世界同時不況はなぜ起きたのか?インターネットなどのイノベーションは、新たな経済成長をもたらすことができるか?2011年1月に米国で刊行されるや否や、政策形成関係者や経済論壇で様々な議論を巻き起こし、論争の焦点を変えた話題の書。
英語学の知見を英語教育にどのように活かすか?同じ英語を対象としながら接点を見出し得なかったこの2領域に、橋を架ける。
失われた20年ー日本のビジネスはグローバル化の波に乗り遅れている。この国に足りないのは経営人材。CEOを量産する慶應ビジネス・スクールが生み出す「地球を眺めてビジネスを創造する人材」とは?
100年後、この国はどんな言葉を話しているのだろうか。人工知能の出現と浸透が「人間とはなにか」を問うように、多言語社会の到来は「言語とはなにか」を問う。それらの問いはそれぞれに、“人間性”を際立たせ、“言語性”を突き詰めさせるのかもしれない。「言語接触」はその問いを解く重要な鍵であることはまずまちがいない。
協働と協力のためのスキルを育成する教育は、いかにして実現できるのか。共生をめざすコスモポリタン・シティズンシップのための学びを探求する。
本書は、外国人学習者用に編集された日本語教科書、『日本語初級1、2』(東海大学留学生教育センター編)に準拠した文法解説書である。同教科書の各課に含まれている文法事項につき、可能なかぎり平易な言葉を用いて解説を施した。
土木技術者が書いた土木技術者のための技術者倫理の本。
超高齢社会のリハは重複疾患のオンパレード。心不全、呼吸不全、フレイルなどこれらに対処するのが「内部障害」リハ。苦手とするリハ専門職も多いという。本書は、国試クリアの先を見据えた、まったく新しい形の臨床指南書。あなたも心リハのエキスパートの声に耳を傾けてみてください。「難しくなんかない、大事なことは、本気になれるかどうかだ!」
ナイチンゲールが看護の原点を著した 『看護覚え書』 は、看護学生であれば誰もが最初に出会う看護の基本書であるが、看護を学びはじめた初学者がこの著作をどう読めば、真にナイチンゲールの言葉を理解することにつながるのであろうか。
本書は、初学者が 『看護覚え書』 に書かれている言葉を その言葉のままに読むのではなく、その言葉からナイチンゲールの 「ものの見方」 や 「考え方」を読み取り 学ぶことで、現代の看護に関わる現実を見てとる能力や そこから課題を見出す能力、そして論理的に それら課題に対応できる実力を培えるように、と説かれている。
時代が変わっても 決して変わることのない、看護としての基本的なものの見方、考え方を、ナイチンゲールの説いた言葉から学び取り、看護者としての自己を創りあげ、成長させる基礎力を身につけるのに本書が、そのよい手助けとなるであろう。
▼誰もが快適に過ごせる都市環境をつくろう!
「高齢者」「障がい者」「外国人」「子どもとその親」という新しい4つの視座で,最適な福祉技術を考える。障がい者差別解消法でいう“合理的配慮”にも言及。
「福祉技術」とは,誰もが快適に過ごせる環境をつくり上げるための数々の技術の総称である。従前の福祉技術は高齢者と障がい者にスポットライトを当ててきたが,本書では東京オリンピック2020も視野に入れて,子どもとその親,外国人の目線も重視し,「高齢者」「障がい者」「外国人」「子どもとその親」という4つの視座で都市環境をとらえ直した。それこそが,真のユニバーサルデザイン化に必要なことであり,現代に生きるわれわれの都市を見るべき重要な視座だと考える。
はじめに
<b>第1章 福祉技術の必要性</b>
<b>第2章 都市生活上の身体的な特徴</b>
2.1 高齢者の特徴
2.1.1 脳の変化
2.1.2 目の変化
2.1.3 口の変化
2.1.4 内分泌系の変化
2.1.5 骨の変化
2.1.6 関節の変化
2.1.7 筋肉の変化
2.1.8 耳の変化
2.1.9 皮膚の変化
2.1.10 呼吸器の変化
2.1.11 循環器(心臓・血管)の変化
2.1.12 消火器の変化
2.1.13 泌尿器の変化
2.1.14 心理面などの内面の変化
2.2 障がいの特性と障がい者の特徴
2.2.1 概論
2.2.2 視覚障がい
2.2.3 聴覚または平衡機能の障がい
2.2.4 肢体不自由
2.2.5 内部障がい
2.2.6 知的障がい
2.2.7 精神障がい
2.3 外国人の特徴と日本での課題
2.4 子どもの特徴
2.5 子どもを抱える親の特徴
<b>第3章 さまざまな都市生活環境の問題・課題と望ましい解決策</b>
<b>--高齢者・障がい者・外国人・子どもと親,健常者を意識した望ましい</b>
<b>解</b>
