直木賞受賞作『等伯』を超える安部龍太郎の野心作!
戦国末期、前田利家・利長父子の決断こそが日本の流れを決めたーー。
織田信長と柴田勝家のもとで手柄を打ち立て、〈槍の又左〉と戦国に名を轟かせた豪傑・前田利家と、その息子で温厚かつ秀才肌の利長。世代間ギャップと性格の違いを背景に、父子は時に激しく対立しつつ、乱世の荒波を乗り越えていく。
本能寺で信長が斃れた後、清須会議を経ても豊臣秀吉と柴田勝家の争いは日ごと増すばかりだった。そして遂に後に「賤ケ岳の戦い」と言われる決戦で、ふたりは雌雄を決することになる。長年の恩義から、勝家のもとで前田利家・利長親子は、秀吉と対峙することになるが、決戦で思いもよらぬ事態が起こったことで!?
その後、関白となり権力の座に就いた秀吉から、最大の信頼を得た前田父子。盟友・佐々成政との死闘を経て、天下静謐のため自ら信じた道を進んでいく。そして新しい時代に向けた北陸の雄・加賀藩の礎が着々と築かれ……。
第六章 金沢入城……P5
第七章 盟友対決……P91
第八章 勝者と敗者……P149
第九章 一炊の夢……P229
第十章 忠義か大義か……P295
小学校教科書に書き下ろし小説が掲載されている小手鞠るいによる文章教室。
やなせたかし氏に詩の才能を認められ、その後作家となった小手鞠るいだから書ける、読む人の心を動かす詩、感想文、小説を書く方法。
短いものから長いものへ、面白かったこと、心が動いたことを、自分の知っている言葉で詩にしてみる。次は、気軽な短い日記をつける、手紙のように感想文を書いてみる、そして自分のことを小説に、と、順を追って階段を上るように文章術を楽しく面白く発展させます。
有名作家の日記や学生たちの作品まで、小手鞠氏が選考委員をつとめた感想文や大学の講義で提出された小説などの例も多く出しやさしい言葉で解説。感想文が苦手な子どもからプロの小説家を目指す人まで、面白く読めて、とても実践的、具体的なアドバイス、書けるようになるコツが満載で、文章を書くことが楽しくなり苦手意識がなくなります。
「ちょっとおもしろかったこと、ちょっと心が動いたこと。ちょっと素敵だなと思ったこと。ある日、みつけたちょっと素敵なことば。そんなささいなことでいいんです。『このあいだ、こんなことがあったんだよ』って、誰かに話して聞かせるようにして、できれば会話も入れて。」「頭で考えて、ことばを選ばないことです。-中略ーたいせつなのは浮かんできたとき『それをつかまえること』です。つかまえて書いてみてから、『ああでもない、こうでもない』と考えてみてください」本文より。
1章・詩は野原から生まれるー面白かったこと、心が動いたことを、2章・日記は歴史の1ページー日記帳を喜ばせるように、3章・感想文は手紙のようにーあらすじはかかない、4章・物語を書く喜びと悲しみー制約を与えて書く
Q&Aや小手鞠るい流創作ノート術など実践的なコラムも掲載。やなせたかし先生からの詩のアドバイスも必読。
(皆様のレビューより)「思ったままを書いたらいいんだよ」なんてよく言われるけど、何をどんなふうに書いたらいいというのか? そういう初歩的な疑問に対しての、具体的な答えを示してくれる本であった。/綴られている言葉が優しくて、読んでいて心地いい。教室で先生が穏やかな笑顔を浮かべて生徒たちに教えている、そんな語りで。声に出して読みたいなって思うリズムのよさでとても好き。「書いてみようかな」という気持ちになる、子どもでも大人でも、心にプラスの影響を与えてくれる素敵な本。/読んでみると文章を書くのは簡単に思えてくるくらい軽やかで心地好い内容。
*本作には、エッセイのA4で紹介した岡山大学の夏期講座で、文学部の学生が実際に書いた小説「自分について」の一部が掲載されています。これがもう鳥肌が立つほど面白いの! この学生が将来、小説家になってデビューする日が待ち遠し
いです(著者より)
大学生や専門家たちに長らく愛用された哲学史の参考図書、『西洋哲学史の基礎知識』が文庫版で復活。ギリシアからアラビアまで、哲学、宗教から科学まで、西洋哲学の源流となる諸概念を精選。各分野を代表する豪華執筆陣がわかりやすく、きっちり解説した便利な事典。
コトバの大量消費・大量生産が始まって久しく、「言葉への危機の自覚」なしの作品や、「言葉の力のリアリティも信じていない」思想の氾濫が日常化するいま、学問とは異なる、文学を批評する正統な評論集。作家論12編と、文学の現在を論じた書き下ろし1編を収録。
風水とは「気」をパワーに変える開運法!
