保育士試験の2日目の科目を完全解説。豊富な図表とわかりやすい文章で無理なく学べる。随所に「〇×式一問一答問題」を掲載しているので、自分の理解度がすぐに確認できる。
巻末には、絶対押さえたい頻出人物一覧と保育所保育指針を収録。
ポイントが隠せる赤シート付き。
◇ 保育士試験ガイダンス
【1章】 教育原理
1 教育の意義、目的及び児童福祉等との関連性
2 教育の思想と教育方法の歴史的変遷
3 教育の制度
4 教育の実践
5 生涯学習社会における教育の現状と課題
【2章】 社会的養護
1 社会的養護の歴史と児童の権利擁護
2 社会的養護の体系
3 児童福祉施設の運営と管理
4 施設を基盤とした社会的養護
5 里親推進の取り組みとフォスタリング業務
6 子どもの社会的養護における今後の課題
【3章】 子どもの保健
1 子どもの健康と保健の意義
2 地域における保健活動と児童虐待防止
3 子どもの身体的発育・発達と保健
4 子どもの心身の健康状態とその把握
5 感染症と予防対策
6 子どもの生活環境と心の健康
7 子どもの発達障害と保育の環境
8 環境及び衛生管理並びに安全管理
9 健康及び安全の実施体制
【4章】 子どもの食と栄養
1 子どもの健康と食生活の意義
2 栄養の基礎知識
3 食事の基礎知識
4 発育発達の基礎知識
5 妊娠・授乳期の栄養と食生活
6 乳児期の栄養と食生活
7 幼児期の栄養と食生活
8 学童期・思春期の栄養と食生活 / 生涯発達と食生活
9 食育の基本と内容
10 家庭や児童福祉施設の栄養と食生活
11 特別な配慮を要する子どもの食と栄養
【5章】 保育実習理論
1 保育所保育
2 保育所以外の児童福祉施設の養護
3 音楽理論1
4 音楽理論2
5 子どもの造形表現の発達と特徴
6 表現活動の技法と材料
7 色や形の基礎知識
8 表現活動の文化
コラム: 保育実習実技 (音楽・造形・言語)
<巻末資料>
● 試験にでる人名リスト
● 保育所保育指針(全文)
● 児童福祉施設の設備と職員の基準
多種多様に存在するビジネスの中で共通するビジネスセンスを磨くため、実際に起業することイメージし、金融を横串にビジネス全体を俯瞰的に理解することを目指した教科書。
エンゲージメントを高める あそぶ社員研修のススメ
ナポレオン、ピカソ、仏陀、マイクロソフト、グーグル、グラミン銀行…既存の世界を一新するアイディアはどのようにしてひらめくのか?コロンビア大学MBA人気教授の講義を書籍化。
労働人口の減少が続く中で企業の競争力の源泉が「人」であることが改めて注目される時代に、人が保有する「スキル」をベースとする「スキルマネジメント」の重要性を説き、具体的な事例を交えてその導入ステップを解説する一書。製造業に特化して人材育成、スキルマネジメントの課題に取り組んできた著者が、ものづくりに関わる人と企業への熱い思いを込めて現場と経営層の双方に向けて示す、変革への提案である。
◆いま注目の集まる「スキルマネジメント」とは何か◆
「スキルマネジメント」とは、技術・経験・資格などからなる「スキル」のデータを精緻に蓄積・活用することで、従業員の力を最大限に引き出し、事業目標を達成する活動である。製造業では、技術者・技能者の専門性の高さ、現場で求められるスキルの細かさ、最新技術への更新と従来技術・技能の伝承がともに重要、などの特質から、スキルマネジメントの有効性はひときわ高い。
