「公平中立・公正」は、報道機関にとって当たり前のルールのように見えるが、民主主義社会では報道機関のチェックを受けるべき政府が、これを逆手に取って自分たちに都合よく報道を牽制する道具として使うようになってきている。たとえば、自民党は選挙が近づくと、放送法4条の「政治的に公平であること」を根拠にテレビ放送などの内容への介入を繰り返してきた歴史があり、安倍政権の時代に露骨な介入問題が相次いだ。
その時代は、本書著者の川端和治や是枝裕和が放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会の委員を務めていた時期と重なる。本書は、権力によるメディアへの介入の実態とそれを防ぐ手立て、「政権への忖度」のない取材や報道、国民の知る権利をどう守るかについて考える。
管理部門強化のスペシャリストによる
会社を管理部門から強くする方法ーー
◎管理部門への間違った意識がはびこっている
管理部門は、利益を上げないコスト部門であるーー。多くの方は、こう思っているのではないでしょうか?
数々の企業で管理部門に特化した業務支援を行ってきた著者の谷中教隆氏は、これは間違った意識であると指摘します。こういう意識の中では、管理部門は営業部門の邪魔をしないように、日々ルーチンワークだけをこなすことになります。しかし、営業部門だけが突出していては、永続的で健全な会社の発展は期待できません。営業部門と管理部門のバランスがうまく取れていて初めて、会社に発展する力が生まれるのです。
そこで本書では、経営者にも、営業部門にも、さらには管理部門自身にも間違った意識がはびこる管理部門が、いかに重要な役割や目的を持っているかを示すことで、その存在の重要性を明らかにしていきます。
◎管理部門の各部署には本来の役割と目的がある
では、管理部門の役割・目的とは何でしょうか? 明確に答えられる方は少ないかもしれません。谷中氏は、各部署が誕生する成り立ちを見ていくと、それがよくわかると言います。
そこで本書の第1章では、ある会社の起業から発展までを“小説風”物語にして、管理部門の各部署の成り立ちを面白おかしく理解してもらうようにしました。
その上で第2章では、管理部門が秘めている会社を発展させるパワーについて詳しく解説しています。さらに第3章?第6章では、経理部、人事部、システム部、総務部という代表的部署の本来の役割とその強化のレシピをまとめました。そして最後の第7章では、実際に管理部門の強化に取り組んでいる企業からの生の声をお送りします。
◎本書で自社に合った管理部門の見直しを
谷中氏は言います。本書で紹介するのはほんの一例で、会社それぞれのカラーに合った組織を考えてもらいたい、と。そういう意味では、本書にはたくさんのヒントがあふれていますので、きっと自社に合った管理部門の見直しへの第一歩になることと思います。
営業部門の活躍が会社の発展を担い、管理部門が会社を守り支えるーーこれが強い会社です。営業部門と管理部門の連携により、欲しいときに欲しい情報が手に入る会社、現状が手に取るようにわかる会社は、次の有効な一手が素早く打てます。営業部門の拡大と同時に、管理部門に投資をすることが、利益にも繋がり、会社の発展を加速することにもなるのです。
本書は、管理部門の方はもちろん、経営者の方にも、営業部門の方にも、ぜひ読んでいただき、今まで注目してこなかった管理部門から、会社をさらに強くしていただきたいと思います。
経営者保証ガイドラインの適用が始まってから3年が経ち、保証債務整理の実施手続として、中小企業再生支援協議会スキーム、特定調停スキーム、事業再生ADRスキーム、REVICスキームなど多様な手順が整備され多くの事例が集積されつつある。本書では、これまでの事例を解説し、明らかになった問題点や検討事項を分析し、今後の実務の指針を示している。
第1編 理論編
第1章 資金決済法の全体像
1 決済法制の全体像と資金決済法の法的位置づけ
