移民/難民当事者、国家/政府、国際組織、NGO/市民団体等の支援組織、インフォーマル組織等の多様な主体が交錯して生み出される多層的な制度とその実践について、世界各地域、日本国内の各エスニック・グループを対象とした事例から「生存」と「受容」を鍵概念に描き出す。人の国際移動の複合的要因とその実相に迫る意欲的論集。
好評既刊『コア講義 分子生物学』より、遺伝子の構造ー挙動ー発現といった分子遺伝学領域に焦点を絞って作成された教科書。
遺伝の基本的事項、遺伝子の複製、DNAの変異・損傷・修復、そして転写と翻訳からなる遺伝子発現、さらには細菌や真核生物に特有な遺伝的要素やその駆動システム、そして分子遺伝学を支えた技術とその成果などを系統的に扱う。関連するノーベル賞受賞研究についても紹介する。
1.生物の特徴と細胞
2.分子と代謝
3.遺伝と遺伝子
4.核酸の構造
5.DNAの合成・分解にかかわる酵素とその利用
6.複製のしくみ
7.DNAの組換え,損傷,修復
8.RNAの合成と加工
9.転写の制御
10.RNAの多様性とその働き
11.タンパク質の合成
12.真核細胞のゲノムとクロマチン
13.細菌の遺伝要素
14.分子遺伝学に基づく生命工学
中国経済減速の懸念が高まる一方、ASEAN経済は堅調な成長を遂げている。中国との連携を深化させることでASEAN経済は次の発展段階へと進みつつある。経済規模は2025年にも日本を超えると見込まれ、こうした変化を正確に把握することが、日本企業の長期的な成長に必要不可欠である。ASEANの専門家が緊密化する中国関係を多角的に検証!
第1章 米中対立下のASEAN-均衡戦略の現状と展望ー(石川幸一)
第1部 経済統合
第2章 ASEAN中国自由貿易地域(ACFTA)をインフラに南進する中国(助川成也)
第3章 緊密化する中国とASEANの貿易(宮島良明)
第4章 中国企業の対ASEAN投資の現状ーASEANが「最大の投資先」にー(牛山隆一)
第5章 ASEAN金融統合の展望ー中国,そして日本とどう付き合うかー(赤羽 裕)
第2部 経済協力
第6章 「一帯一路」とメコン協力の実態(藤村 学)
第7章 ASEANのエネルギーとラオスにおける電力事情ーASEAN各国の多様性と環境・経済発展のジレンマー(春日尚雄)
第8章 カンボジアに対する中国の影響力ー経済的プレゼンスと話語権ー(鈴木亨尚)
第9章 中国・ASEANの経済展望と日本の稼ぐ力(大泉啓一郎)
本書は初期地球における生命と地球環境の進化についての教科書であるが,国内外の最新の成果をふんだんに取り入れていること,従来の教科書で通説とされているような事柄を批判的に検証する視点を提供していること,そして筆者自身の研究について詳しく解説している点が一般的な教科書とは趣を異にする。
前半の3分の2は教科書的な作りにし,このテーマに関する様々なトピックや論争を紹介しつつ,それらを理解するために必要な基礎的な地球科学と生物学の知識を獲得出来るように図を多用することも含め工夫した。後半の3分の1は筆者が西オーストラリアの荒野(“ブッシュ”と呼ぶ)で偶然発見した30億及び34億年前の微化石の正体に迫るプロセスを時系列的にノンフィクション風に書いた。微化石を見つけた2001年から初めて論文を発表した2007年までを比較的くわしく,さらに2015年に発表した最新の論文にまで言及することで,研究の(人間臭く)ダイナミックな側面を読者に感じてもらいたい。
第1章 「太古代」とは
第2章 太古代の生命痕跡ーその1
第3章 太古代の生命痕跡ーその2
第4章 太古代の生命痕跡ーその3
第5章 「生命」はいつ,どこで,どのように?
