母親の都合で引っ越してきた高2の楓。新しい家の近所には、死神と呼ばれる風変わりな老女が住んでいた。今にも死にそうな犬を連れた死神。興味を持ち声をかけた楓が気づいた死神の正体とは…。テストを放棄した少年、迷子の小学生、失くしたお守りの行方、そして死神の秘密ーー日常に転がる小さな謎と思春期の少女の葛藤を描いた青春ミステリ。第5回文芸社文庫NEO小説大賞受賞作。
まなちゃんはスーパーマーケットで7色のたまごを見つけました。説明書によると、 どうやら色によって食べたときの効果がちがうみたい。さてさて、それぞれのたまごには、どんな効果があるのかな? お母さんと一緒にお料理してみよう! 混色の勉強にもなる、ふしぎなふしぎな7つのたまごのおはなし。第28回えほん大賞ストーリー部門大賞作品。
文春オンラインで大反響!
港区女子が嵌っていく夜の闇を描いたビターな現代寓話、第1巻。
「港区の夜にはさぁ 歪んだ男もいるってこと」
SNSで見るきらびやかな「東京」に憧れて上京してきた女子大生のさちこ。
詐欺DMをきっかけに、同級生のリオナに誘われて港区で「ラウンジ嬢」バイトを始める。
ずっと憧れていた場所には、想像もしなかった恐ろしい闇が潜んでいてーー。
小さいころ、かおりちゃんとぼくは仲良しだった。小学生になったら、かおりちゃんのことを「かわのさん」と呼ぶようになったけど、心の中ではずっと「かおりちゃん」だった。ある日、かわのさんが南の町に引っ越すことになってーー。詩人で絵本作家の内田麟太郎さんが紡いだ淡い少年の思いを、イラストレーターの楓真知子さんがいきいきと描く。
右手は義手、ギラリと光る鋭い目つきで全身黒づくめの男は、依頼主に惚れ込んだ時だけ仕事をする。そして「絶対に中を覗くなよ」と言い残し、小屋にこもり最後のひと彫りをしたその時、目の前で起こるのは世にも不思議な現象だった。旅籠を窮地に追い込む悪党や高飛車な家老など、世の悪をおのれの「みぎて」で黙らせる時代小説。「天下一の彫り物職人、左甚五郎たぁ、俺のことだっ!」
師走、寒気増す江戸深川・六間堀長屋で、燗徳利に挿した水仙を静かに愛でる浪人・坂崎磐音。そこに今津屋の老分番頭・由蔵からの使いが訪れる。主人・吉右衛門の妻・お艶が亡くなって一年四ヶ月が経ち、主人の再婚に心を砕く由蔵。小田原宿の小清水屋の娘、お香奈を後添えに迎えるべく、鎌倉へ向かうという由蔵に磐音は同道することに。滞りなく対面は済んだはずだったが、翌朝、お香奈は姿を消す。姉には想い人がいた……。そう吐露する妹のお佐紀。磐音は行方を追う。
巻末には、著者特別インタビューを収録!
「赤い雪」再販特別企画・勝又進作品再録 他
【※大学などの授業用テキストにつき、解答・訳・参考書等はいっさい販売しておりません。】
オールイングリッシュの映像付レベル別コースブックの中級編(CEFR A2-B1)。映像は様々な話題を取り上げ,文系理系のクラスを問わず無理のないクラス運営が可能。映像と書き下ろしのReading Passage(250語前後)を軸に,学習した内容・表現・文法などをSpeaking,Writingの力を高めながら強化していく。DiscussionやRetellingのアクティビティも配備し,インプットとアウトプットを両立した主体的な学習活動にも配慮した。
A Day on a Film Set / Jobray the Artist / Horseback Library / Arctic Football / Can a Computer Write a Musical? / Volunteer Hairdresser / Truths About Common Illnesses / Shona Faces Her Fears / Alternative Shopping: Vintage Markets / Transformer Boy / Reaching for the Stars / Bionic Hand / Life Afloat / Bengaluru Eco Office / My Italian Town (全15章)
いきなり空港へ行ってから、そこで初めて目的地を選び、切符を買うと語る井上陽水。群ようこのアメリカ初体験は下着モニターだった。高倉健が理想とする死に場所とは…。人はなぜ旅をするのか。なぜ旅に惹かれるのか。常に考え続ける著者が、旅における「贅沢な時間」をめぐって十人と語り尽くした対談集成。
九十代を迎え、思わぬ怪我のために入所した施設は、偶然にも子供時代に暮らした場所から近かった。窓から眺めていると、その頃のことが次々に思い出される。テニスがうまくて恰好良かった中学生の哀しい運命。「幽霊を見た」と青ざめた同級生の少年。父が看取ったドウベルマン……。「あれから八十年。百年は長くて遠いものだと思っていたが、今では私にとって百年は遠いものではない」(「加賀野の春」より)。
著者は昭和7年(1932)東京都生まれ、岩手県盛岡市育ち。長く一関市で暮らし、『みちのく腑分け始末』『茶杓 消えた伊達家老』などの歴史小説や、詩集、随筆集『北窓の風景』『心の旅 井上靖紀行』などを上梓。とりわけ平成8年(1996)刊の随筆集『女の名前』は評価が高く、小学館文庫に入りロングセラーとなった。
本書には、それ以降、書き溜めた作品から、9篇の詩と47篇の随筆を厳選。
高村光太郎から聞いたテイル・シチューの話。2010年、講演に招かれた福島県新地町の人たちとの力強い握手。日本で初めて『悪の華』を訳した同郷の矢野茫土とその仕事を守った家族。東京駅で懐かしげに夫に話しかけた謎の男。そして百回も続いた「井上靖文学を読む会」のことなど、忘れがたい人との縁が、端正な名文で綴られる。
「読み返し、偶然と言うべきか不思議と言うべきか沢山の素晴らしい方々との出会いが私を成長させて下さったことに改めて気がつきます」(「あとがき」より)
巻末に、『女の名前』以来の愛読者・桜木紫乃さんによる解説を収録。
詩 愛
赤いバイオリン/椿の庭/蜘蛛の巣
詩 沈黙
ははとじとまなご/ミラー刺繡/水晶/網タイツの菩薩/黒い仏像
詩 フウセンカズラ
握手/消えたチーズ/茶杓/観光と大観/石庭
詩 パラオの少年
フタリワイイ/東山魁夷と子供たち/氷の階段/レッスン/矢野文夫(茫土)/画家の遺族/青イシグナル
詩 桜は咲かなかった
ジャカランダの花/あの世でも/陰膳/飯盒炊さん/テイル・シチュー/夏の終わり
詩 萱草
たばこ/女物のハンカチ/衝突/目撃者/錦木/原敬と狸/赤穂の殿様
詩 想
感謝/保険医廃業/人名漢字/同姓同名/芳名簿/勘違い/圧迫骨折/落穂拾い/天使との出会い/加賀野の春
詩 道
徳島の旅/白神山地は拒絶した/曖昧の弱さ/読む・百回のステージ
詩 よみがえり
あとがき
解説 桜木紫乃
クラゲに乗って家出をしたさかなの女の子・ポニョは窮地で自分を救ってくれた人間の少年・宗介に恋をし、人間になることを願う。一度は海に戻されながらも、父・フジモトの阻止を乗り越え、ポニョはふたたび人間の世界へとむかう。宮崎駿が、原作・脚本・監督を担当し、大ヒットした作品の全シーン・全セリフを一冊に収録。