【ヤンキー×王道×異世界ファンタジー】の決定版、超待望の第14集!!
東日本最強の族“渋谷サタン”のヘッド・山口二鷹は、
異世界のお姫様・リグレットに“サタン違い”で召喚されてしまう。
姫は、世界を絶望で埋め尽くす帝国を滅ぼすべく
予言書に示された“魔王の力”にすがったのだーーー。
かくして帝国軍八武衆を次々と撃破する二鷹達。
リグと共に大冒険を続ける中、
明らかになった“謎の力”の正体…!
一行は氷の精霊王に出会い、
世界のほぼ全域が、帝国により既に滅ぼされている
という驚愕の真実を知らされる…!!
そして舞台は機械大国ビスト・ロメイアへ!!
住人のセバス、ネピから救って欲しいと
懇願された、その人物は帝国軍八武衆の
一人、ヴィア嬢であった…!!
際限の無い苦しみと悲しみを乗り越えーーー
ヴィア嬢の父にして八武衆最後の一人、
“全ての元凶”バルルキアに立ち向かうッ!!
男の熱血を、拳に!!女の熱血を、瞳に!!
熱血の全てが、ヤンクエにある!既刊、大重版御礼!!
みなさんは、「狂言」を知っていますか?
狂言は、日本の伝統的な演劇のひとつで、セリフによって物語が進んでいく喜劇(人を笑わせる演劇)です。
そのみりょくは、ふつうの人の少し情けなかったり、しかし、かしこかったりする姿を、笑いに包んで見せることで、人間の愛すべき性質を伝えているところ。だれにも欠点はあるし、失敗もするけれど、でも人間っていいものだなあと思える演目がたくさんあります。
この本では、狂言の歴史や、動きと言葉、舞台や装束などに加えて、人気の演目のあらすじをしょうかいします。
この1冊で、きみも「狂言」がわかる!
大蔵流狂言方 山本則重氏のインタビューも収録。
(学校・公共図書館用の書籍です。)
昭和15年〜20年、空前の戦雲、戦火ー。黙々と処した精神の軌跡。
歴史ある児童文学の同人誌「牛の会」に長年所属し、物語を書きつづけてきた著者による書き下ろし作品。昭和26年、戦後間もない東京を舞台に、昭和の庶民の生活が、小学三年生の主人公すずの成長と引き取った愛犬デルを通して活写される。富山の薬売り、ケロチン、とうさまの「魚の目」手術とマーキュロ、校歌の作詞、犬とのボール遊び、運動会の応援歌、夏の花火と幽霊、ベーゴマ遊び、黄金バットの紙芝居、写真機、祭りの屋台のヒヨコ、そんな昭和の光景が万華鏡のように描かれると同時に、父親の酒癖の悪さや、金銭にまつわる夫婦の攻防がリアルに、時にちょっとユーモラスに披露される。かみ癖のあるデルの失踪と事故、辛い顛末のあとにやってくる結末は、明るい希望に包まれ、著者の、すべての生き物へ注がれる真の愛情が伝わってくるようだ。また、『十五少年漂流記』『ハイジ』『小公子』『フランダースの犬』など、すずが折々に読む「少年少女世界文学全集」は誰にとっても懐かしく、きっと文学少女・少年だった読者の琴線にふれることだろう。児童文学の枠を超えた、「大人と少年少女のための」文学の誕生である。
一、デルの来た日
二、来客
三、外科手術
四、校歌の作詞
五、虎屋の羊羹
六、お盆
七、ベーゴマ
八、写真機
九、記憶
十、逃亡
十一、大けが
十二、生と死
十三、デルの子
解説〈皿海達哉〉
桜丘小学校の運動会で毎年六年生が挑んできた組体操「人間タワー」。しかし危険性が取りざたされ中止に!?強硬なタワー推進派の珠愛月先生、冷めた目で反対を主張する文武両道な男子・青木、誰もが納得する道を探ろうとする同級生の澪…教師、児童、親、様々な人物の思いが交錯し、胸を打つラストが訪れる!
