雨滴が肌の上を滑ったとき、すうっとした…。主観的な情感を表現対象に注ぎ、生命の輝きを描写する。心身一体の愛を結晶化させた自伝的小説。
僕と恋人ゲームをする気はない。著者の見聞、体験を通して現代中国の若者、特に現代の大学生は何を探し求めているかを見極めた体験的小説。
万葉の諸問題とは?万葉集ともっと親しむための18の方法。
水分の神と里のまつり大和盆地の東に位置する宇陀は、伊勢と大和を結ぶ要衝の地である。仙郷へのあこがれの地として今に古代の息吹を伝える宇陀の祭りに民俗の心を探る。
日本の近代作品を比較文学的視点から読みなおす。
「宵待草」の唄で一世を風靡し、いまも大人にも子どもにも憧れをいだかせる夢二の絵の魅力を探る。著者は少年の頃より夢二の絵になじみ、四十有余年、夢二の収集・研究を続けた。その成果をまとめる。
本論文集は、平成十九年三月十一日に六十八歳で逝去した岡本勝氏の遺稿集である。
石上布留ー巻向ー三輪山ー海石榴市と続く山の辺の道にくりひろげられた、土地の神への祈り、戦いと悲劇のロマン。額田王、柿本人麻呂など万葉びとの憧憬、記紀の歌の背景を活写。
江戸期の文学・文化の概容や研究動向を一七ジャンル、三〇四項目(事項・作品・人物)に分けて詳述。愛好家、学生、研究者必携の一冊!前版に新たに五六項目を加え、既存項目にも最新情報を盛り込み、全面リニューアル。