2 資金決済に関するビジネスの現状と資金決済法
3 電子商取引における資金決済の現状と資金決済法
第2章 前払式支払手段の概要
1 意義
2 自家型発行者
3 第三者型発行者
4 その他(いわゆるポイントサービスについて)
5 表示に関する規制
6 発行保証金に関する規制
7 払戻しに関する規制
8 情報管理に関する規制
9 監督に関する規制
10 雑則
コラム 電子マネーから仮想通貨まで
第3章 資金移動の概要
1 意義
2 資金移動業者
3 履行保証金に関する規制
4 体制整備に関する規制
5 監督に関する規制
第4章 仮想通貨交換の概要
1 資金決済法に基づく規制の概要
2 仮想通貨に関する資金決済法の改正の背景
3 仮想通貨交換業に関する資金決済法等の概要
4 犯罪収益移転防止法に関して
5 現状における検討
第5章 仮想通貨と税務
第2編 実務編
第1章 座談会
第2章 実務Q&A
漢字はいつどのように日本列島に伝わり、社会に広がったのか、ひらがなやカタカナはどのように誕生したのか。木簡など出土文字資料や金石文の研究が日本のみならず韓国や中国でも盛んになってきたことにより、文字とことばの関係をめぐる研究は新たな展開をみせつつある。歴史学・日本語学など幅広い視点からわかりやすく解き明かす、文字文化研究の最前線。
刊行にあたって
〈文字とことば〉への招待……………川尻秋生
文字の定着と古代の社会……………鐘江宏之
新たな文字文化の始まり……………川尻秋生
日本のことばと漢字との出会い……………犬飼 隆
159世界の文字・リテラシーの歴史と古代日本……………デイヴィッド・ルーリー
【座談会】 いま、解き明かされる〈文字とことば〉の世界……………川尻秋生、鐘江宏之、犬飼隆、デイヴィッド・ルーリー、吉村武
〈文字とことば〉関係略年表/主要万葉仮名一覧
かつての優れた生き方をしてきた日本人の精神の根底にあるのは女性性、しかも凛として生きるレベルの高い女性性ではないか。男女の幸福度が大きく違う原因は、脳の使い方に大きな差があるのではないか。人の生き方を脳の使い方から見ると、ストレスからなぜ病気が発症したか、病気の本質が見えてくる。
本書では、困難な場面に遭遇し、それを克服した女性たちにインタビューし、その生き方を脳から分析。女性性こそが、病気だけでなく、社会の問題を解決するカギになるのではないか。脳の覚醒下手術を数多く手がけた脳外科医が、治らないとされた病気など、大きなストレスを乗りこえた女性たちの脳の使い方を考察。困難を克服するヒントをレベルの高い「女性性」に探る。
かつての優れた生き方をしてきた日本人の精神の根底にあるのは女性性、しかも凛として生きるレベルの高い女性性ではないか。男女の幸福度が大きく違う原因は、脳の使い方に大きな差があるのではないか。人の生き方を脳の使い方から見ると、ストレスからなぜ病気が発症したか、病気の本質が見えてくる。
本書では、困難な場面に遭遇し、それを克服した女性たちにインタビューし、その生き方を脳から分析。女性性こそが、病気だけでなく、社会の問題を解決するカギになるのではないか。脳の覚醒下手術を数多く手がけた脳外科医が、治らないとされた病気など、大きなストレスを乗りこえた女性たちの脳の使い方を考察。困難を克服するヒントをレベルの高い「女性性」に探る。
タテ割り・人事異動・ゆるキャラ・住民参加・天下り・たらい回し…現役公務員が描いた「お役所の今」がわかるコミック&エッセイ。知っているようで知らない「おかしさ」「哀しさ」そして「醍醐味」。
「地元に働き口がない」
「育児で外出できない」
そんなあなたにぴったりの稼ぎ方があります!
スマホさえあれば、地方在住でも、スキマ時間を使って稼げるのが魅力の、中国輸入ビジネス。中国輸入ときくとハードルが高そうに思えますが、実は中国語ができなくても、手持ち資金ゼロでも始められます。
実際に多くの主婦を成功に導いた著者が、そのノウハウをやさしく教えます!