将軍家斉から武芸帖編纂所頭取を命じられた新宮鷹之介。そこへ幼なじみの大沢要之助が訪ねてくる。火付盗賊改を務める要之助の上司が、不審な死を遂げたのだという。さっそく編纂所の仲間と調べ始めた鷹之介の前に明らかになった真相とはー。武芸帖編纂所の変わった“同僚たち”と繰り広げられる笑いあり涙あり、爽快感抜群の作品。待望のシリーズ第二弾。
[ドラッグ×陰謀論!!!!現代の禁忌に迫る話題作、第2集!!!!]
安堂組と手を組み、
新麻薬“ブラザーズ”の流通網を
急拡大させた立花兄弟。
しかし、兄・錠治の脳裏に浮上する、ある疑惑ーー
新麻薬のレシピを、
弟・哲雄はどうやって手に入れた……!?
隠された謎が明らかになる時、
兄弟と陰謀論者集団“ナナシ会議”の運命が、
大きく交わり流転するーー。
驚愕戦慄の“ドラッグ×陰謀論”サスペンス、
現代の闇を深く抉る、覚悟の第2集!!!
連続殺人を犯した死刑囚だけが収容される超法規的機関『JSDE』その内部で繰り広げられるのは、殺人鬼VS殺人鬼による死刑執行サバイバル!!地獄のような舞台に降り立ったのは、可憐な美少女にして、犯罪者ばかりを殺す処刑人『周防理沙』彼女がJSDEで殺戮を続ける理由とは……!?
まわり道しなければ、たどり着けない場所があるーー。
若き日の著者の、人生を決めた旅立ちの物語。読んだ人に深い感動と変化をもたらした話題の書が、待望の文庫化。
第七回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞作。
大学4年のある日、オオカミの夢を見た。自然写真家を目指していた著者は、導かれるように1冊のオオカミの写真集と出会う。「ダメもとくらいの挑戦をしないと、人生は面白くない」と語る著者は、その世界的な写真家ジム・ブランデンバーグに弟子入りを直接志願するため、単身アメリカに旅立つ。
ミネソタ州北部に広がる森と湖の世界「ノースウッズ」の入り口へたどり着き、ジムの家がその先にあると突き止めると、カヤックにキャンプ道具を積み込み、水上の旅へ。深い北国の森と無数の湖、様々な野生動物との出会い。8日間の旅の末にたどり着いた場所で、ついにジムとの対面を果たすがーー。
臨場感あふれる自然描写、不安に揺れ動く心情を正直に素直に描く、著者のかざらない姿に、いつしか共感し励まされる。自分の足で歩き、自分の目で見て、人と出会うことの大切さを教えてくれる、人生の羅針盤となりうる一冊。
著者による「文庫版あとがき」追補。
文庫解説:松家仁之(小説家)
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。
娘を喪った青子と、病を宣告された茅乃。
〈あたりまえ〉から放り出されたその先で、私たちはもう一度生きると決めた。
喪失の彼方のうららかな場所を描く、第166回直木賞候補作。
(あらすじ)
ふいに断ち切られた日常を前に立ち竦む青子と茅乃は、10年ぶりに再開した合気道をきっかけに、かつての仲間たちと再会する。
大人になり、痛みを知った男女4人の交流が胸を打つ……
◎白尾悠氏、絶賛!
少し離れたところから、光を届けてくれる誰かがいる。
“ひとり”の中に“あなたと私”がある。
『新しい星』は私たちの孤独を、そして孤独の中で共に存るということを、祝福する小説なのだ。
(解説より)
・新しい星
・海のかけら
・蝶々ふわり
・温まるロボット
・サタデイ・ドライブ
・月がふたつ
・ひとやすみ
・ぼくの銀河
解説 白尾悠