ペレルマンがサーストンの幾何化予想を解決してからすでに10年が経ち,その手法はすでに幾何学の基礎になりつつある。本書ではその手法を最小限の知識を前提として解説することを試みた。
直接解決に用いられたリッチフローの解析について述べるだけでなく,予備知識がない読者でも幾何化予想の内容を無理なく理解できるよう最初にページを割いて3次元多様体論,とくに幾何構造と標準分解について述べた。リッチフローに関しては最大値原理やコンパクト性定理など基本定理について初歩から論じ,これらの準備のもとにペレルマンの主要なアイデアを解説していく。また原論文を読もうとする意欲ある読者の指針となるように,最後に予想の解決の技術的な議論を概観した。
序文
第1章 幾何構造と双曲幾何
1.1 幾何構造の一般論
1.2 双曲モデルと双曲変換
1.3 双曲三角形の比較定理
1.4 多面体による構成
1.5 体積有限双曲多様体の構造
1.6 ファイバー束の幾何構造
1.7 幾何モデルの分類
第2章 3次元多様体の分解
2.1 PL-構造と微分構造
2.2 3次元多様体内の曲面
2.3 Heegard 分解と素因子分解
2.4 ループ定理と球面定理
2.5 ザイフェルト多様体
2.6 JSJ-分解
2.7 幾何化予想
第3章 リッチフローの基本定理
3.1 方程式と特殊解
3.2 初期値問題
3.3 最大値原理の一般論
3.4 最大値原理の応用
3.5 ヤコビ場の評価
3.6 局所評価
3.7 コンパクト性
第4章 リッチフローの特異性
4.1 局所L-幾何
4.2 局所非崩壊定理
4.3 共役熱方程式とL-幾何
4.4 リーマン幾何からの準備
4.5 非負曲率空間の幾何
4.6 κ解の性質
4.7 κ解の分類
4.8 標準近傍定理
4.9 特異時刻における連結和分解
4.10 長時間挙動
付録 ファイバー束と接続
参考文献/索引
1:■鍵盤と五線譜
2:■楽譜に関するきまりごと
3:■音符・休符一覧
4:■繰り返し記号と演奏法
5:【曲目】
6:キセキ
7:やさしくなりたい
8:スターライトパレード
9:高嶺の花子さん
10:ひまわりの約束
11:新宝島
12:ケセラセラ
13:ヒロイン
14:恋
15:前前前世(movie ver.)
16:打上花火
17:マリーゴールド
18:Lemon
19:まちがいさがし
20:あなたがいることで
21:愛にできることはまだあるかい(Movie edit)
22:白日
23:残響散歌
24:イエスタデイ
25:うっせぇわ
26:ドライフラワー
27:怪物
28:紅蓮華
29:虹
30:猫
31:夜に駆ける
32:Subtitle
33:それを愛と呼ぶなら
34:アイドル
35:祝福
36:おかえりらぶっ!
37:カナタハルカ
38:なんでもないよ、
39:Habit
40:W/X/Y
41:新時代
42:地球儀
43:クラクラ
44:勇者
45:絆ノ奇跡
46:オトナブルー
47:Magic
48:ちゅ、多様性。
49:青のすみか
50:第ゼロ感
51:花になって
52:唱
53:劇場
54:Anytime Anywhere
55:コロンブス
56:僕のこと
57:Soranji
58:ライラック
59:青と夏
60:点描の唄(feat.井上苑子)
61:I wonder
62:NIGHT DANCER
63:はいよろこんで
64:晩餐歌
65:百花繚乱
66:ビターバカンス
67:夢中
68:Bye-Good-Bye
69:倍倍FIGHT
70:かわいいだけじゃだめですか?
71:わたしの一番かわいいところ
72:愛スクリ〜ム!
