本書は、自然との共生やエコロジカルデザイン、都市や農村固有の風土・文化、さらに都市気候の変化等の新たな都市問題を題材として、自然を含んだ地域環境から学ぶことの重要性を述べている。さらに、都市や地域環境をサステナブルにデザインするための手法を紹介し、また下町や里山等の建築文化や地域文化の継承の意義を、地球環境との共生、持続性との視点から解明し、さらに継承の担い手である次世代のための生育環境のデザインについても触れている。
書棚で光を放つ永遠の名著と美装本。時代の潮流の中でも色褪せぬ魅力の「画家の装丁」を一挙紹介。
安野光雅 氏、推薦!
「日本を代表する装丁家・小村雪岱など、優れた画家の仕事の一群に私も加えて戴き大変光栄です。」
─安野光雅
【本書 まえがきより抜粋】
電子メディアの発達により紙による印刷文化が見直されつつある今日、敢えて紙の本の持つ役割と本のデザインの重要性を考えてみたい。
現在では本の装丁を「ブックデザイン」と呼ぶことが定着し専門家が活躍している。だが、昔は画家が意匠を凝らして装丁するものだった。
今後、電子書籍の本格的な普及を予想する声もあるが、この機会に改めてブックデザインの源流である「装丁と装画」を見直し、
その重要性と楽しさをお伝えしたい。
著名な画家による美装本を取り上げ、木版印刷や製紙、製本技術など日本の優れた造本文化の魅力にも迫りたい。
明治から昭和初期の名著には美術工芸品かと思うほど粋な装飾が、美しい絵と文字とともに施されている名装丁が多い。
読書が娯楽の中心にあり活字文化が華やかだった時代、本は暮らしの中で輝きを放っていた。
■登場する画家・装丁家
橋口五葉
小村雪岱
木下杢太郎
岸田劉生
竹久夢二
恩地孝四郎
中澤弘光
川端龍子
杉浦非水
藤田嗣治
東郷青児
佐野繁次郎
棟方志功
村山知義
武井武雄
芹沢ケイ介
中川一政
安野光雅
司修
■目次
はじめに
装丁概論
橋口五葉/小村雪岱/木下杢太郎/岸田劉生/竹久夢二/恩地孝太郎/中澤弘光/川端龍子/杉浦非水/藤田嗣治/東郷青児/
佐野繁次郎/棟方志功/村山知義/武井武雄/芹沢ケイ介/中川一政/安野光雅/司 修
作家略歴
Biography
主要参考文献
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はじめに
装丁概論
橋口五葉/小村雪岱/木下杢太郎/岸田劉生/竹久夢二/恩地孝太郎/中澤弘光/川端龍子/杉浦非水/藤田嗣治/東郷青児/佐野繁次郎/棟方志功/村山知義/武井武雄/芹沢ケイ介/中川一政/安野光雅/司 修
作家略歴
Biography
主要参考文献
環境紛争に取り組む第一線の弁護士による渾身の研究書。住民・事業者・行政の三者間のけん制と協働による環境紛争解決を描く。
序章 残土規制のデザイン
第1章 三者協定による解決ーー西吉野産廃フジ事件
第1節 環境規制権限の適正な執行を目指して
第2節 住民・事業者・行政による三者協定のポテンシャル
第2章 一般廃棄物と住民同意ーー能勢ダイオキシン事件
第3章 生活環境と住民の監視力の強化ーー夙川解体アスベスト事件
第4章 「処分等の求め」のポテンシャルーー五條残土処分差止仮処分事件
第5章 義務付け訴訟のポテンシャルーー飯塚産廃処分場事件および宝塚斜面地都計法事件
第1節 義務付け訴訟における「重大な損害」要件の克服と環境権の位置づけ
第2節 義務付け訴訟における裁量判断
第3節 環境訴訟型義務付け訴訟とリスク判断
終章 結語ーー住民・事業者・行政の対立からけん制と協働の関係へ
サービスデザインとサステナブルデザインの世界的リーダー エツィオ・マンズィーニ、待望の初邦訳。