「九星術」や「家相」をもとにした日本式の風水、
中国伝統風水、韓国風水など様々あるなかで、
本書は「中国伝統風水」を基礎とした、風水の完全独習のための1冊です。
伝統風水といっても、現代の考え方に更新し、
また複数の流派を組み合わせて判断することでより効果を発揮します。
初心者が基礎から学べるよう丁寧に解説するとともに、
大陸のプロ風水師たちが用いる最強といわれる
「玄空飛星(げんくうひせい)派風水」を加えることで、
セミプロやプロを目指す読者にも役に立つ内容が満載。
奥深い風水の世界をぜひ楽しんでください!
第1章 風水の基本知識
第2章 目で見る形で判断する巒頭(らんとう)
第3章 黒門風水 基本編 人の運、年の運、家の運
第4章 黒門風水 実践編
第5章 最強の玄空飛星派風水 など
イントロダクション
はじめに
第1章 風水の基本知識
コラム1 中国に数多く存在する風水の二大流派図
第2章 目で見る形で判断する巒頭(らんとう)
コラム2 これからの風水に必須な知識「ジオパシックストレス」
第3章 黒門風水 基本編 人の運、年の運、家の運
コラム3 2人の相性で寝室を工夫する
第4章 黒門風水 実践編
コラム4 中国以外のアジアの風水&占い事情
第5章 最強の玄空飛星派風水
巻末資料
おわりに
宮本武蔵を心の師と仰ぐ磯山香織と、日舞から剣道に転進した変り種の甲本(西荻)早苗。市民大会での出会い以来、高校で部活をともにし、早苗の転校で福岡と横浜に離れても互いに良きライバルであり続けた二人もついに三年生。最後のインターハイでの決戦を目指して東松学園と福岡南、それぞれの高校で稽古に励むいっぽう、目の前に迫ってくる進路選択の問題にも頭を悩ませる。そんななか、早苗は部活中に怪我を負ってしまう。果たして二人の決戦のゆくえはいかにーー。
十八歳。人生の岐路に立たされる年の香織、早苗、そして個性豊かな脇役たちの十八歳の決断の物語が織り込まれているのも読みどころ。高校卒業を前につらい恋の決断を迫られた早苗の姉・緑子。香織を導く桐谷道場の師範・桐谷玄明とその兄の知られざる十八歳の葛藤。福岡南高校剣道部顧問・吉岡先生の高校時代にまつわる“武勇伝”の真相。十八歳の誕生日を前に「自分の剣道」を見つけようと奮闘する二人の後輩・美緒。そんな周囲の人々の「十八歳」に励まされるように自分の進む道を選び取ってゆく、香織と早苗の姿が清々しく胸に迫る。青春エンターテインメント、堂々のクライマックス!
『1・2の三四郎』『What's Michael?』『柔道部物語』など、数々の名作で人気を博すとともに、多くの作家に影響を与えた小林まこと。
マンガ界のみならず格闘技界にもファンは多い。
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そんな唯一無二の魅力を放つ作家の初の一冊丸ごと大特集!
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●語り下ろし
小林まこと3万字ロングインタビュー
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●スペシャル対談
三谷幸喜×小林まこと
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●特別寄稿
高橋留美子
森田まさのり
石黒正数
北道正幸
ハロルド作石
服部昇大
いくえみ綾
松田奈緒子
谷川史子
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●再録マンガ
「柔道部物語」(単行本未収録・読み切り版)
「柔道猫物語」(『What's Michael?』128話)
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●小林まことグラフィティ
若き日々から現在まで、貴重な写真と資料を大公開!
