。いつも傍にいて、「おぢいちゃん」と慕っていた著者が、偉大な祖父の普段着姿を絶妙な筆致で綴る。
第3巻『随想・思い出の記』は、足利惇氏先生が雑誌、新聞などに発表された随想に、先生の逝去に当たって寄せられた弔辞と追悼文、及び本著作集刊行に際して寄せられた方々の思い出の記を収録したものである。
まるごと1冊、恋のおまじないばっかり集めてみました。
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