伝統が消滅し、これまで人々の生活を導いていた慣習が消えつつある現在は、誰もが自分の人生(=ライフプロジェクト)を自分自身で選択しなければならなくなりました。つまり、自分の日常や人生の筋書きを、自分でデザインすることになったのです。デザインするということは常に価値の選択であり、意思決定であり、すなわち「政治」です。本書で著者は、そうした政治(政策)を「プロジェクト中心民主主義」という視点で捉えることで、自分がいる場所(ローカル)から世界を変えるソーシャルイノベーションを説きます。そして、私たち一般の市民がいかにデザイン能力を伸ばし、「デザイン文化」として根付かせ、より大きな政治・社会変革に関与しうるのか、その道筋を示します。
行政による給付や規制のもとで、ケアサービスが進むケアの準市場化の中で、ケアはどうデザインされていくのか。高齢者介護と保育を事例に、自治体・サービス主体・家族の関係を三者への聞き取り調査を通して明らかにする。家族の就労が増える今後にあって、いかなる関係性が求められているのかを丹念に分析する。
ほんの少し太陽を見つめて目を閉じると、まぶたに残像が現れる。最初はオレンジ、やがてじわじわと別の色が広がり、その形はまるで蝶の翅にある眼状紋のようだ……私たちの身体の内に太陽が潜んでいる。「内」と「外」という「あいだ」に近代を読み解く博覧強記のデザイン論。バウハウス運動の原像(ウアビルト)をいかに継承し、変革(メタモルフォーゼ)させていくか、今日の課題に迫る。『かたちの詩学』待望の再編復刊。
生知としてのデザイン あいだに
いのちの原像と変容
太陽残像
擬態 眼状紋の謎
負の擬態 迷像
両義像 意味の空隙
螺旋 全義像
大気 多義像
樹景 潜像
緑蔭空間 想起像
夢遡行 念像
観る 共感像
地景 遠近像
原像の崩壊
かたちの誕生 身振りといのち
あとがきー創造の恵みへの感謝のために
「内なる光」としての詩学 板東孝明
初出一覧
いつものスーパーマーケット、トラムや街の中。牛乳のパッケージにお菓子の袋。アイスクリーム。街でみかけた看板。トラムの窓から見える景色。かわいい日用品と暮らしの風景、あつめてみました。
デザイナーに必要な力を養うために、デザインの「読み(=理解・想像)」「描き(=表現・創造)」を、分析・理解・演習の三段階で学ぶ。1テーマ見開き8頁構成で読みやすい。本書との出会いで、デザイン発想のスイッチをONにしよう。新たな創造的視点を生むきっかけに。
序
〈第1章 造形の観点からの発想〉
序
01 まとまりを見るとは何か:群化とカムフラージュ
02 注視するとは何か:図と地のコントロール
03 造形空間にひそむ数:幾何学と知覚の迷宮
04 イメージ空間の層(レイヤー):時空間と奥行き
05 チェックリスト法1:変更・結合による操作
06 チェックリスト法2:拡大・過剰/縮小・過少による操作
07 チェックリスト法3:代用による操作
08 チェックリスト法4:逆転・倒置の発想
09 チェックリスト法5:結合・ブレンドの操作
〈第2章 意味・文脈の観点からの発想〉
10 見る像・読む像:視覚と言語のあいだ
11 似姿を通して像を読む:類像(イコン)と心像
12 イメージの転置・結合:視覚の隠喩
13 イメージの代替:視覚の換喩
14 写真画像と言葉:コピーワークの魔法
15 イメージの引用:記憶へのまなざし
16 発想におけるズレと表現効果:柔軟に結びつける
〈第3章 環境・文化の観点からの発想〉
17 聖別と日常化:越境・往来するデザイン
18 アフォーダンス:環境から身体へ
19 リユニオン:身体と文化の再会
20 かたちの文化と気質:日本文化を「読む」
ロボットやAIで、私たちの生活はどう変わるか?
