彼らの結成10周年を記念したスペシャル企画“10の出来事”のうち、メイン・アイテムとしてリリースされるベスト・アルバム。初期音源からの選曲もあり、ファンには見逃せないアイテムだ。
これほど美しく自然に歌われた「詩人の恋」を聴いたことがあっただろうか。若々しい歌声と優しく寄り添うピアノがかもし出す情趣を何とたとえれば良いのだろう。詩人ハイネの言葉とシューマンの音楽が絶妙に調和したこの上ない歌唱として高く評価したい。★
2004年頭からの韓国における日本語のCD解禁の影響か、日韓の音楽交流が盛んだ。その急先鋒で2004年3月には日本公演も行なったシンファの2枚組ライヴ・アルバム。2003年4月に5公演行なったコンサートの模様を収録。激しいダンスとともに歌う彼らのステージの熱気がここに。
『デリンジャー』から1年半ぶりとなるスウェディッシュ・メロディック・メタル・バンドの3rdアルバム。最大の持ち味である透明感のある美旋律による北欧テイストがより磨きがかかり、現代的な味付けもされた作品となった。
ファドとは思えぬ(?)さらりとした歌い口。むしろガリシアン・ケルトの歌手みたいだ。まさにそうした点が、広範な人気を獲得した所以では。サンバの(1)、ショーロ(8)のほか、ジョニ・ミッチェル作の(5)を英語で歌い、かつ無理なく聴かせるあたりに持ち味が。
2004年に結成10周年アニヴァーサリーを迎えたLa'cryma Christiの、2005年第1弾シングル。タイトル曲は印象的なメロディと、キャッチーさが心地好いロック・バラード。前シングル「Hot Rod Circuit」のPVも収録。