PART1 実は女性こそ稼ぎやすい! 中国輸入はあなたの味方
1 子育て中も安心! 中国輸入なら100%在宅ワーク
2 中国輸入は夢見がちな男性よりも、堅実な女性のほうが◯
3 地方に住んでいる人が得をする! 中国輸入テクニック
PART2 中国輸入は意外と簡単! 初歩からレッスン
1 中国輸入が確実に儲かる理由
2 「売れている商品」を「売れている価格」で出品する
3 中国人パートナーはあなたの味方
4 “日本語バッチリ”な中国人パートナーの見つけ方
5 中国人パートナー募集の条件はなるべくシンプルに
PART3 あなたの稼ぎ方を見せてください! 中国輸入がっちりインタビュー
1 シングルマザーでも稼げる! ココちゃんさん(群馬県在住・38歳・女性・販売員)
2 うつ病を乗りこえてしっかり稼ぐKさん(東京都在住・30歳・男性・システムエンジニア)
3 4歳児双子と1歳児の子育てファーストで稼ぐA・Kさん(新潟県在住・39歳・女性・主婦)
4 50歳女性でも副業ビジネスで稼ぐ! みきこさん(宮城県在住・50歳・女性・会社員)
5 誰でもできる! 中国輸入で夢を叶えたTさん(埼玉県在住・40代・男性・会社経営)
6 中国輸入でビジネスの醍醐味を知ったtoshiさん(東京都在住・58歳・男性・自営業)
PART4 フリマアプリで“稼ぐ感覚”を身につけよう
1 まずはスマホアプリで稼ぐ喜びを体感しよう
2 今すぐできる! フリマアプリのアカウント取得から出品まで
3 プロフィールを登録しよう
4 商品リサーチをしよう
5 LINE Cameraでイメージ通りの画像に
PART5 知って得する! 中国輸入で稼ぐポイント
1 クレカはスマホでの中国輸入の必需品
2 梱包発送料を下げるちょっとしたコツ
3 フリマアプリ最近の売れ筋商品
4 どうする? 中国人パートナーの手数料
5 中国人パートナーと代行業者の大きな違い
巻末付録 私たち中国輸入で稼いでいます! 中国輸入本音で座談会
「内容理解」から「定着」へ誰でも実践できる授業の「型」を紹介。授業で用いるツールやタスク、定期テスト案も紹介。
リアルな数字で知る「真実」
近世まで最貧国だった日本は、いかにして経済大国になったのか?
磯田道史教授は、そこには石見銀山の銀が大きくかかわっていると言う。
さらに、日本の銀は中国の貨幣経済化を促してヨーロッパにも影響を与えた、とも(「世界を動かした日本の銀」)。
他に、石見銀山が世界遺産に一度は落選しながらも逆転登録に至った「世界遺産登録の舞台裏」、
石見銀山を巡る戦国武将の争いなどを明らかにした「石見銀山の歴史的価値」、
幻だった福石ほか「江戸時代の鉱石標本の発見」、白熱の「座談会・次世代に残すために」を収録。
今の日本が抱える問題を解決するヒントがここにある。
(以下、目次)
はじめにーー今の日本の課題がここにある(磯田道史)
第一章 世界を動かした日本の銀(磯田道史)
第二章 世界遺産登録の舞台裏(近藤誠一)
第三章 石見銀山の歴史的価値(仲野義文)
第四章 江戸時代の鉱石標本の発見(石橋 隆)
第五章 座談会・次世代に残すために(磯田道史、近藤誠一、伊藤 謙、仲野義文、石橋 隆、福本理恵)
おわりにーー縁に導かれて(伊藤 謙)
1:■PONTA MUSEUM photo gallery
2:写真でめぐるPONTA MUSEUMの軌跡
3:■PONTA’S FAVORITES
4:ポンタの愛器と愛用グッズ
5:■MEMORY BOOK for PONTA MUSEUM
6:ポンタミュージアムで配布されたメモリー・ブック
7:■AFTERWORDS
8:2021年のMUSEUMを終えて ムラカミファミリア・レギュラー・スタッフ座談会
9:■PONTA’S KEY MAXIMS
10:リズム&ドラム・マガジン長期連載(2003〜08年)『場数王の箴言』全65回
11:◎第1回 時代
12:◎第2回 良くも悪くも日本人