第6章 現生生物に見る多様性と生態系ー太古代生命理解のために
第7章 原核生物と真核生物,それらをつなぐシアノバクテリア
第8章 先カンブリア時代の地球表層環境
第9章 太古代表層環境に関する新知見ー酸素を巡って
第10章 謎の太古代大型微化石ーその1
第11章 謎の太古代大型微化石ーその2
第12章 謎の太古代大型微化石ーその3
第13章 謎の太古代大型微化石ーその4
第14章 太古代大型微化石の謎にせまる
思いがけない事故や犯罪、災害との遭遇、また虐待やDVなどによるトラウマティックな体験で苦しむ人たちが、おびただしい数存在する。しかし、わが国にはトラウマやPTSD 患者を治療する医療資源がまだまだ不十分であり、科学的根拠に基づくケアはさらに少ない。
患者には、過ぎ去ったはずの出来事が、今まさに起こっていることのように再体験され、それによって苦しめられつづけるのがPTSDの症状である。患者は、トラウマに関連する場所や刺激を回避するため、生活が非常に制限される。さらに、意識上でも身体上でも、危険に対する最大限の警戒態勢を保っているため、つねに緊張し、覚醒亢進し、目の前の物事に集中するのが困難になる。
本書は、エビデンスの認められている認知行動療法の一種であり、トラウマ・PTSDの対応に特化した心理療法「認知処理療法(CPT)」についての本邦初の包括的な手引き書の第2版である。その基本的な考え方から、実施の仕方まで、じつに丁寧かつ詳細に解説されている。
また、好評だった第1版を改訂した今回の第2版では、新たに「認知的事例概念化」の章を設ける、LGBTQIA+などの新たなトピックを取り上げる、もともと1つだった章を2〜3の章に分けてセッションごとに独立した章にするなど、臨床場面でより活用しやすいものになっている。
第1部では治療法成立の起源から研究の状況を概観すると共に、臨床実践に先立って必要なことを詳しく解説する。第2部では、12回のセッションそれぞれの目標と手順を述べた後、すぐに使えるシートや具体的な配布資料、その記入例などと共に具体的な進め方を詳細に解説し、ふり返りや話し合いを経て、伝えるべきことや練習課題を示す。第3部ではさまざまなかたちのCPTや集団CPTについて解説し、トラウマの種類や個人要因による特有の問題・トピックについても考察する。
認知処理療法は様々な背景を持つ人のPTSDへの心理療法として有効性と安全性の科学的な検証結果が多数報告され、多くの診療ガイドラインで第一選択のひとつとして推奨されている。
トラウマへの臨床上の重要性が高まり、診療報酬の対象となるなど、日本の臨床現場で今、認知処理療法を広く実践することが求められている。本書はその現場に、強力な医療資源を提供することになるだろう。
憧れの曲のフレーズで、エレキギターの基礎をおぼえよう♪
新進気鋭の若手生態学者が考える生態学の体系をシリーズ化。森林生態学をめぐる膨大な知識をコンパクトに体系化。学生だけでなくプロの研究者も必読の一冊。
いかなる環境下でも、生き残るために
新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受けてニューノーマルへの移行が求められる状況において、中小企業はいかにして事業継続し、雇用の確保や地域経済の振興・発展に寄与していくべきか。事業の持続性や付加価値生産性を向上させる手法から、事業継続計画/事業継続力強化計画の策定・実施方法まで、中小企業が事業を継続するためのノウハウを詳細に解説。
中小企業の経営者のみならずそのサポートを行う金融機関の担当者、弁護士、税理士にとって必携の1冊!
第1章 事業継続力強化の必要性
1 多様な危機の顕在化・深刻化
2 激変する外部環境
3 脆弱な中小企業の財務基盤
第2章 事業継続力を高めるためには
1 事業継続力とは
2 劣化する内部環境
3 事業の「持続性」の向上
4 事業の「付加価値生産性」の向上
第3章 事業継続に必要な検討・実施事項
1 長期的な事業展開/態勢整備の検討
2 事業・経営上のリスクの評価
3 事業継続力強化計画の策定・実施
第4章 いかなる環境下でも、生き残るために
1 危機の発生は「チャンス」〜これを契機に改革・改善を推進〜
2 必要なのは「想像力」〜過去の経験や前例にとらわれない〜
3 危機の発生は「所与」〜あらゆることを想定し、必要な準備を〜
4 事業継続は「経営者の責任」〜他に依存せず、自律的な取組みを〜
5 事業継続を支えるのは「金融機関の使命」〜地域中小企業と運命を共に〜
