「扇絵の挿絵入り歌集」の総称『扇の草子』-中世後期に突如現れ、近世初期まで隆盛を極めた、謎に包まれたこの作品群を詳細に分析し、扇と女性・宗教との関係、多様な伝承歌の典拠、日本絵画史における歌絵の重要性をあざやかにときあかす。図版多数掲載『扇の草子』全伝本収載歌翻刻付。
目覚しのアラームが鳴り、スマホの画面を確認した。そこに表示されていたのは「火曜日」の文字。おかしい、今日は月曜日のはず!! 飛び起きたナカガキがカレンダーを見ると、あるべきはずの曜日が消えていた。薄れていく月曜日の記憶、おかしな宗教団体、そして元カノの存在。死んでしまった月曜日の悲しみに気づき、元の世界を取り戻せるのか。第3回文芸社文庫NEO小説大賞大賞受賞作。
図面を描き始める前の基礎力をつけよう!
各種技法と建築設計のつながりがわかる解説も充実。
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設計製図を始めるための基礎として、平面・立体、アイソメ・アクソメ、パース、陰影表現、着彩まで、
基本的な作図プロセスを学ぶ教科書です。
手を動かしながら順を追って技法を習得する過程で、建築の諸図面への理解も進むよう工夫しています。
建築物などの実例を豊富に併載し、各章での学習内容と実際の建築設計のつながりがわかる解説も充実しています。
まえがき
第1章 分割するということ
1.直線の等分割
2.角の2等分
3.直線の垂直2等分線
4.ボロノイ図の作図
5.黄金比
6.正多角形
7.なわばりの幾何学
8.タイル割りと平面充填問題
第2章 円と直線をなめらかにつなげる
1.円に外側の1点から接線を引く
2.2つの円の共通接線を引く
3.資生堂アートハウスの平面図
4.疑似楕円
5.スプライン曲線・曲面
6.「分割する」ことと「つなげる」こと
第3章 建築は箱である
1.模型制作用図面
2.模型制作
3.アドルフ・ロースのラウムプラン
4.平面図・断面図の作図
5.ローマの教訓とプラトン立体
6.パンテオンとシェル(殻)
第4章 全体を俯瞰する
1.平面図と立面図
2.等測軸測投象図(アイソメトリック図)を描く
3.等測図(アイソメトリック図)の簡便な描き方
4.斜投象図(アクソノメトリック図)
5.デ・スティルとシュレーダー邸
6.正四面体の作図
7.ル・コルビュジエの「建築家各位への覚書」
第5章 複雑な立体
1.模型の制作
2.マレーヴィッチのアルキテクトニキ
3.陰影を作図する
4.平面図、断面図、アクソノメトリック図に陰影を作図する
5.コンピュータでの作図
第6章 透視図の基礎
1.点の透視図
2.地平面上の長方形の透視図
3.視点位置を変更して、地平面上の長方形の透視図を描く
4.直方体の透視図
5.画面に対し平面的に30°回転して置かれた直方体の透視図
6.直方体の二点透視図において視点高さを変更する
7.フランク・ロイド・ライトのプレーリー・ハウス
第7章 室内の光と影
1.前川國男邸
2.建築図面の構成
3.リビング・ルームの一点透視図
4.アウトラインをワトソン紙に転写して、水彩で仕上げる
5.カルタゴの家
6.ピラネージの牢獄シリーズ
7.北京国家大劇院のコンコース
第8章 印象に残る全景
1.サヴォア邸
2.直方体のボリュームの透視図
3.サヴォア邸の外観透視図、アウトラインの作図
4.ワトソン紙に転写して、水彩で仕上げる
5.「ドミノ」型住宅
6.新しい建築の5つの要点
7.ル・コルビュジエとカーンのアクロポリス
図版出典・クレジット一覧
参考文献一覧
巻末折図〈サヴォア邸〉平面図・断面図
「あんたとはもう、やっていけない」
江戸の夫婦トラブル、縁切りの宿・桂屋が引き受けます。
江戸時代、夫からしか出せなかった離縁状。
離縁を望む女性たちは、徳川家ゆかりの縁切り寺・満徳寺を頼った。
寺役宿を務める桂屋は、訴えに嘘がないか、示談の道はないか、
関係者を呼び集め、時には夫婦の在所にまで赴いて調べを行う。
すると、男女の間にさまざまな事情が浮かび上がりーー。
時代は江戸から明治へ。変わりゆく夫婦の形を描き出す。
直木賞作家による「離縁・離婚」連作短編集!