13:◎第3回 譜面を“歌う”
14:◎第4回 勝たねばいけないことと負けてもいいこと
15:◎第5回 挫折
16:◎第6回 人間関係を大切にすること
17:◎第7回 溢れる情報をいかに受け取るか
18:◎第8回 スネア・ドラムの役割とは
19:◎第9回 ドラマーのソロ・アルバム
20:◎第10回 酒
21:◎第11回 師匠と弟子の関係
22:◎第12回 ドラムを叩くときのイメージ
23:◎第13回 夢
24:◎第14回 改造
25:◎第15回 ポンタの窓〜他パートはどう見える!?〜
26:◎第16回 ジャズ・クラブ、想い出のシーン
27:◎第17回 Trio
28:◎第18回 ミュージシャンにとっての自立
29:◎第19回 ドバラドタチタチ
30:◎第20回 フュージョン
31:◎第21回 テレビ番組の仕事
32:◎第22回 グルーヴ
33:◎第23回・第24回 70〜80年代のレコーディング現場 其の壱&弐
34:◎第25回 奥深き8ビート
35:◎第26回 ペダル、踏み方、ベードラ
36:◎第27回 こだわり
37:◎第28回 ドラム・ソロ
38:◎第29回 肉体改造
39:◎第30回 リズム感
40:◎第31回 IT’S A POPPIN’ TIME
41:◎第32回 ドラマーとエンジニアの関係
42:◎第33回・第34回 マイルス・デイヴィスという存在
43:◎第35回 ドラム・セットに求めるもの
44:◎第36回 最近のヘヴィ・ローテーション
45:◎第37回 カウント
46:◎第38回 何十年、ずっとコレ!
47:◎第39回 チューニング
48:◎第40回・第41回 FLAPPER
49:◎第42回 教えること
50:◎第43回 男性ヴォーカルと女性ヴォーカル
51:◎第44回 インプロヴィゼーション
52:◎第45回 衣装
53:◎第46回 予習
54:◎第47回 Live! Rhythm Designer
55:◎第48回 マイケル・ブレッカーとの想い出
56:◎第49回 クリニック
57:◎第50回 北欧に惹かれる理由
58:◎第51回 ドラム・マガジン
59:◎第52回 身体の動かし方と歌心
60:◎第53回 時代の音、自分の音
61:◎第54回 ブラシ
62:◎第55回 ポンタ合宿
63:◎第56回 ビッグ・バンド
64:◎第57回 今年1年を振り返って
65:◎第58回 ワンランク上を目指す諸君へ
66:◎第59回 シングルヘッド・タム
67:◎第60回 理想のバンドを組むとしたら
68:◎第61回 苦手
69:◎第62回 練習なんてしたことがない!?〜ポンタ流“練習”とは
70:◎第63回 一発録りという生き様
71:◎第64回 村上“ポンタ”秀一とは?前編〜ポンタを作った“村上秀一”とは?
72:◎第65回 村上“ポンタ”秀一とは?後編〜壊して創る俺のやり方〜
73:Drums Magazine Festival 2010
74:村上“ポンタ”秀一パフォーマンス動画ストリーミング・コード
大学ランキング全一覧。全国の高等学校の進路指導教諭が評価する大学、実就職率や学部系統別データなどから見る大学卒業後の進路、国家試験ランキング、受験生が評価する大学…など。
さあ、「折れない心」の親になろう。
中学受験生を見守る親御さんから実際に寄せられた12の相談と、36のメンタルエクササイズによって、どんなにしんどいときでも子どもを動揺させない心の柔軟性を身につける。
「子どものやる気の引き出し方」「勉強サポートの方法」「学校選び」「夫婦の葛藤」…親御さんが抱える悩みを網羅! 中学受験観、子育て観、世の中観、人生観も見つめ直すことができる、新しいアプローチの一冊です。
貴重な洋楽ミュージックビデオをネタに大脱線トークを繰り広げる、NHK BS土曜深夜の人気番組、書籍化!!編集で泣く泣くカットされた禁断の未放送トーク満載!!「洋楽スターVS西洋名画」究極のパロディ絵画(詳細解説付き)25点掲載!!
