ダ・カーポが80年から93年までにリリースした、スタンダード・ナンバーのカヴァー集の再発盤。日本のポップスの名曲、そして抒情歌の素晴らしさを今一度再確認できる作品だ。
寅さんの高齢化が目につくようになった時期のものだけに、曲間に入る台詞も他人へのアドバイス(恋愛指南)が多い。ウィーン編の(26)は「常動曲」を巧みにアレンジして、山本純直の面目躍如。4枚目を締め括るおいちゃん(森川信)の名台詞は、もう、最高の一言だ。
“隠れた名曲選”と銘打たれているが、やっぱりこれは落とせませんということで「奥飛騨慕情」も収録。演歌の特徴に一つに“地域密着”があるが、この人の場合は特にその色合いが濃い。ディスカバー・ジャパンを今に伝える貴重な存在の歌い手といえる。
ミステリー界の巨星が戦争のない世界を求めて、人類史上最大の謎、神の正体に挑む!鎌倉から世界へ、古代から未来へ、時空を超えた神の真実がここにある。書きおろし随想ストーリー「神の乳房」同時収録。