機械工学の実務にも役立つ重要公式を集めた必携の1冊、待望の改訂版!
機械工学分野における重要な公式をすぐに参照・実用できる参考書です。
■全体の構成
機械工学を分野・テーマごと、「3編」「全10章」に分けています。
■各節の特徴
各節は、見開き2頁でコンパクトにまとめられており、そのテーマの[Point!」、「重要な公式」、「公式を使って例題を解いてみよう!」の3つで構成されています。
○「Point!」では、そのテーマにおける重要な定義や注意すべき点などを挙げています。
○「重要な公式」では、そのテーマにおいて、特に重要な公式を厳選して掲載しいます。 また、その公式を理解するために必要な図や表なども多数掲載しています。
○「公式を使って例題を解いてみよう!」では、「重要な公式」で挙げられている公式を使って実際に問題を解いて学習することで、より理解を深めることができます。
その他、用語から検索する「索引」だけでなく、計算することで何を求めたいかから検索する「目的別索引」も付いています。
知りたい・学びたい公式を探しやすく、各節2頁構成の読み進めやすい、実務者必携の1冊です。
また、重要な公式だけを集めているため、機械工学を学ぶ学生の方にもおススメです。
1編 力学基礎
1章 工業力学
2章 機械力学
3章 材料力学
2編 設計
4章 要素設計
5章 機械工作法
6章 計測
3編 流体工学
7章 流体力学
8章 流体機械
4編 熱工学
9章 熱力学
10章 熱機関
付録
化学の基礎知識全般を取り扱う大学初年次向け教科書。基礎だけではなく、程度の高い内容についてもやさしく詳解。理解を深めるため例題と練習問題を豊富に収録。高校と大学の橋渡しを目的とした復習問題を新たに掲載するとともに、各章における更なる充実を図った。
本書は、雲と降水に関する事項を6部構成で解説。理論的・実験的・観測的方法によって説明。理解を助ける問題と解答も入れている。
I巻を受けて体系的に解説。〔内容〕I編:気象/II編:熱(熱環境と温熱感,壁体を通しての熱移動と室温,他)/III編:湿気(建物の熱・湿気変動,結露と結露対策,他)/IV編:換気(換気計算法,室内空気室の時間変化と空間変化,他)
脳は古事記17神そのものだった。ついに“治癒の神ゲート”を開く画期的な論考!なぜ神は治癒の神秘と秘密を「脳」に隠したのか?!最先端医学と東洋医学に習熟した医師だからこそ解き明かすことができた“治癒の神ゲート/天の岩戸開き”。
主要目次:1.力学(物理量と単位/力,力の合成と分解/力のモーメントと偶力/速さと速度/加速度/力と運動/運動量と力積/仕事/エネルギー/円運動ほか)2.熱力学(熱/物体の温度変化/不可逆変化)3.波(波の性質/正弦波/波の重ね合わせ/定常波/光の性質)4.電磁気(電荷/電場と電位/電気容量とコンデンサー/電流と電気抵抗/磁場)5.量子力学(電子/原子と原子核/光の粒子性/原子のエネルギー準位)
建築設備士は建築設備全般に関する知識および技能を有し、建築士に対して建築設備の設計・工事監理に関する適切なアドバイスを行える資格で、今後その進展に伴いますます重要度が増してくるものと考えられる。
本書は「建築設備士第一次試験」(学科)のうち「建築設備」に関する新しい切り口から編集された受験対策書。
合格を目指した能率的な学習のため「過去問題とその簡単な解説書」に留まらないよう下記のポイントを重視した。
・過去問題の出題内容を踏まえて、技術的な知識をできるだけわかりやすくし、ポイント学習できるように多めに章を設定して、読者自身がそれぞれに活用できるよう工夫した。
・計算問題とともにや各章ごとに正誤を問うスタイルの「例題」を配し、各章に関連した即戦力や実践力に磨きがかかるように工夫した。
第1部 空気調和設備
