メールから仕事の段取り、部下への任せ方まで「がんばり方」を変えるだけですべてがうまく回り出す!人生と仕事の好循環を生む「イクボス」の働き方。
海外赴任時に起こる問題・課題とその対処法について解説し、グローバルな人材になるための方法を詳述します。
農業を支える低賃金労働の問題から、遺伝子組換え、TPP、フード・ポリティクス、世界に広がるTEIKEI運動など、さまざまなトピックをもとに日本と世界の食と農の現状を読み解く。
エスピングーアンダーセンの社会民主主義、保守主義、自由主義の三類型論を見直し、新たに家族主義を含む四類型論を提起する。それとともに、福祉国家論から福祉レジーム論へと視座を移行させることによって、本書は、欧米、アジア諸国にとどまらず、ラテンアメリカ、東欧の福祉レジームをも射程に収め、21世紀型のポスト福祉国家レジームを展望する試みである。
農業が環境を破壊する?人がいなくなれば生物多様性は豊かになる?水危機は何度もやってきた?歴史は繰り返す…?地球環境問題の根源は「人間文化の問題」。地球環境問題の根本的な解決をめざす地球研のとりくみを紹介。
21世紀に期待されるライフスタイル革命とは。新たな生活様式を特徴づけるいくつかの要件を地域コミュニティのもつ「三つのローカル性」と関連づけながら、同時に興味ある事例を紹介し、その具体的な姿を、会計的な視点と現代の公的介護保険制度とリハビリテーションの考え方を用いて提案。
オールカラーで、ディテールまで見やすく、わかりやすい。各章の冒頭に、その章の内容構成、章概要を明快に記述。各章の冒頭に、その章内で現れる重要用語の定義をわかりやすく簡明に記述。学習の理解度を読者自ら評価・チェックできるように、基本概念のチェックポイントを設定。
枯れ木の中では多種多様な菌類による「陣地領地獲得合戦」が繰り広げられています。その様子はさながら戦国時代のよう。武将として登場する菌類には,シイタケのような立派なキノコを作る種類だけでなく,顕微鏡を使わなければ見えないようなカビもたくさんいるのです。ただし,カビといっても侮るなかれ。決して雑兵ではありません。そもそも,キノコもカビも同じ菌類の違う姿にすぎないのです。
本書では枯れ木に生息する菌類をすべて「木材腐朽菌」と呼び,森の枯れ木の中で彼らがどのような暮らしをしているのか紹介します。最近の菌類生態学の大きな進歩の一つに,キノコではなくその本体である菌糸の野外でのふるまいに関する知識が急速に増えたことがあげられます。本書では,こういった最新の研究成果を盛り込んだ菌類生態学の解説を目指しました。
第1章 木材腐朽菌と木材
キノコとカビ
木材腐朽菌の多様性
木材の構造
第2章 木材腐朽菌による材分解の多様性
白色腐朽
褐色腐朽
軟腐朽
糖依存
第3章 枯れ木の中は戦国時代
金太郎あめ
木材腐朽菌たちの領地獲得競争
菌種間競争の勝敗に影響する要因
腹が減っては戦ができぬ
第4章 木材腐朽菌の生活史戦略
攪乱依存種
ストレス耐性種
競争依存種
菌類の資源競争モデル
第5章 ブナの原生林へ
ツキヨタケの夜
ブナの死亡判定人
原生林を徘徊
ブナの枯れ木のなかをのぞく
シャーレのビルに埋もれて
第6章 シイタケのホダ木の中をのぞく
シイタケ以外の住人たち
ホダ木ウォーズ
寄生者たちとの戦い
第7章 木材腐朽菌群集と分解機能
種間相互作用と材分解
種多様性と材分解
他の生物と菌類の相互作用と材分解
木材腐朽菌の広域分布と材分解
引用文献・参考文献
あとがき
解説(コーディネーター大園享司)
索引
保護の「客体」ないし「依存者」と見なされていた高齢女性が「主体」として生きることへの提言。
口ベタで日系企業出身の私が、15年間のグローバル企業勤務で必死になって身につけた、人を動かす「主張」の技術。生き残りたいなら、こう話せ!
交配をめぐるオスたちの激しい争い、わが子をまもるための巧みな子育て戦略、オスメスを決定する遺伝子の精巧な働きなど、「地球とは昆虫の惑星である」と言われるほど繁栄する昆虫たちの性にまつわるテーマをそろえ、豊富なビジュアルとともにQRコードから視聴できる昆虫の動画や鳴き声を通して、昆虫たちの魅惑と不思議に満ちた性の世界を紹介。
本書は、大学理工系学部の一年生を対象とした、無機化学と有機化学をあわせた入門書である。無機化学と有機化学の基礎を、俯瞰的・体系的に学生自らが学修できる内容、すなわち、重要なところ、わかりにくいところ、間違いやすいところを中心に、できるだけ丁寧に説明する。また、章の冒頭には到達目標とキーワードを掲げることで、あらかじめ学ぶべきポイントを明らかにし学生が学修しやすくするとともに、章末には演習問題を多く盛り込み、積極的に問題を解くことによりさらに理解が進められるよう配慮されている。専門科目として無機化学や有機化学の発展・応用的な内容を学ぶための土台づくりに、また、化学を専門としない学生にとっても、無機化学と有機化学のエッセンスを確実に学べる恰好の一冊である。