京都市最高峰の山、愛宕山。火伏せの神様として信仰を集めるこの山に近世まで仏教寺院があったなど意外に知られていない事実は数多くある。これまで学術調査の入ったことのなかった愛宕山と愛宕信仰に光を当て、その歴史と民俗を紹介する。
京都の寺町三条商店街にある骨董品店『蔵』でバイトする女子高生・真城葵は、この店のオーナーの孫であり、『寺町三条のホームズ』と呼ばれている家頭清貴と二人、店に舞い込む奇妙な依頼を受けることに。人気女流作家に依頼された難事件に挑む「バレンタインの夜会」完結編と、清貴を慕う美少年・利休が持ち込んだ富豪の後継者争い「後継者の条件」他1編を収録した、第4回京都本大賞受賞の超人気小説、コミカライズ第8弾!
掃除したての、昼間とは違った清々しさ。人目にさらされていない、初々しさのある時間帯。下鴨神社や東寺ー有名なのに、そこには誰も知らない自分だけの空間があるかもしれない。早起きをすれば、旅行者の限られた時間を有効に使うことができる。人ごみが苦手な人にとっては、お気に入りの場所を見つけるいい機会でもある。著名な神社仏閣だけでなく、魅力的な通りや池なども紹介。
長寿ラジオ番組『ありがとう浜村淳です』でおなじみの著者が、京都の歴史に潜むいい話や京都で見聞きした心温まる話を語りおろす。
京都は、いたるところに歴史の鉱脈が走っている。歴史事件の舞台やエピソードを探って歩くと、京都はもっと面白くなる。
京都を舞台にこれまで多数の著作を発表してきた気鋭の小説家・花房観音(代表作:『女の庭』、『花びらめくり』、『愛欲と情念の京都案内 魔の潜むこわ〜い街へようこそ』他)と円居挽(代表作:『河原町ルヴォワール(ルヴォワールシリーズ)』、『京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ』他)による書き下ろしアンソロジーが刊行!観光客も地元の人も馴染みのない京都の中心部をぐるっと囲む郊外=洛外を舞台に、かたや、女はかつて付き合った男たちを、かたや、男は一人の女を探しに縦横無尽にまちをめぐり、弧を描きながら物語が繰り広げられます。また、本書は単に小説を“読む”だけではなく、“読みながら歩く”ことを推奨しています。気鋭の映画監督・遠山昇司らマジカル・ランドスケープ研究会が二人の作家とコラボして、フィクションの中に登場する風景(モニュメント、ランドスケープ)のみならず、京都の洛外を端的に表すような場所を写真や地図(QRコード付)、テキストで紹介しています。本書は、今までありそうでなかった「まちあるきしながら読む小説」なのです。※本書は、京都市の劇場「ロームシアター京都」が企画製作するアートプロジェクト「CIRCULATION KYOTO-劇場編」の一作品として誕生しました。花房観音:1971年生まれ、小説家、京都市在住。2010年「花祀り」にて第一回団鬼六賞大賞を受賞しデビュー。その後、京都を舞台に五人の女の業を描いた『女の庭』が話題に。他にも『愛欲と情念の 京都案内 魔の潜むこわ〜い街へようこそ』などエッセイを含む著書多数。円居挽:1983年生まれ、小説家。京都大学推理小説研究会出身。2009年『丸太町ルヴォワール』でデビュー以後、「烏丸」「今出川」「河原町」と続く「ルヴォワール」シリーズを発表。他にも『キングレオの冒険』『京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ』など著書多数。写真:田村尚子
・本書の読み方・恋墓まいり 花房観音・京都の洛外をめぐるマジカル・ランドスケープ[伏見区・右京区・北区]・洛外を読み解くコラム1『Lonely Planet Kyoto』 惠谷浩子・洛外を読み解くコラム2『マジカル・ランドスケープ in 京都』 遠山昇司・洛外を読み解くキーワード1『校歌に映る土地の風景』 マジカル・ランドスケープ研究会・きょうのはずれ 円居挽・京都の洛外をめぐるマジカル・ランドスケープ[北区・山科区・西京区]・洛外を読み解くコラム3『水の円環と京都』 福島幸宏・洛外を読み解くキーワード2『ミニコミ誌から見える地域性』 福島幸宏・洛外を読み解くコラム4『サーキュレーションキョウト』 影山裕樹・CIRCULATION KYOTO について
「年間60日は京都にいるかなぁ。軽めに5泊だけの時もあれば2週間いる時もある。仕事じゃないよ? 京都でひとり飲み遊ぶタダの旅人です。それまで仕事を頑張ってきた自分への、いまはご褒美期間なんだ」。旅を謳歌するべく東京から予約をいれた新鋭割烹から、「夜中にムショーに食べたくなる」と、途中下車して向かう大衆中華の餃子まで…。紫綬褒章俳優・角野卓造の京都ひとり酒場旅を追いかけた『Meets Regional』の連載が書籍化。
志望校攻略に欠かせない大学入試過去問題集「赤本」
日本で絵はがきが流通しはじめたのは明治33年のこと。風景写真を用いた私製絵はがきが販売され、人気を博した。本書は、明治から昭和初期においての京都の街並や風俗が記録されている絵はがきを集めた。日本で初めて走った電車、天皇の即位大礼のため賑う町、ずっと変わらずそこに佇む社寺や伝統を受け継ぐ祭、威容を誇る洋館…。近代化の波が押し寄せる京都の様子を、絵はがきが物語る。
歴史地図に半透明の現代地図を重ねた新発想の地図。大好評「時代MAPシリーズ」第6弾!京都には、長い伝統を持った老舗が数多く存在する。幕末時代のタイムトリップマップとともに、約300軒の京の老舗を巡る旅へ。京都に息づく文化や伝統の歴史を探り、より京都ツウになれる1冊。老舗データは携帯にも連動。
1冊まるごと、1人で撮って、食べて、書いたガイドブック。コンパクトな1冊に、詰めに詰められた275軒の情報。詳細マップ付。さらに、文字情報だけで辿り着ける「通り名+東側西側南側北側」の表記。ひと目でわかる禁煙状況。すべての店の創業/開店年月がわかる。夜遅営業・午後の遅くに食事可能な店など充実の索引。和食店や町家の店舗などでの、靴の着脱の必要も明記。
京都の文具、石鹸、ロールケーキ、マカロン、ティーバッグ、かわりちりめん、おつまみ、パン、ジャム、フルーツサンド、調味料etc.『京都おみやげ手帖』に続く第2弾!新しい京都のおみやげ330点大集合。
Made in Kyoto for Africa.「太陽の文様」、「カシューナッツ」、「不思議な幾何学文様」アフリカの人々の日常に欠かせないあの鮮やかな布たちが、京都でつくられていた!大同マルタ染工のテキスタイルコレクション。
京都の風景をぬり絵で楽しむ一冊。初心者でも簡単に本格的な絵を仕上げられる特別仕様。名所紹介と英訳も充実し、ガイド本にも。