73:GOOD DAY
74:IRIS OUT
75:イイじゃん
76:劇上
77:タペストリー
サハリン島で見られる維管束植物の最新「国勢調査」のモノグラフ。ロシアと日本の間での学名見解の違いも明らかにした。自生植物1,186種,分類に課題がある18種を「検討種」として解説し、保全生物学につながる絶滅危惧種・外来種の現状も取り上げた。「調査」は,日本側に残されている戦前の樺太(主に南サハリン)標本,2000〜2007年におこなった北サハリンを含む日ロ共同サハリン島調査での採集標本,そしてロシア側に保管されている標本や,これまでの日本・ロシアから出されたフロラ・レヴィジョン・図鑑・論文などに基づいておこなった。採集年・採集者名、採集地の和名・ロシア名・場所、サハリン州の絶滅危惧種のリストも追加した。北方地域に興味を持つ植物のみならず動物や昆虫の研究者必携の書。大学図書館や地域の博物館・標本庫、天然記念物保存・調査に関わる文部行政「機関」や教育委員会にも必要不可欠な書。
Plate
要約
Summary
はじめに
第1章 サハリン島の自然環境
1.地理・地形と地質・地史
2.気候環境
第2章 サハリン島の植物
1.植物研究史
2.地域フロラ
3.種数と多様性
4.島内の植物地理区
5.植生・植生史
第3章 サハリン島の維管束植物リスト
凡例
シダ植物
裸子植物
被子植物・基底群
被子植物・単子葉類
被子植物・真正双子葉類
第4章 サハリン島の植物分類地理
1.植物調査の量,密度と範囲
2.地理分布
3.染色体数と分子系統地理
4.保全生物学:「絶滅危惧種」と「外来種」
Appendix
Appendix1 サハリン島の維管束植物標本採集者記録
Appendix2 サハリン島の植物標本採集地名索引
Appendix3 サハリン州(サハリン・千島)の絶滅危惧植物リスト
Appendix4 Plateデータ一覧
引用・参考文献
おわりに
事項索引
和名索引
学名索引
最低音域を担当することからアンサンブルの「縁の下の力持ち」ともいわれるコントラバスを深く理解して、「アドリブソロを弾きこなす」「セッションに参加して音楽で人と会話する」ために必要な知識を凝縮した初級者から中・上級者まで使える一冊。
はじめに
第1章 コントラバスの魅力ーー一生の趣味として
1 なんといっても、そのサウンド(ルビ:音)
2 音楽での役割
3 楽器本体の形の多様性
4 演奏人口の少なさ
コラム 一般の方からの質問にお答えします1
第2章 コントラバスの基礎知識
1 コントラバスの歴史
2 コントラバスの名称の多さ
3 エレキベースとの相違点と共通点
4 クラシック用とジャズ(ポピュラー音楽)用の違いはあるのか
5 コントラバスの各部の名称と役割
6 弦について
7 調整の重要性
コラム 一般の方からの質問にお答えします2
第3章 コントラバスを手に入れよう
1 コントラバスの価格帯
2 メーカーよりもリペアマン
3 楽器本体以外に必要なものとあると便利なグッズ
コラム 一般の方からの質問にお答えします3
第4章 練習をしよう
1 伝統的な教材や練習との向き合い方
2 TAB譜というものの存在
3 本質的にうまくなっていくための練習手順
コラム 一般の方からの質問にお答えします4
第5章 セッションに繰り出そう
1 セッションについて
2 ベーシストとしてセッションに必要なスキルとは
3 よくあるセッションのルール
コラム 一般の方からの質問にお答えします5
第6章 コントラバスを一生の趣味にするために
1 曲の成り立ちと曲を覚える重要性
2 メロディーに挑戦しよう
3 音源を聴く意義と楽しさ
4 いい仲間を見つけてやりたいこと
おわりに
認知症の専門医が知らなければならない脳病理とはどのようなものなのか…?臨床能力を高めるためにあなたは何をしなければならないのか?目前に悩む患者が求めるものは何なのか?臨床の現場では、日々の診断に迷い、いつも治療に新たな課題が突き付けられています。本書は、認知症の専門医を目指す医師や臨床医にとって、臨床神経病理学の知識の習得と整理、および目の前の患者に対する理解と臨床に必ず役立つものと自負しています。
