近年、昆虫食への関心が高まっています。
世界規模の気候変動や人口増加による食料危機が問題化され、そんな危機を回避すべく2013年5月、国連食糧農業機関(FAO)が代替タンパク質として昆虫食を推奨する報告書を発表して以降、世界中で昆虫食が注目されています。
昆虫の良質なタンパク質は家畜類の肉類に劣ることがないうえに、環境への負担も少ないと考えられており、昆虫食のポテンシャルはますます高まっています。
本書は、食べられる昆虫の生態データとともに、栄養素、味なども掲載。子どもから大人まで楽しく美味しく昆虫を知れる一冊です。
明治維新は一二〇〇年におよぶ禁を破る「料理維新」でもあった。近代化の旗のもと推進される西洋料理奨励キャンペーン、一方で庶民は牛鍋・あんパン・ライスカレー・コロッケなどを生み出し、ついに「洋食の王者」とんかつが誕生する。日本が欧米の食文化を受容し、「洋食」が成立するまでの近代食卓六〇年の疾風怒濤を、豊富な資料をもとに活写する。(講談社学術文庫)
明治維新は「料理維新」だった!
あんパン、ライスカレー、コロッケーーそして「洋食の王者」とんかつはいかにして生まれたのか
明治維新は一二〇〇年におよぶ禁を破る「料理維新」でもあった。近代化の旗のもと推進される西洋料理奨励キャンペーン、一方で庶民は牛鍋・あんパン・ライスカレー・コロッケなどを生み出し、ついに「洋食の王者」とんかつが誕生する。日本が欧米の食文化を受容し、「洋食」が成立するまでの近代食卓六〇年の疾風怒濤を、豊富な資料をもとに活写する。
西洋食の多くは、幕末から明治期にかけて導入された。そのわずか百数十年後の今日、私たちは、世界の国々のなかでも、最も多様化された食べ物を享受している。(中略)そこでは、現代日本の多種多彩な食の文化を理解する上で、もっとも興味深い時代が開幕していたのだ。近代化へ脱皮していく明治維新は、「料理維新」と称するのにふさわしい時代でもあった。--<本書「プロローグ」より>
※本書の原本は、2000年3月、小社より講談社選書メチエ『とんかつの誕生ーー明治洋食事始め』として刊行されました。
第一章 明治五年正月、明治天皇獣肉を食す
第二章 牛肉を食わぬ奴は文明人ではない
第三章 珍妙な食べ物、奇妙なマナー
第四章 あんパンが生まれた日
第五章 洋食の王者、とんかつ
第六章 洋食と日本人
ぽっこりおなか撃退!
おいしく食べて内臓脂肪をしっかり落とす、糖質オフレシピ集。
低糖質でも満足できるおいしいレシピに加え、
改めて知っておきたい内臓脂肪の基礎知識や、
すぐに結果が出る糖質オフダイエットの実践法・注意点などもやさしく解説。
医学監修は「ダイエット入院」で多くの肥満患者を
やせさせた実績のある前川智先生、
レシピはダイエット料理に定評のある牧野直子先生。
無理なく健康的に、そして確実にやせたい人におすすめです。
【目次】
Part 1 内臓脂肪を撃退! 糖質オフの基礎知識
Part 2 主食を減らしても満足できる 糖質オフレシピ
肉+副菜/魚+副菜/卵・大豆+副菜/鍋料理/丼もの/ワンプレート/作りおき・弁当/おやつ
Part 3 放っておくと実は危険! 内臓脂肪を落とすポイント
前川智先生が答える! 糖質オフQ&A
糖質量ガイド
※弊社発行『内臓脂肪もスッキリ落ちる やせる!糖質オフ』をリニューアル。
ハンディーでさらに使いやすい一冊になりました。
高齢者にも見るだけでわかる。このポイントを知るといつも食べている料理がみるみるおいしく安心して食べられる。
炭水化物は体に悪い。炭水化物はダイエットの大敵。お米は糖質だけでできている。だから、食べる量を減らしたほうがいいーー。実は、これらはぜんぶ間違いです。炭水化物こそ最高のダイエット食品。お米には食物繊維がたっぷり。だから、食べる量を増やしたほうがいい。ただし、ちょっとだけ「食べ方」の工夫が必要です。
■がん専門医が教える、がんになったときに本当に必要な食事療法■
