この地図は、すでに消えてしまった貴族の邸宅・寺院・神社の跡地や史跡、史跡や事件の跡地、平安・源平時代を彩った人々の墓やゆかりの地、約330件を現在の京都の地図に重ね合わせたものです。表面は京都市内全体図の縮尺は3万2千分の1。北は比叡山から宇治も含みます。裏面の市内中心部拡大MAPの縮尺は1万5千分の1。別冊で地図索引が付いています。
芒種の実山椒すきやき/みかんのコンポート/おからのヘルシーポテトサラダ/おせち黒豆の天ぷら/骨正月の鰤大根…つねのおかずとハレのごちそう。京都生まれ、京都育ち。人気料理研究家が贈る暦を楽しむ家庭料理と暮らしの知恵。日々のアイデアごはんから季節の行事のごちそうまで。京の味とアレンジレシピ。
京職人も嫉妬する!?鑑賞の“ツボ”教えます。マニアックな世界遺産の舞台裏コラムも充実。
京都に生まれ育ち、歩き尽くした京都のカリスマが、「本当は教えたくない」とっておき情報を紹介。地元民だけが通う、隠れた名所・名店。ガイドブックでは絶対に辿り着けない、素の京都。
虹の色数は7色、赤はお湯で青は冷水。私たちは日々の生活の中で当然のように色を分け、また色を使って物事を分類している。しかし虹の色を2色に分ける文化もある一方で、寒色・暖色のように色彩に寒暖を覚える感覚はあまたの文化を超えて共通するらしい。一体なにがこの普遍性と多様性を分けるのだろうか。虹の色数の多様性から色の分類の論理、肌の色による人種差別まで、古今東西の事例をもとに人間の色彩文化を紐解く。
はじめに
第1部 色「を」分ける 編
第1章 虹を分ける
1 虹の色数のゆれ
2 虹の色数を音階になぞらえて決めたニュートン
3 天然の細かい分割線ーフラウンホーファー線
コラム1 レインボーフラッグ
第2章 色を名前で分ける
1 基本の色彩語ー普遍性と進化について
2 カラーチャートの境界線
3 カラーチャートと照明
4 細かく分ける
5 大きくまとめる
6 増える・減る
7 進化と社会進化論・優生学
コラム2 共感覚者
第3章 色を基準で分ける
1 原色
2 純色
3 順位
4 属性
5 色相環・色空間
コラム3 色彩基準と食品
第4章 色を環境と感覚で分ける
1 温度
2 湿度
3 家畜
4 祝祭と日常
5 性別
コラム4 基本の色彩語(BCT)と慣用色名は性別の問題?
第2部 色「で」分ける 編
第5章 色で暮らしを分ける
1 パッケージ1:アメリカと日本の牛乳
2 パッケージ2:アメリカと日本の菓子
3 後日談
コラム5 三色食品群
第6章 色で身分を分ける
1 紋章
2 旧日本軍の襟章の色分け
3 階級
4 奢侈禁止令
コラム6 景観法
第7章 色で人間を分ける
1 人種
2 ナチス強制収容所バッジの黄色
3 黒色と白色と赤色
コラム7 映像のステレオタイプ:白人の救世主と黒人の魔法使い
おわりにー十人十色に序列づけ、混ぜるのを拒んだ過去とカラフルな未来
初出一覧
謝辞
註
参考文献
索引
京都人にも愛された京都社寺案内の最新版! ! 2019年〜の最新情報を取り入れております。
世界文化遺産をはじめとした歴史的物件や、ゆかりの人物、出来事・文化などを詳しく説明しております。
また社寺・文化・体験施設の住所・料金・営業時間等も詳細に網羅。
事前学習用教材として好評です。
巻末に行程計画記載欄、人気観光物件タクシー所要時間、フリースペースあり、一人一人が京都旅行に行った記念としても重用されております。
主な特色
1 伝統工芸体験場所、国宝建造物の時代や建築様式、寺院別仏像一覧、庭園一覧(形式別)、有名文学のゆかりの地や舞台を紹介する「テーマ別物件ガイド」を追加! ! よりテーマ別学習に便利になりました! !
