世界は原発危機から何を学ぶべきか。
学部生向けのテキスト。タンパク質だけでなく核酸についても内容が充実しており、2017年のノーベル化学賞受賞対象であるクライオ電子顕微鏡についても解説しています。異分野の方の入門書としても最適です。
本書は生命現象を理解するために重要なタンパク質および核酸の立体構造について,あるいはその解析手法について説明した構造生物学の教科書です。構造生物学は分子生物学の重要な一部分であり,分子生物学を理解するためには構造生物学の知識が必須です。
第1章では構造生物学の基礎となる分子生物学および生化学について概説しました。
第2章ではタンパク質の基本構造について説明した後,その構造と機能の関係についていくつかの例を紹介しました。タンパク質と他の分子との相互作用についても説明をしています。
第3章では核酸の基本構造を説明した後,機能性RNA(遺伝情報の伝達以外の機能に着目)の構造と機能の関係について紹介しました。また核酸と他の分子との相互作用についても説明しました。なお,核酸においては安定性や機能の調節のために,メチル化などの修飾が行われることが多いため,その例についても示しています。
第4章では,X線結晶構造解析およびNMR法の原理,測定方法および解析方法について生体高分子に特化した内容で簡潔にまとめました。さらに,近年技術的な進歩が著しい低温電子顕微鏡(クライオ電子顕微鏡,極低温電子顕微鏡,超低温電子顕微鏡)についても紹介しています。
第5章ではコンピュータを利用した手法についてまとめました。この分野はコンピュータや情報科学の進歩によって今後も大きく発展すると考えられますが,現時点で広く用いられている手法について概説しました。また,応用展開の一分野として創薬を例にとり紹介しました。
第2章,第3章では生命現象を理解する上での構造生物学の重要性を理解し,第4章,第5章では,必ずしも自身で構造解析を行わない場合でも,生命科学の理解のためにぜひ知っておきたい方法論の基礎が身につけられるように作成しました。将来構造生物学の分野で活躍したいという学生のための教科書としても,新たにこの分野に参入したい研究者の参考書としてもお薦めの1冊です。
主要目次:
1.細胞とは何か - 起源と多様性
2.細胞の膜構造と細胞小器官
3.エネルギー変換の仕組み
4.核と遺伝情報
5.DNAからRNAへ
6.タンパク質の誕生から死まで
7.タンパク質の細胞内輸送と局在化
8.細胞骨格と細胞運動
9.シグナル伝達の原理と多様性
10.細胞周期と細胞分裂
11.細胞外マトリックスと細胞間コミュニケーション
12.生殖と発生・細胞分化
13.細胞死
14.がんの細胞生物学
15.サイトカインと免疫の細胞生物学
16.脳と神経の細胞生物学
17.モデル微生物とモデル植物の細胞生物学
18.モデル動物とヒトの細胞生物学
19.分子細胞生物学の研究手法・技術
はじめに
「水滸伝」事始め
梁山泊の豪傑一覧
第一章 好漢たちの武勇伝「これが漢(おとこ)の生きる道」
──フリーランスの強みを活かす
第二章 晁蓋と革命軍前夜
──小さい組織を躍動させるための人材登用・育成術
第三章 宋江入山で飛躍する梁山泊
──組織成長のカギはカリスマの存在か、人材の多様性か
第四章 晁蓋の死から新頭領誕生へ
──リーダーの仕事論
第五章 梁山泊帰順、国家の敵と戦う
──大きな組織内での人事のあり方を考える
あとがき
街で、庭で、山や森で。花束や食材として。私たちの暮らしの中で、植物を目にしない日はほとんどありません。ところで、そんな身近な草木や花々、野菜や果物は、どうして「その形」をしているのでしょう。葉や枝や根、花や果実が、それぞれどんな理由でいまの形になったのか、豊富な図版をもちいて基礎からやさしく解説する植物学入門。
第1章 葉はなぜ平たいのか
第2章 葉の断面の形を考えてみよう
第3章 葉の厚みの多様性を考える
第4章 葉の大きさと形の意味
第5章 茎はなぜ長細いのか
第6章 根はなぜもじゃもじゃなのか
第7章 花の色と形の多様性
第8章 果実の形は何が決めるのか
第9章 草の形・木の形を決める要因
第10章 生物と環境のかかわり
固─液系分離技術である電気浸透脱水法の入門書
電気浸透脱水法とは電場を利用した電気化学的方法による微粒子分散系の脱水分離技 術。電気浸透脱水技術に特化してその基本から活用方法までを体系的に著した初めての書籍。初めて学ぶ方、固─液系分離技術に関わっている研究者や技術者の方々に。
第1章 電気浸透現象とは
第2章 工業プロセス中の脱水操作の位置付けと機械的脱水法
第3章 電気浸透脱水法の特徴と応用
第4章 電気浸透脱水プロセスの設計操作理論
第5章 電場印加方法の多様性と脱水試料の適用性
第6章 実用装置と応用分野
