身体全体で自然を感じ、手づかみで“知”を蓄えていった偉大な博物学者たちの営みを、流麗な文章と、息を呑むほどに美しい博物画とともに紹介。
生活様式や宗教の異なる民族は、それぞれ異なった動物観をもち、図像や彫刻などに表象してきた。またそれはバイオテクノロジーなどの発達やメディアの変化によって大きく変容してきている。表象にあらわれた動物観を読み解き、動物観が今日の社会や文化のなかでもつ意味を考察する。
世界最小のヒメイカや最大のダイオウイカの生態、イカの知能の解明などに迫るいかしたはなし16話。
本書は複雑系科学として生命の発達、進化、組織化、関係性、動的安定性の論理をつくることをめざし、その果てに意味の出現を見ようとするものである。
今日、東南アジアおよび南アジア、すなわち「熱帯アジア」における経済発展は目覚ましい。いまや経済活動の「フロンティア」とされる一方、通説的には従来、「低開発地域」「発展途上地域」と位置づけられてきた。本書は、近現代における熱帯アジアの経済発展の様相を、「人口変動」および「環境・資源」の視点を入れつつ歴史的な視野から考察する。アジア経済史研究に新しい問題提起をなす試み。
エネルギー、地球温暖化、環境汚染、生態系破壊、廃棄物問題…人類の生存を脅かす待ったなしの環境問題。どのように考え、行動していけばよいのか!?よりどころとなる思想、知識、そして実践的課題を学ぶ。
日本列島は、大陸の縁辺部で、いくつかのプレートがぶつかる境界にあるため、世界でも有数の地形・地質が見られる場所と言われています。
本書は、その多様な地形・地質の成り立ちを日本列島の5億年にわたる生い立ちに沿って、地質年代順に解説しています。
そのため、地球スケールの活動も意識しながら、楽しめる内容となっています。
フィールドで撮影した景観や特徴的な地形、地質の露頭写真を多く掲載するとともに、年代を特定できる化石や岩石標本などの写真を多く盛り込んでいるため、ビジュアル的にも満足できる内容です。
日本では、ここ数年、大きな地震や火山の噴火などがあり、地学を学ぶことが重要視されています。
本書を通して、多くの人が日本の地形や地質に興味を持ち、楽しんでもらえたらと考えています。
■目次
序章 年代スケールと日本列島の地質の特徴
1 ジオの時間スケール
2 日本列島の地質と地形の多様性
3 プレート収束域としての日本列島と火山・地震
4 付加体ー海から生まれた日本列島
5 日本海の拡大と伊豆弧の衝突
6 ジオパーク
第1章 日本列島の成り立ちー大陸の縁辺部であった頃
1 大陸の断片(始生代〜原生代)
2 日本列島の起源1(カンブリア紀〜オルドビス紀)
3 日本列島の起源2(シルル紀〜デボン紀)
4 日本列島の骨格形成1(石炭紀〜ペルム紀)
5 日本列島の骨格形成2(三畳紀〜ジュラ紀)
6 日本列島の骨格形成3(白亜紀)
7 日本列島の骨格形成4(古第三紀)
第2章 日本列島の成り立ちー日本海が拡大し列島となった頃
1 日本海の拡大(新第三紀〜中期中新世)
2 日本海の拡大以降(新第三紀 中期中新世〜鮮新世)
第3章 第四紀ー活動的な日本列島の地質現象と地形の形成
1 第四紀の始まりと地磁気の逆転
2 火山列島:第四紀火山と火山災害
3 地震列島:活断層、地震災害
4 風化・侵食地形
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序章 年代スケールと日本列島の地質の特徴
1 ジオの時間スケール
2 日本列島の地質と地形の多様性
3 プレート収束域としての日本列島と火山・地震
4 付加体ー海から生まれた日本列島
5 日本海の拡大と伊豆弧の衝突
6 ジオパーク
第1章 日本列島の成り立ちー大陸の縁辺部であった頃
1 大陸の断片(始生代〜原生代)
2 日本列島の起源1(カンブリア紀〜オルドビス紀)
3 日本列島の起源2(シルル紀〜デボン紀)
4 日本列島の骨格形成1(石炭紀〜ペルム紀)
5 日本列島の骨格形成2(三畳紀〜ジュラ紀)
6 日本列島の骨格形成3(白亜紀)
7 日本列島の骨格形成4(古第三紀)
第2章 日本列島の成り立ちー日本海が拡大し列島となった頃
1 日本海の拡大(新第三紀〜中期中新世)
2 日本海の拡大以降(新第三紀 中期中新世〜鮮新世)
第3章 第四紀ー活動的な日本列島の地質現象と地形の形成
1 第四紀の始まりと地磁気の逆転
2 火山列島:第四紀火山と火山災害
3 地震列島:活断層、地震災害
4 風化・侵食地形
21世紀、人類最大の難問は「水」である。今後の人口増加は水・食料が少ない地域で起こり、対応を誤れば深刻な環境破壊や資源の枯渇をもたらす。本書は、バーチャル・ウォーター貿易を介して干ばつへの対応や地下水・生態系の保全を図る、新たな水利用の理論を講築する。世界最大の「バーチャル・ウォーター純輸入国」日本は、世界に何を問うべきか?!
