人気の大人絶景旅シリーズ「宮島・広島 尾道 倉敷」を最新情報にアップデート! 大鳥居の修復工事が完了したばかりで話題を集める厳島神社をはじめ、臨場感あふれる絶景写真と絶品グルメの情報もたっぷり。取り外せる大判マップ付き。
車イスを友に、底ぬけに明るい海外ひとり旅
この本の著者・中村勝雄さんは、重度の脳性マヒのため、食事も着替えも自分ひとりではできません。けれども、坂本竜馬が言ったといわれる「斬られても前に倒れろ」という気構えで、がむしゃらに生きてきました。そんな中村さんが、持ち前のガッツと明るさで、ハワイ・香港のひとり旅を敢行。この旅は著者にたくさんの宝物をくれたのです。
重度の障害者でトイレひとつとっても介助が必要なのに、一人旅をしている自分のために知り合いを回って男性の介助要員を探してくれたリサさん、朝食の時に熱い紅茶に氷を入れて冷ましてくれたヒメナさん……。そんな人たちと笑顔を交わしているときに、長年不思議に思っていた謎が解けたのです。いつも太陽のような何者かに守られていると感じていたのは、じつは普通の人々だったということを。ハワイでの太陽のような人々との交流とは? 本書は第8回(2001年度)小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞作です。
【祝!世界遺産登録☆】
「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録が正式決定!
その世界的価値や現地の魅力を一人でも多くの方に知ってもらいたい、また、状況が許すようであれば実際に足を運んでもらいたいという気持ちから作ったガイドブックです。これまで縄文に関心がなかった方も手に取りやすい、楽しく、かつ読みやすい解説と、自信をもってお勧めしたい周辺の観光情報を掲載。遺跡や遺物の紹介については、現在の考古学的解釈から逸脱しないよう、地元の学芸員や専門家のアドバイスをふまえ、初心者向けでも質の高い一冊です。
●「縄文」のことを知りたい
先史時代における縄文の価値について、早稲田大学菊池先生から読者にむけてまとめていただきました。また、縄文のスゴイところを10のキーワードとイラストでまとめて、サクッと縄文を知ることができる特集となっています。
●北海道・北東北の縄文遺跡群へ出かけよう
世界文化遺産の候補となっている17の遺跡をたっぷりご紹介する特集です。地元学芸員さんのオススメ、遺跡のすごいポイント、遺跡の出土遺物が展示されている博物館や資料館、そこでできる体験やボランティアガイドについてなど、情報満載。縄文関連のかわいいグッズや面白いメニューがあるミュージアムショップやカフェまで、完全に網羅しています。また、ぜひ訪れたい遺跡周辺の見どころ、グルメ、おみやげ情報、さらにはその遺跡や地域に関わる楽しいコラムも付いています。
●縄文を楽しむ
ジワリと増えつつある縄文を愛する人々の活動や作品を紹介するコーナーです。縄文に魅せられて様々な発信をしている人、手元に置いておきたくなるかわいい縄文グッズ、縄文をイメージしておうちでも作れるおやつのレシピなど、現代の私たちが真剣に縄文で萌えて遊んで楽しむためのヒントを様々な角度でご紹介しています。
●収録エリア
北海道・青森・岩手・秋田+全国
いつでも気軽に「小さな鉄道で、小さな旅」を!乗って、初めて気づいた「小さな鉄道」の魅力。調べて、初めてわかった「小さな鉄道」の苦労と努力。東海地区の10路線の歴史と沿線の旅。
時空を超え日本の山々を駈けた山岳冒険ルポルタージュ!!