江戸後期から現代にかけて成立した謙譲語について、個々の成立事情とその特徴、背景にある論理とはどのようなものか。各形式はどう変化し、今後どういう方向を辿るのか。本書では補語(敬意対象)への働きかけと被影響の内実について丁寧に分析・検討しつつ、参与者の関係の多様性もふまえた体系的記述を試みる。統計解析の手法も用いて近代以降の謙譲語の成立とその展開に焦点を当てて論じた、初の研究書。
なぜ「インド(ビジネス)は難しい」のか
◆複雑と言われる法制度・税制度にインドの「リアルな姿」から迫る。多様性に満ちた国・インドの魅力を描き出す道案内の書
◆インドへの進出を検討している企業やそうした企業を支援する金融機関、インドへの投資を考えている企業などのビジネスパーソンにとって必読の1冊
【主要目次】
序 章 本書の目的
1 複数の小皿からなる「ターリー」/2 本書の目的
第1章 インドへの誘い
1 地理、気候/2 人口、民族/3 歴史/4 州ごとの格差/5 州、都市
第2章 インドビジネスへのまなざし
1 市場の求心力/2 経済の急成長/3 経済成長の特徴/4 ビジネス環境整備
第3章 インドビジネスを検討する
1 統治体制が及ぼす影響/2 文化的側面が及ぼす影響/3 ビジネスにおいて直面する課題
第4章 インドビジネスに関する法務
1 大陸法とコモン・ロー/2 インドにおける主な法令・法制度
第5章 インドビジネスに関する課税
1 直接税/2 間接税
第6章 ビジネスを支えるその他の知識
1 インド人との交渉/2 駐在生活における留意点/3 駐在するために必要となる手続
第7章 トラブルに対処する
1 インドの司法制度/2 インドにおける紛争解決手段/3 撤退戦略の検討/4 現地完全子会社を設立していた場合の撤退戦略/5 インド企業と合弁会社を設立していた場合の撤退戦略/6 法人格を有さない事業所の清算
第8章 インドビジネスの時代
1 「自立したインド」/2 インドビジネスの展望/3 インド社会が抱える課題(日本企業にとってのビジネスチャンス)
第9章 インドで成功するために
1 ジュガードの6原則/2 成功のためのエッセンス
序 章 本書の目的
1 複数の小皿からなる「ターリー」/2 本書の目的
第1章 インドへの誘い
1 地理、気候/2 人口、民族/3 歴史/4 州ごとの格差/5 州、都市
第2章 インドビジネスへのまなざし
1 市場の求心力/2 経済の急成長/3 経済成長の特徴/4 ビジネス環境整備
第3章 インドビジネスを検討する
1 統治体制が及ぼす影響/2 文化的側面が及ぼす影響/3 ビジネスにおいて直面する課題
第4章 インドビジネスに関する法務
1 大陸法とコモン・ロー/2 インドにおける主な法令・法制度
第5章 インドビジネスに関する課税
1 直接税/2 間接税
第6章 ビジネスを支えるその他の知識
1 インド人との交渉/2 駐在生活における留意点/3 駐在するために必要となる手続
第7章 トラブルに対処する
1 インドの司法制度/2 インドにおける紛争解決手段/3 撤退戦略の検討/4 現地完全子会社を設立していた場合の撤退戦略/5 インド企業と合弁会社を設立していた場合の撤退戦略/6 法人格を有さない事業所の清算
第8章 インドビジネスの時代
1 「自立したインド」/2 インドビジネスの展望/3 インド社会が抱える課題(日本企業にとってのビジネスチャンス)
第9章 インドで成功するために
1 ジュガードの6原則/2 成功のためのエッセンス
「装飾は犯罪である」と20世紀初頭のウィーンに爆弾発言をしたアドルフ・ロース。外観は寡黙で、内部は豊潤。コルジュジェやミース、そしてノイトラに大きな影響を与えたが彼らとは対極にいる奇才による伝説の住宅ミュラー邸(チェコ・プラハ/1930年竣工)を詳解。
アドルフ・ロース(1870-1933)
1870年、チェコ生まれ。ドイツのドレスデン工科大学卒業後、アメリカを放浪する。1896年に帰国。オットー・ワーグナーの「芸術は必要にのみ従う」という機能主義の主張を更に徹底させ、1908年に『装飾と犯罪』を執筆。過激な言論で「ウィーン分離派」や「ウィーン工房」の装飾性を攻撃した。代表作はカフェ・ムゼウム、ロース・ハウス、アメリカン・バーなど装飾をそぎ落とした建物で、モダニズム建築の先駆的な作品をつくる。死の直前にこれまでの図面などを全て焼き捨てたという逸話が残る異色の建築家。
住宅写真
図面
アドルフ・ロースの現代性
装飾はいらない:生活の多様性へ
平面図はいらない:ラウムプランへ
統一性はいらない:ミュラー邸へ
