往年の名ソプラノ歌手たちによる、R.シュトラウス名場面集
R.シュトラウスの作曲手法の巧さと、抒情的で美しいメロディー。どこかに皮肉っぽさを感じさせ、さらには諦念さえたたえた彼の音楽を、往年の名歌手たちによって聴くことができるアルバムです。
1、2、4、5はそれぞれの全曲盤からの抜粋。3はヴァルヴィーゾ&ウィーン・フィルによってハイライトとして録音された盤から。7は、シリアの濃密劇的な緊張感で圧倒されるフィナーレを。6にカラヤン指揮による『7つのヴェールの踊り』を収録。(ユニバーサルIMS)
【収録情報】
R.シュトラウス:
・『アラベラ』より「だけど本当に、私のための人がこの世にいるのなら」
リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ:アラベラ)
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ:ズデンカ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ゲオルク・ショルティ(指揮)
録音:1957年(ステレオ)
・『ナクソス島のアリアドネ』より「すべて無駄だった…すべてのものが清らかである国がある」
レオンティーン・プライス(ソプラノ:プリマ・ドンナ)
エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ:ツェルビネッタ)
バリー・マクダニエル(バリトン:ハレルキン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ゲオルク・ショルティ(指揮)
録音時期:1977年(ステレオ)
・『ばらの騎士』より第3幕の三重唱
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ:元帥夫人)
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ:ゾフィー)
エリザベート・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ:オクタヴィアン)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ(指揮)
録音:1964年(ステレオ)
・『エレクトラ』より「独りだ、ああまったく独りきりだ」
ビルギット・ニルソン(ソプラノ:エレクトラ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ゲオルク・ショルティ(指揮)
録音:1966-67年(ステレオ)
・『影のない女』より「ねえ…乳母よ…ねえ」
レオニー・リザネク(ソプラノ:皇后)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ベーム(指揮)
録音:1955年(ステレオ)
・『サロメ』より『7つのヴェールの踊り』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1960年(ステレオ)
・『サロメ』よりフィナーレ「物音ひとつしない」
アニヤ・シリア(ソプラノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)
録音:1973年(ステレオ)
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ドゥンネは、今夜、ちっともねむれません。ああ、あしたがまちどおしい!だって、とおくの町へひっこしてしまっただいすきな友だちと、あえるんだもの。-スウェーデンの人気作家コンビによる絵物語。
きょうは、ぼくのたんじょうび!ムーミントロールは、朝からわくわくしていました。ところが、ともだちはだれもおめでとうをいってくれません。なぜ…?年にいちどのたんじょうび。ともだちへのプレゼントをこっそりじゅんびするなかまたち…。おたんじょうびのしあわせな気持ちを伝えるムーミン谷の絵本。
初出! ニルソン/『トリスタンとイゾルデ』(3CD)
日本人に馴染みが深いながらも、残された録音の少ないローゼンストックによる貴重な演奏です。奇をてらうこと無く、一音一音悠然と且つ雄弁に音を操り圧倒的な感動を生み出します。
歌手陣も好調。名演奏です。(arbre)
【収録情報】
・ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』全曲
ビルギット・ニルソン(イゾルデ)
カール・リーブル(トリスタン)
ジェローム・ハインズ(マルケ王)
アイリーン・ダリス(ブランゲーネ)
ウォルター・キャッセル(クルヴェナール)
カルヴィン・マーシュ(メロート)、他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
ジョゼフ・ローゼンストック(指揮)
録音時期:1961年3月18日
録音場所:ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場
録音方式:モノラル(ライヴ)
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プッチーニ:『トゥーランドット』(2CD)
ニルソン、ビョルリンク、テバルディ、ラインスドルフ&ローマ歌劇場
【収録情報】
・プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』全曲
トゥーランドット:ビルギット・ニルソン
カラフ:ユッシ・ビョルリンク
リュー:レナータ・テバルディ
ティムール:ジョルジョ・トッツィ
ピン:マリオ・セレーニ
パン:ピエロ・デ・パルマ
ポン:トマゾ・フラスカーティ
アルトゥム:アレッシオ・デ・パオリス
役人:レオナルド・モンレアーレ
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
録音時期:1959年7月3-11日
録音場所:ローマ歌劇場
録音方式:ステレオ(セッション)
原盤:RCA
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