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ポイント【1】
詳細なガイド、また豊富な欄外解説により、歴史的人物・出来事、関連物件など、様々な角度から学習できます。
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庭園・建築・仏像・歴史年表・文学・用語集など、事前学習をサポートする資料を豊富に掲載。
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体験スポットなど、京都観光資料集&ワークシートを本体巻末に掲載。
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人気観光物件タクシー所要分を掲載。
●社寺・文化施設約200ヶ所紹介
●歴史上の人物解説32人
●行事・出来事・文化解説約30件
●京名物紹介74件
●庭園初歩入門●京都古典文学
●京都近代・現代文学
●仏像初歩入門
●観賞の手引き
●京都関係年表
●京都市伝統的建造物群保存地区
●歩いて楽しい 烏丸~河原町周辺繁華街エリアガイド
●京都観光資料集&ワークシート
●京都の人気観光物件タクシー所要時間●伝統工芸体験場所、国宝建造物の時代や建築様式、寺院別仏像一覧、庭園一覧(形式別)、有名文学のゆかりの地や舞台を紹介する「テーマ別物件ガイド」
扉 1
序にかえて 2
目次 4
京都市広域図 6
洛中・洛東(御所・西陣、東寺・京都駅・四条、哲学の道、五条坂・東福寺) 7
洛北(大原、宝ヶ池・岩倉、延暦寺、上賀茂・鷹峯、修学院) 8
洛西(金閣寺・御室、嵐山・嵯峨野、松尾・苔寺、高雄) 9
洛南・醍醐・宇治(伏見桃山、伏見稲荷、醍醐・小野、宇治) 10
ぶらり 洛中 11~31
ぶらり 洛東 32~54
ぶらり 洛北 55~66
ぶらり 洛西 67~85
ぶらり 洛南・醍醐・宇治 86~95
庭園初歩入門 96
観賞の手引き 97
仏像初歩入門 100
仏像の図と各部名称 102
屋根の形式・神社建築の種類 103
京都関係年表 104
テーマ別物件ガイド 107
主な年中行事 112
社寺・文化施設一覧 114
京都人気観光物件タクシー所要分 125
主な索引 127
【記入用 ワークシート】
ワークシート(バス・電車) 122
ワークシート(タクシー) 124
フリースペース 126
きもの姿のたおやかさ、でも酒豪でめっぽう 明るい性格、レシピ本のお料理の再現性の 美味しさは定評のあるところ。京都在住、料理研究家・大原千鶴さんの初のエッセイ本。 美味しいお話はもちろんのこと、日々の暮らしを肩の力を抜いて、いかに楽しむか、といった生き方テーマにも思いを綴った1冊。人生は楽しいことだけではない。家族の思い出や 地域との共存、老いや病いなど、哀しいこと心配なこともあるけれど・・・。日々の料理が救ってくれることもある。だからこそ、愛をもって料理を作りたい、と語ります。そんな著者ならではの料理の心得集も収録しました。
差別/被差別関係(複合差別)として論じられてきた差別問題の歴史を辿り、そのリアリティに社会学(者)がどのように向き合い、別様な関係性(共同性)を立ち上げているのか。部落問題と在日朝鮮人問題が、都市下層社会のなかでいかように立ち現れ、行政権力がどのように差別、当事者団体、地域社会を変容させていくのか。本書はその問いを詳細に抉る。
はじめに 本書のねらい
序章 本書における方法論的課題
第1部 都市下層社会と差別の変容ー分断と横断の地域社会史
第1章 高度経済成長期における同和地区とスラムの形成
第2章 スラム対策と住民運動の生成過程
第3章 キリスト教系社会事業の位置と「地域化」という戦略
第4章 「不法占拠地域」における住民運動の条件
ー同和地区/スラムからの空間的分断
第5章 都市下層社会における住民主体の論理と構造
ー行政権力とコミュニティ
第2部 行政権力の動態と住民主体の行方
-差別是正のパラドックスのなかで
第6章 同和行政における執行規準の発動メカニズム
ー行政権力による画一化と「逸脱」
第7章 拘束する制度と規範化
ー住宅地区改良事業と隣保事業という重石
第8章 同和行政「廃止」のポリティクス
ー「同和」(「隣保」)から「多文化共生」へ
第9章 地域社会における住民主体の行方
ーエリアマネジメントから大学移転のまちづくりへ
終章 地域社会の自立を描くエスノグラフィに向けて
志望校攻略に欠かせない大学入試過去問題集「赤本」
三島由紀夫、谷崎潤一郎、宮本輝から、森見登美彦、万城目学まで、総勢19名が描く懐かしくたおやかな京都の風景
京都はスローな永遠の成熟都市、インバウンド観光には馴染まなかった。新型コロナ危機に直面しているいま、持続可能な新しい京都観光がはじまる。
「京都に温泉、隠れた名湯」「京都市民は全国屈指のコーヒー好き」…。ラーメン、ユニーク神社、カフェ、おもしろバス、温泉、時間つぶしスポット…!?日経の記者が、住んでいる人も驚く古都の「魅力」を一挙公開。
長い歴史を持つ国語学国文学分野の学術雑誌。最新研究成果を掲載する。
第89巻第6号(通巻1030号)目次
柿本人麻呂の狩りの歌一首ーー『万葉集』四八番歌小考ーー(大谷 雅夫)(おおたに まさお・京都大学名誉教授)
『本朝文粋』の一首の詩序と『明衡往来』の一通の書状(後藤 昭雄)(ごとう あきお・大阪大学名誉教授)
「白雪姫」の材源と語りーー久生十蘭論VIII--(須田 千里)(すだ ちさと・京都大学大学院人間・環境学研究科教授)
第89巻第6号(通巻1030号)目次
柿本人麻呂の狩りの歌一首ーー『万葉集』四八番歌小考ーー(大谷 雅夫)(おおたに まさお・京都大学名誉教授)
『本朝文粋』の一首の詩序と『明衡往来』の一通の書状(後藤 昭雄)(ごとう あきお・大阪大学名誉教授)
「白雪姫」の材源と語りーー久生十蘭論VIII--(須田 千里)(すだ ちさと・京都大学大学院人間・環境学研究科教授)
懐かしい街があり人びとの生活があった。その真ん中を市電が走っていた。昭和の時代を走り続けた京都市電のある風景をいま求めて。全線全停留場、廃止時の163停留場をすべて紹介。
街角を曲がって感じる,突然の開放感や懐かしさ,爽やかな風ーーこうした街の雰囲気や居心地はどのように生起するのか。建物の高さや日射,交通量といった数値計測では捉えられない都市の質的な側面を,本書は〈様相〉,すなわち音や匂い,印象などを含んだ空間の全体性として考える。ではどうすればそれを可視化できるのか。多くの人が同じ〈経路〉を歩く中で捉えた,印象が変わったと感じる〈変化点〉の言葉を分析することで,都市内の諸要素が心にもたらす意味を明らかにするとともに,街づくりの実践に貢献するフィールドワークや地図制作の方法論を提案する。