自衛隊で学んだ、誰でも使える「リーダーの技術」
「部下が思うように動いてくれない、育たない」
「チームが一つにまとまらない」
「上司と部下の板挟みで、どう判断すればいいかわからない」
多様性が重視される時代になった一方で、このような悩みを持つ人はかえって増えたかもしれません。
この悩みを解決するのが、自衛隊の「リーダーの技術」です。
自衛隊は、任務に向かって隊員の心を一つにすることが求められます。
その重要性が強く認識されているからこそ、「リーダーの技術」が生まれ、脈々と受け継がれてきました。
この「リーダーの技術」を習得すれば、たとえ天賦のカリスマ性がなくても、すばらしいリーダーになることができるのです。
本書では、自衛隊を1等空佐で退官し、民間企業でコンサルタントに転身した筆者が、誰でも使える「リーダーの技術」を解説します。
唯一、無二ともいえる驚愕のドリブルサッカーを展開し、全国高校サッカー選手権大会で大きな話題となる聖和学園(宮城県)。そのテクニカルアドバイザーを務める広山晴士氏によるトレーニング書です。本書では、個人技術の向上に徹底的にこだわるフットボールクラブ『エスポルチ藤沢』の独創的な練習メニューを4週間・28日間のプログラムに仕上げ、紹介しています。
アジアをはじめとする新興国の流通は、地域や消費者の所得層によって分断されており、また小規模な商人が分立し、近代的なチェーンも未発達という特徴を持つ。それを受け、様々な進出企業のチャネル戦略は、独特なものとなっている。
本書は、アジアの複数の国々の、様々な企業(日本企業・欧米企業・現地企業)の事例を比較することによって、その実像に迫る。
アジア新興国に進出する日本企業は、製品・サービスには定評があるにもかかわらず、苦戦を強いられている。本書は、これまでその実態が解明されてこなかった、アジア新興国へ進出した企業のチャネル戦略に光を当てる。さらにフィールドスタディの手法も取り入れ、アジアの現場関係者の証言や観察、そして現地語の資料を中心に、国と企業という2軸による比較事例分析を行う。実務家にもおすすめ。
第1部 序論 リサーチクエスチョンと分析の枠組み
第1章 研究の課題と方法
第2章 新興国チャネル研究の分析枠組み
第2部 個別企業の各国別チャネル戦略
第3章 欧米多国籍企業のアジア・チャネル戦略
第4章 花王:統合型チャネル選択の内在的論理
第3部 チャネルのパートナーシップの展開
第5章 ライオン:パートナーシップによるチャネルと組織間学習
第6章 マンダム:支援と牽制によるエージェンシー関係
第4部 国の視点からの各企業のチャネル戦略
第7章 ベトナムにおける日用品各社のチャネル戦略
第8章 中国現地企業のチャネル戦略
第9章 中国日用品メーカーのECチャネル戦略
終 章 アジア新興国におけるマーケティング・チャネルの選択
企業が独創的な製品、サービスを創造することは、ますます重要になってきているが、創造性を発揮し、「0から1」を創り出すことは、簡単ではない。
本書では、特別な才能を持たない人々から成る組織が創造性を発揮するためのプロセスを、認知的共感の視点から追究する。これは、他者の心の状態を理解する能動的かつ理知的な働きであり、筆者は、「共に観る」という意味で「共観」と名付けている。その中でも特に筆者が注目するのは、その核心となる、「多元的視点取得」概念である。これは他者の視点から世界をイメージしたり、他者の立場で自分自身をイメージしたりする視点の多様性である。
すなわち、お互いに、自分の表現を他者がどのように感じるのかを知ることで、相手の視点を取得すると同時に、自己の中でその視点を見つめ直す。その相互作用によって、組織の多元的な視点取得が実現され、創造性に結びつく過程を解明する。
ダイバーシティという言葉もすっかり定着し、多様な属性の人材を集めれば、組織の創造性が向上するかのような論調も見受けられる。しかし、本書の分析は、人材の属性の多様性が直接的に組織の創造的な成果を生み出すのではなく、「組織の視点の多様性」が創造性に寄与することを示している。合わせて、多元的視点を得るための実践的な工夫も提案し、組織として「0から1」を創造することの困難さに直面する実務家にも、多くの気づきを与える研究成果の集成。
プロローグ
第1章 共観創造の概念ー多元的視点取得と創造的成果ー
第2章 共観創造のメカニズムー多元的視点取得と多様性が創造的成果に与える影響ー
第3章 タスクによる共観創造の違いービジネス企画、ハードウェア開発、ソフトウェア開発ー
第4章 創造的実践に見られる多元的視点取得ーデザイン思考とデジタル・ストーリーテリングー
第5章 多元的視点取得を高める工夫ーマルチモダリティとナラティブ・モードー
終章 チームによる共観創造
エピローグ
解説動画で自学自習をサポート!