衣食住から恋愛・仕事・創造の方法まで、
ロボット研究の第一人者・石黒浩が、
自身の経験や日々の過ごし方を交えて、
「新しい世界を拓く楽しさ」と人生、そして
「ロボットと生きる未来」を率直に語る。
〇全編語り下ろし。「未来の生き方」を考えるヒントが見つかる1冊です。
〇カバーと本編のイラストは、マンガ『孤食ロボット』の岩岡ヒサエ先生
〇世界思想社創業70周年記念新シリーズ「教養みらい選書」第1弾
書の経験がない初心者でも筆文字によるロゴや創作書が書けるようなるためのデザイン書道の基本マニュアル。
「書」を自分でデザインするという発想に立ち、書き方の基本から応用技法、グラフィック制作の実際までを丁寧に解説。
第1章:書き方の基本(書の道具、筆とスタイル、創作書の構成)
第2章:道具と技法(油彩筆、竹筆、割り箸、フェルトペン、クレヨン、指先、タブレット、たらし込み書、シワ書き、重ね書き、ぬらし書き)
第3章:ロゴタイプの制作(書とロゴタイプ、構成とバランス、ケーススタディ、デザイン書ロゴの世界)
第4章:デザイン書の実践(本の装丁、音楽CD、小型グラフィック、ハガキ、詩文、カレンダー、額装)
予定とプロジェクトの進行を1冊で管理できるダイアリーです。月間ブロックタイプのスケジュールページと、同じ月の複数の項目の進捗を書き込めるプロジェクトページを同月で交互に設けています。
“MAgicIndex(マジックインデックス)”(特許取得)の採用により、赤のインデックスを押さえるとスケジュールページのみが、グレーのインデックスを押さえるとプロジェクトページのみが開き、また、赤とグレーの間にある白のインデックスを押さえるとスケジュールとプロジェクトが交互に開く仕組みになっています。
月間ブロックにタスクや記録、予定を記入し、プロジェクトページには、進捗状況を細かく書き込むことで、スムーズな進行管理をサポートします。また、新しい生活様式になり、体調管理や家族の予定、自分自身の気持ちを書き留めるなど、仕事以外に活用される方も増えている人気のダイアリーです。●寸法:パッケージサイズ/H191×W134×D5mm 本体サイズ/H186×W132×D5mm●掲載期間:2022年10月〜2023年12月●素材:PVC 製/MD PAPER●枚数:80頁●罫内容:月間ブロック+ガントチャート●仕様:月間ブロック+ガントチャート
ロゴデザインのプロセスをテーマに、デザイナーの発想法、アイデア、ノウハウなどを豊富な事例とともにビジュアルにまとめた解説&資料集。第一線で活躍するデザイナーのクリエイティビティはどこにあるのかー。デザインの技術を案件に合わせて臨機応変に適用し、見立て、連想し、オリジナルの表現に仕上げていく。その先に訪れるブレイクスルーの瞬間をひも解く、至極のデザインメイキング。
DXによる成長戦略の教科書!
自社業務を改善したい。でも何から手をつけていいかわからない…。
デジタル新時代を生き抜く
最新の戦略がよくわかる!
DX対応は待ったなし! DXの先行事例に学び、DXに活路を見出したい生産・製造業プロジェクト担当者のための本格的な手引き。
本書で業務効率化、生産性改革を実現する!
はじめに
1章 なぜいまDXなのか
01 コロナ禍のDX
02 ブラックボックス化
03 ノウハウの喪失
04 コロナ禍と製造業
05 DXにおけるAIの役割
コラム 非接触型ICカード技術
06 テレワーク導入とDX
2章 製造業DXの現状と課題
01 製造業DXへの取り組みの現状
02 デジタル・ディバイド
03 IT化とDXとは違う
04 環境変化への対応策
05 既存のITシステムとDX
コラム 提案依頼書(RFP)
06 ユーザー企業とITベンダー企業
コラム 「要件定義」と「要件定義書」
07 中小製造業のIT化
08 既存システムのレガシー化
09 設計、品質管理、物流のDX
10 顧客ニーズの変化に対応
11 工場倉庫業DX
12 製造業のIT化は遅れている
コラム Appleの事例から学ぶ物流の在庫解消と業績回復への取り組み
13 サプライチェーンのDX
14 外注型SIから内製型DXへ
3章 先進事例・成功事例に学ぶ製造業のDX
01 製造業DXの活用状況
02 アナログからデジタルへ
コラム 「富士通グローバル・デジタルトランスフォーメーション調査レポート2019」
03 事務のデジタル化
04 製造業DXの先進事例1…D社 第2工場のWMS導入
05 製造業DXの先進事例2…T社 本宮工場のOCR導入
06 製造業DXの先進事例3…S社のOCR導入
07 製造業DXの先進事例4…中小製造業の事例
08 製造業DXの先進事例5…中小A社 タブレット端末導入
09 製造業DXの先進事例6…中小B社 ドライブレコーダー導入
10 製造業DXの先進事例7…中小C社 デジタル・サイネージ導入
4章 成功するソフトウェアのデジタル技術者の人材育成に学ぶ
01 システム・アーキテクトのエンジニアの人材育成
02 人材不足はマネジメントで解消できる
コラム システム開発と要件定義の流れ
コラム プログラム言語の歴史
03 スマートファクトリー
コラム 世界デジタルサミット2021DX導入事例
04 RFIDによる製品管理
5章 成長のための戦略デザイン
01 モノづくりと現場力
02 デジタルプラットフォーム
03 サプライチェーンDX戦略
04 スマート工場化の変革
コラム 通信ネットワーク技術がもたらす新しい社会システム
05 内製化戦略デザイン
06 製造業DXと働き方改革
コラム AIは、働き方をどのように変えるか?
