「『英語が使える日本人』の育成のための戦略構想」から7年。小学校英語から大学英語まで、「戦略構想」が学校英語教育に及ぼした影響は大きい。現状と問題点を分析し、今後の英語教育のあり方についてさまざまな角度から提言を行う。
電話相談員歴30年の著者が明快に語る生と性のしくみ。出産時や小学校低学年、青年期など、子どもの成長に合わせた伝え方を手ほどき。ロングセラーの入門書に性教育バッシングをめぐる動きを加筆した決定版。「こころとからだの学習」裁判(東京都立七生養護学校)判決要旨収録。
「遠山さんほど多くの授業をした数学者はいない」。自らも授業を重ねつつ、現場教師たちと生み出したタイル、ブラックボックス、数学ゲーム、数多くの教具。それらが目指すのは“楽しい授業”の創造。
SNA・経済成長・環境の諸問題をゲーム理論や情報経済学など最新の経済学を用いて分析した応用経済学に関する本格的論文集。
単一の「語」ではなく、「コロケーション」(=慣習的な語と語の結びつき)に研究者の注目が集まるなか、コロケーション研究の問題意識、方法、研究史、応用の範囲、今後の展望など、英語コロケーション研究の世界を一望する、日本人研究者の書き下ろしによる入門書。英語の語法研究者、コーパス研究者、辞書研究者、文体研究者、英語教育研究者必読。
子どもたち・青年層に拡がる「性の貧困」状況、それを生み出す貧困なマスコミ性情報ー“メディア・リテラシー”の視点から性教育の新たな課題にチャレンジする。
授業で扱われる「テクスト」が学習者と教師によって再構築され、どのように社会性・政治性を踏まえた実践となっていくのか、教材と教育現場の実情を論究する。
本書は、OECDが行った世界中のスクールリーダーシップの政策と実践についての研究に基づいている。様々な国際的な見方をすることで、4つのテコ入れ政策(責任の再定義、仕事の分散、魅力的な専門職、技能の開発)と幅広い政策オプションを明らかにして、政府がすぐにでもスクールリーダーシップを向上させ、将来に向けて持続可能なリーダーシップを構築する一助となるものである。
重力と和解し、身体を再生させる技法ーロルフィング。姿勢の器官を再組織化し、身体を再生させる。本書は、自己展開しつづけるロルフィングの歴史的経緯と現段階を描いたものである。筋膜という筋肉を包む膜組織に働きかけ、全身を再組織化する技法の全貌と特質が明らかになっている。
LDに対する教育環境が大きく変化!今こそ知っておきたい基礎知識から、家庭での支援法、クラスでの対応のしかた、将来の進路指導まで、具体的に紹介。
専門性の鍵は「子どものための授業づくり」です。現場で役立つ授業実践や指導の要点をまとめました。キャリアアップと、授業力の向上のために、肢体不自由教育を先導する執筆陣が新特別支援学校学習指導要領をふまえて解説します。シリーズ最終巻。
多様性が尊重され自由化が進む社会は、自由に翻弄される人々を生み出した。成熟近代に宿命的な社会基盤の流動とその修復を論じる。
2008年ノーベル物理学賞受賞の益川敏英が真理探究の情熱と平和への思いを語る。研究仲間との討論と支え合い、民主的であること、開放的であることのかけがえのなさを伝える。