3.1 障がい者差別解消法と合理的配慮の必要性
3.1.1 対応要領とは
3.1.2 対応指針とは
3.2 移動環境と福祉技術
3.2.1 鉄道環境
3.2.2 バス環境
3.2.3 タクシー環境
3.2.4 航空環境
3.2.5 船舶環境
3.3 観光環境と福祉技術
3.4 レクリエーション環境と福祉技術
3.5 情報環境と福祉技術
3.6 公共施設と福祉技術
3.7 教育環境と福祉技術
3.8 日常的サービスと福祉技術
3.8.1 高齢者全般への支援のポイント
3.8.2 車いす利用者への支援のポイント
3.8.3 視覚障がい者への支援のポイント
3.8.4 聴覚障がい者への支援のポイント
3.9 住宅と福祉技術
<b>第4章 望ましい技術の波及に向けて</b>
4.1 福祉技術を支える制度の現状と問題
4.2 障がい者差別解消法と「合理性」をみんなで考えることの大切さ
4.3 研究・教育の世界で必要な姿勢
4.4 福祉技術と新しい価値の創造
おわりに
参考文献
資料「東京都市大学都市生活学部“福祉のまちづくり”」の実際
索引
入試「小論文」の限界に大学は気づいている。AO入試の最前線に立ってきた著者が、豊富な経験とデータをもとに現状の「小論文」「志望理由書」、高校の「書く」指導について問題のありかを探り、これからの展望を示す。
重要な水資源でありながら、管理を怠れば、汚染や枯渇などの災害に見舞われ易い地下水。各地の地下水の現状をつぶさに検討し、大都市の地下水の利用法を検討する。
経済学では、経済政策はもっぱら市場では行いえないことがらを補完するとされている。また経済政策を設計する際の目標は、合理的な個人が効率的に幸福を追求することとされている。つまり市場も政策も、ともに個人の幸福追求の道具とみなされているのである。しかし自然環境や人間関係、文化伝統といった市場が前提とせざるをえない事柄は、いずれも道具や設計の対象にはなりえない。さまざまな視点から考察してみたい。
第1部 市場を活用するための条件 1.「効率ー公正」モデルから「不確実性ー社会的規制」モデルへ 2.市場と共有資本ー社会・自然・文化ー 3.市場と競争 4.市場と参加 第2部 市場社会を補完する制度 5.社会保障 6.公共財 7.外部性 8.企業と倫理 第3部 平時と危機、財政と金融 9.財政政策 10.金融政策 11.危機における財政政策と金融政策 12.国際経済政策 第4部 市場社会の変容と再生 13.市場と経済構造 14.農業のゆくえ 15.地方経済政策
なぜ、今、科学技術コミュニケーションが必要とされているのか?その背景、可能性、そして人々にわかりやすく正確に伝えるだけでなく、議論の場を創り出す数々の実践法をコンパクトに集約。
「資質・能力」規定、アクティブラーニング、「関心・意欲・態度」評価、知識基盤社会論等、グローバル競争に勝ち抜く能動性・創造力に一面化された学力や人材育成をめざす政策を批判的に検証し、対抗・挑戦・克服する理論を提起。
はじめにーー新自由主義に対抗する教育を考える
序章 学力・人格と教育実践ーー子どもの変革的自己形成を起動させるーー
1 新自由主義と学力・人格
第1章 安倍内閣の教育改革の全体像と特質
-現代把握と新自由主義教育政策の本質ー
第2章 学力と人格の関係を考える
-新自由主義教育政策の本質と「資質・能力」規定ー
第3章 「学力」をどうとらえるか
-学力論と学習論との交錯ー
2 アクティブな学びと評価
第4章 「アクティブ・ラーニング」を考える
第5章 評価の「権力化」「肥大化」のメカニズムと人格への評価
-「関心・意欲・態度」評価の問題性学力と評価ー
3 生きることと学力
第6章 「知識基盤社会論」批判
-労働の未来像と能力・学力の価値についてー
第7章 学力と道徳性、主権者性
-新自由主義と政治教育の関係を考えるー
第8章 「憲法改正論争事態」における学校教育の責務を考える
-公教育の本質に立ち返ってー
第9章 学力の意味の喪失とその回復のすじ道
-「あること」<to be >と「もつこと」<to have >の様式と学力ー
厚生労働省関連の助成金に対する、よくある実務上での疑問点と申請の流れを中心に伝えることで助成金の情報と申請のノウハウを分かりやすく伝える。
第1章 生産性を向上させる3つのポイント
第2章 社員教育と継続雇用に有効な助成金
第3章 社員のモチベーションアップに繋がる助成金
第4章 業務の標準化を進める上で利用可能な助成金
第5章 今年から拡充・新設された助成金
第6章 助成金の節税処理と効果的な使い方
第7章 助成金ビジネスを成功させるための5つのポイント
付 録 各都道府県の問い合わせ窓口