最愛のデナが大事にしていた指輪を宿敵アンブローズから取り戻すため、クォートは宿に忍びこむ。だがそこには恐るべき敵の罠が!
わたし、春川妃菜。私立・華坂中学の1年生。ひょんなことから執事をやってくれている、同じクラスの二条怜くんのことが好きなの。
二条くんの幼なじみのお嬢様・アリスが、留学生として学校にやってきて大波乱!
ダンスパーティーでわたしがプリンセス賞に選ばれないと、二条くんがイギリスに行っちゃうって!?
《シリーズ第3弾》
近年、少子高齢化によって存続が危惧される地域社会が増える一方、優秀な地域リーダーのもとで持続可能な地域づくりに成果を上げている地域も生まれはじめた。しかし、会社組織の上長が持つような公式的な権限を持ちづらい地域コミュニティの中でのリーダーシップは従来の概念では捉えづらく、新たな概念が必要となる。
そこで本書では、地域創生の現場で再生・活性化に取り組んできた自身の知見を踏まえ、「権限によらないリーダーシップ」とは何かを解明した。この概念は不確実性を増すなかで一般企業・組織に属する読者にも有益な示唆を与えるだろう。
漫画家の小林よしのりさんが主宰する「ゴー宣(ゴーマニズム宣言)道場」では、2018年2月以降、憲法学者を招き、改憲の論点を学ぶ「憲法」道場を毎月開催している。
憲法学者のほか、毎回山尾志桜里さん(憲法審査会委員)が参加し、「立憲的改憲」について議論をふかめる狙いがある。
今夏にも憲法改正発議が予想され、安倍首相の「9条3項追加案」と石破氏らの「9条2項削除」が議論されている。自民案では自衛隊を軍隊として憲法に明記しないため、無制限に戦力行使が可能になるおそれがある。
一方、護憲派による憲法改正自体への反対は、自衛隊の存在を容認しつつ9条を護持するという欺瞞であると井上達夫氏は指摘。自民案への対案が必要だという。
現実的な安全保障観を盛り込み、かつ左派も容認できるような自民党改憲案への対案として、立憲民主党の山尾志桜里議員は独自に9条改正案を作成。現在これを立憲民主党案として採用するかどうか議論がなされている状況だ。
護憲派・改憲派をまじえ、国民的な議論に発展させるには、専門的な話をわかりやすく提示しなければならない。「道場」での議論をもとに、一般読者にわかりやすい、憲法論の入門書になるような本として世に問う。
「お前は私だけのものだ。他の誰にも抱かせない…」-聖獣の依り代となったシーディア国の王子・雅貴。国に繁栄をもたらすといわれる聖獣は、依り代に人間の精力を糧として生きていくことを運命づける。突然の聖獣降臨でシーディアの王宮内が騒然となる中、雅貴の寝所に現れたのは敵対するアデル国の第四王子・カフィヤだった。躰の自由を奪われ快感に必死に抗おうとする雅貴を何度も抱くカフィヤ。その上、カフィヤは雅貴をアデル国へ連れ帰るがー。
千年もの長きに亘り安倍晴明の復活を待ちわびていた蘆屋道満。その道満と共に修行に励んでいた遥の前に、殺されたはずの兄が姿を現す。動揺し道満にそのことを告げられない遥だったが、その隙をついた化け物が遥を襲ってしまう。遥の「死」を前にした道満は正気を失い暴走。日本を壊滅状態にまで追い込む。その危機的状況の最中、肉体を離れた遥の魂は安倍晴明と邂逅していたーーー。
婚姻の手続きを進めるため法務省からやってきたエリート・宮本有栖。でも本音は一夫多妻制度を嫌っていて…!? さらに奥さん3人と一緒の温泉旅行でハーレム展開の予感あり!