第1章 環境・伝熱
第2章 湿り空気線図
第3章 空調負荷と送風量
第4章 空調計画
第5章 空気調和設備、暖房設備
第6章 換気と換気設備
第7章 配管、ポンプ、ダクト、送風機
第8章 機器
第9章 排煙設備
第 10 章 自動制御
第 11 章 音響・振動
第2部 給・排水、衛生設備
第 12 章 給水設備
第 13 章 給湯設備
第 14 章 排水設備と通気管
第 15 章 衛生器具
第 16 章 排水処理、し尿浄化槽、雑用水設備、厨房除害設備
第 17 章 消火設備、ガス設備、給・排水特殊設備、施工・材料の留意点
第3部 電気設備
第 18 章 電気設備の基礎
第 19 章 電気設備計画
第 20 章 受変電設備
第 21 章 予備電源設備
第 22 章 照明設備
第 23 章 動力設備
第 24 章 防災設備
第 25 章 情報通信設備
第 26 章 雷保護設備
第 27 章 幹線・配線設備
第 28 章 機器・材料
第 29 章 輸送設備
第 30 章 施工計画・申請手続
第 31 章 施工管理・維持管理
第 32 章 契約・積算業務
事項索引
「物理」と聞くと,「むずかしそう」と感じてしまう人は多いでしょう。でも,実は「物理」は,私たちの生活のあらゆる場面に関係しているのです。
たとえば,通勤や通学途中,あなたの乗っている電車に急ブレーキがかかると,あなたは大きく前に倒れそうになるでしょう。これは「慣性の法則」という自然界のルールによる現象です。
また,スカイダイビングをすると,私たちは地球の重力に引っ張られることで,落下スピードは時速200 キロ近くまで加速します。でもこのとき,私たちもまた,地球をほんのわずか引っ張っているのです。これは「作用・反作用」という法則です。
そう,物理とは,このような“自然界のルール”のことなんです。物理を知ることで,身の回りでおきるささやかな現象の一つ一つについての理解が深まり,日常生活はより楽しく,興味深いものになるでしょう。
本書は,物理についてのニュートン先生の講義です。講義といってもむずかしいものではなく,先生と,科学に興味をもっている生徒の会話です。この本を読めば,いろいろな物理のエッセンスをつかむことができるでしょう。
ニュートン先生の楽しい物理の講義を,どうぞお楽しみください。
1時間目
「物の動き」が物理の基本
先生,物理って何ですか?
はじまりはニュートン!
科学者が力を合わせて発見 「慣性の法則」
「速度」と「速さ」はちがうんです!
“ 力”とは,物体の運動の速度を変化させるもの
運動の未来を予測できる「運動方程式」
水泳のターンでは,壁が押してくれる!
私たちが歩けるのは「摩擦力」のおかげ
私たちは「みかけの力」でつんのめる
重力が落下運動を加速させる!
私たちと地球は引っ張り合っている!
月が飛んでいかないのは万有引力のおかげ
ボールを人工衛星にする方法
2時間目
はたらきものの「エネルギー」
速くて重いほど運動量が大きくなる!
はやぶさ2 は燃料を後ろに捨てて加速した
エネルギーの合計は常に同じ
エネルギーは別なエネルギーに変換できる
3時間目
「空気」と「熱」のふるまいを知ろう
実はすごい! 「空気」のチカラ
飛行機の中でお菓子の袋がパンパンになるのはなぜか
温度とは,原子や分子の運動のはげしさの度合い
熱い物体は,周囲をはげしく揺らす!
産業革命の鍵はズバリ,「熱エネルギー」!
4時間目
身のまわりにあふれる「波」の不思議
世界は「波」であふれている
「音」も「光」も波
「地震」は衝撃の波
救急車のサイレン音の変化は,波の長さの変化
音は壁を回り込める
鏡に顔が映るのは,反射のおかげ
光の進路は空気中と水中で変わる
シャボン玉がカラフルなのは光を強め合うから
空が青いのはなぜ?