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●スペシャルエッセイ
佐藤多佳子
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●小林まこと解体新書
夏目房之介
増田俊也
杉江松恋
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●リスペクトインタビュー
恵本裕子
小川直也
高木三四郎
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●再録インタビュー&対談
古賀稔彦
坪内祐三×小林まこと
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●特別企画
小林まこと作品の[このキャラが好きだ!]
キャラクターは顔が命![顔面博覧会]
笑える! シビれる! 小林まこと作品[名セリフ辞典]
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●詳細資料
主要作品解説
年譜
全作品リスト
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【著者】
小林まこと Kobayashi Makoto
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漫画家。1958年、新潟県出身。高校時代は柔道部に所属。
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1978年「格闘三兄弟」でデビュー。
同年『1・2の三四郎』連載開始。
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『What's Michael?』は社会現象にもなる大ヒットを記録した。
『柔道部物語』は全国の柔道関係者のバイブルとなる。
デビュー当時の怒濤の日々を描いた『青春少年マガジン1978〜1983』も話題に。
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2016年より、アトランタ五輪女子柔道金メダリスト・恵本裕子原作の『JJM 女子柔道部物語』を連載。
2023年からは「社会人編」がスタート。
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『1・2の三四郎』で第5回講談社漫画賞少年部門受賞。
『What's Michael?』で第10回講談社漫画賞一般部門受賞。
有機体論が国王二体論へと移行するためには、時間観念の導入が要請される。王が団体の頭であるにせよ、団体そのものであることは含意しないし、また団体の永遠性を保証はしないからである。団体観念を時間的に構成することで初めて、連綿たる王朝が恒久的な団体として、王がその体現者、不死鳥にも似た単独法人として捉えられ、ここに、個々の王の自然的身体からは独立した、非人格的な政治的身体が秩序の基盤となる近代国家が生まれる。王権の擬制的性格を克明に跡づける著者の筆は、ダンテ『神曲』の分析に至って、処女作に見える理想的支配者への憧憬を漂わせながら、円環を閉じる。全二巻。
施設やお金に頼る福祉の現場で感じた疑問から、本来の豊かさを求める夫婦の旅は始まった。ネイティブアメリカンの集落での気付き、密やかに守られてきた野菜の種との出会い、それを守るために手さぐりで始めた農業、レストラン開業、そして地域との連携事業へ。身近な人の喜ぶ顔を思って作る野菜には、人をつなぐ力がある。
■1 伝統野菜の種との出会いが、未来へのヒントをくれた ここに探していた答えがあった(ネイティブアメリカンとの出会い) 伝統野菜を探して日本全国へ 埋もれていた大和伝統野菜 自分たちで作って食べる家族野菜 伝統野菜は地域文化そのもの 足元の伝統野菜を求めて(清澄の里との出会い) 地域の種と文化を継ぐ(NPO法人「清澄の村」立上げまでの経緯) 美味しい笑顔を運びたい(レストラン開業のきっかけ) 予約の取れない店に。姉妹店もオープン 五ヶ谷営農協議会と地域ブランディング(地域との連携) 人をつなげる地域のコミュニティビジネス(プロジェクト粟がめざすこと) ■2 大和伝統野菜と人をめぐる旅 家族野菜のおすそわけ 椿尾ごんぼ(奈良市) 自家採取がおいしさの秘訣 八条水菜(奈良市) 復活に掛けた若手農家の挑戦 今市かぶ(奈良市) 住民たちが名付け親 片平あかね(山添村) 復活を遂げた伝説の野菜 結崎ネブカ(川西町) 物語を伝えるブランディングの手法 味間いも(田原本町) 山仕事の元気の源 野川きゅうり(野迫川村) 女性が始めた食農教育と加工品づくり 下北春まな(下北山村) 山間地域は希少な野菜の宝庫 十津川えんどう(十津川村) ふるさとの野菜 祭り豆(東吉野村) ■3 小さな種からはじまる豊かな暮らし 各4P程度? いま、「プロジェクト粟」が注目される訳 小さな農業で日本的スローライフ 懐かしく新しい未来の暮らし 家族野菜の種を蒔こう
□身長が低くて気になっている(遺伝かな…)
□朝起きられないのは体力がないせい?
