奈緒、旅立ちのときーー
吉原にいる白鶴太夫こと奈緒が山形の紅花商人に身請けされることになった。それを阻止せんとする不穏な動きありとの噂に、坂崎磐音の胸はざわつく。
ある絵師は磐音に言った。「未来永劫、未練の糸を断ち切れないのが男と女です」と。覚悟を固めた磐音の手を、おこんは黙って握り返すのだった。
やがて、吉原の罪なき禿(かむろ)が殺される。過ぎし日の許婚を守るため、磐音は吉原へ急ぐ!
ここは人生の最後にもう一度会いたい人と待ち合わせをするレストラン。たった一人にだけ会えるこの場所では、皆あたたかな思い出を胸に、期待を込めて相手を待つ。すぐに会うことができる人もいれば、ずっと待ち続ける人もいてーー。読み終わったあと、世界が少し愛おしくなる、人生のきらめきを鮮やかに描いた、運命の人との7つの再会を描く連作短編。
大河ドラマで熱視線を集める豊臣秀長の生涯を、他誌とは一線を画す充実のビジュアルで描く決定版ムック。激動の戦国を泥まみれで駆け抜けた兄弟の原点から、兄・秀吉の野望を実務で形にした「黄金の絶頂期」、そして彼の死とともに豊臣家が崩壊へと向かうドラマを、臨場感あふれるテキストで鮮烈に描きます。
ドラマ連携のロケ地グラビアやキャスト対比に加え 、兵糧攻めの仕組みや外交交渉をインフォグラフィックで徹底図解。徳川家康や千利休との「調整」の舞台裏、現代に通じる「組織マネジメント論」まで網羅し、圧倒的な見やすさと深さで歴史ファン・ビジネス層を確実につかむ一冊です。
旧知の先輩から突然届いた一通のメール。彼のせまる死を前に若き日のボート部の記憶が鮮明に蘇った。東京医科歯科大学ボート部黄金期の立役者のひとりだったコックスにして名軍師KN。自らを生き切ったという人当たり柔和にして苛烈なほどの統率力を誇ったKNと、自らの秘めた劣等感を資質と見極め、KNのなかにもその僅かな匂いがなかったかと心で思いを巡らせた〈私〉の邂逅を描く。
100年にわたる乱世が統一へと向かっていた安土桃山時代、織田信長による天下布武を影で支える男がいた。本能寺の変により消えかけた夢を羽柴秀吉が受け継ぐと、その男、黒田官兵衛の活躍が天下統一をさらに加速させてゆく。激動の時代を知略と信念で駆け抜け、最強のナンバー2と言われた男の生き様とは?上巻では出生から秀吉による天下統一まで、謎の多い前半生を描く。
みなさんは、「落語」を知っていますか?
落語はおもしろい話をひろうして、観客を楽しませる「話芸」です。大笑いできるこっけい噺や、ほろっと感動できる人情噺など、さまざまな「噺」があります。
そのみりょくは、欠点や失敗などもふくめて、人間のおかしさや、陽気に生きるたくましさをえがいているところ。個性豊かな江戸っ子たちによる、おもしろおかしい噺がたくさんあり、登場人物はダメな部分がありながらも、どこかどこかにくめないキャラクターとして表現されています。
落語家は、たった一人で座布団に座り、観客の想像力をかきたてながら、物語を語って楽しませます。
この本では、落語の歴史や、衣装と小道具、動き(しぐさ)に加えて、人気の演目のあらすじをしょうかいします。
この1冊で、きみも「落語」がわかる!
落語家 柳家喬太郎氏のインタビューも収録。
(学校・公共図書館用の書籍です。)
胸打つバトルに、弾けるバスト!!セクシー&ハプニングに満ち満ちる、巨乳グラドル芸能界サバイバル!!
波乱万丈は回避不能!!痛烈爽快バトルアクション、盛り沢山!!
歪んだ人物の顔、強烈な色彩。混沌を極めたアトリエから生み出されるベイコンの三幅対(トリプティック)は、特異な秩序をもって観る者に訴えかけてくるー「写実主義の崖っぷちを歩いているような絵を描きたいのです」。ベイコンが絵画を通じて表現しようとしたのは、まさに残酷なまでの生々しい現実だったー「芸術作品が残酷に見えるのは、現実が残酷だからです」。20世紀を代表する画家フランシス・ベイコンが自身の過去や制作過程について語った貴重な対談集『肉への慈悲』、待望の文庫化。
母親の都合で引っ越してきた高2の楓。新しい家の近所には、死神と呼ばれる風変わりな老女が住んでいた。今にも死にそうな犬を連れた死神。興味を持ち声をかけた楓が気づいた死神の正体とは…。テストを放棄した少年、迷子の小学生、失くしたお守りの行方、そして死神の秘密ーー日常に転がる小さな謎と思春期の少女の葛藤を描いた青春ミステリ。第5回文芸社文庫NEO小説大賞受賞作。
北条氏を討伐し、秀吉による天下統一が最終段階に入ると、官兵衛孝高は嫡男の長政に家督を譲り、『如水』と号して隠居する。ところが、朝鮮出兵、秀吉の死、そして徳川を中心とした覇権争いと、時代はまだ如水を必要としていた。乱世に翻弄されながらも、したたかに生きた男が最期に遺したものとは?下巻では、隠居から九州席捲、関ヶ原の戦いへと続く波乱万丈の晩年を描く。