高価な素材はいらない:着衣のような建築へ
想像力はいらない:ファンタジーをこえて
東京一極集中は是正すべきか? 地方から東京への大学進学は抑制すべきか? 人口減少で揺れる都市と地方の課題を,データと経済学で多角的に解き明かす。単純な二項対立を越えて,バランスの良い「落としどころ」を探る,政策議論のための必読書。
1章 一極集中と首都機能移転
2章 人口移動がもたらす都市化
3章 大都市の功罪
4章 進学や就職による移動
5章 コロナ禍の都市・地域
6章 都市・地域における多様性
7章 少子化による消滅可能性
8章 見えない価値の可視化
9章 政策をめぐる議論に向けて
未来シナリオを用いた未来洞察の手法は、2000年代以降、幅広い分野で活用されている。本書は、これまで実務での研究や開発が先行してきたこの手法について、学術的な基本的視座の提供をめざし、経営学・マーケティング学を出発点に、認知科学やデザイン学などの視点も融合させた、学際的なアプローチによる理解・解釈を行う。
はじめに
第1章 未来を洞察するための思考法の選択[鷲田祐一]
1.1 予測手法の発展
1.2 意思決定におけるシナリオの活用
1.3 未来予測と未来洞察
1.4 演繹推論・帰納推論・アブダクション
1.5 予測シミュレーションや量的・質的調査とシナリオの関係
1.6 デザイン思考を用いたアブダクション
1.7 経営における思考決定方法の選択
第2章 スキャニング手法とインパクトダイナミクス手法の概説[鷲田祐一・粟田恵吾・石野幹生・藤原まり子・Geoff Woodling]
2.1 はじめに
2.2 時間軸の設定
2.3 ワークショップ形式とメンバー選定
2.4 スキャニング・マテリアルのデータベース
2.5 未来イシューの策定
2.6 スキャニング
2.7 未来変化のマッピング
2.8 インパクトダイナミクス
2.9 未来シナリオの活用
第3章 10年先の社会技術問題シナリオ作成の試みと実際に10年が経過した時点でのシナリオ検証[鷲田祐一・三石祥子・堀井秀之]
3.1 社会技術問題と本研究の目的
3.2 2006年実施の未来洞察ワークショップの経緯
3.3 2006年時点で作成した2015年の社会変化仮説
3.4 技術開発と社会変化の再構成による未来シナリオ作成(2006年段階)
3.5 抽出された社会技術問題例と解決への示唆(2006年段階)
3.6 2006年に作成された環境自動車関連シナリオの再検討(2015年段階)
3.7 結論と今後の課題
第4章 シナリオ作成とその評価[鷲田祐一・本田秀仁・引谷幹彦]
4.1 シナリオ作成行為と,研究の動機
4.2 先行研究
4.3 中心課題と仮説
4.4 実験設定
4.5 実験結果と仮説検証
4.6 ディスカッションと未来洞察への示唆
4.7 結論と今後の課題
第5章 未来に関するアイデア生成のエキスパートとノンエキスパートは何が違うのか?:認知プロセスの分析[本田秀仁・鷲田祐一・須藤明人・粟田恵吾・植田一博]
5.1 はじめに
5.2 方法
5.3 結果・考察
5.4 結論
第6章 ユーザー視点の導入による事業アイデアの質の向上[和嶋雄一郎・鷲田祐一・冨永直基・植田一博]
6.1 はじめに
6.2 ユーザー視点を導入したアイデア生成
6.3 評定結果
6.4 総合考察
付録
第7章 情報の多様性がアイデア生成に及ぼす影響の検討[清河幸子・鷲田祐一・植田一博・Eileen Peng]
7.1 はじめに
7.2 実験1
7.3 実験2
7.4 総合考察
7.5 結論
付録
第8章 未来洞察による新商品開発とイノベーション[古江奈々美・鷲田祐一・藤原まり子]
8.1 実務における未来洞察手法
8.2 市場の予測可能性とイノベーション概念の関係性
8.3 企業組織の中での未来洞察
8.4 イノベーションを育むのは,個人か,組織か,社会か
8.5 結論と今後の学際的研究への期待
事項索引
人名索引
4億年の間、度々の大変動にも生き残り繁栄する昆虫たち。かれらの優れた環境適応能力と、その能力を支える機能や構造、情報戦略から学ぶことで、調和的・効率的・持続的な文明を実現するための術を見つけることが出来る。食料生産と害虫管理、医学・工学への応用、そして虫を用いた科学教育まで、新しい科学・技術を提案する。
ー消失の危機から、あるべき存在へー ポスト・コロナに揺れるなか都市の農業が再評価されている次世代に向けて、いま何が必要か経済、社会、環境の多角的視点から接近する
第1章 都市農業の持続可能性に関わる論点 八木洋憲
第2章 日本の都市農業および分析対象地域の概要 吉田真悟