□イライラしていることが増えた
□机に向かっても集中力が続かない
□習い事やなんやかんやで遅寝になりがち
「うちの子、このままで大丈夫?」--身長、体力、学力。
気になりながらも、何をすればいいのかわからない。
そんな親の不安に、医学と栄養の視点から寄り添う一冊です。
本書のテーマは、「一生モノの体を戦略的につくる」こと。
実は、子どもの成長には期限があります。
身長が大きく伸びるのは思春期まで、神経や脳の基盤が整うのは12歳頃まで。
この成長のゴールデンタイムに、必要な栄養・睡眠・運動がそろうかどうかで、
日々のパフォーマンスはもちろん、将来の姿も変わります。
しかし現代の子どもたちは、スマホやゲーム、塾や習い事で忙しく、
外遊びや睡眠、栄養が不足しがち。
成長のチャンスを逃しやすい環境にあるといえます。
だからこそ今、親ができるサポートが重要です。
本書では、「身長・体力・学力(集中力)」を一本の線でとらえ、
体や脳の成長メカニズムをわかりやすく解説。
さらに、忙しい家庭でも無理なく続けられる「伸びる食事」を、
具体的なレシピとして提案します。
・脳と体が目覚める!「成長スイッチ朝ごはん」
・帰宅後15分で作れる!「ぐんぐん伸びる夜ごはん」
・日々の栄養不足を防ぐ!「プラスオンの作りおき」
・塾帰り21時でも消化よし!「成長を止めない夜食スープ」
・休日の楽ちんごはんに「栄養まるごとどんぶり」
・遊びに行く前にも、習い事の前にも「エネルギーチャージおやつ」
明日の体も、10年後の可能性も、今日のごはんから変えられる。
今からでも、間に合います!
うちの子、このままで大丈夫?
まえがき
Chapter1 このままいって身長は大丈夫?
Check1 わが子の伸長伸び代判定!
Column 教えて!のびのび先生
Chapter2 体力がつくと学力も伸びる!
Check2 わが子の体力判定!
Column 教えて!のびのび先生
Chapter3 体と脳の成長スイッチを入れるには?
Column 教えて!のびのび先生
Chapter4 体と脳を育む伸びごはんレシピ
あとがき
参考文献
【磯田道史(歴史学者)、堺雅人(俳優)W推薦!】
●『街道をゆく』以来の歴史紀行文!--磯田道史
●いつだったか、飲みの席で「どんな映画にも、必ずひとつは、いいシーンがあるんです」と安西さんが言っていて、僕は結構その言葉に支えられて今の仕事をやっている。
どんな町にも、人にも、時代にも、必ずいいところがある。この本を読みかえして、面白くてやさしい安西さんを思い出した。--堺 雅人
●歴史が作り出す家並み、神社仏閣、人々の暮し、祭り、今はだたひっそりと佇む城址。あちこちと旅をしていて味わうことの楽しみはこんな城下町に巡り合うことだとおもう。(中略)小さな城下町だからこそ残っている、そんな風情を楽しみたい。(本文より)
著者没後10年 読むと旅に出たくなる!
