会議を円滑に進め、最大限の成果を上げるマネジメントスキルの腕を磨くための考え方・方法論を解説します。
◆知恵と意欲を最大限に引き出す技術
これからの組織で求められるのは、議論の場で参加者の知恵と意欲を最大限に引き出せる「ファシリテーター型リーダー」です。この、変革の時代をリードする理想のファシリテーターになるためのコミュニケーション技術、それを支える思考について詳述したのが本書です。
◆優れたファシリテーターになるための2大要素を詳述
本書は、優れたファシリテーターになるための2大要素である「仕込み」「さばき」の方法を2部で構成されています。第1部「仕込み─あるべき議論の姿
を設計する」では「仕込み」の基本的な考え方と流れを押さえ、具体的な実践のイメージのつかみ方を解説します。
第2部「さばき─議論を活性化し、思考を導く」では「さばき」の基本動作(発言を引き出す、議論を方向づけ結論づけるなど)を解説。また議論の場で直面する「対立」や「感情」にどのように対応すべきかを詳述しています。
コミュニケーションスタイルを「伝え、説得し、動かす」から「引き出し、決めさせ、 自ら動くことを助ける、に転換する」など具体的な処方箋を示しつつリーダシップ発揮のためのノウハウを伝えます。
組織力を高めるための“ファシリテーション”が本格的に学べるリーダー必読の書です。
chapter 01 ファシリテーションーー変革リーダーのコアスキル
part I 仕込み: あるべき議論の姿を設計する
chapter 02 議論の大きな骨格をつかむ
chapter 03 参加者の状況を把握する
chapter 04 「論点」を広く洗い出し、絞り、深める
chapter 05 合意形成・問題解決のステップでファシリテーションを実践する
part II さばき: 議論を活性化し、思考を導く
chapter 06 発言を引き出し、理解する
chapter 07 発言を深く理解する
chapter 08 議論を方向づけ、結論づける
chapter 09 対立をマネジメントする
chapter 10 感情に働きかける
chapter 11 ファシリテーションは「合気道」
外国の単語を使った表現に迷ったとき,開く辞典。8ヶ国語を収録しており,表現の選択肢が広がる。技の名前や台詞を考えるのに使えるので,小説,シナリオ,歌詞などの創作にも役立つ。薄い,軽い,小さいの三拍子で,いつでもどこでも使える。
「気のきいた」言葉には、ルールがある!
“大人の気づかい”ができる人は、そのルールを押さえて、
タイミングよく「気のきいた一言」を言える人。
本書は、誰でも簡単に“大人の気づかい”ができるよう、
そのコツを1冊にまとめました。
◇思わず顔がほころぶ「声」のかけ方
◇イヤミに対抗できるのはユーモアだけ
◇ここで差が出る「とっさの受け答え」
◇「ほめ上手」「ほめられ上手」な人の会話術
◇「プレッシャー」をほぐす、何気ないこの一言 ……etc.
どんなときでも、どんな場面でも、
どんな相手でも……大丈夫。
今日から役立つ「好感を持たれる会話」実例集!
言語学にとどまらず、人文科学のあり方に大きな影響を与え、認知科学においても重要な書となった、重鎮レイコフの記念碑的大著。
第1編 機械を超える精神
第1部 カテゴリーと認知モデル
カテゴリー化の重要性/ウィトゲンシュタインからロッシュまで/言語におけるプロトタイプ効果/理想認知モデル/メトニミー・モデル/放射状カテゴリー/素性とステレオタイプとデフォールト/認知モデルについての補足説明/古典的な見解の擁護者たち/回顧
第2部 哲学的な意味合い
客観主義のパラダイム/客観主義の形而上学の欠陥/客観主義の認知論の欠陥/形式主義/パトナムの定理/新しい実在論/認知意味論/ウォーフと相対主義/精神機械論のパラダイム/認知活動としての数学/大要
第2編 事例研究
序論/事例研究1:怒り/事例研究2:OVER/事例研究3:There構文
トンパ(東巴)文字は、中国雲南省のナシ(納西)族のあいだで約1000年前から使われ続けている、世界唯一の生きている象形文字。このトンパ文字で遊ぼう。
困ったときは生島頼み!短くてもツボを押さえた、感銘を与える印象的なあいさつ!