□□こんな夫婦のもめごとが……□□
・夫の借金のせいで、嫁入り道具を売られそう。
・妾と一緒になりたい大店の婿。しかし妾はそれを拒否しており……。
・勝手に年季五年の歩兵となった夫。そんなに待てないので別れたい。
・遊女屋から身請けされたが、その相手と手を切りたい。
・夫婦ともに離縁に同意しているのに、舅の反対で離縁できない。
終わらないで、終わらないで。
一瞬で永遠のような恋と、
孤独な心に残る傷痕
デビュー作品集『ジェリー・フィッシュ』改題文庫化
彼女以外に好きになれる人間は世界中のどこにもいないと信じることができた。一番こころが染められやすい時期に出会ってしまったから──。水族館で交わした秘密のくちづけ。それが夕紀と叶子の特別な関係のはじまりだった。しかし、叶子に男の子の恋人ができたことで、ふたりの世界は綻びだす。思春期の儚い恋と傷の痛みを描いたデビュー作品集、書き下ろしを加え改題文庫化。著者あとがき=雛倉さりえ
■目次
「ジェリーフィッシュ」
「果肉と傷痕」
「夜の国」
「エフェメラ」
「崩れる春」
「エクレール」
養豚場で生まれた子ぶたは、やがてお肉となり、私たちの食卓に並ぶー子ぶたの誕生の瞬間に感じた事を作文にした小学3年生の女の子。その純粋な表現に心をうたれた絵本作家が形にしました。「いのち」をいただくことの大切さを親子で考えるきっかけになる一冊。
嫌いな言葉は、「料理は愛情」。
食べるのは好きだが料理が嫌いな優花は、想いを寄せる真島さんに高級バレンタインチョコを渡すも、あっさり振られてしまう。彼が付き合いだしたのは、なんと料理教室の先生だった。一念発起した優花は、自炊に挑戦したり「料理男子」と合コンしたりして、料理を好きになろうと努力するがーー。
「素敵な女性=料理上手な女性」という呪縛に思い悩む優花の1年間を描いた、瑞々しくキュートな長編小説。著者による文庫版あとがきも収録。
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ここは、とある町のはずれにある
ちょっと不思議な古本屋。
あなたが読みたいと思う本が、
きっと見つかります。
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1話10分で完結するアンソロジーシリーズ!
第4弾は「秘密」をテーマに、人気児童書作家さんによる書き下ろし作品を収録!
◆ここは、地獄の裁判所の中にある「墓場まで持っていく話管理局」です。
死んだあとは、秘密なんて持てません。生きているうちに証拠を隠滅したと思っても、
地獄にはすべて記録が残っており、裁判中にみんなの前で恥ずかしい秘密を暴露されるのです。
あなたには、あばかれたら困る秘密はありませんか…?
◆去年の夏休み、あたしは隣のクラスの海琉と、一週間うずら当番をすることになった。
前から気になっていた海琉と一緒になれてうれしかったけど、最後の日に起きたある出来事。
二人だけの秘密が、あたしたちを仄暗いきずなでつないでいく。
◆6年生で同じグループになった、明るくて人気者の麗奈。
でも、だんだん嫌なことを言われたり、いじわるをされたりするようになったんだ。
そんなある日、麗奈が行方不明になった。とつぜん消えたって、どうして…?
──それは、わたしだけが知っている秘密。
さまざまな“秘密”にまつわる9つの作品が掲載!