2017年11月刊。
ダーシーは亡き親友の娘の養親になりたい一心で、乗り気ではない男友達に頼みこみ、期間限定の結婚をしようとした。ところがボスのイライアスが式の直前に現れ、こう言い放った。「結婚する必要に迫られているなら、僕が花婿になろう」ひそかに憧れていたボスと契約に基づいた結婚をする!?複雑な思いに駆られながらも、ダーシーは申し出を受け入れた。即刻二人でロンドンからラスヴェガスに飛んで挙式したあと、滞在先のホテルでダーシーは彼に純潔を捧げてしまう。イライアスがけっして人を愛せない男性だと知りながら。
大坂の旅篭「さと屋」の看板娘の花歩。名所案内と案内図「浪花歩図絵」の評判は上々だが、図絵に載せて欲しい店からの付け届けも急増、対応に頭を悩ませていた。そんなとき、花歩の行方知れずの実父が描いた宝船の絵と、そっくりの絵を見たという人が現れて…。秋の名月、晩秋の顔見世興行、冬の雪景色など、風物と共に綴られる全4編を収録。浪花の人情溢れる書き下ろし時代小説、第3弾。
砂漠の王国アルバール。血の滲むような努力を重ね王属騎士団の一員となったセナはある日、若き王アスランにその美貌と剣の腕を認められ近衛騎士に抜擢される。セナが気に入り常に傍に置こうとするアスラン王だが…セナにはある重大な秘密があったーそれはオメガであること。そして入団直後、同室の落第騎士に強姦されて番にされたうえ身ごもり、極秘で産んだ四歳の娘がいること。アスランの寵愛が深まるにつれセナの焦燥は募り…。
一家団欒の時を楽しむ佐知たちの前に刑事・山田が現れ、ワケありの犬を預かることに。その可愛らしさに史は「うちのこにしよ!」と夢中になる。ひとりぼっちの犬に自分を重ね合わせていたのだ。だが賢吾は飼うことに反対し…? いつか訪れる別れを経験させたくないという賢吾の親心だと察した佐知は、傷つくことから守るだけが親の役割ではないと諭す。いつだって賢吾は佐知と史の知らないところで、優しさを与えようとするのだ。そんな中、元の飼い主の手がかりが見つかり…?
突然、大切な人を失った少年に、立ち上がる力をくれたマーゴット。少年は悲しみを乗り越え、自らの人生を力強く歩み出したが・・・。自分が何によって支えられているかを本当に理解するのは、それを失おうとする瞬間だ。そのとき、私たちには何ができるのか。理系女子が書く、深く、あたたかい物語。
いつもいい子を演じてしまい、そんな自分を好きになれないさくら。(『卒業日カレンダー』川奈あさ)”ある秘密”を抱え、それを隠しながら生きる美波。(『未完成な世界で今日も』遊野煌)、ずっと押し込めてきた恋心を伝えられずにきた世莉(『桜の樹の下の幽霊』時枝リク)、付き合って一年半になる彼女から、突然「ひとを殺してきた」という手紙をもらった大知(『彼女はもう誰も殺せない』櫻いいよ)。出会いと別れの季節、それぞれの抱える想いからも“卒業”し、新しい一歩を踏み出す姿に心救われる一冊。
ごく普通の女子・希美が机の中に見つけたのは、人気者のイケメン・瀬戸山くんからの「好きだ」と書かれた手紙。クラスが違う彼は、自分を知らないはず。半信半疑で返事を靴箱に入れ、まずは友達として交換日記を始めることに。「前からずっと、気になってた」と気持ちを伝えてくれる瀬戸山くんに惹かれていく希美。でも、「わたしの名前知ってる?」という質問に返ってきたのは予想外の答えで…?ウソから始まる本当の恋に超胸きゅん!小学中級から。
全身に毒を宿すビアンカ。隣国の国王の暗殺を命じられたのだけれど、逆に捕えられてしまい…?
古手問屋染井屋の長女音夢は、見合いが立て続けに破談となり途方に暮れていた。
自分よりも先に妹たちがつぎつぎと嫁いでいくのを気にして、ついに不眠の病をわずらってしまう。
不眠の鍼が得意なことから“安眠先生”と呼ばれる医者がいると聞き、治療に訪れた音夢。
近所のご隠居・瓢兵衛は、音夢の病は妖怪“ひゃくめ”の仕業ではないかと言うけれど……。
読めば心と身体が軽くなる! 元鍼灸師の著者が、江戸で評判のはり治療庵を舞台に描く人情事件帖。書き下ろし。
復活したはずの魔人フェアレディが知らないうちに消え去っていたーーそんな状況に戸惑う俺ことヒイロは、真実を探る暇もなく、学園の寮長たちから次々と呼び出しを受ける。
一大イベント「三寮戦」に向け、彼女たちは揃って俺に転寮を勧めてくるが、黄の寮の寮長ミュールが認めるはずもない。いや勝敗を左右する切り札とか、買い被りすぎじゃないですかね……?
こうして三寮の長だけでなく、月檻、レイ、ラピスといった各寮の実力者が参戦し、百合を完全無視した「三条燈色争奪戦」の幕が上がる。かつその裏では、ミュールを狙うアイズベルト家の「法殺鬼」が動き出していた!