日本を代表するロックバンドTHE ALFEEの高見澤俊彦による初小説は、恋愛と音楽に溢れる70年代青春小説!
東京の平凡な大学生・雅彦は同級生と組んだバンドでデビューを目指す一方、学生運動に染まる響子やグラマーな加奈子、憧れの美佐子先輩との恋愛模様に翻弄される。順風満帆に見えた大学生活だが、思いがけない悲劇でデビューか友情かの決断を迫られることに。さらにある歴史的事件によって恋愛にも陰りが……。
何者かになりたくて足掻く青年たちを、原宿のレオンや赤坂のビブロスといった70年代東京カルチャーをふんだんに盛り込んで描き出す。音楽業界を知り尽くした著者ならではの視点が光るスピンオフ短編も収録。さらに、文庫用に書下ろしエッセイも収録
陰キャ同士、恋愛初心者の檜さんと杉村くん。
すこしずつ互いの距離が縮まり、
“すき”という認識の共有が叶うものの、
好きの暴走で思考回路は恋の迷路に。
教室の隅、ひっそりと、でもしっかりと。
好きあい近づく2人の変態的な恋愛ドラマ、完結!
【この勇者は、ハード・ボイルドですか?】【いいえ。ハーボ・ドイルドです。】《引きこもり勇者の“悠々自適生活”伝説!!!!!》勇者ハーボ・ドイルド(16)はアリモハン国王・マニューケル13世から魔王ワルモンデス討伐を命じられる。だが、ハーボは是を断った。それは「メンドくさい」からだ!!「悠々自適(ワッホイホイ)」な生活が大事だからだ!!女戦士・女魔法使い・女武闘家ーーー勇者の元に集う選ばれし仲間たち・・・!それでも、冒険の旅は始まらないーーー!!ハボクエ☆コメディ超待望の第1集!!
機が、凄じい爆音とともに突きさすようにのしかかってくる。為体の知れぬ巨大な昆虫のように見え、頭部から白い閃光が放たれた。かれは、横に走ると突っ伏した。頭の近くで、ブスッという音が連続して起ったーー
「郷土を渡すな。全員死ぬのだ」
太平洋戦争末期、沖縄戦の直前、中学生にガリ版ずりの招集令状が出された。小柄な14歳の比嘉真一は、だぶだぶの軍服の袖口を折って、ズボンの裾にゲートルを巻き付け、陸軍二等兵として絶望的な祖国の防衛線に参加する。
少年の体験を通して戦場の凄まじい実相を凝視した長篇小説。
実在の人物の体験を、ことこまかに聞きとり、特異な事実をそっくりそのまま写し取った外面的リアリズムが、読む者の胸を強く打つ。
1991年に刊行された文庫本の新装版。元本は、累計102000部のロングセラー。
解説・森史朗
篳篥演奏法の口伝を明かす。楽書『山鳥秘要抄』も公開。
お笑い芸人のアップダウン・竹森巧がライフワークとして取り組む「戦争の悲劇を伝える活動」。より多くの人たち、特に若年層に「戦争や特攻隊の悲劇」を伝えるために、竹森はあえてお笑いの要素もふんだんに交えた二人芝居「桜の下で君と」を制作した。「戦争の悲劇をお笑いで描くだと?」。周囲からは当然のように反対された。しかし、竹森は諦めなかった。舞台「桜の下で君と」の出演は竹森と相方の阿部浩貴の二人のみ。お笑いはもちろん、定評のある歌唱力も存分に駆使して、かたいテーマながらも飽きのこない内容に仕上がり、中高生や20〜30代の社会を中心に支持を広げていった。現在は二人の出身地の北海道の学校や公民館を中心に上演を行っているが、北海道以外の地方都市からも公演の依頼が舞い込むようになった。
2025年には終戦80年を迎える日本。一見、平和に包まれているように感じるが、海外ではロシアのウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ侵攻など戦争の悲劇は繰り返されている。
この戦争の悲劇を他人事ではなく、「自分事」として感じるためには、まずは自国の歴史を客観的に捉える必要があることは、誰しもが感じていることだ。
本書では、舞台「桜の下で君と」が生まれる過程を本人の証言で綴っていく。そこには、お笑い芸人の枠にとどまらず、「戦争の悲劇を一人でも多くの日本人に知ってほしい」という竹森の真摯な男の姿があったのだ。
(本書の内容)
第1章 芸人になんてなりたくなかった
第2章 自分探しの旅、そして二人芝居
第3章 芸人としてどう生きるか
第4章 生き残りの特攻隊員の思いを胸に
第5章 桜の下で君と
第6章 33歳で特攻隊を知った芸人の使命
特別対談 井本勝幸(日本ミャンマー未来会議代表)×竹森巧
巻末企画 藤井一中尉が生きた時代
【第30回松本清張賞受賞の傑作連作短編集、待望の文庫化!】
ミステリ、青春、SF、ファンタジー、そして恋愛ーー1つの街で巻き起こる、5つの多彩な物語。
それぞれの世界は少しずつ重なり、思いもよらぬ結末を引き起こす。
すべてを知ることができるのは、読者であるあなただけ!