情報漏洩などトラブルの8割はついうっかりのヒューマンエラー!小説+実践解説で学べる情報セキュリティ。システム上で強固なセキュリティ対策をしても、使う側のミスで情報漏洩は起きます。本書は「非」IT部門のワーカーを対象に、情報セキュリティ対策を解説します。新入社員が奮闘する物語+実践解説のハイブリッド型で実践を学べます。情報セキュリティのスペシャリストが教えます!
民間の知恵と資金を活用した、改革と活性化の途を探る!金融・投資の最前線で活躍する実務家と航空・空港ビジネス研究の第一人者による現状分析と未来展望。
日本学術会議が公表した大学における経済学教育の指針(「参照基準」)を、学会・学派を超えて真摯に検討し、経済学と経済(学)教育の可能性を多面的に追究する。
環境担当者が気になる「罰則」を切り口にした環境法・条例の見方について、セミナーを聞いているようなわかりやすい解説と図表で理解できる。主要な環境法令・条例それぞれに異なる罰則の特徴、主な違反行動や罰則の具体的内容について解説し、企業が気をつけたい重要なポイントが押さえられる1冊。
「皆さんが「罰則」を強く意識していることに気づかされます。……一方、ほとんどの皆さんは、必ずしも環境法を含む法律に詳しいわけではないと思います。そうした方々が、誤解しながら罰則を読んだり、あるいは過度に罰則(のみ)を意識したりすることにより、環境法対応の在り方として課題が出てくることがあります。そこで、本書では、企業の担当者向けに、専門的な内容に偏らないように気をつけつつ、実務の参考になるように、環境法の罰則のポイントをできる限りわかりやすくまとめてみました。実務において、法的な義務を守らせるために環境法がどのような仕組みになっているのかを知っておくことは、自社の法令遵守に向けた仕組みづくりや力点の置き方にプラスに働くことでしょう。」(本書「はじめに」より抜粋)
第1部 環境法・条例と罰則
1 環境法違反の衝撃〜罰則は適用されることがある!
2 そもそも罰則とは〜「罰則」の基本のキ
3 国の法律に違反するとどうなるか〜強制力を担保するため罰則などがある
4 自治体の条例に違反するとどうなるか〜限定的ながら罰則などがある
5 罰則にはどのようなものがあるか〜法律の後半部分を読む
6 罰則の構成〜配列、両罰規定、過失など
7 義務と努力義務〜両者の区分を明確に意識する
8 罰則の「罠」1〜直罰だけでなく、間接罰にも気をつける
9 罰則の「罠」2〜罰則だけを意識せず、行政指導を受けぬよう対応する
第2部 主な環境法の罰則ー環境担当者が気をつけるべきポイントー
■気候変動
1 省エネ法の罰則
2 温暖化対策推進法と条例の罰則
3 フロン排出抑制法の罰則
■公害
4 大気汚染防止法・水質汚濁防止法・土壌汚染対策法の罰則
5 騒音規制法・振動規制法・悪臭防止法の罰則
6 生活環境保全条例(公害関連)の罰則
■廃棄物
7 廃棄物処理法の罰則
8 廃棄物対策条例の罰則
■循環型社会
9 プラスチック資源循環法の罰則
10 各種リサイクル法の罰則
■化学物質・生物多様性
11 化審法の罰則
12 化管法の罰則
13 工場立地法の罰則
70年代半ばにフランスで生まれた経済学“レギュラシオン理論”の集大成!
“経済”と“政治”の世界的レベルでの相互作用を視野におさめ、ヨーロッパ社会民主主義における経済政策を語る時に欠かせない“レギュラシオン理論”。マルクスを継承しつつフォーディズムの発展と危機に回答を示し、アナール歴史学やポスト・ケインズ派からも学んだレギュラシオンとは!?
私たちの祖先は、煮えたぎる熱水の中にいた?岩塩の中から、数億年前の生物が息を吹き返す?南極の厚い氷に閉ざされた湖では、生物がまったく独自の進化を遂げている?-地底、深海、極地そして宇宙。進化研究の鍵を握る「極限環境」の神秘のベールがまさに今、剥がされようとしている。その最前線を紹介する、ロマンあふれる入門書。
働く人と仲良く。お客さまと仲良く。取引先と仲良く。