製造現場を中心に、技術者・技能者のスキルデータを体系化・一元化・可視化することで、高度な専門性を持つ人材の育成や多様な組織・プロジェクトに対する最適人材の配置、ひいては人材ポートフォリオの充足が実現する。
◆組織のみならず、個々の従業員のパフォーマンスも向上◆
またスキルデータの活用は、従業員個人の自律的なキャリア開発にもつながる。望むキャリアのために必要なスキルを強化・習得し、そのスキルを存分に発揮できる場が得られれば、従業員の成長実感や職場満足度は高まる。同時に、成長した個人が組織や事業に貢献することが、事業の成功や企業の成長には不可欠だ。スキルマネジメントは、人と組織がともに成長を続けることができる仕組みなのである。
◆入門者にもわかりやすい本書の基本構成◆
本書の第1章では製造業の現状や課題などを、第2章ではスキルデータの重要性や役割、スキルマネジメントの概略をまとめている。第3章から第5章では、現場と経営をつなげるスキルマネジメントの導入や運用のポイントを実践的に解説している。第3章は人材マネジメントにおける実践場面を、第4章は現場業務への適用場面を紹介。第5章では推進していくうえでの難所やその乗り越え方など実践アプローチを取り上げている。エピローグでは、改めてスキルマネジメントが実現する製造業の未来について記されている。
製造・開発の現場を数多く知り、ものづくりの実相を深く理解する著者ならではの知見が集約された本書は、とくに製造業の技術・製造部門および人事部門にとって、今日から踏み出す第一歩の実践的な後押しとなる。さらに、事業目標の達成に向けて人材マネジメントの課題がある、従業員の育成方法やキャリア開発支援の模索を続けている、などの場面で業種業界を問わず役立つ一書となっている。
本書は、法人税の基礎概念である課税所得計算に関する歴史的な経緯や先行研究の在り方を整理し、さらに現在から将来に影響すると思われる論点について詳細な検討した研究書。
いじめ、体罰、学校事故等、学校を舞台とした様々なトラブル、紛争がマスメディアを賑わしている。本書では、いわゆる学校教育紛争を法学と教育学の学際的観点から分析する。可能な限り現実に生じた紛争を例示するとともに、学校運営の実務に依拠しつつ検討を行う。また、日本に先駆けて教育訴訟が頻発するようになったアメリカ合衆国の裁判例、学校運営において注目を集めている「学校教育の法化現象」、「スクール・コンプライアンス」等にも言及する。
1.学校教育紛争の現在 2.教育を受ける権利と学校の公共性 3.学校運営における学習指導要領・教科書の位置 4.学校教育における平等 5.学校教育と信教の自由・政教分離 6.学校運営と個人情報 7.学校運営と国旗・国歌 8.児童・生徒の問題行動と法 9.学校事故と法 10.体罰と法 11.いじめ問題と法 12.少年非行と法 13.児童虐待と法 14.教員の非違行為と法 15.スクール・コンプライアンス
こんな社会だから、こんな教育なのか。こんな教育だから、こんな日本なのか。教育だけでなく社会が変わらないと基本的な問題は解決しない。脱思考停止を目指してー。
第二言語習得研究では、学習者に何らかの指導が与えられたことにより、どのような要素がなぜ身についたのか、またはなぜ身につかないのかを明らかにすることを目的する。この「なぜ」を解明するために仮説を検証していく。
■「まえがき」より