文庫書き下ろし特別掌編「私小説、あるいは歴史小説として」を収録。
【選考委員 選評より】
阿部智里
5つの同じで異なる世界!
その構成に気が付いた時、「正気か」 と目を疑った。
辻村深月
抜群のきらめきに満ちていた「青春小説」パートは見事だった。
米澤穂信
小説というものに必死に手を伸ばした作者の叫びが聞こえた。
森絵都
チャレンジ精神と熱量の高さがすばらしい。
森見登美彦
「読者だけが知っている」そんな構造を楽しんでほしい。
「犬」にちなんだペンネームに改名(!?)した5名の人気作家が、「犬」をテーマに読切短編を競作。いっぷう変わった小説アンソロジー。
先生(漫画家)の引退を機に、アシスタントのナミは人生の岐路に立つ‼“少女漫画村”で生きていたアラフィフの彼女にとって、世間は何もかもが初めて尽くしーー新たな職場となったレトロ玩具店で、自分と居場所を模索していきます♪何かを始めるのに遅すぎるなんてことない!時代劇の盟主・昌原光一が描く、心温まる現代群像活劇‼
本書は、幕末の不平等条約によって開港された港湾である条約港において、来日欧米人の間で流布した俗言「日本は、花に香り、鳥に歌、男に道義心、女に貞節のない国である」に注目し、日本女性および日本人についてのステレオタイプを拡散させたこの流言飛語の由来、そして、この俗言に内包されている欧米人の日本観の顕在化と言える「ゲイシャ」イメージの意味を考察している。これらに費やされた言説を史的に辿るにあたっては、根拠のない俗言を生み出すことになった史資料を収集検証し、客観的に「資料に語らせる」という実証的な方法を用いることとした。また「ゲイシャ」イメージの考察においては、その拡散の過程が視覚化されている図版や写真を用い、欧米人の視線を気にしながら西洋に倣い近代化を図った明治日本において、このイメージが、いかに欧米人の日本観と日本人の自国意識の相克を浮き彫りにするものであったかを明らかにした。しかしながら、史的事実の確認を辿る歴史学の方法に厳密に拘ることはせず、この俗言のような独断と偏見を含んだ、恣意的ともいえる言説や出来事について、しっかりと検証を行うことにした。それは「そのような噂や流言飛語が存在した」という事実からも、その文化総体の成立背景がより良く認められると考えたからである。一般には、こうした論を立てて行く場合、自らの使命としてキリスト教による文明化を第一に考えるヨーロッパ中心主義や帝国主義、植民地主義、そしてイングリッシュネス、ジャポニスムなどの様々な思潮との関連を考察する社会学的な視点が不可欠ではあるものの、この分野にはあえて深入りせず、開港交渉の記録、欧米使節団や外交官の報告書、日本の海外使節団や万国博覧会関係者の記録、新聞や雑誌などの定期刊行物の記事、世界漫遊家たちの残した日本見聞記、小説や演劇台本等、様々な分野における関連資料を渉猟することで、本書を民衆文化論として成り立たせるよう、より総体的にこうした事象を論じることにした。【図版多数収載】
経済産業省が指定する伝統的工芸品の出荷額は1990年代の5,000億円から現在は1,000億円を切る水準まで減少しています。
国内外のマーケットで工芸の地位は低下しており、ものづくりの担い手である職人の数も、高齢化が進み不足しています。
このままの状況が続けば、各地の工芸産業の衰退は避けられない、これが一般的な認識でしょう。
しかし、2000年代に入ってから新たな事業展開によって成長する工芸産業も出てきており、彼らは各地の工芸産地を活性化する役割も担うようになってきています。
工芸産業は、一般的な認識とは少し異なり、「工芸リバイバル」とも表現できるような状況を迎えているのです。
本書では、下記6つの章にわたり、工芸産業の過去から現在に至る動向を追い、将来のあり方を検討していきます。
第1章 「工芸」とは何か?