性別や国籍が異なる人どうしの会話におけるポライトネス(丁寧な振る舞い)を豊富な具体例をもとに分析し、言語的配慮の諸相を探る。
第一章:会話の中のポライトネス
第二章:協調的発語媒介行為としての共話
第三章:話題交換から探るポライトネスとジェンダー
第四章:発語媒介行為としての笑い
第五章:発語媒介行為としてのメタファー
うまく話す必要はない。会話はただ「聞くだけ」でいい。芸能界のプロたちから学んだ超シンプルな話し方。どんな人ともラクに話が続く!
話し方で損をしていませんか。声の出し方を工夫するだけで、新しい「あなた」が生まれます!友だちから敬遠された、仕事で相手を怒らせた…間違えた言い方や表現の仕方で失敗した人に、アナウンサー歴37年のカリスマ女性アナウンサーが、「愛される話し方」を伝授します。
ほんの少しの表現の違い、とっさの一言で
相手を喜ばせることも、不快にさせることもある。
これだけは知っておきたい気遣いの基本から
心が伝わる一言、触れてはいけない話題ーーなど
円滑なコミュニケーションのコツがわかる本。
「ちょっとした言葉の違い」を
人は敏感に感じとる。だから……
◇自分のことは「過小評価」、相手のことは「過大評価」
◇「ためになる話」に「ほっとする話」をブレンドする
◇「なるほど」と「さすが」の大きな役割
◇「ちょっと」--待たせる人の一分間、待つ人の一分間
◇「…でよい」「…がよい」--たった一文字の大きな違い
◇「ノーコメント」でさえ心の中がわかる
◇「いいたいこと」より「いった後の効果」を考えて発言する
◇「売り言葉」はいわない、売られても「買わない」
この本の「効き目」は、
あらゆる場面で現われます!
「話すこと」から「歌うこと」までを1冊で解説した総合的なヴォイストレーニングの教科書です。著者の長年にわたるトレーナーとしての経験の中から、長期的に利用できる普遍的なトレーニングメニューを厳選しました。特に「基礎の徹底」に重点を置いているのが大きな特徴です。本書で正しい発声と呼吸を学び、より良い声を目指してください。
三千年以上前に誕生し、今も使われ続けている漢字。漢字には形の、声の、事類としての系列がある。その系列を整理しながらみてゆくと、古代の人々の生活、考え方を含め、その文化の一切を復原することができるー。漢字の新たな体系を打ち立て、『字統』『字訓』『字通』の三部の字書を著した著者が、九十歳を目前に始めた二十回にわたる連続講演。身近な漢字から世界が広がる、文字学事始め。
謝罪の場面で真意が伝わらず怒らせる、誤解を与える、だらだらと長く続く言い訳文、空気の読めない発言、どこか変な敬語、…。こうしたコミュニケーションの行き違いを生じさせる言い方や表現は、ニュアンスや印象論で語られがちだが、実は言語学的な理由がある。本書では、「まずい」具体例を数多く取り上げながら、言語学の中でも文脈を科学する新しい分野である語用論を背景にその理由を分析していく。知っておきたい、日本語が陥りやすい表現の落とし穴とは。
いま、何が外国語教育に求められているのか?
外国語教育の置かれた状況を確認し、今に至る歴史を振り返り、これからの外国語教育について考えます。大学だけにとどまらず、初等中等教育での外国語授業について、背景にある考えもひもとき、生徒・学生が社会にでても使える能力を身につけられるようにするための教育のあり方を考えていきます。
ヨーロッパ言語共通参照枠、Can-doリスト、複言語・複文化主義、学習指導要領、資質・能力主義ルーブリック評価、オンライン授業、LMS、メタ認知など、多くの視点から外国語教育を考えます。理論的な背景だけではなく、いかに授業に取り入れるのかも事例と一緒に提示しています。
「会話がラクになる」「人から好かれるようになる」「相手も自分も楽しくなれる」「相手をより深く理解できる」-そのためには、「話術」よりも「聞く技術」を。カウンセリング、コーチング、社会心理学、コミュニケーション学に裏付けされた技術を、「すらすらとわかりやすく、すぐに使える」ように解説した本書で、「話を聞く達人」になれる。