「新・担い手3法」がこの1冊で分かる。2019年に成立した「新・担い手3法」(改正公共工事品確法、改正建設業法、改正入契法)。同法の柱となる「大規模災害時の緊急対応の充実強化」、「働き方改革への対応」、「生産性向上の取り組み強化」を詳しく解説。これからの建設産業は確実に変わる。一目で分かるQ&Aも掲載。
CR修復って簡単…かな?“失敗したくない歯科医師”のための1冊。審美的・機能的に優れたCR修復のために、基礎知識や治療手順を解説。さらに自費治療時の価格や時間設定の考え方、おすすめの器材紹介など、臨床のヒントが満載!
われわれにできることは何か?
我が国の人口減少は深刻な局面を迎えつつある。2008年に過去最高の1億2800万人を記録して以降、大都市を中心に高齢化が急ピッチで進んでいるのだ。総務省の研究会で人口減少が「内政上の危機」とされたのは記憶に新しい。
危機感を抱いているのは中央だけではない。税収や住民サービスに甚大な影響を受ける地方もこの問題にどう対処するのか、当然、大きな関心をもっている。残された時間に何ができるのか、地方自治体の思いは切実である。
本書は、この人口減少という問題に対して、小樽商科大学の教授陣と小樽市の職員が本格的にタッグを組んで、原因の究明と解決策の模索を行った、他に例を見ない試みである。
小樽市は、明治以降、北海道の玄関口として栄えたが、樺太の喪失や鰊の不漁などを受けて衰退の一途を辿るようになる。人口は1964年の20万人をピークに減少に転じ、現在は11万人にまで減ったが、ここ最近は毎年2000人ペースで人口が減るという異常事態に直面している。
本書はこうした問題に対して社会科学的分析と提言を行う。地方創生の掛け声やインバウンドの熱狂のなかで見過ごされている問題はなにか。そもそも都市とは何なのか。全国の市町村を勇気付ける報告。
「社長はいったい、何を言い出すんだ!? 」
タニタ食堂に続く、驚きのチャレンジ!
「会社員」と「フリーランス」のいいとこ取り。
この画期的な新制度導入をめぐる試行錯誤を描いた
迫真のノンフィクション
自由に働く。やりたいことをやりぬく。
それこそが、本当の「健康経営」だ!
◎タニタの「日本活性化プロジェクト」とは?
希望社員を雇用から契約ベース(フリーランス)に転換、
主体性を発揮できるようにしながら、本人の努力に報酬面でも報いる社内制度。
経営者感覚を持って、自らの仕事内容や働き方をデザインでき、
働く人がやりがいを持って心身ともに健やかに働ける「健康経営」の新手法。
◎時間より、「主体性」を中心に考えよう!