雑誌『Number』をはじめとする各種メディアで格闘家を撮り続けてきた著者による初の山岳ノンフィクション。足かけ三年の山伏修行を通じて「歩き、走り、凝視し、祈り、感じ、出会った」さまざまな山を清冽な文と写真で描き出す。
◎プロローグ 役行者とおかん
実家のそばにある鳴滝不動が役行者の開いた行場と知った著者。病のため次第に失われていく視界におののきながら、自らの生に終止符を打ったおかん。和歌山の実家で向き合った自分の半生、そして新たに引き寄せられる我が身の運命に思いを馳せ、著者は役行者の辿った山へと心を向ける。
◎大峯奥駈修行8泊9日
2010年、吉野山金峯山寺の護持院東南院から熊野本宮大社までの峰々を8泊9日で踏破した山伏修行の記録。単独ではなく、30人の大所帯で9日間山を歩くところに奥駈の意義があることを知る。大企業で役職に就いている人も町の床屋のおじさんも、ここでは一修験者。数々の個性的な人々との出会い、そして著者による参加者の地元再訪譚も収録。
◎八海山に行者あり
大峯奧駈修行で出会った人から聞いた「越後三山奥駈修行」。トンネルを抜け眼前に広がった雪景色に、東北の山伏への期待が膨らむ。現代登山の常識を超えた「伝説の山伏」と共に過ごした時間、真冬の深夜に滝に打たれる荒行への昂ぶりーー幻想的な八海山修験の実相を見る。
◎地の果て、羅臼へ
大峯奥駈修行の後半行程で見知った「佇まいのしっかりした」女性Aさんの住む町を訪ねるため、苫小牧行きの閑散としたフェリーに飛び乗った。知床半島羅臼にようやくたどり着き、Aさんの暮らしぶり、平凡でありながらも高潔な信仰心に触れる。ヒグマの生息域を通り、羅臼岳登山にも挑戦。
◎富士山に登る理由
修学旅行の新幹線から見た富士山の強烈な印象が、富士山の頂へと度重ねて駆り立てる。日本一高く、でっかい山。年間30万人が登る世界に例のない山。アルピニズムと修験道、どちらもそこには山と人がいることを、富士山は教えてくれる。厳冬期の富士登頂をめざし、死との恐怖と闘ったルポ。
◎エピローグ 終わらない山
2011年3月11日を起点に、終わることのない山への畏怖と自分自身への挑戦する心を言挙げする。感謝と希望の言葉。
競馬誌「優駿」「競馬ブック」での連載をまとめたJRA現役調教師・小桧山悟氏による、全国各地の馬を訪ねた紀行エッセイ・第4弾。日本競馬の歴史、伝説の名馬、ジョッキーのこと、日本の各地に残る馬文化を、調教師という専門性を生かした独自の視点で紹介します。
全国155箇所をご利益・テーマ別に紹介。東京・鎌倉・京都・高野山・日光おすすめ御朱印めぐり旅。いただき方やマナーも掲載。西国三十三所の巡礼特集も!
神崎結子・OL。ひとり暮らし、彼氏なし。とにかくとことんついてない。逃避行の末にたどり着いた鎌倉で出会ったのは、自分を“旅を司る神”と名乗る一匹の猫だったーー。日本の景色を巡る、心に優しい旅の物語。
「喪失と再生」を描き続けてきた作家による「旅と日常」を描いたエッセイ・アンソロジーのシリーズ第4弾。著者は、日々見逃しがちな、ちいさいけれど大切なことを、旅先での出会いや食事、その背景にある文化、植物や動物を育てること、その動植物を食べることで生きている私たちの生活といったもののなかに見出し、エッセイに仕立てて提示する。バリ島の屋台に見た昭和の日本、心身ともに癒された奄美のひとと海。コロナ禍で「自分が罹患しやしないか」しか考えないひとの内面を考察したかと思えば、冷蔵庫に「家事の分担表」を貼っているカップルがなぜうまくいかないのかを一言で言いきり、タピオカ店や喫茶店のプロの技を省察する。そして、亡くなってしまった大切なひとたちへの思いを、その不在を嘆くのではなく、ともに過ごした時間こそが宝ものだとして、前を向いて生きてゆくことのすばらしさを綴るーー。旅でも、日常でも、コロナ禍に見舞われても、著者のまなざしと態度はあくまでも同時代的で、やさしく、鋭い。
そんなエッセイをひとつずつ読み進むと、同じ時を生きる著者が、自らの経験を通じて読み手を勇気づけていることに気づく。各章が上質な短篇小説の趣をもつ、著者最新のエッセイ集。シリーズ累計7万部!
