労働基準法は企業が人事労務管理を円滑に遂行する上で、最も重要な法令であり、その内容も採用・退職、賃金、労働時間、休日・休暇など複雑多岐にわたっている。また、労働契約についての民事的なルールをまとめた労働契約法や改正パートタイム労働法も施行され、実務者にとって、変化の厳しい時代のニーズに即した法令の理解と適用が、ますます重要になっている。本書は、これらに係わる実務上の取扱いをマスターするために、一般的ケースや特異なケースの具体例をあげて平易に解説した実践指導書である。
日本人にも深く親しまれる故事成語。しかし言葉の由来や本来の意味は意外に知らない。「『折檻』とは、目上をきびしくいさめること」「『春眠 暁を覚えず』はエリートになれない男の悲哀」など、さまざまな故事成語の成り立ちや使い方をわかりやすく紹介する。面白くて為になる大人の教養。
事業再生実務に必要不可欠な事業DD。業界の予備知識、事業構造、報告書の作成方法から再生計画策定・新事業展開まで、経営豊富な著者のノウハウを開示。事業モデルの見極め困難な製造業の事業DDのQ&A方式・コンパクト版。
実務上生ずる具体的疑問を題材に、その考え方や取扱い方法を平易に解説。
徳川250年、江戸の街から奉公人が消えた!大阪では増えたのに、なぜ?歴史人口学の新手法を駆使し経済組織のメッカ大阪VS雑多な自由人都市江戸の意外な起源を抉り出す俊英の史的構想力。
今、何が変わろうとしているのか?混迷する日本経済の行方を予見。
東西冷戦の終わりは、新たな混乱と無秩序の時代の始まりだった。世界中で噴き出す地域主義、民族主義の波(ジハード)と、急速にグローバル化する市場経済の波(マックワールド)が衝突しながら依存し合っていく姿を鮮やかに描き出し、その狭間で無力化する民主主義にどんな希望がありうるのかを探求した傑作。
世界各地に駐在し、電子機器や自動車で摩擦を生み、すし、天ぷらで日本食ブームを巻き起こしている日本人サラリーマン。経済大国の「顔」としての重みが増す中、単に「メイド・イン・ジャパン」を売り込むだけでなく、異質文化との間で日本の真の国際化を実現する役割をも同時にになう。海外ビジネスの最前線に立つ日本人を現地に取材、様々な軋轢の下で働く彼らの喜びと苦しみを探る。