たっぷり楽しく脳活しよう。
あなたの出身地が問題に!!47都道府県の問題勢ぞろい。
言語が出合い、言語が生まれる
言語学や文化人類学、音楽や写真など、さまざまな分野で活躍された著者が生涯にわたって追い続けた最大のテーマ、それが言語の接触によって生み出されるピジン・クレオル諸語。もととなる言語が何であれ、いずれも共通した文法構造が見られるなど、人間の言語を考えるうえで欠くことのできない視点を提供してくれます。世界各地で話されているさまざまな「ことば」に常に立脚点を置きながら、異言語接触と新しい言語の誕生をさぐる緻密な考察を積み重ね続けてきた著者による画期的な一冊。
上手に話せないからこそ「うまく」伝わる!本書は、あがり症で吃音だった著者が、参加者数のべ4万人超の講演家になるまでに編み出した「話がうまくなる1分のコツ」を紹介。初対面(自己紹介・あいさつ)で、プレゼン・スピーチで、会議で、商談で、人づきあいで…、1分でできて、すぐに役立つ!話しベタや人見知りが武器になる話し方テク満載の一冊。
「発声」に注目した『声から変える話し方の本』です。声を変えることによって、仕事でもプライベートでも、様々なメリットがあります。「声は生まれつきのもの」「いまさらどうしようもないもの」ではありません。メンタル面、NLPなどの心理学的なアプローチ&フィジカル面、表情・見た目から声を変える簡単ボイストレーニング(DVD付き)。心と見た目の両方からのアプローチで、すぐに変化を実感できます。
国際的・大衆的メガイベントであるオリパラと「言語」の錯綜した関係性を、政策的問題、過去の大会の検証等から多面的に考察する。
もくじ
■巻頭コラム
田尻英三「「日本語教育の推進に関する法律」の成立と今後の課題」
■特集 オリンピックと言語
佐野直子[序論]「「オリンピックと言語」その議論の射程」
小澤考人「オリンピックと「多言語対応」再考ーー何のための多言語対応か?」
塚原信行「バルセロナオリンピックの言語政策的レガシー」
藤井久美子「オリンピック開催と多言語対応ーー東京と北京の場合」
インタビュー「オリンピック通訳の仕事ーーアンドリュー・ミーハン(右田)さんに聞く」(聞き手:塚原信行)
座談会「《人生の家賃》--1964年東京パラリンピック「語学奉仕団」を語る」(聞き手:佐野直子)
安田敏朗「特集に寄せて」
■コラム
佐野直子「もし運動音痴の言語オタクがスポーツ観戦したら」
■書評
中島武史(著)『ろう教育と「ことば」の社会言語学ーー手話・英語・日本語リテラシー』(評者:武居渡)
康潤伊、鈴木宏子、丹野清人(編著)『わたしもじだいのいちぶですーー川崎桜本・ハルモニたちがつづった生活史』(評者:大友瑠璃子)
川上郁雄、三宅和子、岩崎典子(編)『移動とことば』(評者:パトリック・ハインリッヒ)
■連載報告 多言語社会ニッポン
琉球弧の言語(20回)水野暁子「ニライカナイのある海が繋げてくれたーー竹富島と私と言葉」
移民の言語(9回)ゴロウィナ ・クセーニヤ「日本におけるロシア語話者の様相およびロシア語の継承」
手話(11回)木村晴美「日本手話の習得を妨げている社会的要因」
■小特集 多言語状況研究の20年を振り返る
原聖「「多言語社会研究会」創設の経緯」
ラウンドテーブル「多言語状況研究の20年を振り返る」[登壇者]大河原眞美:法と言語学会、かどや ひでのり:「社会言語学」刊行会、定松文:多言語社会研究会、庄司博史:多言語化現象研究会、平賀正子:社会言語科学会、村岡英裕:言語管理研究会、山川和彦:日本言語政策学会[司会]佐野直子
■「多言語社会研究会」研究会一覧
■近刊短評
言語学、心理学、工学など、様々な立場からレトリックを研究し、意見交換する場を提供することを目的とした日本語用論学会メタファー研究会の発表を中心としたシリーズ。第1巻では、キックオフミーティングの内容を中心に、ナラティヴや会話分析を含むメタファーに対する各アプローチの背景的概念説明を含み、メタファー研究の現在が展望できる。
執筆者:鍋島弘治朗、杉本巧、片岡邦好、内田聖二、大森文子、内海彰、後藤秀貴、楠見孝
第1章 脳科学とメタファーー身体性研究がいかにLakoff&Johnson(1980)の予見を実質化したかー 鍋島弘治朗
第2章 会話分析とメタファー 杉本巧
第3章 メタファーと身体表象ー発語から談話への展開と変容についてー 片岡邦好
第4章 関連性理論からみたメタファー 内田聖二
第5章 計算論的アプローチによるメタファー研究の最新動向と展望 内海彰
第6章 人の心と空模様ーシェイクスピアのメタファーをめぐってー 大森文子
第7章 〈感情は液体〉メタファーの成立基盤と制約ー概念メタファーの「まだら」をめぐってー 後藤秀貴