ビッグデータという新語が流行している。だが、日本人は統計の新語や数字にいつもふりまわされるだけで、その本当の意味がわかっていないのではないか。実は日本人は数字の使い方が下手なのだ。本書では、数字や統計学との正しい向き合い方を紹介。「商談での交渉に」「やりたい企画を通すとき」「重要な決断で」数字を使う方法。
海の環境破壊が進む今日、本書では「オーシャン・ガバナンス」として自然科学はもとより社会科学の諸分野も含め、課題をトータルに取り上げ、人間と海との共存という変わらない人類のテーマを追究する。
日本国内にある多国籍・多文化チームでリーダーを務める日本人の動的思考プロセスの外在化・視覚化を試みる論集。
プロローグ 多文化チームと日本人リーダーの思考プロセス
第1章 国内多文化チームにおける日本人リーダーの認知的志向性とその動態
第2章 国内多文化チームにおける日本人リーダーの認知的志向性の継承モデル
第3章 研究方法における分野横断的な試みーM-GTAと談話分析の接合
第4章 認知的複雑性と「コンテクスト・シフティング」
第5章 文化的多様性と「多元的察し」-日本的コミュニケーションの可能性
第6章 多文化チームの活用ーコンテクスト・シフティングとファシリテーション
エピローグ 日本的労働環境における多文化チームと日本人リーダーの動的思考プロセス
高校生物の教科書の執筆や大学入試の関連業務に長年、携わってきた著者による生物学の入門的教科書。
高等学校で「生物基礎」(2単位)は履修したが「生物」(4単位)は学習してこなかった学生が、大学で受講する生物学の講義をなるべくストレスなく学べるようにとの思いから、さまざまな工夫を施した。
具体的には、章のはじめに「高校「生物基礎」で学んだこと」を設け、その章の内容がスムースに学習できるようした。また学習の敷居(壁)を低くするため、説明にあたっては、難しい言い回しを避けて、できる限りやさしく表現するように努めた。さらに、練習問題を各章末に配して、その章で学んだことの理解が深められるようにした(巻末に解答を掲載)。
22ヶ国でスタートアップを支援するCEOがシリコンバレーの成功の秘密を初公開!…答えはすべて、本書の中にあります。
進化工学的アプローチ、ゲノム構造の再編成から「生命らしい」システムの構築、進化の戦略までさまざまな方法論とアイデアで「永遠の謎」に迫る。
時には雲よりも高い場所で咲く高山植物。その小さく可憐な姿には、登山中どんなに疲れていても目を留めてしまう。ただ、少し立ち止まって考えてほしい。高山植物が私たち以上に過酷な場所に根を張っていることを。氷点下をはるかに下回る極寒の地。尾根に吹き荒れる強風。3か月とない生育シーズン。こんな過酷な環境で高山植物は日々を送っているのだ。なぜこんな厳しい世界であるにもかかわらず、高山植物は生き抜くことができるのだろうか。どうやって次世代に命を繋いでいるのかー。そんな可愛らしい花たちのしたたかな生存戦略の秘密を、30年以上高山植物一筋で研究してきた著者が鮮やかに描く。読めば“高嶺の花”を求めて山に出かけたくなる一冊!
ランドスケープ・生物多様性・遺伝子。さまざまなスケールで「生態系」をとらえ、自然再生のためのフレームワークを示す。
軽工業、重工業、そして21世紀は質量ゼロのものづくり「超軽工業(ちょうけいこうぎょう)」へ──
『融けるデザイン』の渡邊恵太氏が解き明かす、「デジタル前提」時代の設計工法
本書は、UI/UXデザインのみならず、DX、IoT、メタバースなど、デジタル技術を前提とするこれからの「ものづくり」とデザインにおける新たな指針を提供するものです。
メタメディアであるコンピュータを用いてデジタルなものづくりをする真の意味と可能性を紐解きつつ、この限りある自然資源を保ちながら限りない人間の欲望を処理し、豊かな社会を実現するためには、「DX(デジタルトランスメーション)」だけでなく「PX=フィジカルトランスフォーメーション」が必要であることを提示します。そして、物質中心の従来の産業構造からの脱却と、デジタル技術を活用した新たな価値創造を探る産業概念「超軽工業」を提唱します。
何を物質(フィジカル)で作り、何をソフト(デジタル)で作るのか、反転する世界の再設計に向けた本質的な発想転換へと読者を導く一冊です。
◆「包摂」と「排他」から「内なる国際化」を求めて◆
