ケプラー、ニュートン、ハッブル、アインシュタイン、ホーキング。人びとは天空にいかなる宇宙を描き出したか。
解決の糸口の見えない地球温暖化、自然環境を蝕む化学物質、量的・質的に劣化する淡水資源等々、人類を脅かす環境問題はますます混迷の度合い深めている。いま科学に切実に要求されているものがあるとすれば、それは山積する社会問題に的確な処方箋を書くことではなかろうか。本書は、地下水に関わる様々な環境問題に対応することを念頭に、今までになかった全く新しい切り口で地下水学を整理し、解説したものである。
第1章の序論では、様々な地下水学問題、水文循環・水文地質、地下水収支計算法などが述べられている。第2章の人間活動と地下水環境では、温暖化による地下水環境の悪化、世界と日本の地下水資源、関連法令が解説されている。第3章の堆積物間隙の流体と流れの原理では、流体の性質、エネルギーとポテンシャルなど土壌水や地下水の流れに関わる基本原理が解説されている。第4章の流れの数学モデルでは、飽和・不飽和帯における水、疎水性液体、空気の流れに対する数学モデルが解説されている。第5章の地下水流動の解析的表現とその応用では、地下水調査の基本となる井戸水理学と海岸地下水について述べている。第6章の地下水の化学では、土壌・地下水中で生じる様々な化学反応を初歩から解説している。第7章の地下水中の物質移動では、移流・分散・反応・分解を伴う様々な形態の物質移動をモデル化している。第8章の土壌・地下水の汚染と対策では、汚染物質と汚染源およびその移動形態と調査・修復方法について解説している。第9章の土壌・地下水中の熱移動では、地中の温度環境と熱移動の原理および地中熱利用法について解説している。第10章の地下水の数値解析では、差分法と有限要素法による地下水流動と物質・熱移動の数値解法について解説している。最後に、付録では、エクセルの利用法、ベクトル解析・微分方程式・特殊関数・数学の公式、単位とその換算を要約している。
環境科学は、勝れて総合的であることにその特徴がある。本書では、数学、物理学、化学、地学等の基礎が総動員されているが、付録を付けると共に初歩から説き起こしたので、内容の割には読みやすいのでは無いかと思う。また、地下水に関わる関連法令などについても整理してあるので、実務者にも役立つものと思う。是非、工学系、理学系、農学系の大学生、大学院生、研究者、民間や官公庁の技術者の方々にご利用頂きたい。
基礎と応用および理論と実験の両面から、現代固体物理学の立体像をバランスよく書いた好評テキストの改訂新版。前半で化学結合・結晶構造など伝統的な1電子近似の固体論を体系的に記述し、後半では近年特に発展の著しい磁性や超伝導および半導体物理等の分野が詳しく解説されている。
この原書4版は,GMR,磁気異方性,メタマテリアルの物理,ナノ構造中の量子輸送,ナノ構造作製技術など新しい内容が追加され、より充実した内容となっている.
第1章 固体における化学結合
第2章 固体の構造
第3章 周期構造からの回折
第4章 結晶中の原子の動力学
第5章 熱的性質
第6章 固体中の「自由」電子
第7章 固体の電子バンド構造
第8章 磁性
第9章 電子の運動と輸送現象
第10章 超電導
第11章 物質の誘電的性質
第12章 半導体
現代物理学の全体が概観できる「読む事典」 ロングセラー『現代物理学小事典』の改訂版。現代物理学全体を12章に分け、各章独立に読み進めることができる。索引を利用すれば用語事典としても使える。
第1章 素粒子物理学
第2章 原子核物理学
第3章 原子物理学
第4章 物性物理学
第5章 量子力学
第6章 相対性理論
第7章 電磁気学
第8章 熱学・熱力学・統計力学
第9章 非平衡系の熱力学・統計力学
第10章 流体力学
第11章 波動
第12章 力学
初めて材料学を学ぶ方向けに,金属,高分子,セラミックス,複合材料のそれぞれの分野を幅広く扱い,基礎的な知識を持ったうえで,専門的に深く追究すべきとの考えに基づいてまとめた。改訂版ではおもにJISの規格の更新を行った。
舶用ボイラの全般にわたり、理論と実際に関する基礎を詳細に解説。わかりやすさを主眼に多くの図表を採用し、技術革新に対応する最新の資料を掲載。最近の海技試験問題を網羅、受験者の便を配慮。
地球物理学、地球化学、地質学の総合的なアプローチによって、地球科学は大きく発展した。本書は現代地球科学の基本知識を、図や表を中心にまとめた初めての入門書である。地球の内部構造から、造岩鉱物とその物理的性質、マグマの活動、変成作用、地球表層の諸環境、プレート運動論、変動帯の地体構造にいたるまで、見通しよく総覧できる。
本書では、各学問分野別に必要なSI単位をもれなく解説しましたが、当分の間使用が認められている非SI単位や、使用が公認される非SI単位(SI併用単位)についても説明しています。
増殖する「局所の冷え」が知らぬ間に体を蝕んでいく。あらゆる症状に効くタオル1枚あればできる究極の健康法。
メタル、スラグ、ソルトなどの高温融体の物性測定を、密度、熱量、蒸気圧、表面・界面、粘性、拡散、電気伝導、熱伝導の各章で解説。納得のいく結果を得るコツや、必要な装置を手作りする実験方法から、工学・理学の基礎を学べる書。
『海』『山』『虫』『女』……地球史的視野をもつ稀有な歴史家の全貌を明かす日記、本邦初訳!
「ミシュレの日記はフランスの告白文学において最も驚嘆すべきものの一つ」(『ル・モンド』1950年)。浩瀚な『フランス史』全六巻を著した大歴史家の日記が、いよいよ刊行される。個人的出来事にとどまらず、歴史家としての情熱と不屈の意志、地球全体へのまなざしを明かす貴重な記録。
第1巻は七月革命(1830)から二月革命(1848)への移行期。妻や父との死別を経て、個と、人類という普遍との運命を思い見る全体史家の姿が浮き彫りになる。
地震や耐震強度の偽装は、多くの人にとって、自分の力だけでは回避できないことがらです。これが火災になると「自分自身が注意し、周囲にも注意をうながせば防げる」と考えられがちです。「注意していれば防げる」はずの災害が1日に165件ものハイペースで発生し、不可抗力である震災に比べて倍以上も死傷者を出しています。この事実は、火災こそが「明日は我が身」と呼ぶべき脅威であることを物語っていると思いませんか?さらにいうなら、火災に対する意識の低さや知識のなさが、もっと抑えられるはずの死傷者数をいたずらに増やしている可能性も十分に考えられるのです。
綾斗は婚活に失敗し、今は仕事が生きがいのオメガの派遣プログラマー。そんな綾斗がプログラムの神様と崇める九条重春と仕事で会えることになる。きっと超エリートで完璧なアルファだ…と緊張するが、現れた九条は松葉杖をついた予想外の姿だった。アルファの傲慢さがない彼を身近に感じ、綾斗は強く惹かれるが、打ち合わせの最中に突然ヒートがきて…!?真面目なアルファ×派遣オメガのリーマン・オメガバース。