旅に出るならいつまでも思い出に残る宿に泊まりたいもの。「旅に出るなら 〜一休.com お薦めの特選宿〜」の出版を記念しまして、特別プランをご用意させていただきました。 北海道から沖縄まで、全国から選りすぐった素敵な宿を21軒ご紹介いたします。
豊かな自然と先住民文化に彩られた、あなたの知らない魅惑の台湾がここにある! 先住民が多く台湾人に心の原点と愛され、アウトドア・レジャーも盛んな台東、名所・太魯閣渓谷や日本統治時代の建物を活かした街が人気の花蓮、テレビドラマ『孤独のグルメ』でも紹介され台北から近い宜蘭など。都市が集まる西側、古都として人気の台南ともまるで違う独特の魅力を日台ハーフの著者が綴るガイド&エッセイ。
心に大切に刻まれている県内の景観やスポットが、華やかなイラストに。旅する気分で各地を巡りながら、想いのままに色を重ねてみませんか。
フランスの魅力は、なんといっても豊かな地方のバリエーションに尽きる。言うまでもなく、パリは世界で一番美しい街だ。しかし、地方を訪れずにフランスを語ることはできない。とりわけ「アルザスワイン街道」を抜きにして!すっかり「アルザスフリーク」となった著者が、意気込んで作ったガイドブックである。
16カ国のスイーツ文化をこの一冊に。身近な材料で簡単に作れるヨーロッパのお菓子レシピ40。
幾何、微分、積分……つれづれに野山を旅するように数学を楽しもう。
和歌や俳句を入り口に数学的世界観や思考法をやさしく学べる一冊。
《目次》
はしがき
1日目 見るーー幾何
2日目 歩くーー数
3日目 近づくーー微分
4日目 測るーー積分
5日目 聞くーー三角関数をめぐって
6日目 求めるーー方程式
7日目 仰ぐーー数学史の流れ
あとがき
大人気シリーズ「ご朱印めぐり旅 乙女の寺社案内」の
『静岡・愛知』版!
ほっこり笑顔やすてきな縁をもたらす
おみくじやお守り、小物たち。
恋愛成就に仕事運、子宝・安産、家内安全…
かわいい絵馬に願いを込めて。
凛とした空気に癒されたあとは、
カフェやショップで楽しいひととき。
ご朱印のいただき方や参拝のルールなど
寺社めぐりのあれこれも丁寧に解説しています。
坂道、城下町と城、海辺、里山や低山など、全国どの町にもある名所を、いつもと違う視点で歩いてみるとたくさんの新たな発見がある。歩き旅ならではの楽しさを発見するさまざまなノウハウを各ジャンルの達人に学ぶ。
第1回【戦国の舞台となった城を歩く 長野・松本城】 講師:萩原さちこ
長野県松本市の中心にある松本城。北アルプスの山々を背景にした眺めはすがすがしく開放的。天守の中に入れば、あちこちに配された軍事機能の緻密さに脱帽。どこから見るか、どんなふうに味わうか、そのポイントを紹介する。
第2回【古地図と歩く城下町 長野・松本市】 講師:萩原さちこ
江戸時代に拡張された松本の城下町。趣を残す侍屋敷、街道沿いの町屋、城を守るように工夫された道路、江戸時代の地名、あちこちに湧き出る名水の井戸。今もたくさんの歴史の名残が息づく町を歩く。
第3回【上がって下って江戸の坂 東京23区】 講師:井手のり子
ふだん何気なく歩いている坂道。名前の由来など調べていくと、その町のつくりが見えてくる。そして、立ち止まって回りを見回せば、思いがけない風景にも出会える。江戸時代から残る坂道を歩き、坂道散歩の楽しさを味わう。