07 DX成功への戦略デザイン
08 ソフトウェア開発の手順と文書化
09 情報社会の到来と進展
索引
パスを使いこなして表現の幅を広げ、制作が楽しくなる!
パスとはグラフィックツールで描く事ができる線のこと。扱いは難しいですが、使えるようになるとグッと創作・デザインの幅が広がります。本書ではパスの学校「パスクール」に入学したキャラクター達と一緒にIllustratorを使用して、パスの基礎からそれを応用した文字デザインまで学んでいきます。初心者はパスの基本的な扱い方について理解を深めることができ、経験者は文字デザインのクオリティをアップできるなど、実践で使える情報が満載の1冊です。
なぜ、これを買ってしまうのかーその理由は「デザイン」にあった!人とモノとの関係をとらえ直し、「認知デザイン学」の可能性を切り拓く入門書。
本書は、汎用CAD「VECTORWORKS」で2次元製図から3Dパース制作、プレゼンシート制作まで行いたい人のための
「これだけは知っておきたい」という機能・操作方法を厳選し、それらを短期間でおぼえられる入門書です。
初めてVECTORWORKSを使う人が1日ごとに順を追って学習していくのもよいですし、
ピンポイントで習得したいところからトライするという使い方もできます。
例えば、2Dは概ねマスターしているという方が3D制作を行いたいときはDAY 06~09から読み始めたり、
プレゼンボードを作成したい場合はDAY 10を重点的に学ぶ、といった使い方が可能です。
バージョン2022に対応し、昨今のトレンドであるBIM(Building Infomation Modeling)向けの内容となっています。
これ一冊でVECTORWORKSの一通りの機能がマスターできます!
※教材データはインターネットからダウンロードする必要があります。
【CONTENTS】
・DAY 01 VECTORWORKSの基本
・DAY 02 2D作図の基本(1)
・DAY 03 2D作図の基本(2)
・DAY 04 2D作図の応用(1)
・DAY 05 2D作図の応用(2)
・DAY 06 3Dモデリングの基本
・DAY 07 建物のモデリング(2D/3Dモデルの作成)
・DAY 08 レンダリングとテクスチャマッピング
・DAY 09 カメラと光源
・DAY 10 プレゼンボードの作成
疾病構造の変化や医療的ケア児の増加,心の問題,家族の問題を抱える子どもの増加,子どもの健康に影響を与える社会的因子の変化など,従来の小児保健・医療活動では対応できない課題が増えつつある昨今,これからの小児保健はどうあるべきかーー.知っておきたい身体的基礎知識から,乳幼児健診や学校検診などの諸制度,慢性疾患や障害,事故,貧困や虐待,ICTや国際保健まで.小児にかかわるすべての医療者へ,小児保健を取り巻く様々な最新事項を盛り込んだ保健・医療現場で役立つ実践的な一冊.
カクテル大会に3度優勝し、フランスやロシアなど世界で活躍するバーテンダー・中村充宏氏の初の著書。30代で初めてカウンターに立った遅咲きのバーテンダーは、自らの感性と創造力を駆使し、数々の結果を残してきた。英会話と茶道を身につけることで、自身の付加価値を追求し、稀有な存在感を放つ。40代前半の働き盛りの著者だからこそ伝えることができるメッセージを次代へ。