「働き方改革」がいよいよスタートし、「働く時間」について
すべての企業が考えざるを得なくなっている。
しかし、谷田社長は「時間より、主体性を中心に考えるべきだ」と主張している。
働く時間も、働き方も、やるべき仕事も、すべて自分で選んで、コントロールする。
寝食を忘れて働くときもあれば、長期の休暇をとって自分を磨くことも自由にできる。
他流試合も行い、そのスキルをまたタニタにフィードバックもできる。
ーーそんな本当の意味での「健康経営」を求めて生まれたのが「日本活性化プロジェクト」である。
このプロジェクトは2016年よりスタートし、2017年に1期生8名、18年に2期生11名、19年に3期生が参加。
一度退職して完全なフリーランスになるため、社内では反発の声も大きく、
予想外のトラブルも発生した。
本書はそうしたできごとを、谷田社長、プロジェクトメンバーと彼らをマネジメントする管理職層など、
さまざまな声をもとに追いかける。
日本の働き方に一石を投じる1冊になるはずだ。
◎解説:柳川範之氏(東京大学大学院経済学研究科教授)
本書を読んだみなさんが、この壮大な"実験"を参考にしつつ、創意工夫を凝らしていくこと。
それこそが、本書の本当の価値なのではないでしょうか。
◎本書の内容より
【谷田社長パート】
ー残業削減だけやっていたのでは、日本は沈没する
ー「9時5時」の発想ではAI時代を生き抜けない
ー悪夢にうなされた最悪の船出
ー羽振りがよかった小さな会社の"ぼんぼん"たち
ー総務部長はポカーン
ー社員時代の給与・賞与を報酬のベースに
ーシミュレーションを重ね、手取額を最大限に
ー決して人員削減ではない
ーいざ発表! 逆風の嵐
ー逆風にも負けず、8人が「やってみたい」
ー役員会は完全アウェー
ー「日本活性化プロジェクト」スタート。課題も明らかに
ー開けてびっくり。手取りが平均200万円増えた ほか
【プロジェクトメンバー インタビュー】
1 ツイッターの「中の人」が語る本音
2 日本有数の技術者が感じるメリット
3 営業から企画へ、生まれた新たなやりがい
4 社外でも腕試し、フィールドは広がる
科学技術と社会の関係がいま、大きく揺らいでいる。
高度に進化し、日常に深く浸透したテクノロジーは、もはや科学的知見だけでは制御しきれないものとなった。それにより、科学技術の専門家、ひいては科学技術そのものが、しばしば疑いの目で見られ、時にないがしろにされるような状況が生まれている。しかし私たちの日々の生活は、科学技術なしには到底成り立たない。
科学技術といかに共生していくかーー。この問いがいま、現代社会に生きる人々すべてに対して突きつけられている。テクノロジーへの無自覚・無関心な依存を脱し、互いに語らうべきときが来た。
原子力発電、遺伝子組換え、BSE、地球温暖化、そして新型コロナウイルスーー。科学技術と社会の関係深化がもたらす課題と、それらをめぐるコミュニケーション・意思決定のあり方について、産業・理工学・人文社会学の各分野の第一人者たちが、それぞれの視点から切り込んでいく。
〈人類にとっての科学技術の意義とは〉、〈なぜ人々は科学技術に不信感を抱くのか〉、〈科学技術の光と影に、どのように向き合うべきか〉・・・。
各章で示される主張はまた、我々自身へのさらなる問いかけでもある。これらは現実の複雑さを投影して、さまざまな視角をもつ多次元の写し鏡をなしている。多面的な対話の重要性を、あなたは理解することになるだろう。
突きつけられた問いに向き合い、ともに語り、そして前進するための燈火となる書。
第1部 シンアルの地ーー社会にとっての科学技術を理解する
1章 不可避的に深まる科学技術と社会の関係(大来雄二)
第2部 言語の混乱ーーコミュニケーションとは何かを考える
2章 科学技術の恩恵は見えているか:電気の“空気化”がもたらしたもの(桝本晃章)
3章 不信と誤解が招く不安(唐木英明)
4章 コミュニケーションのすれ違いをどう理解するか(平川秀幸)
第3部 王《ニムロド》のいない街ーー誰が、何を、どのように意思決定するべきか
5章 「安全」の描像:リスクといかに共存するか(山口彰)
6章 社会における科学技術のガバナンスと専門家の役割(城山英明)
7章 科学技術専門家が市民の信頼を失う経緯(島薗進)
第4部 塔を囲む人々--執筆者座談会
1 原子力発電の過去・現在・未来(福島原発事故と汚染水)
2 未知の脅威にどう備えるか(次の感染症、次の大津波はいつか必ず来る)
3 無関心問題(メッセージが届かない人にいかにアプローチするか)
4 座談会の最後にあたって(読者へのメッセージ)