お天気の科学としての気象学、気象の平均値としての気候学は、大気全般の基礎科学として大気科学と呼ばれている。大気現象を支配している太陽放射と地球放射、偏西風とジェット気流などの大気大循環について説明し、その循環を駆動する気圧と風の関係や地球の自転の効果を学習する。さらに、私たちにとって身近な雲と降水、積乱雲や雷、ヒートアイランド現象、地球温暖化の問題や気候変動、成層圏のオゾンホールの問題なども解説している。
1.地球大気の歴史 2.地球大気の鉛直構造と気温の南北分布 3.太陽放射と熱のバランス 4.気圧と風 5.地球の回転の効果 6.グローバルな大気循環 7.雲と降水 8.温帯低気圧 9.台風と熱帯低気圧 10.積乱雲の起こす嵐 11.日本の四季の気象 12.ヒートアイランド 13.天気予報 14.エルニーニョと大気海洋相互作用 15.異常気象と気候変動
消化不良を防ぐため内容を抑え,基礎的事項をくどいほど丁寧に説明した教科書。〔内容〕結晶構造/結晶による波の散乱/固体の結合力/統計と分布関数/格子振動と結晶の熱的性質/金属の自由電子論/バンド理論/半導体/誘電体/磁性体
1. 結晶構造
1.1 重ね合わせて対称操作
1.2 格子点と並進ベクトル
1.3 結晶系とブラベー格子
1.4 点群と空間群
1.5 ミラー指数
1.6 逆格子
1.7 結晶構造の例
1.8 結晶構造と空間群
2. 結晶による波の散乱
2.1 X線,電子線,中性子線
2.2 散乱因子,構造因子
2.3 原子散乱因子
2.4 結晶構造因子ー禁制律
2.5 ラウエの回折関数
2.6 X線回折実験
3. 固体の結合力
3.1 電子軌道
3.2 イオン結合
3.3 共有結合
3.4 金属結合
3.5 ファンデルワース結合
3.6 水素結合
4. 統計と分布関数
4.1 ボース統計,フェルミ統計
4.2 分布関数
5. 格子振動と結晶の熱的性質
5.1 アインシュタインの比熱
5.2 格子振動と分散関係
5.3 デバイ比熱
5.4 熱伝導
6. 金属の自由電子論
6.1 フェルミ気体
6.2 フェルミ気体の比熱
6.3 電気伝導
6.4 電子による熱伝導
6.5 電子放出
7. バンド理論
7.1 ブロッホ関数
7.2 「ほとんど自由な電子」の近似
7.3 「強く束縛された電子」の近似
7.4 波束,群速度,有効質量
7.5 金属,半導体,絶縁体
8. 半導体
8.1 半導体の電子状態
8.2 半導体の電子分布
8.3 散乱機構と移動度
8.4 ホール効果
8.5 pn接合
9. 誘電体
9.1 誘電率と電気分極
9.2 電気双極子
9.3 誘電分散
9.4 誘電率の温度依存性
9.5 強誘電体
10. 磁性体
10.1 磁性の起源
10.2 ランジュバン常磁性
10.3 パウリ常磁性
10.4 ラーモア反磁性
10.5 強磁性体の相転移
10.6 ワイス理論
10.7 交換相互作用
10.8 強磁性体の磁化機構
11. 演習問題解答
12. 参考書,引用文献
13. 付 録
14. 索 引
本書は、大学理工系学生の教科書として、また企業技術者の参考書として、「セラミックス」を科学的に理解するようにとの目的で執筆したものである。
主要目次
1.元素と物質
2.量と濃度
3.原子と電子
4.共有結合
5.イオン結合と金属結合
6.気体
7.化学変化と熱の出入り
8.液体と溶液
9.固体
10.化学変化と平衡
11.酸と塩基
12.酸化還元反応
13.化学熱力学
14.反応速度論
15.核化学
16.有機化学
17.化学分析
本書は、金属材料の代表的な性質である力学的性質について、特に熱処理による組織制御を豊富な図版と写真を用いて丁寧に説明している。1章で金属の力学的性質を、2章で金属材料の変形を担う転位の概念とその特徴ならびに材料の強化機構を、3章で材料の延性破壊、脆性破壊およびクリープの特徴を、4章で合金の概念と状態図の解読法、特に鉄ー炭素系状態図を用いて熱処理による組織制御を、5章で各種合金の特徴を解説している。さらに、各章のはじめに何を学ぶかを明記して、読者の注意を喚起し、各章末では内容と重要な用語をまとめ、練習問題には詳細な解答を付し、内容の理解度を自己評価できるよう十分な配慮がなされている。
熱現象の間の一般的な関係を2つの法則から導き出す熱力学と、熱現象を分子論的に考察する基礎としての統計力学を解説。熱力学は巨視的観点に立ち、物理学の中で理論的体系としての独特な美しさをもつ。一方、統計力学は物質の分子的な構造を設定することで、物質の熱的な性質を具体的に導く。量子論的な体系も最後に取り上げる。