本巻は9章で構成されているが、大きく2つのパートにわけることができる。前半の第1章から第4章までは、音や語彙、構文などに含まれる特定の要素に対する暗示的・明示的な指導の効果について検証している。明示的な指導とは、文法規則や音の違いなどを直接的に教えることであり、第3章で扱っている誤りを訂正するということも明示的な指導に含まれる。一方、暗示的な指導とは、特定の言語項目について意識的に教えるのではなく、学習者が言語に触れることによりある要素が副産物的に身につくことを意味する。
後半の第5章から第9章では、様々な指導法を紹介し、その将来性について議論している。第4章までのように指導の効果について仮説検証が行われているわけではないため、提案されている指導法を使って実際に指導を行い、特定の要素に関して筆者が予想している通りの効果が得られるのか、今後の研究の進展が待たれる。
■「シリーズまえがき」(第1巻)より
本シリーズの各章は、大学で言語習得・言語指導・言語学を学ぶ学部生および大学院生を念頭に置いて書かれている。外国語を勉強中の方や教えていらっしゃる学校現場の先生方にも、これらの研究の魅力に触れていただけることを願って編集した。また各章の章末に、著者からの「外国語教育にかかわる人が知っておくべきポイント」「執筆者から読者へのメッセージ」を掲載した。こちらもぜひ参考にしていただきたい。
■編者
大瀧綾乃(静岡大学)
須田孝司(静岡県立大学)
横田秀樹(静岡文化芸術大学)
若林茂則(中央大学)
■執筆者一覧
杉浦香織(立命館大学)
田村知子(愛知教育大学)
大瀧綾乃(静岡大学)
中川右也(三重大学)
箱崎雄子(大阪教育大学)
吉田龍弘(焼津市立大井川中学校)
白畑知彦(静岡大学)
今井隆夫(南山大学)
大山 廉(茨城大学)
澤崎宏一(静岡県立大学)
森 千加香(ノースカロライナ大学シャーロット校)
1 英語音声の暗示的学習ーリズム音がもたらす効果ー
杉浦香織
2 派生接辞の習得とその指導ー日本語を母語とする英語学習者の場合ー
田村知子
3 他動詞と自動詞の区別と明示的指導ー非対格動詞の場合ー
大瀧綾乃
4 不定詞・動名詞選択の明示的指導ー動詞補部に焦点を当ててー
中川右也
5 小学校英語教育における音声指導ー語強勢指導の重要性ー
箱崎雄子
6 英語の授業における表現欲求時指導法ー中学校での明示的指導ー
吉田龍弘・白畑知彦
7 日英語対象に基づく英語学習法 -代名詞・「思う」・文化変形規則ー
今井隆夫
8 学習者の情意と英語の指導法ー理論から指導へー
大山 廉
9 英語学習者と日本語学習者によるCOIL活動ー日米間協働学習の効果ー
澤崎宏一・森千加香
複言語主義について、CEFR以前にこの思想が形成されていたイタリアの言語事情とその展開、複言語教育の創造的アプローチ、CEFR補遺版が着目した媒介をひとつの概念装置として文学や思想の翻訳を分析する営みへの活用など、多角的に動態を解明する。
●現代医学教育を習得した医学生・研修医・プライマリケア医に,臨床にいかに中医学を取り入れるかを重点に,漢方・中医学の理論と診療の実際をコンパクトに記述.内科医である著者が実践してきた“漢方薬を用いて診療を行う”治療効果について提示し,わかりやすく解説.
● 医学生・薬学生には,漢方・中医学の基礎を学ぶ上でのテキストであり,また漢方に興味を持つ医師には第一歩となる手引き書.