第8章 三島由紀夫『金閣寺』における比喩の認知的分析 楠見孝
「構文」の持つ全体性や形式と意味の固定化・慣習化、また実際の言語運用や歴史的変化事象について、とりわけ「主観性」という観点から論じる。言語学・英語学・日本語学の分野を越えて編まれた意欲的な一冊。
■「まえがき」より
本書は、言語学・英語学・日本語学の分野を越えて「構文」に関心を寄せる研究者が集い、通言語的な研究発展をめざして2018年から進めてきた研究の成果です。
「構文」の定義は研究者により異なりますが、本書には、文の全体性に着目しているという重要な共通点があります。文は、いくつかの構成要素が様々に結び付けられ実に多様な意味を表すことができますが、さらに、結び付けられた全体は、その全体が表す意味との結びつきが固定的になり、もはや要素の総和では得られない意味に拡張することがあります。構文の持つこうした全体性や類型性、形式と意味の固定化や慣習化の問題は、言語の別を問わず、実際の言語運用や言語の歴史的変化事象と関わり、言語を論じる上でとても重要なものです。この観点から具体的な言語現象を考察すること、これが本書の第一の課題です。
さらに、本書では、「構文」を「主観性」という観点から論じることを第二の課題としました。
発話者の認識や判断、心情に関する意味がどのように言語形式で表されるかについての研究は、今に始まったことではありません。従って、言語の形式と意味を論じる概念としての「主観性」とは何か、この概念をどのように捉えれば、どのような言語現象を説明するのに有効なものとなるのかということも、言語学・英語学・日本語学の分野それぞれにおいて長い時間をかけて論じられてきました。しかし、近年、新たな言語理論、特に認知言語学を基盤とした「主観性」概念が急速に通言語的に用いられるようになり、それにつれて従来の説明概念である「主観性」との差異など、問題点も浮き彫りになりつつあります。本書では、こうした研究状況の中で、個別言語を考察対象として発展してきたそれぞれの研究分野の土台を尊重しつつ、さらに通言語的な考察も深化させるために、「主観性」概念そのものを改めて相互に考察することとしたのです。
この試みは大変難しいものであり、「主観性」とは何かについて根本から考えることにもなりました。「構文」を「主観性」の観点から論じる前に、一度立ち止まって「主観性」概念をきちんと整理し考察する必要があることを痛感したということも、一つの成果と言えるのかも知れません。分野横断的に学び合う中で突き当たった問題は、この論文集の読者の方々とともに、今後も引き続き考えていくべきものと思います。
15か国語を操るマルチリンガルが明かす、日本語が話せれば、世界中の言葉が話せる!?マルチリンガルだけが身につけている「音素」を世界ではじめて語学学習に応用!あなたの語学の才能が開花する!全言語対応。
年令や性別を問わず、多くの人に愛されているクロスワードパズルの本です。タテヨコに言葉を書き入れるおなじみのクロスワードを、バリエーションも含め56問収録しました。
選び抜かれた良問で満足度No.1!
「言葉とコミュニケーション」は、哲学の問いであり、「私」の問いである。
美味しさを伝えるには、「言葉が奪われる」とき、言い換えの力、ジェンダーを表す単数のthey…。日常の問いを哲学につなげ、柔らかな言葉で新たな可能性を探る。「紀伊國屋じんぶん大賞2023」第2位に輝いた『言葉の展望台』、『言葉の風景、哲学のレンズ』に続くエッセイ集。
「コミュニケーションについて考えるなかで徐々にわかってきたのは、目の前の相手としっかりと向き合うためには、ときに自分自身で物事を決めるのを中断し、相手に身を委ねる必要があるということだ。私の言っていること、私が発話を通じてしていること、そして会話のなかで現れる私とあなたの関係、そのいずれも、私単独で決めることではなく、私とあなたのあいだで相互的に調整されることであって、だからこそときには自分の意志を引っ込めてあなたのやりかたに合わせることもできる。」(本書より)
【目次】
レンコン団子の美味しさ
言葉が奪われる
「卒煙支援ブース」へようこそ
「生き延びましょう」とあなたへ向けて
自分自身を語るために
いま、ここから、私が投げかける言葉
会話の事故
哲学者に語れること
突如、迫りくる
理想的な言語、不完全な言語
あれ、そうだっけ
呼びかける言葉
「何を話せばいい?」に応える年齢別・立場別“使える文例”。主賓の成功法則「ふるまい」「話し方」「マナー」ここがポイント。
声を変えれば人生が変わる、仕事もうまくいく。ウワサのボイストレーナーが教える、愛される「声」と信頼される「話し方」。
プレゼン、営業、電話応対、オンライン会議、動画撮影…and more.