1話10分で完結するから、朝読書やちょっとしたすきま時間に最適です。
小学3年以上の漢字にはふりがなつき。
【もくじ】
墓場まで持っていく話管理局(長谷川まりる)
あたしの選択(いとうみく)
はるかぜ号のひみつ(五十嵐美怜)
うずら(四月猫あらし)
わたしのかわいい妹(宮下恵茉)
秘密の交換日記(近江屋一朗)
ひっそりどこかに(もえぎ桃)
トルソーの恋(戸森しるこ)
人魚姫はうたえない(にかいどう青)
旧知の先輩から突然届いた一通のメール。彼のせまる死を前に若き日のボート部の記憶が鮮明に蘇った。東京医科歯科大学ボート部黄金期の立役者のひとりだったコックスにして名軍師KN。自らを生き切ったという人当たり柔和にして苛烈なほどの統率力を誇ったKNと、自らの秘めた劣等感を資質と見極め、KNのなかにもその僅かな匂いがなかったかと心で思いを巡らせた〈私〉の邂逅を描く。
ノストラダムス、ハレー彗星、タイタニック、地下鉄サリン……世界が驚愕した「有名すぎる怪事件」100年分を総ざらい!『昭和怪事件案内』でおなじみの昭島&小平の編集者コンビと新人・新開地が、 激動の20世紀を彩った怪事件、珍事件、未解決事件の〈真相〉に迫ります。
明治末日本に透視ブームを巻き起こした「千里眼」婦人から、人類が窒息死すると恐れられた「ハレー彗星接近」、1500人超が犠牲となった「タイタニック号沈没」、ラジオドラマ「火星人襲来」騒動、「ネッシー」、「熊沢天皇」、「地下鉄サリン」、1999年7月の「ノストラダムスの大予言」まで──。ミレニアム最後の100年を賑わせた怪人、怪物、パニック、珍現象の〈真実〉に肉薄します。巻末付録として「10ページでだいたいわかる『文藝春秋』」を所収。
『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいで読む。』シリーズ著者であるドリヤス工場の最新作。本作は、文豪たちの仰天エピソードが満載の『文豪春秋』、怪事件でたどる昭和グラフィティ『昭和怪事件案内』に続く、〈コミック版事件簿〉の最終巻となります。
【本書で取り上げる20世紀の怪事件25】
千里眼/ハレー彗星/タイタニック号/怪僧ラスプーチン/妖精写真/ツタンカーメン/甘粕大尉/玉の井バラバラ殺人/ネッシー/火星人襲来/スパイゾルゲ/熊沢天皇/フラフープ&だっこちゃん/ディアトロフ峠/ケネディ暗殺/ビートルズ来日/シルミド/ 自衛隊機乗り逃げ/連続企業爆破/ベレンコ亡命/赤報隊/竹やぶ騒動/地下鉄サリン/警察庁長官狙撃/ノストラダムスの大予言
【目次】
第1回 千里眼事件(1910年)
第2回 ハレー彗星(1910年)
第3回 タイタニック号沈没事故(1912年)
第4回 怪僧ラスプーチン(1916年)
第5回 コティングリー妖精事件(1917年)
第6回 ツタンカーメンの呪い(1922年)
第7回 甘粕事件(1923年)
第8回 玉の井バラバラ事件(1932年)
第9回 ネス湖の怪物(1934年)
第10回 火星人襲来(1938年)
第11回 ゾルゲ事件(1941年)
第12回 熊沢天皇(1946年)
第13回 フラフープとだっこちゃん(1958年・1960年)
第14回 ディアトロフ峠事件(1959年)
第15回 ケネディ大統領暗殺事件(1963年)
第16回 ビートルズ来日(1966年)
第17回 実尾島(シルミド)事件(1971年)
第18回 自衛隊機乗り逃げ事件(1973年)
第19回 連続企業爆破事件(1974年)
第20回 ベレンコ中尉亡命事件(1976年)
第21回 赤報隊事件(1987年)
第22回 竹やぶ騒動(1989年)
第23回 地下鉄サリン事件(1995年)
第24回 警察庁長官狙撃事件(1995年)
最終回 ノストラダムスと2000年問題(1999年)
巻末付録「10ページでだいたいわかる『文藝春秋』」
北欧を代表する建築家アルヴァ・アールトが追求した美しく機能的なディテールを集めた作品集。住宅や公共建築、商業施設、家具や照明器具にいたるまで、構造や技術を反映した合理的なデザイン、素材や形へのこだわり、使いやすさが発揮された170のディテールを多数のカラー写真と図面で紹介。所在地リスト、書籍案内も充実。
百年に一度という発見で、一九八七年ノーベル生理学・医学賞を受賞した利根川進氏に、立花隆氏が二十時間に及ぶ徹底インタビュー。最先端の生命科学の驚異の世界をときあかす。
コトバの大量消費・大量生産が始まって久しく、「言葉への危機の自覚」なしの作品や、「言葉の力のリアリティも信じていない」思想の氾濫が日常化するいま、学問とは異なる、文学を批評する正統な評論集。作家論12編と、文学の現在を論じた書き下ろし1編を収録。
メイクを題材にした漫画で、多くの女性から支持を得てきた六多いくみの最新作は、体と心の癒やしをテーマにした“ご自愛”の物語。
地元・宇都宮から東京へ働きに出て、日々、仕事や人間関係に全力だった片岡よしの。
30代を迎え、仕事でつまづくことが重なった彼女は、ふとしたきっかけで限界を超えてしまう。
会社を辞めて、彼氏にすら何も告げず、逃げ出すようにして地元へUターンする。
生まれ育った地元で、心と体を再起動しようとする彼女が出会ったのは、マイペースすぎる身体オタク・にこまる。
にこまるの言葉で、少しずつ自分を大切にすることを学び始めてーー。
自炊する、体を動かす、片付ける、お風呂に入るーー大事なことほど面倒くさいけれど、できることを一つずつ。
32歳、等身大の再起動の物語。