日常学習から共通テスト準備まで使える問題集!
「要項(重要事項のまとめ)」「用語CHECK」「例題」「基本〜標準的な問題」の4段階構成で,無理なく着実に実力UP。思考問題も充実しているので,基本を学びながら思考力を鍛えることもできます。また,巻末には,大学入学共通テストの出題傾向を反映した「巻末チャレンジ問題」を収録しているので,共通テスト対策も万全。さらに,紙面上のQRコードから,すべての例題の解説動画(10個)や章末総合問題の解説動画(15個),重要用語の確認テスト(全4章分)を配信し,自学自習を徹底的にサポート。豊富な問題演習とコンテンツで入試に繋がる基本を身につけたい人にオススメ。
日本経済史の研究とはどのような研究分野か、実証の基礎となる資料とはどんなものか、論文を書くときにはどんなことに注意すべきかなど、経済史研究を志す若い世代に贈るガイドブック。
放送100年 その源を「洋楽」から探る
西洋音楽の受容・発信が日本で本格化しつつあった大正時代末期に放送事業は開始され、以降ラジオは「洋楽」を切れ目なく電波に乗せてきた。こうしたラジオと洋楽の「共振」には、当時のどのような経緯や価値観、力が関わっていたのか。
序章
第1部
第1章 放送開始前後のラジオと洋楽放送の「浮上」
第2章 洋楽番組制作者の誕生
第3章 放送体制の変化と洋楽放送
第2部
第4章 洋楽放送の多様化:思想と実践から
第5章 洋楽放送と「国民音楽」:日本の洋楽発信の場としてのラジオ
第6章 洋楽放送と大衆:「軽音楽」番組の誕生と変容
第3部
第7章 太平洋戦争と洋楽放送:1大戦開始前後1年の変化と連続性
第8章 太平洋戦争と洋楽放送:2「音楽放送」への転換
第9章 音楽放送の戦後
終章 文化の一端を担った「洋楽放送」
注
おわりに
引用文献
索引
イメージセンサの性能がどのようなメカニズムで決まるのか,また,その性能をどのように評価すれば正しく意味のある結果が得られるかという2つの視点で,なるべく実践に沿った普遍的な技術として詳細に解説しています.
★目次
◎性能の示す本質とその測定評価の基準について
●第1章 性能とその評価の詳細を学ぶ前に
1-1 性能をくくる4つの分解能
1-2 評価の意味
1-3 性能を示す数値の単位と最小/最大/代表値
◎表に出ない性能かつ測定評価の入り口
●第2章 変換効率
2-1 変換効率の詳細
2-2 変換効率を求める原理
◎感度がどのように表現されるのか多面的に理解する
●第3章 感度
3-1 感度はどこでどのように決まるか
3-2 さまざまな感度基準
3-3 分光量子効率
3-4 感度F 値依存性,像高依存性
3-5 測定方法
◎ダイナミック・レンジを決定づける飽和電子数のメカニズムと性質を学ぶ
●第4章 飽和電子数
4-1 飽和電子数はどこでどのように決まるのか
4-2 飽和電子数の定義
4-3 ダイナミック・レンジ,ISO感度
4-4 飽和電子数の測定方法
◎ノイズの多様性,大小関係,視覚的印象から振る舞いを解き明かす
●第5章 ノイズ
5-1 分類と大小関係
5-2 固定パターン・ノイズ
5-3 ランダム・ノイズ
5-4 そのほかのノイズ
5-5 各種ノイズの測定方法
◎3大性能以外の数ある性能項目もイメージセンサの品質を支配している
●第6章 さまざまな性能項目
6-1 分光感度特性
6-2 光学的特性
6-3 電気的特性
◎イメージセンサの性能を本質的に理解する上で欠かせない基礎知識
●Appendix 知っておきたいこと
1. 光の強さに関すること
2. 光のスペクトルに関係すること
3. 光ショット・ノイズのポアソン分布と一般的なランダム・ノイズの正規分布
4. ランダム・ノイズのノイズ・パワー・スペクトル密度とノイズ電圧
5. ランダム・ノイズを含む信号の加減算
6. ISO感度の定義について(CIPAの標準出力感度SOS)
7. EV値とISO感度
8. 色空間の変換
9. 色差
10. 物理定数と単位
※ 書籍は白黒で制作したため,どうしても見づらい図があります.
本書のサポート・ページでは,見づらいと思われる図について,
カラー画像を掲載しております.誤記訂正もご確認いただけます.
https://interface.cqpub.co.jp/ccdcmos03/003