有名無名。城の大小を問わず、安西さんが惹かれてやまなかった城下町をピックアップ。町のたたずまい、城に由来のある歴史的人物の逸話や事件、旅の思い出などを独特の絵とともに描きとめた、城+旅エッセイ。
登場するのは
○村上市(新潟県)○行田市(埼玉県)○朝倉市秋月(福岡県)○飯田市(長野県)
○土浦市(茨城県)○壬生町(栃木県)○米子市(鳥取県)○安中市(群馬県)
○岸和田市(大阪府)○中津市(大分県)○掛川市(静岡県)○天童市(山形県)
○新宮市(和歌山県)○西尾市(愛知県)○大洲市(愛媛県)○亀山市(三重県)
○木更津市(千葉県)○高梁市(岡山県)○沼田市(群馬県)○三春・二本松市(福島県)
予定を決めずにフラッと出かけ、駅の観光案内所でもらった地図を頼りに歩いてみる。名物といわれる料理を食べてみる。日本史の教科書には出てこない小さな歴史的事件・人物に想いをはせてみるーー電車にのってふと旅に出てみませんか。
解説は元NHKアナウンサー・松平定知氏。
’70年代末、『錯乱のニューヨーク』で建築界の寵児となった鬼才コールハース。以来、建築家として一作ごとにセンセーションを巻き起こしてきた彼がブルース・マウと組んで’95年に刊行した『S,M,L,XL』は、1300ページを超える途方もないヴォリューム、圧倒的なヴィジュアルとあいまって、たちまち伝説の書となった。その『S,M,L,XL』の核となっているテクストをセレクト、あわせて「ジャンクスペース」などその後の問題作10篇を収録する。世界の都市の変化の最前線を深い洞察力でとらえたその思想の核心を凝縮、現代都市論/建築論にまったく新しい次元を開く衝撃の書!
リカちゃんに急かされて、七夕の短冊に「ふつうになりたい」と書いたハルトくん。帰り道、二人の前に「ふつうおばけ」と、それを発明した「オジソン」が現れました。なんと、ふつうおばけにとりつかれると、ふつうになれて、いじめらることもなくなるそうです。見た目がおそろしいおばけたちに、二人は怖くなって、逃げ出しますがーー。第27回えほん大賞ストーリー部門大賞受賞作品。
佐々木ムギ33歳、しっぽ有。
休日は高校からの付き合いである後輩兼親友のれんげと喫茶店を巡り、平日は山吹さん(前向きな朗らかさん)、小石さん(「普通」を愛する世話焼き)、土屋さん(何かありそう)という愛すべき3人の先輩おばあちゃんズと、図書館の修復室で働きながら比較的穏やかに暮らしている、はずだった。
電車の中でしっぽをディスられたり漠然と異物扱いされたりするうち、自虐癖が身についてしまったムギ。しっぽを取るか否か悶々としながら過ごす中、悪意なき小石さんとの衝突をきっかけにムギの中に変化が起こり……
「いくつになっても、文字通り生まれ変われる気がしてきた(30代女性)」「娘と一緒に読んでます(40代男性)」等々、文春オンラインのコミックサイトBUNCOMI上で反響を呼んだ「脱・自虐」コミック連載が、ついに一冊に!
「他人や自分と向き合うというのは勇気がいることだけど、案外悪くない。そう気付かせてくれる、じんわり温かな優しいお話でした。」--帯コメントは、朗らかさとデリケートさが同居する演技が心をとらえて離さない俳優・伊藤沙莉さん。
「なんとなく気分が上がらないな〜」という日にこそ、ぜひページをめくってみてください。カバーを外すとあらわれる地図はじめ、紙の本ならではの造本の楽しさも、ぜひ味わっていただけると幸いです。
第1話 ムギ、出勤中
第2話 しっぽ、切る?
第3話 ムギとれんげ
第4話 ポポイのポイ
第5話 ふつう、ねぇ
第6話 風になりたい山吹さん
第7話 ポポイのポイ2
第8話 小石さんの「ふつう」の幸せ
第9話 どうしちゃったの
第10話 お茶でも飲んで
第11話 ムギ、ついに泣く
第12話 ほかほか
第13話 朝日、ふたりじめ
第14話 土屋さんのラブ
第15話 ある一日
第16話 続 小石さんの「ふつう」の幸せ
第17話 おはよう
「扇絵の挿絵入り歌集」の総称『扇の草子』-中世後期に突如現れ、近世初期まで隆盛を極めた、謎に包まれたこの作品群を詳細に分析し、扇と女性・宗教との関係、多様な伝承歌の典拠、日本絵画史における歌絵の重要性をあざやかにときあかす。図版多数掲載『扇の草子』全伝本収載歌翻刻付。