要領改訂の「座長」である無藤先生による、よくわかる改訂のポイント解説。新要領作成協力者である神長氏・秋田氏と現場の先生方によるきめ細かな解説とイラストで、幼稚園教育要領がよくわかり、学び直せる。
里山の研究と保全・再生実践を学問として推進する里山学が、具体的に何を見つめ、何を目指し、どのような可能性を見据えているのかを明らかにする。
日本の社会で重要で緊急な男女共同参画の現状を、統計によって描く。2003、2006年版に続く3回目の作品であるが、全章でさらに統計表・図と解説での前進をはかり、用語解説や付録等を拡大し、各章の統計解説での具体的論議をめざした。
在宅勤務の課題を克服しながらそのメリットを最大限に活かし、新たなワークスタイルとして成功させるためのポイントを紹介。
2010年秋COP10(世界が集う第10回生物多様性締約国会議)が名古屋で開催。「生物多様性」って何?私たちの生活を支える大きな恵みの体系を知ろう。
研究開発型の企業を営む著者は、大企業家たちが多額の寄附をした世界各地の巨大天文台を訪れ、最先端の科学技術に対する企業家の役割に想いをはせる。過去の五大産業革命の推進原理やデジタル情報革命のインパクトを考察し、新しい産業革命を展望する。金融資本主義が崩壊した現在、経済力の基盤は科学技術力であるという信念のもと、好奇心と創造性を尊重して未知への探究の夢を抱きつづける社会の構築を提言する科学技術立国論。
圧倒的大多数の現地語といくつかのヨーロッパ諸語の織りなす重層的な多言語使用の実態。危機言語、母語主義といった西側世界による介入。それらがつくり出す複雑な言語状況を概観し、サハラ以南アフリカ14カ国の、ことばと社会をめぐる諸問題を具体的に論じる。アフリカ社会を理解するうえで、なぜ言語問題が重要なのかを明らかにし、アフリカ地域研究への新たな視点を提示。
大学法人会計は、企業会計と比較して極めて特徴ある会計方法を有している。とくに私立の大学法人と国公立の大学法人では、設立の趣旨並びに国や地方公共団体の対応の相違もさることながら、会計方法の重要なところにおいて大きな隔たりがあるために、比較可能性が欠落している。同一の大学事業を行っている限り、同一の会計基準を策定し、それに準拠して会計を行うべきである。さもないと大学法人が作成する財務に関する資料の有用性がなく、管理会計の視点からの利用価値が阻害されてしまうのである。
教育の質的向上は、OECD加盟各国の重要な政策的目標である。世界中で、あらゆる人々に生涯学習を利用可能にする機会を付与するための大規模な教育改革が進行中である。本書は、各国の豊富な実践の検討を通じて、それらから教訓を得られる機会を提供するものである。本書では、政策課題と、各国の動向の最新のレビューとその評価を収録している。