第1章 医学教育における漢方の必要性
第2章 診療に漢方を取り入れよう
第3章 漢方的診察法 その1:総論および望診,聞診,問診について
第4章 漢方的診察法 その2:舌診について
第5章 漢方的診察法 その3:脈診について
第6章 西洋医学的診断の意義
第7章 漢方で使われる薬
第8章 重要処方を理解する(1)十全大補湯
第9章 重要処方を理解する(2)五苓散・猪苓湯
第10章 重要処方を理解する(3)二陳湯
第11章 重要処方を理解する(4)桂枝茯苓丸
第12章 重要処方を理解する(5)黄連解毒湯・白虎加人参湯
第13章 重要処方を理解する(6)六味丸
第14章 『傷寒論』について
第15章 『傷寒論』ダイジェスト
第16章 漢方理論のまとめ
第17章 鍼灸について
第18章 漢方診療に関するQ&A
「地域密着の食育実践」、「世代重視の実践」をテーマに、15事例に及ぶ食育実践を紹介し、食育計画との関連から「食育共創」の方向性について検討し食育共創論を論じた。
はじめに
第1部 地域密着の食育実践
第1章 「ぎょしょく教育」による食育共創の方向性おける「ぎょしょく教育」の新展開
第2章 地域農産物と食育推進
第3章 地域食材とえひめ食育プラットフォーム
第4章 食育リーダーとソーシャルキャピタル
第5章 幼児期における地場産物を教材とした食育活動プログラム
第6章 地域の食文化創造と共創ネットワーク
第7章 SDGsと食育
第2部 世代重視の実践
第8章 漁家女性による魚食普及と地域活性化
第9章 給食事業者による若年世代食育と地域循環
第10章 学童期の食育と世代間交流
第11章 栄養教諭による食育と学生ボランティア
第12章 短期大学における栄養士養成と食生活改善
第13章 大学生の食生活改善と食育実践
第14章 地域食の普及に向けた料理教室の食育活動
第15章 高齢者と食育システム
貧困については、原因とその対処法、子ども・高齢者・非正規(特にシングルマザー)の貧困の実態、生活保護制度と社会保障制度の境界を探る。格差については、教育・所得・雇用・社会保障・住宅の格差の実態とその是正策を探る。さらに貧困解消と格差解消は同時並行的に行えるのか、優先順位はあるのか。これらの課題に社会福祉・社会保障の専門家が大胆に提案する。
建設派遣業界において、創業わずか13年弱で上場に成功したコプロ・ホールディングス。
なぜコプロは急成長したのか?
なぜコプロは「技術者派遣」という人材採用が難しい分野でも人材確保に成功し、
そのうえ社員定着に成功しているのか?
このような疑問を、「社員採用のプロ、従業員エンゲージメントのプロ」である成田靖也が
多くの関係者に取材し解き明かしていく。
そこに見えてきたのは、社員をどこまでも大切にし、教育・研修していく姿勢とその企業文化だった。
『留学生のためのアカデミック・ジャパニーズ聴解』シリーズ「中級」「中上級」「上級」に続く完結編です。
講義とはどのようなものかを理解し、講義を聞く練習、ノートを取るタスクを通して、
大学で行われる講義を理解する力を養成する教材です。
講義動画は各課20分程度で、実際に大学で留学生に講義を行っている講師による講義を動画で視聴できる実践的な作りになっており、
テーマは日本語学、文学、日本語教育、思想史、異文化理解、歴史、数学、物理学、生物学と文系・理系の多岐にわたっています。
【講義の内容一覧】
第1課 枕草子
第2課 巡回セールスマン問題
第3課 「思う」という言葉ー「〜と思う」と「〜と思っている」-
第4課 「子ども産まない」という行動がなぜ進化したか?-ハチの社会性の進化ー
第5課 外国人児童生徒と日本語教育
第6課 量子の世界ー不思議な二重性ー
第7課 日本は「国土が狭くて人口が多い」という神話
第8課 文化を読み解く -ホフステードの研究から「不確実性の回避」-
第9課 食料自給率から見た日本の食生活の変化
第10課 「文化権」-人権のシンデレラー
【各課の構成】
●講義の紹介・講義する先生の紹介
その講義がどのような分野の内容かを紹介します
↓
●A:講義を聞く前に
ウォーミングアップの問題を考えます
↓
●B:講義を聞きましょう
資料を見たり、ノートを取ったりしながら、講義を聞きます(20分程度)
↓
●C:内容確認問題
内容が理解できているか確認します
↓
●D:発展学習
テーマについて、更に考えたり、調べたりします
↓
●先生からのメッセージ
講師の先生から学習者へ、より深い学習のための助言や参考文献などを紹介します
大学の講義の入門書として、日本語学校、大学等を問わず、さまざまな学習者の方にお使いいただけます。