われわれに功利主義はのりこえられるのかー本書は、世界的に活躍する経済学者・哲学者らによる功利主義の擁護とその批判を収録した古典的名著である。道徳、政治哲学のみならず経済学、社会的選択の理論にかかわる論点を提示し、功利主義に潜む一元化への警鐘をならす。学問の方法論的土台をめぐり経済学と哲学のあいだで熱い対話がいま再びはじまる。
日本についてスペイン語でどれだけ話せますか?
スペイン人が日本について知りたい、また日本人がスペイン人に伝えたい100のテーマを、Q&A方式の対訳で紹介。
中級以上のスペイン語を読む練習はもちろん、音声ダウンロード付で、聞く練習、話す練習にも使えます。
各質問に「日本紹介に役立つ表現」を補足し、「瞬間作文練習」もできるよう編集。日本紹介に使える語彙や表現を、効率的に身につけられます。
激動する現代社会をどう理解すればいいのか。社会科学の基本的な考え方を学ぶなかで、混乱期を生き抜くための「知」の力を身につける。
大規模なキャンパス計画からサテライトまで、さまざまな学部を網羅した施設計画に、耐震改修事例、学術交流館、学生会館、セミナーハウスなど大学ならではの施設を加えて、23事例を収録。
逸脱した性問題行動がある知的障害者への治療・教育のためのワークブック。
教室にコンピュータはあるか。それは重要なことなのか。本書では、生徒による情報通信技術(ICT)機器のアクセスと利用が近年どのように進展しているのかを分析し、教育制度(国)と学校がICTを生徒の学習体験にどのように組み入れているのかを探る。本書はPISA2012年調査の結果に基づいて、ICTへのアクセスとその利用における差異ーまとめて「デジタル・ディバイド」として知られるものーを考察する。こうした差異は生徒の社会経済的背景、性差、地理的位置、生徒が通う学校と関連している。本書ではデジタルテキストを検索する生徒の能力を高めることの必要性を強調している。また、学校でのコンピュータへのアクセス、教室でのコンピュータの利用、PISA調査の成績の間にある関係も分析する。
自分が注目の的になっていないと楽しくない。他者とのやりとりは、不適切なほど性的に誘惑的、挑発的。浅薄で、すばやく変化する感情表出。適度に印象的だが、内容のない話し方…。知的な人間よりも、演技性を持ち合わせた人間のほうが騙す能力に長けている!?なぜ「演技性人間」が増えたのか?あなたは今日も騙されている!
新しい学力観に立って21世紀を生きる子どもたちの育成にあたろうという試みが、全国の学校で熱心に行われています。しかし、最近では学力が低下するとの意見が大きくなり、小学校教育はその軸を変化させつつあります。一方で、学習に取り組めない子どもたちの存在、いわゆる「小1プロブレム」は社会問題化し、幼稚園・保育所と小学校教育の接続の問題が指摘されています。本書では、「幼・保・小の接続」における現状を分析し、その課題と実践の在り方を探ります。
環境の世紀といわれる21世紀において、私たちは自らの生活だけではなく未来世代のためにも持続可能な社会をつくるための方策を探求しなくてはならない。本書は「フィールドから考える」ことをモチーフに、第1部では地域環境を考えるための分析視角を提示し、第2部では具体的なフィールドにおける地域環境問題への取り組みとしての教育実践を紹介する。
若者世代に蔓延している性感染症大国・日本に著者が緊急提言!保護者、教育・医療関係者必読。性感染症の蔓延に関する客観的データを集め、性感染症について専門用語の説明を加えるなど、できるだけわかりやすい表現を心掛けました。いかにすれば、現在流行している性感染症を抑え込むことができるかについても私見を述べました。
医学は、人々の生死にかかわる実践的学問であり、科学的な営みだけでは不十分である。本書は医学の方法論・人間観・倫理・価値、さらに教育現場の構造について、その思想的・歴史的な背景をふまえながら丁寧に吟味・解説。実践知と人文知の健全なバランス感覚を養うための画期的入門講義。