第3章 都市農業の多様な取り組みと立地条件 吉田真悟
第4章 継続可能な都市農業経営の特徴と今後の展望 吉田真悟・八木洋憲
第5章 市街化に伴う都市農地の転用とその計画的保全 寺田徹
第6章 生産緑地の相続と持続的保全 竹内重吉
第7章 民間開設型農園の経営的特徴とコロナ禍の対応 山田崇裕・新保奈穂美・筧田斎
第8章 都市農地活用型コミュニティガーデンの持続可能性 新保奈穂美
第9章 持続可能な都市農業の展望 八木洋憲
ニューロマスキュラー・テクニック(NMT:神経筋テクニック)とは、触診によって身体の中枢神経系と筋骨格系の間にバランスをもたらたす軟部組織へのマニピュレーションを行い、痛みを和らげるアプローチ。その歴史と発展について解説し、線維筋痛症に見られる症状の多くを含むよくある筋骨格系の機能障害に関して、治療オプションをわかりやすく紹介する。
また、腹部、リンパ系、過呼吸などの呼吸パターンといった、筋骨格系以外の部位で生じた機能障害を治療するにあたり、NMTをどのように使えばよいかといった点にも触れている。臨床経験や科学的な経験、さらに文献資料から治療家に役立つ情報や指針を分析し、組み合わせ、明確に示しており、さまざまな形式のNMTをほぼすべて網羅。NMTについて最大限に学べる教科書。NMTとタイ・マッサージを合体させるという興味深い考えも収録。NMTに強い影響を与えた初期のカイロプラクティックについても取り上げており、NMTについて多くのことが学べる教科書。
特徴
・軟部組織の不調の原因の解説
・治療のなかで日々目にすることが多い圧痛点とトリガーポイントのパターンについての詳細な図や解説
・内臓ー体性反射や体性ー内臓反射に関連する圧痛点について、診断と治療の両方の観点からその価値を説明
・ヨーロッパと北米におけるNMTの解説
・あらゆるボディワークの治療家や鍼療法士向けに治療オプションを分かりやすく解説
本書は製品の生産・販売、各種サービスの提供などの企業活動を促進する財務活動を念頭に置いて、財務に関する意思決定問題を体系的に学び、考えるための入門書である。そのため、本書は、コーポレート・ファイナンスを初めて学ぶ方たちが、理論の基礎となっている知識から始めて、中級、さらには先端的な話題に取り組む基盤を提供している。
倒産寸前だった中小企業はいかにして再生できたのか?
旧態依然とした斜陽産業で慢性赤字に陥っていた企業がわずか半年で黒字化に成功。
創業100年を迎えた老舗企業の復活の軌跡から企業再生のヒントを解き明かす。
ニーズの多様化、人口減少、産業構造の変化……。
時代の移り変わりに対応できず、旧態依然とした斜陽産業においては、
急速に淘汰が進んでいます。しかし、淘汰が進む業界においても、
長期にわたって着実に成長を遂げている企業もあります。
SANDO TECH(旧・山東鐵工所)は現在、国内で染色整理機械一式を製造している
唯一のメーカーです。かつては戦後の経済成長を支える存在だった繊維産業は
アジア諸国の台頭に押されて競争力を失い、
1991年をピークに下降の一途をたどり始めました。
現在は繊維製品の出荷額および繊維事業者数は1991年と比べ4分の1ほどにまで
落ち込んでいます。そして、繊維産業の衰退に伴って繊維染色機械メーカーも
多くが経営に行き詰まり、次々と撤退していきました。
そんななか、SANDO TECHも2005年にはまさに倒産の危機に瀕していました。
しかし、2006年6月に経営陣を刷新すると、わずか半年で黒字化を達成したのです。
人事体制の見直しや不採算部門の縮小・撤退などを断行したことに加え、
繊維染色の領域で培ってきた技術を応用し、フィルム加工をはじめとする数々の
新規事業を展開してきました。2008年のリーマン・ショックも黒字で乗り切り、
以降黒字を継続して今もなおさらなる成長を続けています。
著者は取材を通して、この企業再生の軌跡から「エネルギー」「ポテンシャル」「ニーズ」
という3つのキーワードが浮かび上がってきたといいます。
組織改革で社員の不満を成長へのエネルギーへと転換し、
先行投資で自社の技術のポテンシャルを引き出し、
多様化する社会のニーズを見極めて事業を展開するという、
王道ともいえる経営改革によってSANDO TECHはよみがえったのです。
本書では、SANDO TECHが数々の困難を乗り越えながら成長してきた軌跡をまとめ、企業再生のヒントを解き明かします。
小企業の経営者にとって、逆境を乗り越え会社を成長へと導くアイデアやヒントを示してくれる一冊です。