社会の高齢化に伴って生涯のうちがんを経験する人は増え、身近な病気になってきたとともに、医療技術も進歩し、がんは昔ほど怖い病気ではなくなってきました。ですが、いまだに間違った情報、古い情報に惑わされ、しなくてよいがまんをしたり、よけいな手間暇に煩わされたり、なかには治療に悪影響が及んでしまうこともあります。
治療効果を高め、回復を助けるためにがん患者さんには十分な栄養が必要です。近年、がん患者さんが栄養を十分に摂取し、筋肉の量を保つことで予後がよくなるという研究が多数発表されています。
がん専門の外科医であり、栄養サポートの専門家である著者による、がん患者さんにとって本当に必要な栄養と、回復を助けるための「骨格筋」を誰でも簡単に維持、増強する方法を、エビデンスをもとに紹介、解説します。
栄養素別,ライフステージ別に全10巻構成の栄養食事療法シリーズ。各疾病ごとに,医師による疾病の解説,管理栄養士による栄養食事療法の解説,1日の食事計画献立例で系統的に紹介する。献立例はすべて見やすいカラー写真で掲載。視覚的にも分かりやすく食事療法を理解できる。各巻に掲載した全献立の栄養価を収載したCD-ROM付き。
リリアナは絶望していた。命に関わる秘密が、やんごとなき貴族・ブライル様にバレてしまったのだ。王城に召喚され、死刑か解剖かと宣告を待っていると……「二号、お前は今日からここの食事係だ」って、なんで!?
糖尿病や、血糖値が高い予備軍の人たちに向け、糖尿病に関する医学的な知識と、栄養バランスのよい簡単なレシピをたっぷり紹介。 適切な量の栄養素・エネルギーを、満足感あるメニューに仕上げました。ひと手間プラスで、家族で同じ食事を楽しめます。
ヘルシーな健康食でも、しっかり味で大満足。定番おかずも、揚げ物だって食べられる!
食事療法は患者さんにとって、生活を変えなければならない、たいへんな試み。食事そのものだけでなく、過去の食習慣や嗜好、家族や仕事など、その人をとりまく状況をよく知った相談相手が必要である。本書には、栄養の基礎知識、健康的な食べ方、疾患と食事の関係など、食事指導の“素材”となる新鮮な知識やアイディアをたくさんつめこんだ。
身近な食材を使い、簡単かつ単純な手順で、短時間で作ることができる。管理栄養士の著者が教える、簡単に作れてお財布にもやさしい、色とりどりの野菜を使った40品を紹介。
ヘルパーをめざす人や介護初心者が知っておきたい食事に関する基礎知識と介護経験者からの体験談&アイデア。
本書では、生活習慣病の治療と予防の見地から、食事に関して、あるいは身体活動・運動に関して、両者をバランスよく取り上げて、新しい知識を解説した。
認知症予防は、適切な食習慣から!
最近の研究で、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を持つ人が認知症になりやすいことがわかってきた。最新の知見をふまえつつ、栄養価だけの食事指導ではない、手抜きをして、ラクに続ける食事法を「がんと栄養」分野の第一人者が伝授する。
たとえば……
・タンパク質は魚から → サバ缶は手軽な優良食材!
・塩分は1日6.5〜7.5g → 醤油をぽん酢にかえて達成!
・必要な脂質 → オリーブオイル、ナッツ、魚で摂取!
など
【目次】
・認知症予防は生活習慣病予防から
・糖質は全体の6割以下に抑える
・野菜や果物でファイトケミカルと食物繊維を摂る
・タンパク質がフレイルを防ぐ
・努力しないで塩分を減らす
・健康的にアルコールをたしなむ
・賢く活用して、脂質を摂る
「何を食べないか」ではなく「何を食べるか」が問題。「自分に足りない物」を食べる、高カロリー=太る食事ではない、果物は、朝食べるのが理想、一口目は、野菜を食べるetc.太らない食べ方のコツ。
自覚的な食事が心を強くする!感情のコントロールに必要なのは、食べ物だけではなく、食べ方だった!食事の内容は、そのままに心が整う!!アンガーマネジメントが考える心身を整える習慣術。