60年、ユーゴスラヴィアを訪れたクインシー・ジョーンズ楽団のメンバー4人と、現地ミュージシャン二人が共演した10インチ盤のCD化。典型的なモダン・ジャズといった感じの演奏が楽しめる。欧州ジャズの研究家・愛好家には嬉しい希少盤の登場だ。
最高の音で楽しむために!
村上春樹『国境の南、太陽の西』に引っ掛けたアルバムで、(8)以外は小説に登場する曲で構成。ベテラン3人が、ちょいとやってみるべぇか的気楽さでプレイしていて、その分こっちも聴きやすい。アッサリ味のピアノが、春樹小説ぽいっていうことなのだろうか。
村上春樹『国境の南、太陽の西』に引っ掛けたアルバムで、(8)以外は小説に登場する曲で構成。ベテラン3人が、ちょいとやってみるべぇか的気楽さでプレイしていて、その分こっちも聴きやすい。アッサリ味のピアノが、春樹小説ぽいっていうことなのだろうか。
レイ・ブラウンに捧げたアルバムで、全編にカーの美麗なアルコが響きわたる。ピアノ・トリオに、フロント楽器としてもう一本のベースが全編ソロを取るというアイディアもユニークだ。解説にある、若き日のカーがレイに贈られた言葉というのが、また面白い。