会話は、「ひと言」が命。ワンフレーズの巧拙で、話が弾むかどうか、人に好かれるかどうかが、変わってきます。この本では、日々の暮らしから約100の場面を選び、4語ずつのフレーズと、その効果的な使い方を紹介しました。読後は、その場面をイメージするだけで、いろいろなことばが“連想的”に思い浮かぶようになるはずです。「友人・知人との会話をもっと楽しみたい」「初対面の人との気まずい空気を何とかしたい」「頼みごとをするのが苦手」など、目的に合わせたぴったりのひと言を、ぜひ自分のものにしてください。
英語から日本語へ翻訳のコツ、スッキリまとめました!翻訳者を目指す人から品質向上に悩む人、ビジネス・ライティングがうまくなりたい人まで、実践的な78のスキルから学べる「翻訳作業の勘所」。品質向上に活用できる「翻訳チェックポイント表」付き。対象レベル:初級レベル以上。
クインティリアヌス(後35頃ー100年頃)はギリシア・ローマの弁論術、修辞学を大成した人として名高い。本書はクインティリアヌスの大著『弁論家の教育』全12巻の初の全訳である。キリスト教徒や文人の間で読み継がれていたが、ルネサンス期に完全な写本が発見されたため、近代以降においてもその教育理念は広く受け入れられた。第2分冊はその第3巻から第5巻まで収載する。
本書はSperber and Wilson(1995)による関連性理論を用いて、翻訳も推論を用いた一般の言葉によるコミュニケーションの1つと考え、翻訳の諸現象を説明したものである。『ザサエさん』などマンガの翻訳、英語ジョークの翻訳、日英語ことわざの翻訳、ことば遊びの翻訳、外行語の翻訳、仏教用語の翻訳などを扱ったものである。
言語と知性の多様性を唱え、比較人間論を構想したヴィルヘルム・フォン・フンボルト。彼の言語哲学が、ライプニッツ、ヴィーコ、ヘーゲル、デリダ等と織りなすドイツ人文主義の諸伝統を、壮大な思想史として描き出す。
日本語、北京語、朝鮮語、ベトナム語、モンゴル語、さらには中国語諸方言、古典日本語、西欧諸語をも考察対象に加え、ヴォイスの普遍性と多様性に迫る。
簡単な体操をするだけ!耳や舌をひっぱるだけで効果あり!スピーチ・プレゼンにも効く!あがり症!声の小さい人!でも大丈夫!!
黙っていたら誰にもわかってもらえない!“言葉”は自分を主張する最強の道具。どんな相手からも本音を引き出してしまう、驚きの会話術。
英文翻訳のプロを目指す人に、原文の奥を洞察し、そのイメージを再現する日本語を再構成する方法を教えます。
声の老化は止められる!「人に聞き返される」「口が回らなくなった」「カラオケでうまく歌えない」-。そんな経験があったら、声の老化のサインかもしれません。「歳」だから仕方がない…とあきらめる前に、ちょっとしたコツと練習で、明るく生き生きとした声に生まれ変わりましょう。
著者は、論理的思考の研究と教育に、多少は関わってきた人間である。その著者が、なぜ論理的思考にこんな憎まれ口ばかりきくのかといえば、それが、論者間の人間関係を考慮の埒外において成立しているように見えるからである。あるいは(結局は同じことなのであるが)、対等の人間関係というものを前提として成り立っているように思えるからである。だが、われわれが議論するほとんどの場において、われわれと相手と人間関係は対等ではない。われわれは大抵の場合、偏った力関係の中で議論する。そうした議論においては、真空状態で純粋培養された論理的思考力は十分には機能しない。
いま、多言語化、多言語社会、多言語主義、多言語政策、多言語サービス…、「多言語」が飛びかっています。本書は、移民の増加とともに日本で進行しつつある「多言語化」をキーワードに、日本語・国語教育、母語教育、言語福祉、言語差別などをわかりやすく解説する「多言語社会」言語学入門書です。