第2章 産業としての近代工芸史
第3章 工芸リバイバル 〜2000年代以降の工芸産業〜
第4章 工芸とツーリズム
第5章 改めて工芸の海外展開を考える
第6章 これからの工芸
警視庁公安部警部補でエース候補の倉島は、外事一課と掛け持ちの形で作業班への移動を命じられた。
時を同じくして、ロシア人ホステスのマリア・ソロキナが鉄道線路に転落し、轢死する事件が発生。
飛び込み自殺の線で捜査は進むが、中学校教師の九条という男が現れ、事件はオレグというロシア人の殺し屋による暗殺だと証言する。九条は事故の前日に秋葉原の駅でオレグを目撃しており、自身も命を狙われていると語った。
倉島は、九条の証言を元に捜査を進めるが、重要参考人として目をつけたマリアの恋人・瀧本までもが、列車の人身事故で死亡してしまう。
ロシア人の殺し屋・オレグとは何者なのか。
何のため、どうやって連続殺人を実行しているのか。
倉島は、苦心しながらも同僚や関係各所の協力を得て、オレグの影を追いかける。
だがそんな折、オレグは存在せず、証言者の九条が殺人犯だという疑いが浮上する。
殺人者の次なる標的は、思いもかけない人物だった。
日本警察、公安、ロシア政府。
それぞれの国益とプライドをかけた防諜戦争の行方は…?
公安警察官の活躍を描く倉島警部補シリーズ第5弾!
北海道日本ハムファイターズのボールパーク構想が生まれたのは2010年。そのプロジェクトリーダー、前沢賢を主人公に、新球場建設地が決まるまでの人間模様を描いたノンフィクション。
札幌市か北広島市かーー。札幌市役所の思い、北広島市役所の思い、住民の声も拾いながら、話は前へと進んでいく。思いは皆ひとつだった。
プロローグ
第1章 流浪する者たち
第2章 眠れる森
第3章 フィールド・オブ・ドリームス
第4章 食肉王の蹉跌
第5章 アンビシャス・シティ
第6章 リトル東京のジレンマ
第7章 創造と、想像と
第8章 ラストイニング
第9章 運命の日
エピローグ
ヘミングウェイ生前未発表の短・中編全7編が新訳で甦る。
落合南長崎の独立系カラオケ店「BIG NECO」では、今日もドラマが巻き起こる。
「カラオケの再現映像に出ていそうな女」と過去2回言われたことのある池田。
音が鳴らないトランぺッター・加賀と、その恋敵・サナ。
反抗期の娘と暮らす、元俳優の佐藤待男。
74歳にしてカラオケでアルバイトをする謎の老人・石崎さんと、
石崎さんを心配する指導役アルバイター・小野。
「E.YAZAWA」のステッカーを集め続ける、売れない作家・染井暖。
うだつのあがらない凡人たちが起こす、ちょっとした人生の奇跡ときらめき。
穂村弘さんーー
「夢を諦めてはいけない、何者かにならなくてはいけない。
そんな声がずっと聞こえていた。
世界には自分しかいなかった。
でも、本書を読み進むうちに、呪いは薄れてゆきました。
そこは未知の世界でした。
自分のほかにも人間がいた。
何者かわからない住人たちに奇妙な親しみを覚えました」
柚木麻子さんーー
「カラオケボックスでの出来事は、言語化されることは滅多にない。本作は、あの数々の奇跡をとらえ、ときほぐし、我々がなんでカラオケを愛するのかを、ささやく、のではなくハンドマイクで熱っぽく伝えてくれる」
佐伯ポインティさんーー
「人生の憂鬱に抵抗するには、魂に叫ばせてあげるのが一番だ。
人生いろいろある登場人物たちがカラオケを通して、真っ直ぐ希望を歌うJ-POP歌手たちに元気をもらう姿は、受けた光を乱反射するミラーボールのように美しくて愉快!」
エピローグで明かされる、本書全体を通した仕掛けには思わず笑ってしまうこと間違いなしです。
彼氏と彼女と猫の美味しい日常。
2人のために飼い猫のミケが週に1回
買い物行って料理を作る(まだバレてない!)。
ロールキャベツとナポリタン、
サバ味噌とわかめとキュウリの甘酢和え、
海南鶏飯と切り干し大根ソムタム風、
麻婆豆腐&麻婆ナスなどなど
手軽に作れる献立レシピ色々。
一緒に作ろう、主菜と副菜!