第4回【下を向いて歩こう! 海岸のお宝さがし 神奈川・三浦半島】 講師:本間 清
つい遠くの景色ばかりを眺めてしまう、海辺の散歩。今回は砂浜や磯の足元に目を向けて、お宝さがしの歩き旅を提案。きれいな貝殻やシーグラス、ユニークな流木を拾って、オリジナルアートに変身させるテクニックも紹介。
第5・6回【頂上を目指すだけじゃない! 低山歩きの楽しみ方(前・後編) 東京・御岳山】 講師:大内 征
頂上を目指して標高の高い山に登るのとはまったく違う楽しみがある、低山歩き。実際に人が暮らしていたり、農作物を作っていたり、商店や宿泊施設があったり、と暮らしが息づく低山を歩き、その魅力に迫る。
第7・8回【山間の里を探訪(前・後編) 長野・遠山郷】 講師:大内 征
厳しい自然に囲まれ山間の集落では、人々が助け合って暮らし、古くから独特の文化が息づいている。南信州の秘境・遠山郷を訪ね、地元の人と触れ合い、素朴な郷土食を味わいながら、山深い集落を歩く。
第9回【総集編】 ※テキストには放送内容の掲載はありません。
※2017年6月・7月放送のアンコール放送です。放送時のテキストがそのままご利用いただけます。
第1回【戦国の舞台となった城を歩く 長野・松本城】
第2回【古地図と歩く城下町 長野・松本市】
第3回【上がって下って江戸の坂 東京23区】
第4回【下を向いて歩こう! 海岸のお宝さがし 神奈川・三浦半島】
第5・6回【頂上を目指すだけじゃない! 低山歩きの楽しみ方(前・後編) 東京・御岳山】
第7・8回【山間の里を探訪(前・後編) 長野・遠山郷】
第9回【総集編】※テキストには放送内容の掲載はありません。
考古学者が“発掘”したD級(デラックス)グルメ。食の異文化体験記。
市場、露天屋台、町の食堂、家庭の食卓などで出会った、安くて美味しくて満腹になる庶民の味。
米、麺、あらゆる動物、山海の珍味、昆虫……どんな食材でも、驚きの調理法で美味しく味付けをされ卓に並ぶ、奥深く多様な中国食文化への招待。
**
湖南省博物館と馬王堆漢墓を見学した日の夜、湖南省の考古学研究の指導者と会食した。
しばらくすると、宴席にそぐわない肥溜のような臭いのする真っ黒いものが運ばれてきた。湖南出身の毛沢東の好物の臭豆腐だった。
醗酵液に漬け込んだ豆腐を揚げる臭豆腐、ことに湖南の臭豆腐の臭さは抜群で、この味に慣れれば同じ醗酵食品の中でも臭さの代表的な伊豆諸島特産のムロアジを醗酵させたくさやなど問題なく食べることができる。韓国全羅南道の木浦市にエイ(ホンオ)の面白い食べ方がある。エイを甕に詰めて醗酵させるが、ものすごいアンモニア臭がする。刺身で食べたが、ホンオも新島のくさやも琵琶湖の鮒鮨も、その臭さは湖南の臭豆腐にかなわない。一度味わってみては如何だろうか。 (本文「4 龍も虎も食べました」「湖南の臭豆腐」より抜粋)
はじめに
中国D級グルメの旅地図
1 パサパサの御飯
1朝食の光景/2煮込み御飯と炊き込み御飯/3米を加工した美味しい食べ物/4おにぎりが御飯を変える
2 麺へのあこがれ
1博多ラーメンの故郷を探す/2麺の作り方/3麺への憧れ/4好まれる焼餅
3 羊頭と狗肉
1沙虫と狗(犬)/2羊肉と羊頭
4 龍も虎も食べました
1蛇から猫まで/2雲南の珍味/3貴州の珍味/4海の幸を味わう/5松茸三昧
5 デラックスなD級グルメを体験
あとがき/料理名索引