国際平和・途上国支援・経済社会開発。在留外国人・労働者や留学生、移民、国内社会の統合や社会問題解決の道のり。阪神淡路大震災や東日本大震災での国際協力・支援、難民、移民の現状等を直視し、「包摂」と「排他」から「内なる国際化」を求めて。せりけんシリーズ第3弾。
『国際協力と多文化共生(信山社新書)』
芹田健太郎 著
【目 次】
はしがき
序 多文化共生と国際協力の出会い(JICA基調講演)
1 NGO・市民社会・災害支援のこれからーー阪神・淡路大震災から二五年 四半世紀の歩みと「いま」(CODE「二〇一九年度CODE寺子屋 鼎談録」から)
2 ボランティアとNGO
一 ボランティアを問うー阪神・淡路大震災から
二 NGOとNPO-「排除の論理」より「包摂の論理」を
3 国際協力の意義
一 国際協力の基礎
二 政府開発援助
三 多国間協力
4 外国人労働者と移民
はじめに
一 カナダ、オーストラリア
二 イギリス、フランス、ドイツ
三 文化について
四 日本の課題
5 「住民として生きる」多文化共生社会の生活基盤の整備ー永住外国人の公務就任権・昇任権
はじめに
一 いわゆる「当然の法理」
二 平成一七年一月二六日最高裁大法廷判決と原審東京高裁判決との対比
三 個別意見・反対意見から浮かび上がる判決の問題点
四 兵庫県の現状と提言ー結びにかえて
五 地方自治体と「住民」の権利ーー大阪府「国際平和都市宣言」(一九八八年三月)に関する提言
結 「最後の一人まで」唱えた思いー救援の哲学、阪神・淡路後に浸透誰かが取り残されていないか問うこと
〈付1〉 二一世紀における国際法の役割(中国社会科学院)
〈付2〉 地球環境保全・生物多様性確保への道ー自然と人間
はじめに
一 自然と人間
二 文学作品に読む
おわりに
あとがき
消滅可能性自治体という言葉が話題になった。20〜30歳代の女性人口の少なさが基準となっているようで、ショックを受けた自治体も多い。それ以外にも人口減、高齢化、大都市への人口流出、少子化など、さまざまな要因によって都市の存続や生活手段の維持が危ぶまれている。
では、そもそも都市とは何なのだろうかという点から考えてみたのが本書だ。歴史的にみた都市の形態やその発展の様子、世界にはどのような都市があり、都市での生活の実態や都市の持つ魅力、都市のデザイン、グローバル・シティの利点と弱点、さらには持続可能性などを考えていく。その中から生み出されてきたのが「15分都市」という考え方だ。
15分都市とは、生活、仕事、買い物、医療、教育、自己啓発という6つの必須な社会機能に15分以内に徒歩または自転車でアクセスでき、社会生活にとっても地球環境にとっても持続可能となる新しい都市モデルのこと。2020年にパリ市長が都市計画作成に盛り込んだことで注目を集め、コロナ禍の影響でさらに関心が高まった。世界の人口の大半が大都市に集中し、文化、環境、技術、経済など人類の発展における主要な問題が集中する都市地域の改革は今や喫緊の課題だ。本書では、私たちの生活空間や有用な時間との関係について問いかけ、よりよい暮らしのための新しい都市の在り方を提案する。
序文 リチャード・セネット
はじめに 都市に住む権利、都市で生きる権利
第1章 生きている都市ー過去の都市、今日の都市、未来の都市:生きる場所
第2章 気候への課題ー環境変動にさらされた街と都市生活
第3章 都市の複雑性ー多様な顔を持つ都市:不完全、未完成、脆弱な都市
第4章 都市に生きる権利ー都市への権利から都市の中で生きる権利へ
第5章 持続可能な大都市ー街は何よりも長く続いていく
第6章 近接性の実験ー15分都市
第7章 大転換ー大都市化、グローバリゼーション、地域
第8章 ユビキタスな街へー21世紀のテクノロジー、いたるところに接続する都市
結論 新型コロナウイルスとともに生きる現在、未来はどうなるのか
解説 サスキア・サッセン
生命科学の分野で、電子機器、情報、材料工学、合成化学等の技術と研究成果を融合させた「バイオテクノロジー・クラスター」の構築が始まっている。21世紀型「バイオ・ルネッサンスー異分野融合によるバイオ新産業創出」に向け、行政、ベンチャーキャピタル、ビジネス、マスコミをはじめ、広く一般市民を対象に、「バイオテクノロジー」と「ビジネス」との接点をわかりやすく解説。