国家と資本と大衆社会に囲われた戦後美術と批評を撃つ。戦後の美術及び批評についての論考と“芸術の反乱”時代を描いたエッセイ。
本書は、個々の作家の受賞・入選・住所・電話番号等の変更はもとより、年間に渡る主要展覧会、美術界の行事万般を紹介し、さらに総合美術資料書として、内容の一層の充実を図りました。同世代の作家が一目でわかる「生年別作家リスト」本文掲載作家の殆どを出身県と専門別に紹介した「全国出身県別作家リスト」など、充実した企画を満載しました。
プログラムは文学になりえるのか。芸術としてのプログラミングからTEXまで、コンピュータサイエンスの巨峰が明かすそのプログラミング哲学。
美術家名簿、施設・団体名簿、受賞データをまとめた年鑑資料。中心となる美術家名簿は日本画家・洋画家・彫塑家・工芸美術家・書道家・版画作家・外国作家・古美術に分け、氏名・賞歴・出身地・住所・電話番号などを記載する。巻末に分野ごとの五十音順人名索引を付す。
合理性と機能性をめざし続けたモダニズムは、それとは逆に不穏なゆがみを孕むことになった。20世紀末のアーチストたちの創造の現場に降り立ち、傷つき逸脱していく感受性をたどる異色の芸術論。
国内の美術家の名簿。巻末に美術関係総合資料として主要美術展の歴代受賞作家一覧、’95年度受賞作家紹介、全国出身県別作家リスト等を掲載する。
江戸時代、こんなに楽しい絵本があった!!独創的で多彩な画技ゆえに「江戸の工夫者」と称された江戸時代後期の絵師・鍬形〓斎(1764〜1824)。化政期の洒脱な気風を余すところなく描いたものの、ダイナミックな葛飾北斎の陰に隠れがちな稀代の画家の全貌が、今甦る。名作「人物略画式」「鳥獣略画式」全編を原寸掲載。眼の前に繰り広げられるおおどかな江戸の粋。
昆虫生態写真3000点、2500種の昆虫を一挙掲載。昆虫世界のメッセンジャーを自認する著者の25年の熱帯探索の結果を総集した世界最大の昆虫写真集。
「言葉には意志がありますね」と述べた有島武郎は、自己表現の夢をかけて言葉との死闘を演じたー。印象派・写実派から未来派・表現派までの現代芸術の歴史を短時日のうちに駆け抜けた有島のテクストに、最新理論を駆使して精緻な分析を施した気鋭の力作研究。
リリカルで繊細なピアニズムによる異色のベートーヴェン演奏として話題を呼んだ録音。ルプーの美質が前面に出ているうえ、独特の美しさを湛えていて高い評価を得た。メータの伴奏もピアノをどっしりと支えている。