「声トレ」本売上No.1著者の最新ノウハウ!
(『「話し方」に自信がもてる1分間声トレ』ダイヤモンド社)
佐々木常夫氏(東レ経営研究所)、河原成美氏(博多一風堂)、政治家など4万人にアドバイス!
セブン&アイHD、プルデンシャル生命、総務省、メガバンクなど400社の研修に続々採用された
「声の出し方」「話し方」トレーニングを公開!
「いい声」で話せば、説明力、説得力もアップします!
アメリカのデューク大学が792人のCEOの男性を対象に、
声の音程、年収、経営している会社の規模を調査したことがあります。
その結果、低い声の持ち主は、そうでない人と比べて
18万7000ドル(約2900万円)も年収が高いことがわかりました。
そのほかのアンケート調査などでも、低音ボイスや「モテ声」の持ち主が
役職、管理職につきやすいことや、「自分の声が仕事で有利に働いた」と
感じている人が多いことなどがわかっています。
声のよさと年収の高さは、比例しているのです!(「はじめに」より)
第1章 なぜ、「声」と「話し方」を変えるだけで年収が上がるのか?
第2章 「1日1分」、3つの「声トレ」であなたの声が生まれ変わる!
第3章 「1日1分」で声が生まれ変わる! 「呼吸」トレーニング
第4章 「1日1分」で声が生まれ変わる! 「滑舌」トレーニング
第5章 「1日1分」で声が生まれ変わる! 「発声」トレーニング
第6章 一流経営者が実践! 13の「声テク」
プレゼン、交渉、雑談…すべては1秒で決まる!
元日本テレビアナウンサー魚住りえによる、
瞬時に人を惹きつける、声の磨き方、抑揚のつけ方、表情!
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改めて考え見ると、「1秒」はほんのわずかな時間ですよね?
実際、「あ、」と言葉に出している間に過ぎていってしまいます。
でも、そのほんのわずかな時間が相手に与える印象、相手から受ける印象を大きく変えてしまうのです。
たとえば、あなたがこんな場面に遭遇したら、相手に対してどんな印象を持つでしょうか?
・ここからが話の大事なところというタイミングで、友達がスマホを取り出した
・注文を取りに来た店員さんが「はいはいはいはい」と矢継ぎ早な相槌を打ってきた
・商談相手が挨拶を交わしてすぐに腕時計をチラ見した
・初めて食事に行った気になる相手が、癖なのか、貧乏ゆすりが目に入る
・上司に相談していたはずが、「それでね」のひと言で切り返えされた後、相手の愚痴を聞くハメに
どれも些細な言動かもしれません。でも、どの場面でもいい印象は持ませんよね?
「え!? この人、なんかちょっと失礼かも?」と感じるのに必要な時間は、
1秒にも満たない相槌や言葉、態度で十分です。
しかも、一度、定着した相手の印象は半年近く変わらないことが心理学の研究でわかっています。
そして、それは人に与える好印象、人から受ける好印象でも変わりません。
私たちが初めて会った人を「この人、いいな」と思い、身
近にいる誰かのことを「やっぱり、この人はステキだな」と感じるのに必要な時間もまたわずかなもの。
ちょっとした立ち振る舞い、話し始めの声のトーン、相槌、返してくれた言葉、話を聞いているときの所作など、
ほんの1秒で伝わる何かが好印象につながっていくのです。
この本では、出会い頭の1秒、会話の最中の1秒、別れ際の1秒、あの人のことを思い出したときの1秒など、
コミュニケーションの間に生じる「特別な1秒」に焦点を当てて、
あなたの周りにいる大切な人たちにステキな印象を残す方法を掘り下げていきます。
ぜひ本書で「1秒」を見事に操り、あなたの味方につけてください!
世の中には、これを言われると何も言えなくなってしまうという理不尽な言葉があふれています。本書は、そんなキツイ一言をやんわり切り返すためのシンプルな(でも効果抜群の)テクニックを解説した本です。とっさに使える便利な切り返しフレーズも満載。「大人の対応力」が身に付く一冊です。